タイ料理「バーン・タム」 (Baan Tum)
最寄駅は新大久保若しくは東新宿。大久保通りに面したビルの地下1F。
地下飲食店街に店を構えています。
某日は飯友さんたちとの会食。
店内はテーブル席のみでレイアウトされ、食べログによると席数22席。
利用日は圧倒的に女性客が多く、小ぢんまりとした店は満員御礼。
隣との席の間隔も十分とは言えない食堂風の簡素な店なのに何故なんだろう?
飯友さんの話によると、当店のオーナーシェフ、タムさんという方は
タイ料理では有名な料理人とのこと。どうやら店頭の写真がその方のよう。
なるほど、この状態からも料理人の腕の確かさを窺い知ることができ、群を抜いた
人気の高さに驚かされました。
オーダーはこのジャンルに詳しい飯友さんにすべておまかせし、後日料理名を教えてもらいました。
それによると以下の通り。(順不同)。
・ネームクルック イサーンの酸っぱいソーセージのサラダ
・ヤムマクアポ ナスのサラダ海老入り
・カイヨーマガパオ ピータンのバイガパオ(ホーリーバジル)
・タップワーン レバーサラダ
・ヌアデッディヨウ 揚げ牛肉
・トムサップ イサーンのモツ鍋
・デーンゴアバッコー デザート、ココナツスープのカボチャ入り
なお、調理はそのタムさんが一人で担当。したがって、注文が立て込んだときは、
次の料理が出るまでに時間を要する場合もあります。
ヤムマクアポ(ナスのサラダ海老入り)
ネームクルック(イサーンの酸っぱいソーセージのサラダ)
別皿の野菜。
カイヨーマガパオ(ピータンのバイガパオ)(ホーリーバジル)
タップワーン(レバーサラダ)
ヌアデッディヨウ(揚げ牛肉)
トムサップ(イサーンのモツ鍋)
デーンゴアバッコー(ココナツスープのカボチャ入り)
久しぶりのタイ料理。自身は経験値が乏しく、それゆえ物差しが出来上がっていないので
細かい記録は控えさせていただきますが、
個人的に気に入ったのは、酸っぱ辛さがたまらなく旨いネームクルック。
食べやすく千切った酸味のあるソーセージ(ネーム)は香ばしくカリッと炒ったもち米(カオクワ)と
強力タッグを組んでいますが、このカオクワがすべて砕けきっていないため、
食感に強弱がつき、とてもチャーミング。また、そこに香味野菜が加わり、ピリッと辛いたれと
和えた匙加減も絶妙ですが、それだけでは終わりません。
これを別盛りのフレッシュな野菜に巻いていただくのです。
食感豊かに野菜もたっぷりいただけ、香り高く爽やかで味も鮮やか。
見た目以上の味の良さに度肝を抜かれた思いです。
また、甘酸っぱくまろやかに辛い、たれだく状のヤムマクアポも、親しみやすく、
すんなり口に馴染む味で好印象。
ぷりっとしたエビと柔らかい茄子、この食感のコントラストも見事だし、美味なたれは
脇を固めるキャベツの千切りにも慈悲深く、愛を注いでくれるのでありました。
ほか、私にはどの料理も、目にも舌にも楽しく胃袋を満足させるものでしたよ。
以上、繁盛店であることも納得できる味の良いタイ料理店でした。ご馳走さまでした。
バーン・タム (Baan Tum)
東京都新宿区大久保2-19-1 セントラル大久保ビル B1F
TEL 03-3205-5661
営業時間/ 17:00~24:00(L.O.23:30)
定休日 月曜日(祝日の場合は営業、火曜日に休み) -店舗情報「食べログ」より-
※幹事さん、ありがとうございました。