米ペンシルバニア州で13日に演説中だったトランプ前大統領が銃撃を受けた。
米メディアなどが伝えた。
AP通信のエバン・ブッチカメラマンがとらえたペンシルベニア州で行われた選挙集会で、シークレットサービスに囲まれるトランプ前大統領(AP)
CNNテレビの中継などによると、
トランプ前大統領は一旦、壇上で身を伏せたが、警護担当が駆け寄ると立ち上がり、
力強く右の拳を突き上げた。
右耳からは、流血がみられた。
特に、アメリカ国旗をバックに、血を流しながら、拳を突き上げるトランプ氏の画像が
SNS上でも続々と拡散された。
撮影したのは、AP通信カメラマンのエバン・ブッチ氏。
同じ現場には、同社カメラマンのジーン・パスカー氏もおり、
銃撃の瞬間のほか、周辺の様子をとらえていた。
一連の写真は、全世界に配信され、その衝撃を伝えた。
ブッチ氏は、自身のインスタグラムでも、この一枚をシェア。
フォロワーからは「ピューリッツァーを今すぐ渡して!」、
「この時代で最も象徴的な写真の一つ」、
「プレッシャーの中でも落ち着いて、よくやった。あなたが無事でよかった」、
「政治的信条や立場に関係なく、この画像は伝説的」などと続々とコメントが寄せられた。
ブッチ氏は、2020年5月に米ミネアポリスで起きた白人警官による暴行で
黒人男性が死亡した事件をめぐる抗議行動を撮影。
AP通信チームの一員として、2021年ピューリッツァー賞速報写真部門を受賞した。・・》》
注)記事の原文に、あえて改行など多くした。
私は、政治にも詳しくなく、アメリカの歴史を少し学んだ程度の身であるが、
今回の予期せぬ演説中だったトランプ前大統領が銃撃を受けたことは、震撼させられ、
動顛した・・。
まもなく
力強く右の拳を突き上げた。
右耳からは、流血がみられた。
やがて、アメリカ国旗をバックに、血を流しながら、拳を突き上げるトランプ氏の画像・・》、
硫黄島の戦い 写真特集:時事ドットコム (jiji.com)
この写真は、解説に明記されている通り、太平洋戦争の末期、
小笠原諸島の硫黄島に於いて、日本とアメリカ軍が激闘とて、過酷で悲惨な戦い行われ、
やがてアメリカが勝利を勝ち得た象徴として星条旗を立てられた・・。
《・・米軍の硫黄島攻略作戦で、摺鉢山を占領したことを示すため、山頂に星条旗を立てる米海兵隊員。・・》
このことを最初に学んだのは、映画『硫黄島の砂』(1949年、アメリカ)で、
日本は1952年に公開されたが、私は小学5年生の1956年の時に、
2本立ての映画館で独りで鑑賞した・・。
そして太平戦争、硫黄島の戦い、終結のアメリカが勝利を勝ち得た象徴として星条旗を立てられたシーンが、
今でも心の片隅に残って、今回・・よみがえってしまった・・。
この後の高校時代の頃より、数多くの戦時の書物、映画など学び、
18年前の頃には、クリント・イーストウッド監督の『父親たちの星条旗』(2006)、
鑑賞してきた。
このような私は、トランプ前大統領は予告もなく狙撃され、いったんは壇上で身を伏せたが、
警護担当が駆け寄ると立ち上がり、ひるむことなく、右耳からは、流血がみられる中、
力強く右の拳を突き上げた・・。
そしてアメリカ国旗をバックに、血を流しながら、拳を突き上げるトランプ氏の画像が
SNS上でも続々と拡散され、米国の有権者はどのように感じるか・・
11月の大統領選挙の行方を、分岐点になるかもしれない、と妄想をしてしまった。