第1章 団体旅行の観光ツアー型、滞在型の効用は
私は今回の旅で、リゾートホテルに宿泊する団体温泉滞在型、と表記したが、
個人か夫婦、知人だけで、自動車とか鉄道、航空機などを利用されて旅を重ねられた人も多いので、
昨今の団体旅行の国内旅行に関して、少しばかり綴ることにする。
私たち夫婦は共通趣味のひとつとして国内旅行であり、
子供に恵まれなかった為か、若い頃から日本の各地を四季折々に訪れたりしている。
2004〈平成16〉年の定年退職後は、現役時代の多忙な身から解放されて、
ある程度は自在な日程が設定できるので、旅行の宿泊数も増えたりしている。
そして『気にいったプランがあれば・・行こうょ・・』
と私はバソコンでネットのニュースを見ながら、家内に言ったりしている。
私は旅費が程々であり、私たち夫婦が心身意欲のあるうちに
旅行をしょうよ、と家内に言ったりしている。
そして私たち夫婦は、ときおり旅行会社の企画に魅了された時は、
団体旅行の観光ツアー型、或いは滞在型にも参加している。
私が若き40歳の少し前までは、JTBなどの旅行会社に予約して、個人旅行をしていた。
団体観光の場合は、旅行日程に制約があり、
同行の見知らぬ方たちと一緒なので、何かと息苦しく感じ、
宿泊先の観光ホテルなどでも気詰まりのように思っていたのである。
私が40歳を過ぎた頃、新年まもない土曜日の午後、
2月の初旬、山寺と蔵王の樹氷めぐり、そして最上川の船下りした後は越後地方を周遊し、
この間、上ノ山温泉と温海温泉に宿泊する、
という団体旅行の観光ツアーの新聞に掲載された広告を見た。
個人旅行としては、真冬の山寺を歩いて参拝したり、蔵王の樹氷の景観を眺め、
その上に最上川の雪の光景の船下り・・
と私たちは思案してきたが、真冬の時節でもあり、交通の不便な処を行き来するので、
長年にためらってきたのであった。
家内に思い切って参加してみよう、と相談し、参加することにした。
東北の雪の中の旅程なので、防寒着で身を固めて、
指定された集合場所に定時前に着き、バスに乗り込み、
あらかじめ指定された座席に腰を下ろした。
持参した純米酒を呑みながら、車窓から東北の冬枯れの情景を眺めた上、
バス・ガイドさんの解説を聴いたりして、時折まどろんだりしていた・・。
観光地の最寄で降り立って、周遊した後は、再び走行するので、
途切れた時間待ちがないので、
特に冬の寒い時節は、移動は楽であることを実感させられた。
宿泊先の観光ホテルは期待していなかったが、想像以上に質感が感じられ、好感したりした。
私たち夫婦は個人旅行の魅力も知っているつもりであるが、
団体観光ツアーの価格の廉(やす)さには驚いたり、赤字にならないのか、
と余計な心配もしたのは事実である。
私たちは自動車を保有しない信条なので、
この旅行で好感したので、ときおり団体観光ツアーを利用している。
そして、滞在型は現地の宿泊先に殆ど直行するので、
交通機関、宿泊代が個人型の夫婦旅行費より、圧倒的に廉(やす)く、
ときおり私たち夫婦は利用してきている。
何より魅了されたのは、バスの車内、休憩時間のサービス・エリア、お土産屋さんのひととき、
或いは新幹線の車内、空港の待合所など、
そして食事処などで共に参加された年配のご夫婦の何気ない会話、
しぐさを私たちは学んだことである。
そして私たち夫婦が魅了されたご夫婦の方たちとさりげない会話を重ね、
私たち夫婦は人生の大学の生徒となったりした。
こうした中で、日常生活のさりげない人生を教示して頂いたり、
私たち夫婦も60歳代になった時は、あの方たちのような夫婦になれたら、
とツアーの参加のたびに、数多く学んだりしてきた。
こうして最初に団体観光ツアーに参加してから、
早くも25年を過ぎようとしている。
今の私たちは、個人型の夫婦旅行をしたり、ときおり団体旅行も利用しているが、
私たち夫婦は、昨今は10歳前後の年配の70歳代のご夫婦に関心を持っており、
旅先のひととき、数多く学んでいる。
たまたま今回の裏磐梯猫魔ホテルの3泊4日の団体旅行の滞在型は、
東京駅に15日の日曜日の昼12時50分に集合して、
東北新幹線で郡山駅に午後3過ぎに下車し、待機してくれたホテルの送迎バスに乗り、
ホテルに到着したのは午後5時過ぎであった。
そしてグループ毎に指定された部屋を利用し、
最終日の18日のホテル発の郡山駅までの送迎バスの午前10時発車までは、
もとよりフリープランとなっている。
そして郡山駅より東北新幹線で東京駅に下車し、解散となったのは午後3時前であった。
滞在の間は、朝食はバイキングとなり、夕食は和食、翌日は洋食、その後はバイキングが付き、
宿泊代、交通費も含めて、お一人様として、直接の旅費としては4万円を少し欠けるのが実態であった。
ここ10数年、デフレ経済の中、昨今の旅行業界は、
旅行会社、ホテル、観光旅館、交通の航空会社、JR、バス会社などは熾烈の競争下、
低価格とサービスは限界に近く、利用者だけが享受している、
と私は特に団体旅行の観光ツアー型、滞在型の場合は、思っている。
こうした時、私たち夫婦は、宿泊するホテル、観光旅館に申し訳ないと感じ、
せめて館内の売店で、お酒、食べ物、お土産品を買い求めたりすることが多いのである。
そして今回の旅で参加された60、70代の夫婦は5組を中核に、
友人グループ、或いはお一人様で参加された60、70代の男女の方たちも多く、総勢22名となり、
ときおり私は多くの方に言葉を重ねて、談笑したりしていた。
《つづく》
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私は今回の旅で、リゾートホテルに宿泊する団体温泉滞在型、と表記したが、
個人か夫婦、知人だけで、自動車とか鉄道、航空機などを利用されて旅を重ねられた人も多いので、
昨今の団体旅行の国内旅行に関して、少しばかり綴ることにする。
私たち夫婦は共通趣味のひとつとして国内旅行であり、
子供に恵まれなかった為か、若い頃から日本の各地を四季折々に訪れたりしている。
2004〈平成16〉年の定年退職後は、現役時代の多忙な身から解放されて、
ある程度は自在な日程が設定できるので、旅行の宿泊数も増えたりしている。
そして『気にいったプランがあれば・・行こうょ・・』
と私はバソコンでネットのニュースを見ながら、家内に言ったりしている。
私は旅費が程々であり、私たち夫婦が心身意欲のあるうちに
旅行をしょうよ、と家内に言ったりしている。
そして私たち夫婦は、ときおり旅行会社の企画に魅了された時は、
団体旅行の観光ツアー型、或いは滞在型にも参加している。
私が若き40歳の少し前までは、JTBなどの旅行会社に予約して、個人旅行をしていた。
団体観光の場合は、旅行日程に制約があり、
同行の見知らぬ方たちと一緒なので、何かと息苦しく感じ、
宿泊先の観光ホテルなどでも気詰まりのように思っていたのである。
私が40歳を過ぎた頃、新年まもない土曜日の午後、
2月の初旬、山寺と蔵王の樹氷めぐり、そして最上川の船下りした後は越後地方を周遊し、
この間、上ノ山温泉と温海温泉に宿泊する、
という団体旅行の観光ツアーの新聞に掲載された広告を見た。
個人旅行としては、真冬の山寺を歩いて参拝したり、蔵王の樹氷の景観を眺め、
その上に最上川の雪の光景の船下り・・
と私たちは思案してきたが、真冬の時節でもあり、交通の不便な処を行き来するので、
長年にためらってきたのであった。
家内に思い切って参加してみよう、と相談し、参加することにした。
東北の雪の中の旅程なので、防寒着で身を固めて、
指定された集合場所に定時前に着き、バスに乗り込み、
あらかじめ指定された座席に腰を下ろした。
持参した純米酒を呑みながら、車窓から東北の冬枯れの情景を眺めた上、
バス・ガイドさんの解説を聴いたりして、時折まどろんだりしていた・・。
観光地の最寄で降り立って、周遊した後は、再び走行するので、
途切れた時間待ちがないので、
特に冬の寒い時節は、移動は楽であることを実感させられた。
宿泊先の観光ホテルは期待していなかったが、想像以上に質感が感じられ、好感したりした。
私たち夫婦は個人旅行の魅力も知っているつもりであるが、
団体観光ツアーの価格の廉(やす)さには驚いたり、赤字にならないのか、
と余計な心配もしたのは事実である。
私たちは自動車を保有しない信条なので、
この旅行で好感したので、ときおり団体観光ツアーを利用している。
そして、滞在型は現地の宿泊先に殆ど直行するので、
交通機関、宿泊代が個人型の夫婦旅行費より、圧倒的に廉(やす)く、
ときおり私たち夫婦は利用してきている。
何より魅了されたのは、バスの車内、休憩時間のサービス・エリア、お土産屋さんのひととき、
或いは新幹線の車内、空港の待合所など、
そして食事処などで共に参加された年配のご夫婦の何気ない会話、
しぐさを私たちは学んだことである。
そして私たち夫婦が魅了されたご夫婦の方たちとさりげない会話を重ね、
私たち夫婦は人生の大学の生徒となったりした。
こうした中で、日常生活のさりげない人生を教示して頂いたり、
私たち夫婦も60歳代になった時は、あの方たちのような夫婦になれたら、
とツアーの参加のたびに、数多く学んだりしてきた。
こうして最初に団体観光ツアーに参加してから、
早くも25年を過ぎようとしている。
今の私たちは、個人型の夫婦旅行をしたり、ときおり団体旅行も利用しているが、
私たち夫婦は、昨今は10歳前後の年配の70歳代のご夫婦に関心を持っており、
旅先のひととき、数多く学んでいる。
たまたま今回の裏磐梯猫魔ホテルの3泊4日の団体旅行の滞在型は、
東京駅に15日の日曜日の昼12時50分に集合して、
東北新幹線で郡山駅に午後3過ぎに下車し、待機してくれたホテルの送迎バスに乗り、
ホテルに到着したのは午後5時過ぎであった。
そしてグループ毎に指定された部屋を利用し、
最終日の18日のホテル発の郡山駅までの送迎バスの午前10時発車までは、
もとよりフリープランとなっている。
そして郡山駅より東北新幹線で東京駅に下車し、解散となったのは午後3時前であった。
滞在の間は、朝食はバイキングとなり、夕食は和食、翌日は洋食、その後はバイキングが付き、
宿泊代、交通費も含めて、お一人様として、直接の旅費としては4万円を少し欠けるのが実態であった。
ここ10数年、デフレ経済の中、昨今の旅行業界は、
旅行会社、ホテル、観光旅館、交通の航空会社、JR、バス会社などは熾烈の競争下、
低価格とサービスは限界に近く、利用者だけが享受している、
と私は特に団体旅行の観光ツアー型、滞在型の場合は、思っている。
こうした時、私たち夫婦は、宿泊するホテル、観光旅館に申し訳ないと感じ、
せめて館内の売店で、お酒、食べ物、お土産品を買い求めたりすることが多いのである。
そして今回の旅で参加された60、70代の夫婦は5組を中核に、
友人グループ、或いはお一人様で参加された60、70代の男女の方たちも多く、総勢22名となり、
ときおり私は多くの方に言葉を重ねて、談笑したりしていた。
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