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みにの夢色探索

本日も中華日和☆美味しい中国料理が食べたいな♪
たまに書く中華グルメと競馬予想、日常の備忘録。

麻辣誘惑 大宝 池袋北口店 (マーラーユウワク タイホウ) 池袋

2016-03-30 | 中国料理(東北料理)山東・延辺

東北料理「麻辣誘惑 大宝」 池袋北口店。

最寄駅は池袋。北口より徒歩3分程でとても分かりやすい立地なのだけれど、両サイドを

風俗店に囲まれ、しかも店名に「誘惑」の2文字。意味深でなかなかに危うさが漂うロケーション。

某日は宴会仕様。リザーブされたのは2階右手の個室テーブル席。

以下の料理は、幹事さんが、グランドメニューを中心とし事前に店側と打ち合わせをしたうえ、

提供されたものなので、(今回の料理に)興味のある場合は、お店に確認を行い相談等を願います。

銘々へのテーブル・セッティングはなく、ターンテーブルに取り皿、ロゴ入り箸袋に入った箸が

まとめ置かれ、同様にタオルおしぼりも積み上げて提供。

また、卓の中央には、調味料一式と爪楊枝、テッシュボックスもありました。

料理はすべて大皿での提供で、取り分け作業が必要。

当日、菜單の提示はなく、日本語を流暢に話せない中国人スタッフさんが配膳につくため

言葉の壁があるのでしょう。口頭説明もカット。

宴の解散後、幹事さんより料理名が公表されました。

自家特製皮凍

豚皮の煮凝り。

箸で掴みづらいぐらい、つるんとした煮凝りには、醤油だれと刻みニンニクのツンとした

辛味が好相性。コラーゲンによる美肌効果を期待したいな。

五香熏肉

下味をつけ軽く燻製にした豚肉はパサパサになりすぎず、噛みしめると旨味あり。

香熏百葉(百叶)

くるくると巻いた厚手の中国湯葉(百叶)からはスモーク香が香り、地味だけれど

ついつい箸がのびる美味しさです。

酸菜白肉鍋

スペアリブと細切りにした酢漬け白菜の煮込み。白菜からもっと発酵臭が発せられるものかと

思っていましたが、意外にも穏やかで下世話になりすぎない味加減。

鍋に同居する凍豆腐と汁を吸いこみとろとろになった春雨が美味い。

黃金小饅頭

中央の器には練乳。

私のイメージでは、炸饅頭(揚げ饅頭)はデザートのポジションなのですが、宴会料理は容赦なく、

ハイテンポに次から次へと運ばれて来ますから、これを気にしていてははじまらない。

熱々の饅頭を割り、甘い練乳をたっぷりつけていただく。素朴な味わいだ。

複数人でいただきますから、二度漬け禁止令が発動しそうね。

地三鮮

3種の野菜はジャガイモ、茄子、ピーマン。

各野菜にしっかり火が入りソフトな食感で、家常的な安心感を得られます。

橄欖菜四季豆

橄欖菜、挽肉、インゲンの炒め。唐辛子がところどころ見られますが辛くはありません。

橄欖と芥菜の塩漬けが味の主軸でお酒の進む味わいです。

乾鍋金錢肚

成都で人気の汁なし火鍋「干鍋」は固形燃料を用いてターンテーブルにサーブ。

ハチノス、レンコン、コンニャク、干しシイタケなど、具材が豊富なのは嬉しいけれど、

肝心のハチノスは少な目。四川独自のむせるような強いスパイスの香りもありませんし、

辛さそのものも破壊力を感じられません。

冰花煎餃

ニラと炒り玉子の羽根つき焼き餃子。

むっちり皮を噛み切った瞬間に肉汁を含んだ熱々のスープが飛び出てくるので

衣服を汚さないようご注意を。

竹筒香脆蝦

竹筒に収められたのは、殻付きエビのスパイシー揚げ。カリカリに揚げた食べれる唐辛子や

ピーナッツも入っているので、スナック中華菓子「香脆椒」との合体技のよう。

蒜蓉菠菜

ニンニクを効かせたほうれん草炒め。

鐵板豆豉牡蠣

ピーマン(赤・青)、キクラゲ、タマネギと、身近に感じられる野菜を牡蠣と組み合わせ

濃い味ですが、ダイレクトな豆鼓使いは感じず、大衆的でとっつきやすい味の仕上がり。

ランチで供したら、予想以上の威力を発揮して白飯をどんどん消費できるのではないかしら。

水果

メロン、リンゴ、オレンジ。変わったタイミングですが、ピークタイムに忙しく行き来する

スタッフさんにチェイサーまでお願いしづらいため大歓迎。

紹興酒の合い間の水分補給はフルーツから摂取する。

特にメロンの甘みと水分は乾いた喉に潤いを与えてくれるのです。

重慶辣子雞

鶏肉、ネギ、唐辛子、香脆椒。

申し訳ないが、これが後から辣子鶏だったということを知り驚いた。

辣子鶏は、山盛りの唐辛子の中から鶏の唐揚を探しだすもの、

と定義していた自分にはショッキング。

唐辛子はお気持ち程度のため、重慶パンチは皆無に等しく甚だ残念である。

蔥燒牛蹄筋

牛アキレス腱とネギ炒め。無難な味わい。数人のシェアで丁度良い。

松仁玉米

松の実とコーンの甘炒め。

ミックスベジタブルを使用しているのか、ニンジンとグリンピースもちょこんと参戦。

とうもろこしの甘みが味のキーポイントで、頂に点在する松の実が妙に有り難い。

孜然羊肉

ラム肉の漢方クミン炒め。タマネギが参加し、香菜との相性は鉄板。

こちらは味に安定感が望め、美味くいただけた。

脆皮鮮奶

ラストは甜品2種。

脆皮鮮奶はカスタード風味の生地を俵型に形成し揚げたもので、中心部を見ると

柔らかい餅状のものが入っています。なんだろう?

自身は初体験ですが、素朴で優しい味わい。参加メンバー女子の熱い支持を受けた。

五彩糯米棗

種を抜き餅をつめた棗に水飴のような甘いシロップをかけたもの。私はこちらが好み。

五彩とありますが、お供はカシューナッツのみの単独支援。

棗は香りも味も大好き、別腹が開いて、どんどん食べれてしまうわ。

 

以上、計19品の宴会料理。銘々に選んだドリンクの代金を含め

Hand01会計は1人当たり4,000円(千円未満四捨五入) 

品数を多く、支払額を安く抑えたいときは大人数に限りますが、当店は驚異的な安さ!

これは特別料理にこだわらず、次回プライベートで利用した際も各自が注文できるように計らい

費用徴収額が膨大にならないよう、幹事さんが入念な打ち合わせでコントロールしてくれたからです。

 

これは主観ですが、今回、選ばれし料理たちは、四川系より東北料理の方に味の軍配があがりました。

また、デザートも興味深いものがあるので、上記料理からの判断ですが、ここでは東北で攻め、

甜品で締めるのが定石だと思います。

※加筆:利用状況により麻辣使いに差がでるようです。

 

麻辣誘惑 大宝 池袋北口店 (マーラーユウワク タイホウ)

東京都豊島区西池袋1-44-10 花鳥風月ビル 1F・2F

TEL   03-3971-5668

営業時間/  11:30~翌5:00

定休日/   無休

※お店の方々をはじめ、ご尽力頂いた幹事さんに感謝であります。

麻辣誘惑 大宝 池袋北口店中華料理 / 池袋駅北池袋駅東池袋駅

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味坊鉄鍋荘 湯島

2016-03-19 | 中国料理(東北料理)山東・延辺

中国東北料理「味坊鉄鍋荘

神田の羊料理の有名店「味坊」さんの姉妹店でグランドオープンは2016年1月。

オーナーの梁さんが中国・黒竜江省のチチハル市の郷土料理を紹介したいと

はじめられたようで、目玉は何といっても鉄鍋で供される煮込み料理。

最寄駅は湯島になりますが、店が面する通りは夜の人通りも少なく、控えめな外観のため

見過ごしてしまいそう。某日は付近に住む友人との会食で、予約も全て任せしてしまった

のですが、第一希望日は既に満席で断念。週を遅らせることで予約が成立出来ました。

すっきりと、いい意味でぶっきらぼうな店内の最も入口に近い卓に、先に到着していた

友人を見つけ着座。奥には厨房と客席が数卓あり、総席数は20席ほど。

テーブル・セッティングは、取り皿(2)、箸(横置き)、使い捨て紙おしぼり。

また卓上には黒醋とテッシュボックスも置かれていますが、ここで目を引くのは、

卓に埋め込まれた2つの鉄鍋と天井から下がる排気フードだ。

友人同様、ビールを注文し、料理を検討しようと思いましたが、肝心のメニューというものが

見当たらない。厨房前の短冊から選ぶのかと、店のお姉さん(中国人)に尋ねると、

現在店は5,000円と3,500円のコース料理のみとのこと。

――しまった。自分も店の情報を事前確認しておくべきだった。

2人なので、鉄鍋とアラカルトで酒を飲もうと思っていたのだけれど、こうなったら

本気を出して食べなければならない。

5,000円コースは前菜7種、鉄鍋料理2種、饅頭、餃子、デザートという内容構成で

3,500円コースとは前菜と鉄鍋料理の品数に違いがあるとのこと。
(※3,500円は前菜5種、鉄鍋料理1種)。

卓に2つ鍋が置けるようになっているのだから片方休ませては勿体無い。

やはりここは2種の鉄鍋料理がいただける5,000円コースが良いと、友人とも意見が一致。

また鉄鍋料理は客側で選べるので、たどたどしい日本語ですが、口頭で一生懸命説明

してくれる内容をしっかりと聞かなくてはならない。

この日の鍋は5種、うち肉が2種と魚が3種だった。

ほうれん草とピーナッツの和え物

前菜たちはテンポよく次々に登場してくる。トップバッターはほうれん草とピーナッツの和え物。

トマトの冷菜 

白胡椒を効かしたあっさり味。

羊のアキレス腱

ゼラチン質豊富なアキレス腱は旨味たっぷりで、酒との相性も抜群。

よだれ鶏

下には茄子が敷かれ、鶏肉の上にはナッツや胡麻、刻みネギがふりかけられたスタイル。

爆発的な辛さや味に四川独特の奥行き感はないのですが、品よく仕上がり悪くはない。

野菜の合わせ(ニンジン、大根、胡瓜、ネギ、パプリカ)

野菜はごろごろっとした肉入りの濃厚な甘辛味噌をつけて食べる。

旨味の強い味噌なので、これを日本の食卓に置けば、ほかほかご飯の良きパートナーとなり、

おかず力を発揮しそうです。

塩タマゴ、皮蛋豆腐、胡瓜の和え物

「よく混ぜて召しあがってください。」

柔らかい豆腐に、カットした皮蛋、塩タマゴ、キュウリ、パプリカ、長芋が彩よく散りばめられた

見目良いビジュアル。混ぜることにより塩タマゴのコクが味に深みを与え、また瑞々しい

野菜たちの食感が立体感を生み出し、あっさりとした口当たりですが物足りなさなし。

鍋の前だから控えめに食べておこうという自身の計算とは相反し、食の進む味わいです。

木耳の冷菜

肉厚ぷりぷりのキクラゲ。

以上で計7品。このあと、2種類の鍋が運ばれてくるのであります。

前菜は味付けも極力シンプルに提供され、ご馳走すぎないバランス感が素晴らしい。

大豆の煮もの

これは箸休め的なものでしょうか、飛び入り参加の大豆たちは唐辛子を担いで登場です。

さて、鍋にそなえての酒選び。

ドリンクは、ワインに力を入れていて、店内中ほどの冷蔵庫に取り揃えられ、

各ボトルには値段が記されています。

「味坊」さん同様、自分で冷蔵庫から選び取り出すもの、と思っていたところ、

今回たまたまなのかはわかりませんが、赤ワインを希望すると店のお姉さんが

卓上に並べてくれました。

紹介のあったワインの値段は3,000円~4,000円台が中心。

選んだのはモルドバ共和国の赤。

これはお客様に人気が高いという話ですが、確かに香り高く、美味い!

なお、紹興酒はショット売りでいただけます。

魚と発酵高菜の煮込み鍋

お姉さんがコンロに火をつけ、卓上に鍋をセット。

ぐつぐつと煮立ってきたら、食べられるとサジェスチョンが有り、待機時間は5分ほど。

魚は青森県産のソイを使用。シメジ、ネギ、香菜、細モヤシも入って、発酵高菜は毒々しい

酸味ではなく、程のよい旨酸っぱさ。

淡泊な味わいのソイは身もふかふかで、さっぱり飲めて後味の良いスープが

めちゃくちゃ美味いから、お替わりを求めて争奪戦になりましたよ。

この日、他に説明のあった魚の鍋は、唐辛子煮込み鍋、東北風煮込み鍋でしたが、

好みの味をチョイスできたと自分を褒めてやりたいわ。

ラムと大根の煮込み鍋

肉の鍋は豚のスペアリブと隠元の煮込み鍋からの2択。当然初回は羊肉を外せない。

しかし、こちらの鍋は蓋をして思いっきり待ちの態勢。

立ち上る湯気からスパイスをまとった羊肉の馨しい香りがしますが、じっと我慢。

お姉さんは大根に火が入ったかを確認しているようだけれど、彼女が蓋を開けるたびに、

GOサインがでるのではないかと、顔色をうかがう我々はおあずけをくらったワンコのよう。

やっと蓋が開けられたと思ったら、ここからが正念場。

味坊」さんでも見学させてもらいましたが、鍋にトウモロコシ粉でできた生地を貼りつけ

肉の上には花巻の生地をのせ、再び蓋をして蒸すことにより完成させるのです。

――うおぉぉぉー!仕上がったぞー!

お姉さんから、OKをもらったときは絶頂感有り!これは盛り上がるわ。

同時に、梁さんは、鍋貼を各卓の鉄鍋でやりたかったんじゃないかしらと思った瞬間です。

見守り続け育てた感のある煮込みはじっくり煮詰められたことで、味がしみこみ濃厚。

羊肉の旨味を吸い込んだ大根も家常的な美味しさで好感度が高く、この時を待った

甲斐があったというもの。

「トウモロコシパンと花巻、汁つけて食べるとおいしくなります」

お姉さんのアドバイスに従い、鉄鍋を駆使して作った花巻、鍋貼玉米餠(トウモロコシパン)を、

羊の脂や旨味エキスが混じり合った煮汁につけ口に運ぶ。

こうしてチチハル的食べ方を実践できるし、お楽しみが満載だ。

水餃子(各人に1個)

「お待たせしました。ラムの水餃子でございます。」

2種類提供される水餃子は小ぶりなボディですが、ボリュームのあるコース料理の〆には

丁度良し。もっちりとした皮にキュートな羊肉の餡が包まれています。

ここでセットされるのは青森県産のニンニクを漬けた黒酢。

つけていただくと、味がキリリと引き締まって美味しさ&満足度もアップ。

次は醗酵白菜と豚肉の水餃子。

同じく黒酢と好相性。仄かな酸味が豚肉の甘みを引き立て、餃子に関してはこちらの方が好み。

白キクラゲの糖水が食後のデザートでした。

Hand01 お会計は、酒代を含め、1人当たり8,000円(千円未満四捨五入)。

梁さんの故郷、チチハルの家庭の味、鉄鍋を使った煮込み料理をコースで堪能でき、

結果的には大満足。日本の食材を厳選して仕入れ、味付けはワイルドな魅力をもつ

「味坊」さんより品よく仕上がっていると思います。

当店は、4名以上で来店し卓を囲む方が効率よく食べられ話も弾む店。

またキャパシティ的に予約は賢明です。

 

味坊鉄鍋荘

東京都台東区上野1-12-9

TEL  03-5826-4945

営業時間/ 18:00~23:30

定休日    無休           -店舗情報「食べログ」より-

味坊鉄鍋荘中華料理 / 湯島駅上野広小路駅上野御徒町駅
夜総合点★★★★ 4.2

 

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哈爾浜大飯店 (ハルピンダイハンテン) 池袋

2016-03-15 | 中国料理(東北料理)山東・延辺

中国東北料理「哈爾浜大飯店」 (ハルピンダイハンテン)

最寄駅は池袋。池袋西口交番を背に横断歩道を渡り、中央通り「西一番街」に入った

すぐ左手のビル6F。某日は飯友さんとの会食、その話だと、当店は中国人に人気が

あるようなので予約した方が無難ではないかとのこと。

仰せに従い事前に予約の電話を試みましたが、電話口に出られたスタッフさんは中国人。

流暢ではありませんが、日本語は通じ、何故か電話番号を先に聞かれ、名前はスルー。

おいおい、それで大丈夫なの?

アバウトな対応が心配になり、なかば強引に氏名も告げ、当日も時間きっちりに入店。

「ニイハオ!」

と声をかけられたが、すぐに日本人であることがわかったのだろう。

私も日本語で予約していることを伝えると、身振り手振りで席を指示された。

6F、ワンフロアを独占しているため店内は広め。

しかも席をぎゅうぎゅうに詰め込んでいないから、スペースにゆとりさえ感じられる。

利用は入口の見える4人掛けテーブル席。

奥には仕切りを設け、大人数での仕様も可能なテーブル席も完備。

お客様は中国人ばかりですが、平日、週の前半のせいか空席も多く、予約なしでも

大丈夫だったように思えた。でも、いざやってきて入れないというのも悔しいし、

予約は転ばぬ先の杖、安全対策と言えよう。

テーブル・セッティングは、取り皿、箸、メニュー。

卓上には、醤油、辣油、酢、塩、胡椒、爪楊枝、テッシュボックス、呼び出しベル。

(また、当店、灰皿の用意もあり店内喫煙可です)。

着座後には、急須((ティーバッグ入り)、湯呑み、タオル地のおしぼりが直置きで提供。

現地集合のため、茶でも飲みながらメニューを見てみよう。

到着後、ドリンクは、サッポロ生(黒ラベル)からスタート。

後に知ったのですが春節のサービス価格で230円だったよう。

このタイミングには仕切り皿に入った3種(揚げ塩ピーナッツ、干豆腐、ザーサイ)の

お通しトリオも追行。東北・延辺系ではお馴染みの面々であります。

羊肉串(ラム肉の串焼き)@100×4

スタッフさんが、テーブル脇に立ち注文待ちの態勢。 ありがちなシチュエーションだが、

そこに立たれていると気が急いて、おろおろとしてしまう自分(汗)。

間髪入れず、飯友さんが放ったのが羊肉串のオーダー。さすが手慣れたものだ。

「辛いの大丈夫ですか?」とスタッフさんのお尋ねにも

「うんと辛~くして」と挑発的とも思える返答。我々の羊肉串の運命やいかに――。

こうして登場したスレンダーでキュートな羊肉は、クミンは微少なれど、唐辛子や胡麻がふられ、

噛んだ瞬間、じゅわっと脂が広がり、熱々はなかなかジューシーで美味い。

(冷めてしまうと串から外れにくくなってしまうのでご留意を)。

また、辛くして欲しいとリクエストした割には辛くはなかった。

無謀なチャレンジと思い、手加減してくれたのかしら。

炒肉漬菜粉(漬け白菜と豚肉と春雨炒め)@980

酸白菜を使った料理は、意外にもグランドメニューにその種類を望めず。

選択肢のない中でお願いしたのが東北料理の定番、漬け白菜と豚肉と春雨炒め。

細切りにした漬け白菜自体にツンとくるような発酵臭はなく穏やか。

まるみのある酸味と、汁を吸いこみとろとろになった春雨が美味い。

個人的には白飯に乗せてご飯をかきこみたくなる味わいです。

东北醤大骨(脊骨醤油味煮込み)@890

ダイナミックなプレゼンが魅力の脊骨醤油味煮込み。

サーブ時には使い捨て透明のビニール手袋が各自片手分渡された。

さっそく手袋をはめて骨の周りについた肉をいただきます。

まずはほろりとはがれ落ちる柔らかい肉を楽しみ、次に関節技を決めバキッと骨を折り

かじりつく。それでも骨にへばりついている肉は指や箸を使って徹底的にこそげ落とします。

色味がくっきり鮮やかなので、かなりしょっぱいのではと心配しましたが、八角をはじめとする

スパイスも効いて醤油の加減は悪くない。白酒を誘う味ですわ。(週の前半、我慢です)。

いい感じで脂は落ちていますが、食べ進めていくと徐々に腹に溜まり、

2人で1つを注文していることも要因ですが、もともと肉より海鮮好きの自分は次第に

飽きがきまして、後半は飯友さんに活躍してもらいました。

海鲜疙瘩汤(海鮮すいとんスープ)@980

〆に食べたいと希望していたのが、すいとんもしくは蒸餃。

優しい味を期待して、すいとんをオーダーしましたが、大きな器に注ぎ込まれ

数人でシェアした方が効率が良さそうな分量。一瞬怯みましたが、チャレンジあるのみ。

取り分け用にもらった小碗で挑みます。

具材は、玉子、青菜、エビ、白身魚、牡蠣。

海鮮類はどれも小さく、牡蠣はだしがら状態でそのものにヒットすると嫌な臭みが

口に居座るが、スープ全体がこの味に制圧されていないのが救い。

対して、玉子の扱いは上手く、ふわふわで口当たりが優しく、その持ち味が活かされている。

すいとんは米粒状のものや、それより少し大きい形状のものなどが混在し、

スープの旨味をしっかり吸い込み一体感がある。狙いすましたような派手さはないが、

あっさりとした美味しさで、杯数を重ねることが出来、2人では完食不能と思われた

すいとんスープもきっちり胃袋に落ちていった。これは満足できた証拠だね。

お会計は、追加の紹興酒(グラス)@460を加え、

Hand01 1人当たり2,000円(千円未満四捨五入) サービス料なし!安い!

空いた皿はちゃっちゃと片付けられますが、急須のお茶も頼めばお替りをいただけたし、

フロアを担当する女性陣の対応は悪くありませんでした。

また、化粧室を利用したときに厨房前を通りましたが、コックさんは5名。

当店も料理の守備範囲は、四川料理にまで及びます。 日本人向きに骨抜きにされた味

ではありませんが、現地味でもお手柔らかな食べやすさを感じました。

 

哈爾浜大飯店 (ハルピンダイハンテン)

東京都豊島区西池袋1-23-1 6F

TEL      03-6914-2271

営業時間/ 11:00~24:00

定休日    無休          -店舗情報「食べログ」より-

哈爾浜大飯店中華料理 / 池袋駅東池袋駅

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美味亭 (ビミテイ) 御徒町

2016-01-31 | 中国料理(東北料理)山東・延辺

中国東北・延辺料理「美味亭」 (ビミテイ)

最寄駅は上野ですが御徒町からも徒歩圏内。某日は飯友さんとの会食で現地集合。

店舗の入っているビルのエレベーターを利用し、降りると新しさの漂う小綺麗な店内が

いきなり目に飛び込んできた

3名いたフロアスタッフさんの一人が声をかけてくれたので、予約名を告げると、

予約は受けていないという。

「上野店ですか?(店は)錦糸町にもあります」という話。

当店は錦糸町で13年の歴史をもつ「美味亭」の2号店。オープンは2014年11月。

私自身は上野店と連絡をもらっているから、くらいついて予約なしでも入店できるかを尋ねる。

幸い先客は1組のみ。予想外の展開にハラハラしたが、

空いているのでどうぞ、と4人掛けのテーブル席へ着くことができた。

卓上には紙ナプキン。2名用にロゴ入り箸袋に入った箸、取り皿、業務用タオルおしぼり(直置き)が

セットされ、メニューもいただくことができた。ドリンクを注文する間もなく、サーブされたのは

仕切り皿に入った3種(モヤシ、揚げ塩ピーナッツ、大根キムチ)のお通しトリオ。

東北・延辺系ではお馴染みの面々であります。

羊肉串(羊カルビ串)@150(@162税込)×4

飯友さんが到着。聞くと席の予約を忘れたという。こっちは焦ったというのに困った人だ。

何事にも動じない飯友さんが着座後、一も二もなく注文したのが羊肉串。

唐辛子もクミンもたっぷりで状態は良し。酒のつまみに嬉しいチョイスです。

京醤肉丝(五種野菜の干し豆腐巻 肉味噌添え)@980(@1,059税込)

当店の料理の守備範囲は「延吉香」さん同様、四川料理にまで及びます。

グランドメニューからのチョイスは2品。

京醤肉丝は北京のポピュラーな家庭料理ですが、甜麺醤を効かせた細切り豚肉の

甘味噌炒めを中央に配し、五種の野菜を包んだ干し豆腐巻を花びらのように

盛り付け、そのいでたちは宮廷料理の風貌さえ感じさせ、誠に雅である。

硬めの干し豆腐にきっちり巻かれたシャキシャキ野菜。

この歯触りの違いが食感のコントラストとして冴え、また肉味噌自体にこってりとした

重たい甘さがないため食傷傾向にも陥りません。

鍋包肉(揚げ豚甘酢あんかけ)@1,280(@1,382税込)

衣をつけかりっと揚げた豚スライス肉を、あっさりとした甘酢でまとめる。

ニンジンやネギ、ニンニクも参加していますが、脇役に徹しバランス感も良好。

冷めても衣がべちゃっとなりすぎないし、なかなか旨い。

欲を言えば、価格設定が1,000円以内ならば、もっと喜んでしまうのですが。

ドリンクは瓶ビール(サントリプレミアムモルツ)@550(@594税込)、

ホッピーセット@500(@540税込)、焼酎@250(@270税込)

ほか、飯友さんがお茶をお願いしたのですが当店では有料。

銘柄も聞かれなかったため、あつかましく無料だと思っていましたが、会計時伝票には

ウーロン茶@300(@324税込)×2と記されていました。ご留意を。

Hand01 お会計は、1人当たり3,000円(千円未満四捨五入)

注文した料理も少なく、酒もボトルを頼むわけではなく酒量は多くないのですが、

安いのか高いのか微妙な支払い。同行の飯友さんは何度か訪問しているため、

注文する料理がかぶることを極力避けチョイスしましたが、味自体は悪くないと思いますし、

特色のある他の料理も平均値以上のものを提供してくれることでしょう。

個人での再訪は考えにくいため、複数人での利用の際、選択肢に入れたいお店です。

 

美味亭 (ビミテイ)上野店

東京都台東区上野6-9-11 三真ビル 5・6F

TEL      03-6240-1886

営業時間/ 11:30~14:30 17:00~24:00

定休日    無休          -店舗情報「食べログ」より-

美味亭中華料理 / 京成上野駅上野御徒町駅御徒町駅

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東北人家 新館 横浜中華街

2016-01-23 | 中国料理(東北料理)山東・延辺

横浜中華街、広東道の「東北人家」 新館。

当店では中国東北地方の家庭料理が味わえます。

某日は新館でいただける東北酸菜白肉鍋を囲もうと7人で現地集合。

リザーブされたのは2階、奥の円卓。

テーブル・セッティングは、箸(横置き)、取り皿、使い捨て紙おしぼり。

ターンテーブル上には予備の取り皿も重ねられ、グランドメニューも準備済。

本日はアラカルト注文いたします。

ドリンクオーダー後はお通しのピーナッツがお目見え。

まずは前菜から2品。

家常涼菜(干し豆腐と野菜の東北風冷菜)@780

糸切りの干し豆腐、胡瓜、ニンジン、キクラゲなどを甘酢っぱいタレで和えたもの。

かなりつゆだく状態。

金針緑葉(じゃが芋と香菜の甘酢和え)@880

千切りにし揚げたじゃが芋はまるでスナック菓子のよう。香菜とともに甘酸でさっと和えています。

前菜2種は、味がかぶっちゃったかな。

羊肉大蒸餃(ラム肉のジャンボ蒸し餃子)5個@500×2

ニンニクの効いたつけだれがセットされます。

もっちり厚めの皮に包まれた野菜入りの肉餡。

羊肉独特の風味を感じますが、つけだれとの相性が良好で、計算すると1個100円に

なりますが、値段以上の手応えがあり喜ばしい味わいです。

特色風味羊蝎子(特製ラム背骨の醤油煮込み)@800

サーブ時に使い捨ての半透明なビニール手袋ををもらえるので、各自装着し、

手掴みで骨周りについた肉に食らいつくのです。野生が目覚めそう~。

スパイスも効いていますが、肉の味より醤油が勝り、味は濃い目。私には若干、しょっぱく思えた。

さて、次は待望の東北酸菜白肉鍋。店員さんが準備をはじめます。

まず皿に水をいれ、この上に鍋をセットするのですが、これは熱で卓が焼けるのを防ぐ

ためなのだとか。

そして注文した鍋にセットされている具材も次々に到着。

凍豆腐、キクラゲ、太春雨、豚肉(2)、牡蠣がコチコチに凍っているのはご愛嬌。

また好みで使える、ごまだれも置かれましたが、こちらはぽってりとして、ゴマ濃度が高い。

東北酸菜白肉鍋(大鍋 5-6人)@3,980

発酵させた酸っぱい白菜の漬物(酸菜)は八角と渡り蟹を入れたスープに浸かった状態で

鍋ごとサーブされてきます。

留意点。炭は鍋の胴体部分に入っており、太極図のような鍋の上部を閉めることで

火が消えるとのこと。具材を投入し、肉は自己管理でしゃぶしゃぶさせていただきます。

マイルドな酸味のみで辛さはありませんから、食べやすいものだと思います。

(ノブロー) オラも参加させてもろうてるんだ。ゴマダレが合うな。

スープは無くなりそうになると足してくれますし、具材が足りなくなったらメニューから

好きなものを選び別注文できるので、ゆっくり鍋を楽しむことができますよ。

 

お酒は紹興酒5年(ボトル)@2,000×2に銘々で好きなドリンクをごっそり頼み

Hand01 お会計は、1人当たり3,000円(千円未満四捨五入)。激安っ!

横浜中華街では中国東北地方の料理を主体とする店は珍しいので、本店ともども

中国料理を菜系で選ぶ際に考慮したいお店です。


東北人家 新館

神奈川県横浜市中区山下町151-3 アートビル 1・2F

TEL     045-664-0888

営業時間/ 月~金11:00~14:00(LO14:00)17:00~翌02:00(LO翌01:00)
           土・日・祝 11:00~翌02:00(LO 翌01:00)

定休日    無休          -店舗情報「食べログ」より-

東北人家 新館中華料理 / 日本大通り駅元町・中華街駅石川町駅

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山東(サントン) 2号店 横浜中華街

2015-11-25 | 中国料理(東北料理)山東・延辺

横浜中華街、広東道の中国家庭料理 「山東」(サントン)2号店。再訪

上海蟹あとの中華街ハシゴ飯である。

近くの1号店を覗いたところ、1階席はほぼ満席。

じゃあ、2号店へと足早に向かったのですが、1階席に空きはあるものの、案内は2階席。

利用は、小綺麗な店内の窓際テーブル席(片側ベンチシート)。

着座後には、取り皿、割り箸、タオル地のおしぼり、メニューが手際よくセット。

またココナッツ入り特製ダレは各卓に常勤している。

メニューを広げ注文を検討。

「翠鳳本店」さんでは、紹興酒からスタートしたので、瓶ビール(大)@648を注文。

五香牛肉(牛スネ肉の冷菜)@1,080

白髪ネギと少量の香菜を背負った牛スネ肉。

スパイス使いは思ったほど強くはないが、噛みしめるとスネ肉の旨味にあふれ、

酒の肴にも丁度良し。

(ノブロー) 意外にボリュームあるな。食べきれんときは“打包”すればええ。

店の人に、持ち帰りたいと言えば、フードパックもらえるで、自分で詰めるだよ。

水餃子@756

ぷりぷりはつらつボディの水餃子は当店の絶対のエース。

2階奥で、店員さんがせっせと餃子を作っているのを見ましたよ。

10個入りのため、5個ずつでシェアする。

もっちり厚めの皮を噛むとニラがたっぷり入った肉餡に到達。

特製ダレをつけていただきますが、1個の充実感が半端なく、不覚にも腹に溜まり

追加注文を断念。

なお、2階席はランチメニューを置いていませんが、注文は可能。1階で確認してくださいね。

入口に貼られていた新聞で知ったのですが、当店、ミシュランガイド、ビブグルマンを

獲得したのだそう。おめでとうございます。

 

 山東 2号店

横浜市中区山下町150-3

TEL          045-212-1198

営業時間/  11:00~翌1:00

定休日    無休

山東 2号店中華料理 / 日本大通り駅元町・中華街駅石川町駅

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東京穆斯林飯店 (トーキョームスリムハンテン) 錦糸町

2015-11-04 | 中国料理(東北料理)山東・延辺

清真料理「東京穆斯林飯店」 (トーキョームスリムハンテン)

錦糸町駅南口、ピア錦糸町商店街の先、左手方向に店舗が見えてくる。

ムスリムは「イスラム教徒を意味するアラビア語」であり、ハラールとは「イスラム法において

合法なものの事」をいい、当店はハラールキッチン認証店である。

また、ここで提供される清真料理(清真菜)とは、『中国に居住する回族や他のムスリムの料理』をいう。

-wikipedia等より抜粋-

某日は飯友さん4名でのディナー訪問で現地集合。店は地下1階のため階段を下りる。

足を踏み込むと、モザイクタイルが印象的で、室内照明の関係か、深海に迷い込んだような

神秘的なブルーが映える店内はテーブル席(ボックスシートを含む)と円卓でレイアウト。

もっとローカルでがちゃがちゃした食堂的なものをイメージしていたのですが、

椅子にはカバーがかかり、透かし彫りが施された室内装飾も綺麗だし、レストラン寄りの雰囲気だ。

リザーブされていたのは店内、奥のボックスシート。

テーブル・セッティングは、取り皿、ロゴ入り箸袋に入った箸(横置き)。

卓上には、醤油、酢等の調味料と爪楊枝、紙ナプキンがセット。メニューも準備されていた。

訪問歴のある飯友さんの話だと、タオル地のおしぼりがもらえるそうだが、フロアを

担当するのが女性1人のため注文がたてこみ手が回らなかったのだろう。

のちに当方から催促をしておしぼりをもらう。

料理はグランドメニューから「伝統的なハラール中華料理はここから始める!!!」と強烈に

プッシュされている羊料理2品を含めアラカルトで数品、ハラールなのでアルコールはNGかと

思っていたけど、置いてあります。日本だから?酒飲みには助かった。

というわけで、自身のドリンクは瓶ビール2本、グラス紹興酒を2杯いただいた。

芹菜花生米(セロリとピーナッツ和え)@380

塩味ベース。穏やかにスパイス(花椒)を効かせ、その塩梅が丁度良く

茹でピーナッツのしっとりとした歯触りが箸を進めさせ、どの料理に組み合わせても

邪魔にならず箸休め的な役割をきちんと果たしてくれる懐の深い1品である。

凉拼土豆丝(じゃがいもの千切り和え)@380

程よく食感を残したじゃがいも、ピーマン、ニンジン。

花椒の痺れるような辛さと辣椒油の辛味を調和させた和え物だ。

とは言っても強烈な刺激はなく、ある程度辛さの耐性があれば問題のないレベルで

おつまみとして成り立つ。

直火烤羊排(焼きラムスペアリブ)(大)@3,800

「伝統的なハラール中華料理はここから始める!!!」第1弾。

別ページには、烤羊排(羊スペアリブのスペイン焼)として紹介。小サイズでは1,980円。

かりっと香ばしく焼かれた皮目には羊焼きには欠かせないクミンと粉唐辛子がふられ、 

手掴みで骨を持ち肉にかぶりつく。

――むむっ。すこぶるジューシー!

肉質は柔らかく、歯をいれた瞬間に広がる嫌味のない脂の旨味に心を奪われ恍惚感に浸る。

この滴るような肉汁はエロスだよ。

冷たいビールを喉に流し込みながら、申し分のないスペアリブの美味さににっこり。

なお、別皿にも唐辛子ペーストがあるので使用はお好みで、当該料理は温かいうちに

いただくことをオススメする。

羊蝎子锅(特製骨付き羊肉の鍋)@1,800

「伝統的なハラール中華料理はここから始める!!!」第2弾。

別ページには、羊蝎子锅(肉付羊骨のマーラー鍋)として紹介。

料理は厨房で仕上げてきてくれますが、卓上ではカセットコンロを使用。

はっとさせるほど鮮やかな紅色のスープに入る具材は骨付き羊肉、シメジ、白菜、香菜。

朝天椒をはじめとする唐辛子や生姜、様々な香辛料が入った麻辣味のスープは

骨付き肉を使うことでゼラチン質が溶けだし、一層コク深く、その旨味が強いものとなる。

ごくりと飲み込んだとき脳にびびっと美味さが伝達され、その余波が続く。

これは具材よりもスープが主役を張れる味。

お替わりを求め、手を休めさせないのだから、料理チョイスは大正解。

旨辛スープに完全脱帽である。

仮にここに麺があったら、スープに投入し、ズルズル食べたいと思う自分であった。

蛋黄青蟹(渡り蟹と漬け卵炒め)@1,580

こちらは蛋の風味が飛んでいるのが手痛い。

油を吸い込んだ渡り蟹をひたすら、がりごり食べる感じで飽きる。

また、絶品羊料理2品の後ではさすがに分が悪く、居場所を失った感じで持て余した。

Hand01会計は、1人当たり3,000円(千円未満四捨五入)

中国のムスリムが口にする肉は主に羊、牛とのこと。

当店はその羊肉料理に関しバラエティに富み、味にもしっかりとした手ごたえを感じた。

アラカルトチョイスは慎重に、かつターゲットを絞りこむべし。

上手くヒットすれば爆発的な清真菜の旨さを体感できると思います。

 

東京穆斯林飯店 (トーキョームスリムハンテン)

東京都墨田区江東橋2-18-6 B1F

TEL             03-5669-0934     

営業時間/  11:00~15:00 15:00~23:00(L.O.22:30)

定休日     無休          -店舗情報「食べログ」より-

※中国料理満足度数は、4.2~5.0

東京穆斯林飯店中華料理 / 錦糸町駅住吉駅菊川駅

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沙漠之月(サバクノツキ) 池袋

2015-10-26 | 中国料理(東北料理)山東・延辺

中国西北家庭料理「沙漠之月」(サバクノツキ) 

池袋駅東口北より都道305号線をまっすぐ進行し、首都高速5号池袋線を超えた先の左手。

某日は麺キングS氏との会食。話によると、駅からの距離はある上、注意していないと

表に出されている当店の看板を見落とす可能性があるかもしれない、とアドバイスを

受けたので池袋ビッグカメラ本店前でピックアップしてもらい向かった。

到着後、幅の狭いらせん階段を上り、3階まで。ここ、酔っ払いには危ないなあ。

扉を開けると、スナックの居抜きでは?と思える小さな店内でL型カウンターに椅子が5脚という造り。

先客は赤ちゃんを連れた若いご夫婦が1組。私たちが入店したことで、数的には満員御礼となった。

愛想の良いママさんが笑顔で迎えてくれ、初回の緊張感が解ける。

日本語をとても流暢に話すが、彼女(インインさん)は中国の甘粛省出身

甘粛省とは、中国大陸の北西に位置し、西に新疆ウイグル自治区、青海省、
北に寧夏回族自治区、内モンゴル自治区、南に四川省、東に陝西省と接している。  
-wikipediaより-

当店では、中国家庭料理をはじめ、地方色豊かなシルクロードの麺料理がいただけるのだそう。

着座後、使い捨て紙おしぼり、コースター、割り箸が用意され、箸置きは崎陽軒のマスコットキャラ、

ひょうちゃん。なんだか微笑ましいぞ。 

卓上には、爪楊枝、テッシュボックスのほか、黒酢、酢、醤油(2種)、辣油などの調味料が

並んでいるので各自好みで料理に使う。

この辣油は自家製で、一味を三種類、ピーナッツ、唐辛子の種、胡麻、山椒で香りを出した油、

ニンニク・ネギ・ショウガを揚げ(ニンニク・ショウガは)砕いたものが入っているのだそう。

また、キャンディのように見えるグリーンの包みは、おつまみのヤクの肉。ご自由にとのこと。

さて当店、メニューも用意されているが、訪問歴のあるS氏の話だと、その日のオススメを

ママさんに聞き、調理法などを相談しながら調理してもらうのが美味しいものに

ありつくための近道だとか。

お通しは野菜と茹でもやしの和え物。酒は青島ビールを注文。

その次に飲むお酒はどうしよう?

白酒(グラス)もあるけれど、互いに翌日のダメージを考え、紹興貴酒8年で手を打つことにした。

イカゲソと甘唐辛子の炒め

「塩コショウ炒めするか、オイスターソースで炒めるかできます。」

隣のファミリーの注文に便乗し、塩コショウ炒めで作ってもらった。

「中国では辛くない(唐辛子を)探すの苦労するけど、日本は辛いやつ探すの苦労する。」

と、ママさんはとても快活で話し上手だ。

手際よく2組分調理され、できた料理はカウンター越しに受け取る。

箸をつけると、塩味をベースにニンニク、ショウガを効かせ、イカの旨みが味を引き立てた

シンプルで好感度の高い家常炒めで、野菜のシャキシャキとした歯触りも頼もしい。

当店、対面キッチンなので、何でも見えちゃう、見せちゃう。

小さなキッチンには、やはり小さな冷蔵庫があり、ママさんが食材管理。

野菜もちゃんと切るところからスタートするので不必要なお疲れ感がないのだ。

清蒸鱼

店のブログをチェックしたところ、「今日のおすすめ」に清蒸鱼が出ていたので、

食べたいね!と早々に意見が一致。

「魚が買えたので」と出してもらったのは、鮮魚コーナーで購入してきたと思われるような小鯛。

しかし、キッチンを見ると、中華レンジはなく、IHクッキングヒーターじゃないかっ。

私の心の“神”でさえ厨房の設備的な問題で、清蒸を断念したというのに。

どうなるのかな、と興味津々。

魚のウロコを落とすところから始まり、綺麗に内臓を処理し、紹興貴酒8年を表面と腹に

ぴたぴたと塗り、生姜とネギを腹に詰め皿に乗せ、トップにもスライスした生姜をON。

 

足付き蒸し網(角型)の上に置き、深さのある鍋で一気に蒸しあげてくれるのですが、

一般の家庭にある調理器具でテキパキと作ってくれるので、見ていて飽きないし、

この小さなキッチンで、と思うとつくづく感心した。

たっぷりの白髪ネギをのせ、熱したオイルをかける。じゅーー!

魚の蒸し汁に、オイスターソース、醤油を混ぜ合わせ、魚の周りに流しかけて完了。

「 それだけ、簡単!」とママさん。

身はふっくらと仕上がっているし、タレの塩梅も上々。

もったいぶらない美味しさで、下手な広東料理店の清蒸魚より旨いと思った。

次はリクエストしていたシルクロードの麺。目前で麺生地をくるくると細長く形成し

沸騰した湯の中へ

千切って投入する。

张掖炒炮仗

張掖の名物。炮仗面である。

「どんな野菜食べたい?」

聞くと、麺と一緒に炒める野菜は、食べたいもの、それこそ冷蔵庫にあるものを

入れることでOKなのだそう。

今回、茹で上がった麺に合わせてもらったのは、茄子、キャベツ、トマト、ニンニクの芽など。

味付けには豆板醤が入って、トマトの酸味もプラス。

一見は濃そうな色味だけれど、食べてみると、ちょっぴり日本のウスターソース味に

近い感じで八角がぷんっと香った。

「私は麺を炒めるときに八角を入れるの大好きなの」

ママさんの味で完成したシルクロードソースやきそばだ。

これは手もとで黒酢、辣油が活躍する余地あり。

さっそく試してみると、モチモチとした麺に黒酢が合う!辣油もいい!

素朴だけれど、力強さがあって、好みにアレンジする楽しみと現地力をもつ味だ。

ママさんの話だと

「張掖ではね。搓魚子が一番で二番が炮仗面、きまりがあるの張掖人間には~。」

 とのこと。今度は、搓魚子も食べてみたいなあ。

(レンタロー) Sの兄ちゃんとはオラ、もう友達!だで、飯にも一緒に来れるだ

(管理人) 生温かく見守ってもらえてるのよ。お兄さんやママさんにも感謝しなさいね。

水餃

ニラ、ネギをたっぷり使い、山椒、塩、胡椒、干しエビ、中国醤油(老抽)、ゴマ油で調味した

肉餡が、目前で手作りしたパワフルなもっちり皮に包まれて登場。

油をかけたニンニクの特製だれはママさんオリジナル。

これを黒酢、辣油に合わせると、ひと味違ってくるとのこと。

Hand01会計は、1人当たり6,000円(千円未満四捨五入)
※紹興酒はボトル2本分ぐらい飲んでいます。

「豚足とかもみじは中国では高いよ!肉並み。だから中国人喜ぶよ。日本にいると!

もみじがこんなに安いっていうのは。」

 

ママさんは以前、敦煌でお店を営まれていたそうで、話題はその当時の人気メニュー、

カレーにも広がり、時間はあっという間に過ぎた。

アットホームで、食事以外にもコミニュケーションを交わせる店だったなあ。

紹介してくれたS氏にも感謝です。

 

沙漠之月(サバクノツキ)

東京都豊島区東池袋2-63-15 3F

TEL   080-6634-9898

営業時間/ 18:30~23:00(L.O.22:30)

定休日    日曜日・祝日          -店舗情報「食べログ」より-

※中国料理満足度数は4.3~5.0

沙漠之月居酒屋 / 北池袋駅池袋駅向原駅

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平成福順(ヘイセイフクジュン)  上野アメ横店

2015-10-15 | 中国料理(東北料理)山東・延辺

飯友さんと向かう上野アメ横通りの中華屋台巡り。

彼らの話によると、なんだかこのあたりの屋台が凄いらしい。

付近には似たような店がいっぱいあるので時間を決め、適当に路上待ち合わせをした。

どこも席数は少ないので、席の空いたタイミングで飛び込み利用。

第1弾は「平成福順」(ヘイセイフクジュン)

当店は「キャッシュオンデリバリー」 

小さな窓口で、料理や飲み物を注文しその場で清算を済ませるシステム。

卓上に置かれている黒酢と中国貴州産の辛味調味料(油辣椒)は好みで使う。

生煎包(焼き小籠包)4個@400

店のおじさん推しの焼き小籠包。6個(600円)もあるが、とりあえず4個のほうを買ってみた。

分厚い皮は、焼かれた底の部分がカリッとして上の部分はもっちりと。

かじりつくと熱々スープが容赦なく飛び出てくるので注意が必要。

1個100円、値段相応の味で不足なし。財布に優しいから買い食いにはもってこいだ。

凉皮(西安風ひやしうどん)@600

ぺろんとした凉皮に、千切りキュウリと茹でモヤシを混ぜ合わせて提供。

香菜が参加していないのが残念だなあ。

甘辛酸っぱいタレがたっぷりかかっているけれど、これではまだ生ぬるい!

手もとでパンチのある油辣椒をごそっとかけ味をひきしめよう。

服への飛び散りを気にしながらすすり上げると、過ぎ去った夏が恋しくなる、そんなお味でした。

テッシュボックスも置かれているので数枚もらい、食べ終わった皿を返却口へ戻し、次に向かう。

飯友さんがまだ1人来ないのだけれど、次の店では合流できるかな。

 

平成福順(ヘイセイフクジュン)  上野アメ横店

東京都台東区上野6-10-7 アメ横プラザA-11号

TEL            03-3834-8221

営業時間/  10:00~20:00

定休日    不定休          -店舗情報「食べログ」より-

平成福順  アメ横店肉まん・中華まん / 上野御徒町駅御徒町駅京成上野駅

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BAO (バオ) 新橋

2015-09-07 | 中国料理(東北料理)山東・延辺

モンゴリアン・チャイニーズ 「BAO

場所は新橋駅烏森口より徒歩3~4分、さまざまな飲食店が立ち並ぶ小路に立地している。

当店は2015年6月1日、羊をメインとした内モンゴル家庭料理店としてオープンした。

予約の電話を入れると、日の近い希望日は満席との返答。

ならばと、間をあけ半月後で予約を申し込む。

利用人数が4名であることを伝えると、店側から要予約のコース料理の提案を

受けたので、内容を聞くと、

ホニコース(2名から)@4,000、モンチャイコース(4名から)@4,500、

バオさんおまかせコース(4名から)@5,000~

があり、基本は通常メニューから人気の高い料理を組み合わせているらしいが、

おまかせコースになると料理長がメニューにのせていない料理も組み込み7~8品の

提供になるという。メンバーに相談のうえ、おまかせコースで決定。

やはり通常メニューにないというのが気になりますからね。

その際、アレルギー等の確認がありました。

入店後、案内を受けたのは奥の個室仕様の座敷・小上がり席で4人掛けの和卓が2つ。

掘りごたつ式に足を下せるようになっており、私たちはリザーブされた入口に近い卓を利用。

テーブル・セッティングは、取り皿、箸、使い捨て紙おしぼり、コースター、メニュー。

コース料理を注文の場合のみ飲み放題がつけれますが、これは当日でも受付可能。

2,000円飲み放題はドリンクメニューから600円までのものを選ぶことができ、

2,500円は700円台までドリンクが選べるという。

乾杯用にビール1杯は用意してもらえますが、生ビール(アサヒスーパードライ)の値段は650円。

メンバーの中に、ビール好きさんがいたので全員で2,500円飲み放題(2.5h)を

つけてもらうことにしました。

(※事前に飲み放題を申し込めば瓶ビールを用意してもらえるらしいが、今回確認が不足していました)。

なお、当該おまかせコースにお品書きはなし。サーブ時に口頭説明を受け、

料理はすべて大皿で供されるため、各自での取り分けが必要になります。

(ノンノン) ノブロー、今日はお招きありがとう。

(ノブロー) ノンノン。久しぶりだで。むーみんパパが連れてきてくれただな。嬉しいだ。

 

店は料理長である内モンゴル出身のBAOさんと女性店員、2人での切り盛り。

人気店のため、お客様の注文が立て込んだときは、次の料理が出るまでに

時間を要する場合もあります。

羊の塩ゆで骨付き

皿から零れ落ちんばかりのダイナミックさ!インパクトのあるプレゼンだ。

(寝太郎) うひょ~!これは醤大骨的に使い捨ての手袋が欲しくなるなあ。

「最初はそのままで、塩味で召し上がってください。あと、お好みで、山椒ベースのスパイスか

辣油ベースのタレをつけてください。」

山椒ベースのスパイスには、もちろん羊肉に相性の良いクミンが入っています。

トングと小さなナイフを駆使して肉を削ぎ取るが、骨周りに密着した肉はそんな生易しい手段では

到底取り切れない。手掴みでむしゃむしゃと豪快にかぶりつくべし。

塩梅の良い塩気が羊肉そのものの旨みを引き立て、力強い美味しさだ。

(ノブロー) WE LOVE 羊 !骨入れの器がねえのは苦労するな。

(ノンノン) パパ、お肉好きなのよ。嬉しいわ。

あ、手が汚れちゃったから、紙おしぼりの追加をお願いしたからね。

辛いサラダ

ニンジン、キュウリ、香菜、セロリなど。唐辛子がガンガン効いていて、強烈な酸っぱ辛さだ。

羊の包子

「包子です。熱いから、汁が熱いから気をつけてください」とBAOさん自らのサーブ。

(ノブロー) 同時にレンゲと黒酢ベースの辛めのタレがサーブされただ。

「そのままで食べても美味しいから、味付いているから」

羊肉包子はもっちり厚めの皮に包まれ、今回スープは少な目だけれど、肉餡は羊肉の

風味が豊かで、鼻に抜ける香りにモンゴルの草原をイメージできた。

(寝太郎) 僕的には、ちょっとタレをつけるのもアリ!かな。

羊のホルモン煮込み

「これはメニューにない。メニューにあるホルモン炒めとは違う味です」

BAOさんの説明によると、ニンニクで味付けをし、トマトで煮込んだ羊ホルモンと新鮮な

マッシュルームの煮込み。

ホルモンは臭みもなく柔らかで、投入されたトマトの量も主役を損なうことなく

絶妙な分量で、その相性も抜群に良く、すっきりとして美味い。

(寝太郎) うぉぉぉー!すげえ。美味しい!これはクリティカルヒットだよ

「めちゃくちゃ美味いですね!最高!」

一同の感想を伝えると、これからメニューに出そうかな。と笑顔のBAOさん。

その日が楽しみだ。

紅油餃子

「紅油餃子これも人気のメニューです。野菜餃子です、スープも全然羊は使ってないです。

味の素とか使ってないから、全部スープも辛いの好きだったらぜひ飲んでください」

これは内モンゴル料理ではなく四川風。

BAOさんは辛いのが好きなのでアレンジして、オリジナルの味を作られているのだそう。

スープは飲んだ瞬間にゴホっとむせて咳き込む破壊力のある辛さだ。

まず山椒が強烈なパンチを放ち、唐辛子が鮮やかにストレートを決める。

この重たさのない真っ直ぐな辛さが、BAOさんの持ち味なのだろう。

もっちり厚めの皮がふわっとした餡を包み込み、コシのある春雨もたっぷり入り、

食べ応えも十分。旨辛スープももちろん完飲した。

羊のスープ煮込み

「これ、煮ものなんですけど、メニューにないもので羊のスープでいろいろ野菜を煮込みました」

とても良い香りをさせて、BAOさんが運んできてくれた。

メンバーさんが羊湯ではないのかと尋ねると、(羊湯ですけど)少し薄めてありますとのこと。

味付けは塩と少量の醤油。

具材には、椎茸、ジャガイモ、先の紅油餃子とは異なり、柔らかくてつるんとした食感の

マロニーらしきものが参加。羊の脂を吸いとろとろになったジャガイモとスープの相性は

鉄板だけれど、美味いエキスを吸い込んだマロニー(仮)も愛おしい。

ちょっと塩分の強さを感じたが、これはうまじょっぱさに他ならない

素朴な美味しさがあって好感度も高く、これは汁ごとざばっと白飯にかけたいなあ。

羊肉の麻婆豆腐

「麻婆豆腐人気なんですけど、辛いの苦手だったらほかのものを作りますよ」

(メンバー一同) ガンガンきてください!いつも通りでいいです!!

いやむしろ羊の麻婆豆腐食べたい。

 

豆腐は歯触りを感じる木綿タイプ。

羊肉の独特の風味に(羊の)旨味が入った麻辣オイルがしみじみ美味い。

一同の心を捉えた羊の麻婆豆腐。その美味しさに人気があるというのも納得した。

(ノブロー) 麻婆豆腐は羊肉に限るで♪ なかなか出してくれる店ないでオラ寂しいだよ。

羊のちぎり麺(ヨーグルト付き)

「このままで食べても美味しいんですけど、ヨーグルトを入れてもスープがさっぱりします」

羊の塩ゆでのスープで作ったちぎり麺、まずは、そのままで味わう。

――美味い。

羊のうまみ脂の入ったコクのあるスープには香菜が浮かび、ブレのない実直な旨さを

伝えてくれる。そののちにスプーンで一匙、ヨーグルトを入れて楽しむ。

各人の好みによるものですが、使うのが勿体ないと思えるぐらいベースの味が良かった

(ノブロー) ノンノン、そろそろお別れの時間だな。また会うべ。身体に気をつけるだよ。

(ノンノン) ノブロー、寂しいな。また遊んでね。きっとよ。

飲み放題ラストオーダーの際には声掛けありですが、まだ飲み足りず追加ドリンク注文も少々。

Hand01会計は、1人当たり9,000円(千円未満四捨五入)


「お母さん料理上手ですね」とメンバーさんが話しかけると

「私、料理人じゃないんですよ。ただの奥さん。」とBAOさん。

(寝太郎) 僕たちはBAOさん宅にお邪魔してお母さんの家庭料理を食べる、

お店はそんな風に考えていいのかな。

「そう思っていただければ一番嬉しい。だから毎日新しいものを作って、残り物を出したくない。」

気さくで懐の広さを感じさせるBAOさんの店は羊使いがとても素敵。

今後は羊のスープを使った麺も研究し積極的に取り組んでいきたいとのこと。

食いしん坊さんにとって、面白味があり、たいへん興味深い店でありますが、店は連日満席で

大盛況のため予約は必須。

なお、料理はアラカルトでも頼めますが、コース料理のキャンセルは3日前までにお願いします。

ということです。

 

BAO (バオ)

東京都港区新橋3-14-6 小林ビル 1F

TEL   03-6435-6366

営業時間/ 月~金 17:00~23:30 土 16:00~22:00

定休日    日曜日・祝日

https://www.facebook.com/mongolbao 

※中国料理満足度数は、4.5~5.0

BAOアジア・エスニック(その他) / 新橋駅汐留駅内幸町駅

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山西亭 (サンセイテイ) 東新宿

2015-09-04 | 中国料理(東北料理)山東・延辺

中華料理「山西亭」 再訪

利用は厨房の様子が望める中央ダイニングの4人掛けテーブル席。

麺料理をこよなく愛し、当店の常連でもあるS氏との会食。

注文はアラカルトですが、今回のオーダーも以前と同じ山西省郷土料理が入っているため、

それらについては細かい記録を省きます。

莜麺栲栳栳(ヨウミェンカオラオラオ)(莜麦:燕麦のせいろ蒸し麺)@580(小蒸籠)(税別)

つけだれ2種も変わらず。山西省の黒酢と醤油、トマトとタマゴ。

山西風味鶏(蒸し鶏と野菜の山西香酢の和え)@800

炒蕎麦灌腸(蕎麦餅の炒め物)@800(税別)

蕎麦粉に小麦粉を混ぜた麺生地を蒸し固め平たくカット。それをモヤシ、ニンジン、ニラなどと

黒酢をベースに炒めた山西省郷土料理。

蕎麦餅は蕎麦がきのような食感で、取り澄ましたところのない素朴な美味しさが味の魅力です。

 

さて、お客様の波がひけたタイミングでご主人が2品麺料理を紹介してくれました。

豆面 擦尖@780(税別)

(ノブロー) つけだれは①トマトとタマゴ、②高菜あん、が用意されただ。 

ご主人の話では、豆面には、高菜あんが良いとのこと。

ちょっぴりの唐辛子が入ってますが、どぎつい辛さはなく、いわゆる辛子高菜的な味わい。

もっちりとした麺に絡めていただきます。長さが短いので少々掴み辛いかな。

红面(高粱面)@780(税別)

こちらは高粱粉で作られている。

その红面はトマトとタマゴが合うとのことで、

同様に麺にかけていただく。なるほど、トマトのやわらかい酸味がマッチした。

上記写真の器具はご主人の手作り。これで生地を擦るようにして作るらしい。

酒は、生ビール@450(税別)×2、紹興酒3年(ボトル)@1,380(税別)×2を注文。

Hand01 お会計は1人当たり4,000円 がっちり飲めて、やっぱり安くて美味い!

麺処、山西省。まだまだ好奇心を掻き立てられる麺料理が楽しめそうだ。

 

山西亭 (サンセイテイ)

東京都新宿区大久保2-6-10 B1F

TEL         03-3202-7808

営業時間/ 11:00~15:00 17:30~22:30(L.O)

定休日     不定休          -店舗情報「食べログ」より-  

※中国料理満足度数は、4.5~5.0(*^・^)ノ

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小城 (オシロ) 西川口

2015-08-31 | 中国料理(東北料理)山東・延辺

中華料理「小城

 

場所は西川口駅東口下車。駅を背にして西川口駅東口の交差点を左折し進行した道沿い。

飯友さんが川口に滞在するということで、この地まで足を運んだ。

店は西川口公団ビル1Fに立地するが、この並び一帯が妙に現地っぽい。

ガラス扉越しに中を窺うとその人相風体から感じたが、手前のテーブルで

中国人客が3組ほど食事をしている。

アウェイ感をひしひし感じながら入店すると、中国人の店員さんに案内されたのは正面奥のフロア。

テーブル席でレイアウトされ、各卓には炭火コンロをセットできるよう

中央に穴があり、通常時は蓋によりフラットな状態、頭上には排気フード付きです。

日本人はここに収容?と思ったら後半には中国人団体客も入り、

床には瓶ビールがケースで置かれ、中国語が強烈に飛び交うという圧倒的な現地感に支配されたが

勢いに呑まれることなかれ。我が道を行くのだ。

卓上には、市販のペットボトルに入れた水、灰皿など。

着座後には、メニュー、氷入りのコップ、業務用タオルおしぼりは目前で袋をパンと割って直置き。

取り皿を重ね、お通しには皮つきの塩ピーナッツ。

また、卓上の箸箱(割り箸)の上には、肉用の薬味が3種。

粉唐辛子(左)、クミン(真ん中)、右の黄色は素朴な甘さのある粉で、

この味、どこかで食べた気がしてならない。

 

さて、当店のウリは「聚福楼」さんと同様、羊の各部位の丸焼き。

烤羊腿(後腿@4,800、前腿@3,800)、烤羊排@3,800。

日本語が流暢に話せない店員さんもおすすめである、とメニューを指さし教えてくれるので、

相談のうえ、食べやすい烤羊排を選択。

「ラム切りますか?」

羊肉は丸焼きでも提供可だが、カットでお願いした。

しばらくすると炭火がセット。じりじりと熱を発し、顔が非常に熱くなる。忍耐。

烤羊排@3,800

あばら肉(スペアリブ)はカットでも圧巻のボリューム。

パワフルな肉の山は、目視でもその色味が綺麗なのでこれは期待できるぞ。

――今日は羊肉に神経を集中させ、他のものは切り捨てよう。

途中、店員さんが、心配になったのだろう。

他にオーダーがないか聞いてほしいと、日本語がよくわかる隣の店の女性にSOS!

「大丈夫、注文?(ワタシ)隣の店のひとだからすぐいるわけじゃないから、何か欲しいかも

しれないで聞いてって頼まれた。」 

親切な彼女の話だと、ここの店の方は中国東北地方、哈尔滨(ハルピン)出身なのだそう。

さてさて、羊肉を焼いて、ひたすら食らうことに専念しよう。

しかし、なかなか減りそうにない肉の山。そりゃそうだ。2人なのだから――。

まずは、炭火の香ばしさを纏った肉を、何もつけず口の中に放り込み噛みしめる。

すると赤身肉のうまみに追行し、嫌味のない脂がじゅわじゅわと口の中に広がった。

――おぉっ!これは!

羊肉の旨みはMAX級!肉質も良く、もたれ感のない味わいで素晴らしく美味い

ううむ。ビールにも合うなあ。

こうなるともう迷いはない。

トングで力強く肉を掴み網にのせ、焼いては食べる、この動作をひたすら繰り返した。

肉自体にも下味がついているが、食傷を回避でき、最後まで食べ続けることが

できたのは、味のバリエーションを変えれるこの3種の薬味のお蔭かもしれないなあ。

さっき隣の店の女性が、当店は哈爾濱(ハルピン)と言っていたので、思い出した。

手前の黄色い粉は「京華閣」さんでいただいた卵黄の粉(蛋黄粉)の甘さに似ていたのだ。

老虎菜唐辛子の盛り合わせ@580

青唐辛子と胡瓜と香菜のサラダ。

肉ばかりではバランスが悪いので、サラダを注文。

「辛い、大丈夫?」

と聞かれたが、食べてみると、青唐辛子も少なく、もっとツンとくるパンチの効いた辛さを

望みたかった。また炭火の熱に負けたのか、フロアの熱気に押されたためか、野菜はお疲れ気味だ。

酒は、朝日瓶啤(アサヒ瓶ビール)中@450×2、孔府家酒@2,500を注文。

Hand01 お会計は、1人当たり4,000円(千円未満四捨五入) あっぱれ安旨っ!

羊肉美味ければ全てよし!いやあ、美味かった。

機会があればある程度の人数を集めて利用したいな、そう思いつつ、

たらふく羊肉を詰め込んだ腹をさすりながら、駅へと戻るのであった。

 

小城 (オシロ)

埼玉県川口市並木3-23-19 西川口公団ビル 1F

TEL       048-229-2609

営業時間/  14:00~翌5:00

定休日     無休          -店舗情報「食べログ」より-

※中国料理満足度数は、4.0~5.0

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山西亭 (サンセイテイ) 東新宿

2015-07-29 | 中国料理(東北料理)山東・延辺

中華料理「山西亭」 再訪

某日の夜は6名でコース料理を利用。一人5,000円(税別)で飲み放題付き。(2.5h)

当初、準備してもらっていたのは、店内奥、6人掛けテーブル席(個室)。

しかし、空調の関係で、入口より左手の個室仕様のテーブル席へ移動する。

こちらは10名ほど入れるようだが、私たちには幸いしてこの個室を全て使わせてもらえた。

今回全くのお任せではなく、リクエストを2種入れてありますが、前回の貸切宴会

変わらぬ山西省郷土料理も入っているので、それらについては細かい記録を省きます。

山西風味鶏(蒸し鶏と野菜の山西香酢の和え)

山西炒凉粉(山西凉粉炒め)

過油肉(グオヨウロウ)(豚肉と五目野菜の香酢炒め)

不烂子(ブランズ)(ジャガイモ入り蒸し麺の焼きそば)

醋豚

本日はしっかり豚肉!タマネギやピーマン(赤・緑)も参加して、色味も鮮やかだ。

衣をつけて揚げられた豚肉はほろっと柔らかく、ふくよかな黒酢あんの加減も上々です。

莜麺魚魚(莜麺 焼きそば)

黒酢溜白菜(白菜の甘黒酢炒め)

自家制板粉条

酸辣土豆絲(細切りジャガイモのピリ辛炒め)

細切りジャガイモのシャキシャキとした食感が心地よいピリ辛の炒め。

水餃

莜麺栲栳栳(ヨウミェンカオラオラオ)(莜麦:燕麦のせいろ蒸し麺)

つけだれ2種も変わらず。

炒猫耳朶

リクエスト料理1。

先日ランチ訪問した際に、奥様達に「猫耳朶」の写真を見せ、作ってもらえるかを確認し

コース料理にいれてもらえるようお願いしておいた。

猫耳朶は山西省をはじめ中国の北方で食される麺。小さく切った生地を指で押して成形。

仕上がりは猫の耳のようにくるんと丸まった形状となり、名の由来はここからだ。

調理法はお任せしたが、タマゴ、キクラゲ、ニンニクの芽などと共に家常的に炒めで提供。

ニョッキのようなもちもち食感で素朴な味わいが魅力だが、ボリュームもあり、

後半にリクエスト麺がきたため食べきれなかったのは残念。

西红柿鸡蛋拌汤

リクエスト料理2は、貸切宴会の際に、ほっと寛げた卵とトマト、青菜入りのすいとんスープ。

西瓜


当店にはじめて訪れるメンバーも多かったので、リクエスト以外は定番の山西省郷土料理を

盛り込み組立をお任せしたが、この日のコース料理は、内容の濃い計14品の提供。

また、飲み放題の酒についても、今回もビール、 紹興酒はもちろん、白酒もおすすめのものを

用意してくれた。自分は少し飲みすぎてしまったなあ(反省)。

なお、食べきれなかったものはテイクアウトで持ちかえり可能であります。

 

山西亭 (サンセイテイ)

東京都新宿区大久保2-6-10 B1F

TEL         03-3202-7808

営業時間/ 11:00~15:00 17:30~22:30(L.O)

定休日     不定休          -店舗情報「食べログ」より-  

※中国料理満足度数は、4.5~5.0

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1833 (イチハチサンサン) 巣鴨

2015-07-24 | 中国料理(東北料理)山東・延辺

Private Kitchen 「1833」 (イチハチサンサン)

場所は、巣鴨駅下車。白山通りから入り、徒歩2分ぐらいの立地。

お洒落な内装の店で特色ある中華がいただけることを期待して初訪問。

白を基調とした明るく清潔感あふれる店内は、カウンター席とテーブル席でレイアウトされ、

ヒトサラ情報によると総席数35席。

卓上には、醤油、酢、辣油、爪楊枝、胡椒、紙ナプキンが用意。

利用は、入口より右手側の4人掛けテーブル席。

予約席の札が置かれた卓のテーブル・セッティングは、取り皿(2)、ロゴ入り箸袋に入った箸。

着座後にはタオル地のおしぼりが直置きされ、メニューが渡された。

ドリンクからと目を運ぶと、紹興酒、焼酎のボトルはもちろん、ワイン(ボトル)や

日本酒の四合瓶も用意され、グラスウイスキーやホッピーセットもあり、酒の種類は豊富だ。

スタートは、スーパードライ(中生)@500×2から。

料理は、グランドメニューからハルビン料理にターゲットを絞り注文した。

ハルビン羊串焼き(3本)@600

店長おすすめ印よりチョイス。

香ばしく焼け、肉質に難はないが、もっとがっちりクミンを効かせて欲しい。

パンチ不足でワイルドさを求めていた自分は、おとなしく優等生タイプの羊串焼きに、

肩透かしをくらった感じだ。

特製ハルビン水餃子(香菜)@650

セロリ、香菜、三鮮(肉・エビ・干しホタテ)から選択でき、個数は8個。

キュートなひと口サイズの水餃子で、中を確認するため注意していただくと、

手作り感はあるが、香菜の風味も乏しく味のインパクトに欠けた。

タフで暴れん坊の水餃子とは真逆のひ弱さが、私のイメージした大陸的な

本場感とのズレとなり、自身を悩ませる。

ハルビン伝統揚げ肉団子@800

店長おすすめ印よりチョイス。

ころんと、まんまるでこちらも可愛らしいサイズ。

綺麗に揚げられ外側はかりかりで、その油切れも良い。

しかし、肉は手切りされていないようで、ジューシーさは乏しく、つなぎも多いように感じた。

主菜としての肉料理というより、おやつ感覚でいただける揚げ肉団子である。

これは、この後に登場する料理に活用できそうなので少し残した。

ハルビン伝統酢豚@850

店長おすすめ印よりチョイス。

衣をつけパリッと揚げたスライス豚肉を野菜と合わせたもの。

一般の酢豚と異なり、ソースのこってり感がなく、甘酸っぱさで勝負。

色味は慎ましやかだが、口に含むと予想以上の甘さにびっくりした。

ハルビン特製白菜漬スープ@850

具材は、豚こま肉、白菜それと、マロニーちゃんかしら?

煮くずれをおこしていないし、立派な形状です。

(ノブロー) 揚げ肉団子を沈めて寝かしてみ。うめえよ。

 

白菜漬けからの醗酵系の酸味が効いて、本日オーダーした料理の中で一番、

本場っぽさの手応えを感じ得れたし、楽しめた。

(寝太郎) 同感だなあ~。

酒はほかに、古越龍山銀龍@2,400、カンティーネ・ドゥエ・パルメ@2,800などで

Hand01 お会計は1人当たり5,000円(千円未満四捨五入)。

化調使いを感じるが、それを乗り越えるワイルドさがなく、中途半端なお洒落感が勿体ない。

あらゆるところで本来の力強さが削がれてしまい、通常メニューではマニアな方々の

心に楔を打ち、捉えることは難しいのではないだろうか。

当方は水のお替わりが多いので、チェイサーは氷をいれたポットで出してくれたりと、

細かい心配りも含め接客もきちんとしているし、店の雰囲気はこのままに、

骨太な料理をもっとストレートに提供してもらえたらなあ、と思った。

ハルビン出身という料理人の底力に期待したい。

 

1833 (イチハチサンサン)

東京都豊島区巣鴨1-27-12 1F

TEL         03-3946-3956

営業時間/ Lunch11:00~15:00 
      Dinner17:00~23:30(L.O.23:00)土・祝・祝 22:30(L.O.22:00)

定休日     不定休          -店舗情報「ショップカード」より-

※中国料理満足度数は、3.6~5.0

1833ダイニングバー / 巣鴨駅千石駅大塚駅前駅

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山西亭 (サンセイテイ) 東新宿

2015-07-14 | 中国料理(東北料理)山東・延辺

中華料理「山西亭」 ランチに再訪。

当店、人気急上昇で、ランチタイムも大盛況。入店時、中央ダイニングは満席のため

左手の個室仕様のテーブル席へ案内を受けた。

麻辣麺(単品)@680

本日のオーダーは、山西油泼刀削麺とランチの人気を二分するという麻辣刀削麺。

麺の大盛りは100円増しになるが、通常サイズで。

サーブ時に紙エプロンをもらえたので、(スープの)服への飛び散りも、しっかりガードできる。

麻辣刀削麺の具材は、肉そぼろ、青菜、香菜。

ほんのりスープ色に薄化粧したコシのあるもっちもちの刀削麺は、

形が不均衡なため噛む楽しみにぴろぴろっとした食感があわさる複合型。

――う~ん。これいいなあ。人気もわかるよ。

スープは山椒と唐辛子がぴりりと効いた旨味系の辛さ。

レンゲで底に沈んだ肉そぼろも救出しつつ、スープを飲み進めると、額にはいつの間にか

汗がじんわり。しかし、これが後を引く辛さなので止められない。

紙エプロンの安心感もあって、思う存分麻辣刀削麺を味わうことができ、

きっちりと完食した。美味かった。

なお、セットの漬物と杏仁豆腐も角盆に乗せられランチ参戦している。

これで680円だというのだから本当に頭が下がる。

 

山西亭 (サンセイテイ)

東京都新宿区大久保2-6-10 B1F

TEL  03-3202-7808

営業時間/ 11:00~15:00 17:30~22:30(L.O)

定休日   不定休          -店舗情報「食べログ」より-?

※中国料理満足度数は、4.5~5.0

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