先程、ヤフージャパンより配信されたニュース見ている中、
『 高齢になるほどおっくうな避難 関心高めるには? 』、
と題された見出しを見たりした。
家内は私より5歳ばかり若く71歳となる。
そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、築後40数年の古ぼけた戸建てに住んでいる。
こうした中、 我が家は防災全般に関しては、恥ずかしながら確固たる対策をしていない。
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ただ、漠然と思い馳せることは、都心の郊外に住む私は、
東京湾からは、40キロ以上離れた地域であるので、津波からは対象外と思えるし、
豪雨による付近の野川の洪水による災害の場合、少し高台の住宅街にある我が家であるので、
対象外と思ったりしている。
しかし地震については、どのような対策をとったら、と思案したりしてきた・・。
こうした地震については、私たち夫婦が考え始めたのは、
過ぎし年の2011年3月11日の観測史上最大の地震の東日本巨大地震に伴い、
岩手県、宮城県、福島県などの太平洋の沿岸に、
大津波が発生して壊滅的な大惨事となった時からであった。
この後、改めて私の住む調布市から住民に配布された『調布市防災マップ』を見たりし、
この中の注意事項、連絡表の記載事項を互いに確認したり、
家内と共に買物に行った帰路に、指定された避難所の場所を近くを通り、確かめしたりした。
この当時、たとえ避難所に行けたとしても、緊急救援食料は3日間を過ぎた後と知り、
私たち夫婦は少なくとも3日間は、自助努力で対処しなければならない、 と学んだりしてきた。
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そして昨年に、新たな防災標語として、
《・・かつて学校の避難訓練などで、防災標語として
「おさない」、「かけない」、「しゃべらない」の「おかし」を
習った人も多いと思うが、これはもう古い。
「私がおすすめするのは、『よく見る』、『いそいで逃げる』、
『声をかける』の『よいこ』。
状況をよく見て、すみやかに、周囲に声をかけながら、
逃げることが大切です」災害時は、「よく見る」、「いそいで逃げる」、「声をかける」の
「よいこ」を防災標語として覚えよう・・》、
このような肝要なことを防災専門家より、学んだりしてきた。
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今回、我が家は76歳と72歳の高齢者夫婦に伴い、
《・・高齢になるほど、おっくうな避難 関心高めるには?・・》って、
具体的にどのようなことですか、と思いながら、 記事を精読してしまった。
この記事は、『 産経新聞 』 が9月1日に配信された記事で、
無断であるが、記事を転載させて頂く、
《・・秋は台風や長雨による風水害が起こりやすい季節だ。
普段から浸水被害が発生したら・・・と想定し、
身に危険が差し迫るよりも前の避難を意識しておきたいところだが、
避難行動をおっくうだと感じる人は多い。
特に高齢になるほど、その傾向は顕著になる。
今年2月、シニア向け女性月刊誌を発行する「ハルメク」(東京)の生きかた上手研究所が、
20~70代の女性900人に防災意識調査を実施した。
すると60代(150人)の60%、70代(同)の66%が
災害時に「自宅にとどまりたい」と回答。
同じく「避難所に避難したくない」との回答も、
60代38%、70代40・7%と、他の世代に比べて高く、
高齢になるほど避難行動に消極的な様子がうかがえた。
年を重ねるほど、避難行動に後ろ向きになるのはなぜか。
同研究所の梅津順江所長は、
「そもそも天候が悪い時に、外に出るのが面倒でハードルが高い。
はじめは避難情報のアラート音に反応していた人も、
頻繁に鳴る音に慣れてしまい、怖さが薄れていったということもあるのでは」とみる。
子育てが終わり、自宅をバリアフリーなどに改装した際、
耐震構造も強化した人たちは「うちは頑丈だから大丈夫」
と自信を持ってしまう場合もあるという。
そもそも災害や防災への関心が、薄い人もいる。
梅津さんは、そうした人に向け、
「いきなり避難というのは、ハードルが高い。
避難を促すよりは、防災頭巾は、避難所で枕としても使えるといったような、
ちょっとした防災の知恵を共有することから取り組みを促し、
関心をもってもらうことが大事」と話す。
旭化成ホームズくらしノベーション研究所の松本吉彦さんは、
「高齢の親を持つ子供世代が、親が暮らす地域のハザードマップを確認し、
風水害の危険性が高まってきそうな時は、
事前に、声掛けや、可能であれば、車で送迎するなど、手を貸すようにするのが現実的だ」と話す。
ほかにも、松本さんは、
「孫から言われると、素直に話を聞く人もいるようだ。
避難に消極的な親に向けて、普段から、
『台風来そうになったら、うちに来てね』
と孫から声を掛けておくのもいいでしょう」と助言する。
遠方に親が暮らす場合などの支援方法に課題もあるが、
できる取り組みを家庭で考えておくのがよさそうだ。(津川綾子)・・ 》