夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
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高齢になるほど、おっくうな避難 関心高めるには?、高齢者の私は学び、多々教示されて・・。

2021-09-01 12:27:56 | ささやかな古稀からの思い

先程、ヤフージャパンより配信されたニュース見ている中、
『 
高齢になるほどおっくうな避難 関心高めるには? 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であり、
家内は私より5歳ばかり若く71歳となる。

そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、築後40数年の古ぼけた戸建てに住んでいる。

こうした中、 我が家は防災全般に関しては、恥ずかしながら確固たる対策をしていない。



ただ、漠然と思い馳せることは、都心の郊外に住む私は、
東京湾からは、40キロ以上離れた地域であるので、津波からは対象外と思えるし、
豪雨による付近の野川の洪水による災害の場合、少し高台の住宅街にある我が家であるので、

対象外と思ったりしている。

しかし地震については、どのような対策をとったら、と思案したりしてきた・・。  

こうした地震については、私たち夫婦が考え始めたのは、
過ぎし年の2011年3月11日の観測史上最大の地震の東日本巨大地震に伴い、
岩手県、宮城県、福島県などの太平洋の沿岸に、
大津波が発生して壊滅的な大惨事となった時からであった。

この後、改めて私の住む調布市から住民に配布された『調布市防災マップ』を見たりし、
この中の注意事項、連絡表の記載事項を互いに確認したり、
家内と共に買物に行った帰路に、指定された避難所の場所を近くを通り、確かめしたりした。

この当時、たとえ避難所に行けたとしても、緊急救援食料は3日間を過ぎた後と知り、
私たち夫婦は少なくとも3日間は、自助努力で対処しなければならない、 と学んだりしてきた。



そして昨年に、新たな防災標語として、
《・・かつて学校の避難訓練などで、防災標語として
「おさない」、「かけない」、「しゃべらない」の「おかし」を
習った人も多いと思うが、これはもう古い。 

「私がおすすめするのは、『よく見る』、『いそいで逃げる』、
『声をかける』の『よいこ』。

状況をよく見て、すみやかに、周囲に声をかけながら、
逃げることが大切です」災害時は、「よく見る」、「いそいで逃げる」、「声をかける」の
「よいこ」を防災標語として覚えよう
・・》、
このような肝要なことを防災専門家より、学んだりしてきた。



今回、我が家は76歳と72歳の高齢者夫婦に伴い、
《・・高齢になるほど、おっくうな避難 関心高めるには?・・》って、

具体的にどのようなことですか、と思いながら、 記事を精読してしまった。

この記事は、『 産経新聞 』 が9月1日に配信された記事で、
無断であるが、記事を転載させて頂く、

《・・秋は台風や長雨による風水害が起こりやすい季節だ。

普段から浸水被害が発生したら・・・と想定し、
身に危険が差し迫るよりも前の避難を意識しておきたいところだが、
避難行動をおっくうだと感じる人は多い。

特に高齢になるほど、その傾向は顕著になる。

今年2月、シニア向け女性月刊誌を発行する「ハルメク」(東京)の生きかた上手研究所が、
20~70代の女性900人に防災意識調査を実施した。



 


すると60代(150人)の60%、70代(同)の66%が
災害時に「自宅にとどまりたい」と回答。

同じく「避難所に避難したくない」との回答も、
60代38%、70代40・7%と、他の世代に比べて高く、
高齢になるほど避難行動に消極的な様子がうかがえた。

年を重ねるほど、避難行動に後ろ向きになるのはなぜか。



同研究所の梅津順江所長は、
「そもそも天候が悪い時に、外に出るのが面倒でハードルが高い。

はじめは避難情報のアラート音に反応していた人も、
頻繁に鳴る音に慣れてしまい、怖さが薄れていったということもあるのでは」とみる。

子育てが終わり、自宅をバリアフリーなどに改装した際、
耐震構造も強化した人たちは「うちは頑丈だから大丈夫」
と自信を持ってしまう場合もあるという。

そもそも災害や防災への関心が、薄い人もいる。



梅津さんは、そうした人に向け、
「いきなり避難というのは、ハードルが高い。

避難を促すよりは、防災頭巾は、避難所で枕としても使えるといったような、
ちょっとした防災の知恵を共有することから取り組みを促し、
関心をもってもらうことが大事」と話す。

旭化成ホームズくらしノベーション研究所の松本吉彦さんは、
「高齢の親を持つ子供世代が、親が暮らす地域のハザードマップを確認し、
風水害の危険性が高まってきそうな時は、
事前に、声掛けや、可能であれば、車で送迎するなど、手を貸すようにするのが現実的だ」と話す。

ほかにも、松本さんは、
「孫から言われると、素直に話を聞く人もいるようだ。
避難に消極的な親に向けて、普段から、
『台風来そうになったら、うちに来てね』
と孫から声を掛けておくのもいいでしょう」と助言する。

遠方に親が暮らす場合などの支援方法に課題もあるが、
できる取り組みを家庭で考えておくのがよさそうだ。(津川綾子)・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 




今回、《・・高齢になるほど、おっくうな避難 関心高めるには?・・》、
多々教示されたりした。


我が家には、ペットボトルの煎茶2リットルを12本を保管しているが、
避難バックとしては、この2リットルの煎茶を程々に持ち出す予定である。

そして用意してある避難バックの中身は、
電池不要の手回しで電源が発生する軽い携帯ラジオ〈電池対応、可〉、
懐中電灯はふたつ、
電池は予備として4つ、
タオルを4枚、
スーパーで売っている大きなゴミ袋(シート或いは身体に巻き防寒用として)4枚、
板チョコレートを4枚、
食事代わりのラスク6袋、
現金は百円玉を中核として10円玉も少しで、3000円。

このように私たち夫婦は、非常食として、乾パン6袋、ラスクの缶詰12個を追加して、
この後は、 お薬手帳を追加してきた。

そして削減したことは、過ぎし5年前に白内障の手術を受けた結果、
近眼だったのでメガネは掛けていたか、不要となり、メガネの予備を避難袋から取り除いたりした。


しかしながら半年前の頃から、文庫本を読む時は、
老眼用のメガネを掛けているので、避難袋に・・。


或いはタバコの長年の愛煙者だった私は、避難袋にタバコ3箱、百円ライターふたつ、携帯灰皿ケース、
避難袋に保存していたが、一昨年の1月に禁煙をして、まもなく避難袋から取り除いたりした。

このような避難袋の中身は少し変貌してきたが、今回も備える品物の手落ちが多いと学び、
避難場で困苦するのは私たち夫婦だ、と思い、近い日にホームセンターなどで、備品を買い求めよう、
と微苦笑したりしている。 



或いは、過ぎし3年前の頃、高齢者の防災セットに関して、
介護のプロの佐々木政子(ささき・まさこ)さんの書物に於いて、
いつの日にか介護・要になった時、
特に高齢者のおむつ、ウェットティシュ、杖(つえ)予備などが、必要だ、教えられたりした。



しかしながら昨年、『 避難所には、まず入れないと思え!』、
と私は学び、動顛したりした。
「避難所の数は、全国的に足りていません。
さらに新型コロナウイルス対策により、想定収容人数が、これまでの3分の1以下に。

今後は、避難所に入れないことを想定して備えることが大切。
在宅避難だけでなく、親戚や知人宅、ホテルなどの宿泊施設、車中泊避難、
テント泊避難など、避難先の候補を複数用意しておくと安心です」

このようなことを国際災害レスキューナースの辻直美さんが、
雑誌で発言されていた・・。

家内と話し合い、対策が必要だ、と思ったりした。

或いは『防災情報は「ツイッター」を活用すべし 』、私は学びながら、
我が家は家内専用の携帯電話しかなく、スマホを所有していない。

やむなく情報格差と思いながら、携帯ラジオで代用させようかしら、と微苦笑をしたりしている。

いずれにしても動顛しても、我が家より避難する時、
その後に避難所に行くにしても、あわてず行うことが肝要だよなぁ・・、
と思い馳せたりしている。
コメント (2)
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