みにの夢色探索

本日も中華日和☆美味しい中国料理が食べたいな♪
たまに書く中華グルメと競馬予想、日常の備忘録。

チャイナシャドー (CHINA SHADOW) 品川

2014-07-31 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

広東料理「チャイナシャドー」 (CHINA SHADOW) 再訪

某土曜日のランチタイム訪問。

去年お邪魔した際に利用した土日祝祭日限定の「飲茶セット」はメニューに見当たらず、

現在は料理と点心メニューをセットにした特別コース(1種類)が

土日祝日限定ランチコースになっていた。

利用は店内右手の窓際2人掛けテーブル席。椅子は荷物を置けるよう3つ準備されている。

なお、テーブル・セッティングは、変わりがないため省略。

HPではアラカルトメニューで31種類の飲茶メニューも用意されているとあったのですが、

手渡されたものは、飲茶ではなく料理のグランドメニュー。その値段の良さに緊張した。


今回、土日祝日限定ランチコースとして紹介されているものは、

」 Kizuna@5,000(2名様より)

その内容構成は、

・特製サラダ風冷菜 ・蒸し点心三種 ・あわび入りスープ蒸し餃子 ・牛肉とピーマンの細切り炒め
・揚げ又は焼き点心二種 ・小海老のチリソース煮 ・メインのお料理を1品チョイス
・クコの実とスィートコーン入りお粥 ・本日のお勧めデザート。

同席の魔神さんも私も、コースに「牛肉とピーマンの細切り炒め」と「小海老のチリソース煮」が

組み込まれていることに難色を示し、なかなか決断がつかなかったのですが、

相談の結果、当該ランチコースとアラカルトで注文を決めました。

上記2品も当店らしいセンスの良さがあるに違いない。「新感覚広東料理」に期待だ! 

 ※コース料理は各自分での提供。

特製サラダ風冷菜 Chef’s special salad

叉焼サラダ。

このサラダのメインとなる叉焼は焼きたてに近くコンディション良好。しっかり旨みもある。

カットして揚げたワンタン皮の食感とピリッとスパイシーなドレッシングを合わせて。

蒸し点心三種 Three kinds of steamed dim sum

海老焼売、ほうれん草餃子、潮州式蒸し餃子。

海老焼売は変わらず、肉餡、ホタテ、海老のスタンダードな三段構造。

グリーンのほうれん草餃子は、以前確認できた海老のボリュームが減少していたように思う。

潮州式蒸し餃子の餡には海老と香菜。フレッシュな香菜の香りがよく合う。

あわび入りスープ蒸し餃子 Steamed abalone dumpling soup

まろやかな口当たりの赤酢もセット。お好みでとのこと。

蒸し点心三種とあわび入りスープ蒸し餃子が、構成的に前回の飲茶セット葫芦糸」で

提供されたもの同じになる。スープに視認できるのは、あわび、金華ハム、刻みネギ。

リッチなビジュアルがいい。

器にすっぽりとおさまった巨大な餃子の中には餡がみっしり。

このスープには赤酢がよく合うのだ。

くれぐれも、いきなりスープに投入されぬよう。

レンゲで具とスープを掬い、そこに赤酢を落とし、様子を見ながらいただこう。

味覚を幸せにしてくれる、あわび入りスープ蒸し餃子は、このランチコースの主役であった。

(ノブロー) 次は海鮮と肉になるだ。同時に二皿サーブされただ。

小海老のチリソース煮 Braised shrimps in chili sauce

下処理をされた小海老は淑やかな面持ち。

牛肉とピーマンの細切り炒め Sautéed beef and green peppers

具材にはほかに、タマネギ、干しシイタケ、もやし、タケノコ。

野菜からの甘みも加わっている。

「小海老のチリソース煮」、「牛肉とピーマンの細切り炒め」ともに広東スタイルの味つけで、

見目麗しく味も穏やかですが「新感覚広東料理」を謳う当店のメンバーとしては

シャープさに欠け面白味がなく物足りない。

揚げ又は焼き点心二種 Two kinds of deep-fried or pan-fried dim sum

海老入りニラ饅頭、豚肉入りニラ春巻。

一見では問題ありませんが、口に含むと油っこさが口に残り、ニラがかぶっている

こともあって食後感が好ましくない。

むき貝の紅麹炒め(紅麹炒貝)小盆@5,400

グランドメニューよりアラカルトチョイス。サーブするタイミングも聞いてくれた。

小盆一つで、ゆうにこのランチコースを越える値段。中盆になると8,100円です(汗)。

卓上にお披露目後、店の方が取り分けて提供。

この日の貝は肉厚のホタテ。火の入り加減は良いのですが、やはり味の仕上がりが上品。

もう少しパンチを望みたかったところです。

メインのお料理を以下より1品お選びいただけます Your choice of one main dish

「以下より1品」は12種類。ほぼ鹹点心ですが、中から選んだのは

塩玉子入り豚挽肉の中国家庭風蒸しハンバーグ Steamed minced pork with salted egg

ゴツゴツとした粗挽肉は少し蒸しすぎてしまったようで硬く、

程度な歯ざわりが損なわれてしまったのが残念。

塩分が強く前面でていますが、同時に肉と塩玉子の旨味もたっぷり。

しかし、くどさもあって、求めていた味との微妙なズレがもどかしい。

クコの実とスィートコーン入りお粥  Rice porridge with sweet corn and wolfberries

粥は程よくとろり。中央には油條を浮かべている。

口に運ぶとおとなしすぎて、いま一つピントのボケた味。

ここには別注文ですが、調味料で腐乳をお願いしてコクを深めるべきだった。

※XO醤@800、豆瓣醬@400、腐乳@300、金沙@500

本日のお勧めデザート Chef's special dessert

三層のプリン仕立てのデザート。

一番下から、マンゴープリン、ヨーグルトプリン、グレープゼリー。

トップには皮を剥いた瑞々しい葡萄。また、三層の間にはフルーツの果肉入り。

スプーンを下まで入れて、三種の味を口に運ぶ。

マンゴーの濃厚な甘みにヨーグルトのほのかな酸味、喉越しの良いゼリーが

一つに合わさり喉に落ちていく。 美味い。デザートはいつも好印象だ。

お酒は、アサヒドラフト@1,200×3、古山龍山(カメ1合)@1,300を注文。

ほか10%のサービス料を加算し、

Hand01 お会計は、1人当たり12,000円(千円未満四捨五入)。テーブルチェックにて。

「飲茶セット」に比べ、その内容が寂しくなった気がする。

土日祝祭日のランチは、またメニューが変わった頃にお邪魔したい。

 

チャイナシャドー (CHINA SHADOW)

東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー 26F

TEL   03-5783-1257

営業時間/11:30~22:00(L.O)

定休日   無休  

※ランチ満足度、中国料理満足度数は、3.8~5.0

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麻布長江 香福筳 (アザブチョウコウ コウフクエン) 西麻布

2014-07-30 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

2014年6月でリニューアルオープンから5年を迎えた中国料理「麻布長江 香福筳

(アザブチョウコウ コウフクエン) 

お店では5周年を記念し、平日ランチ限定で「フカヒレの姿煮 白湯煮込み」を

お得な限定価格で提供してくれるとの情報。これは当店の”スペシャリテ”でもあります。

 

と、同時に季節は「JAPAN RESTAURANT WEEK2014 SUMMER PREMIUM」の開催時期(7.18~8.6)。

当店も参加店舗で、そのメニューを見ると姿煮はディナーの7,000円に登場している。

店側は(レストラン・ウィークの)在庫を確保するために、このタイミングで、(平日ランチ限定の)

姿煮を終了させてしまうのではないかと、朝に晩に心配でならない。

一刻も早く向かわなくては……。 再訪です。

席のみの予約で2名で訪問。店内中ほどの4人掛けテーブル席を利用。

椅子にはクッションが置かれている。

テーブル・セッティング等は、以前とあまり変りがないのですが、今回はスプーンが準備されていた。

ひょっとしたら、ですが電話をかけた際に、私が【5周年記念フカヒレ姿煮セット】を聞いたからかな?

注文はもちろん、上記フカヒレ姿煮セットですが、背びれと尾びれが選べ値段も違います。

◇フカヒレ背びれ・姿煮込み ¥1,900(税込)

◇フカヒレ尾びれ・姿煮込み ¥4,000(税込)

 ※ご飯orお粥、おかわり自由・サラダ・漬物・スープ付き。

尾びれは、ほぼ背びれの倍のお値段になる。

悩んでいると、フロアスタッフの男性が脇に立ち、丁寧に説明してくれた。

よだれ鶏@700

平日のランチタイムメニューには、1~2名でいただける量のランチ単品があった。

生ビール@800×2 とともに、そこからチョイスしたのが、よだれ鶏だ。

下にはキュウリ、脇には香菜とトマトを添えている。

健やかな鶏肉は厚みもあり、歯が入ったときの食感が違う。

よだれ鶏にも大山鶏を使われているのかも。むっちりとして肉質がすこぶる良い。

濃厚でコクのある大人味の麻辣ソースでいただく。フレッシュな花椒の香りが活きていた。

皮蛋豆腐@1,600(@1,728)

グランドメニューからのチョイス。

なめらかで絹のように柔らかい豆腐の上には、カットしたアボカド、揚げた烏骨鶏の皮蛋、

刻んだ四川ピクルス(泡菜)とネギ、白ゴマが散らしてある。

皮蛋にひと手間加え、揚げることで特有の香りを和らげ、持ち味を活かし、香ばしさを

つけているのでしょう。

あっさりとした豆腐、アボカドのコク、皮蛋の風味が層を織りなし、味覚に涼感を呼ぶ一皿。

(レンタロー) 醤油ベースのたれもまろやかで美味いで。泡菜とのマッチ力もええ。

フカヒレ尾びれ・姿煮込み@4,000(税込)

夜では、80g@4,700(@5,076)のヨシキリ鮫のフカヒレ姿煮込み・白湯仕立てを、

5周年記念では税込4,000円で提供。

 

白湯でじっくり煮込んだ肉厚のフカヒレは艶めき、はっとするほど美麗で食べ手を魅了する。

箸をつけるのもためらわれるほどですが、覚悟を決めた。

――ああ、美味しい。

当店の”スペシャリテ”と謳われることだけあって、その味も格別だった。

雑味のない上品な白湯が繊維にしみ込み、口に含んだ時の充実感が違う。

口福だ。綺麗な味わいが余韻となって紡ぎだされ、舌が心が満たされていく。

(タクロー) 尾びれは煮込んでも形崩れしにくいんだと。見目好いべ。

セットのサラダ・漬物(ザーサイ)・スープ(ワカメ、玉子)。

野菜にはゴマ風味のドレッシング。生野菜ではなく、青菜の炒めものだと、なお口福。

トウモロコシ・キャベツの春巻(2本)@800

もっと口福になりたい。食べ手はどんどん欲張りになる。本日のおすすめより追加注文。

(レンタロー) 春巻は店の人が取り分けてサーブしてくれただよ。

皿には細かく削った自家製カラスミを散らし、かりっと見事なまでに揚がった春巻は

食べやすいように包丁を入れ、中には旬の甘いトウモロコシがみっちり。

カラスミの塩気と調和させた繊細な味わいに感服する。

「フカヒレの白湯ソースは早目にお召し上がりください」

スタッフさんのアドバイスだった。

しかし、私にはしたいことがある。邪道でもなんでもかまわない。

1/3ぐらいをそのままで食べ、残りは勝手をして白飯にON! 

私だけのフカヒレ丼の出来上がりだ 

もちろん、白湯ソースもスプーンで残らず掬い入れた。

歯を入れると、フカヒレはさくっと心地良く噛み切れる。

このさくっと感は、バラバラの状態になった「散翅」を食べる自分にとっては何ものにも代えがたい喜び。

思いっきりの贅沢を、自分が盛ったフカヒレ丼で体感しているのだ。

白湯ソースがかかった米粒も1つ残らず胃袋に収め、きれいに空っぽにした。

旨かった。我を忘れて駆け付けた甲斐があった。

杏仁豆腐@700(@756)

南杏と北杏のアンニンドーフと記されていたので、混ぜて作っているのでしょう。

誠実さが伝わり、コクと甘みが十分でミルキーな味わいでした。

会計は、テーブルチェックにて。

黄酒 ノンブレンドカメ出し(16度)二合@2,000 を加え、

Hand01 上記注文で、お会計は1人当たり8,000円(千円未満四捨五入)。

※税込は、5周年記念フカヒレ姿煮セットとランチ単品のよだれ鶏。サービス料はかからず。

驚くことに1人あたりの金額を記して提示してくれた。

接客対応は全般を通じ素晴らしいのですが、この細やかな配慮にも頭が下がる。

帰り際には、丁寧なシェフの挨拶を受ける。

夏のシーズンはカエルが美味しいのだとか。

“口福”を求め、またお邪魔したくなってしまうではないか。

 

麻布長江 香福筳 (アザブチョウコウ コウフクエン)

東京都港区西麻布1-13-14

TEL          03-3796-7835

営業時間/ 火~金     11:30~14:30(L.O) 18:00~22:00(L.O) 
            土・祝・日 12:00~14:30(L.O) 18:00~22:00(L.O) 

定休日     月曜(祝日の場合翌日休み) 

※ランチ満足度、中国料理満足度数は、4.2~5.0

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嘉賓(カヒン) 渋谷

2014-07-29 | 中国料理全般

Chinese Dining 「嘉賓」(カヒン)

当店は四ツ谷の老舗広東料理「嘉賓」(カヒン)の姉妹店。

場所はJR渋谷駅新南口を出て、道を挟み斜め前のGEMS渋谷 8F。徒歩1分

お洒落なBGMが流れ渋谷の年齢層を意識したスタイリッシュな店内は、

メインダイニングのほか個室を完備し、大型モニターも設置。

そこではスポーツ観戦もでき多目的に使用可能というのだから、

“嘉賓”と言うと四ツ谷店のクラシカルなイメージしか頭に浮かばない自分にとって、

ある意味新鮮な驚きだった。

フロアを担当するスタッフのお姉さんも、くたびれ感がなくテキパキ動作がこなせるきりっとしたスタイル。 

彼女に案内してもらったのは、片側ベンチシートのテーブル席で、

この時間帯は2名使用に卓を離しセットしている。

テーブル・セッティングは、使い捨て紙おしぼり、割り箸(横置き)、ランチメニュー。

着座後には氷水の提供を受けた。

 

ランチメニュー(11種類)から選んだのは、嘉賓おすすめの逸品と銘打たれた牡蠣ソース和えそば。
白粥・サラダ・お新香・デザート・ドリンク付き。

四ツ谷店のあの懐かしい味が、渋谷で再現されるだろうか、楽しみだ。

ランチは何を選ぶかによってセットが若干異なる。

しかし、サラダ・デザート・ドリンクは必ずついてくるようだ。

注文時、「飲み物はどうされますか?」と聞かれた。

セットのドリンクはサービスドリンク(6種類)の中から選ぶシステムで、チョイスはアイス烏龍茶。

店側では昼を見越して準備しているから、サラダ・お新香・ドリンクが登場するのも早かった。

お新香は3つ仕切り皿で、大根、ザーサイ、塩豚。大根の漬物が甘く、口に合わない。

牡蠣ソース和えそば@900(税込)

程無く、そばと粥が到着。自分で注文しておいてですが、炭水化物に偏った食饌だ。

セットのサラダは食事のバランスを考えてのことと思うけれど、これではなく、

“青菜の炒め”あたりで提供していただきたかったなあ。味の組み立て的にしっくりこない。

(レンタロー) な、具がねえの?上のネギだけだで。

箸を入れ麵をほぐし、口に運ぶ。細く縮れたぽそぽその麵は、私の記憶に残っている

カキソース和えそばとは(麵の)状態や味わいが微妙に違う。甘さの舌残りがある。

似て非なる四ツ谷カキソース和えそばのそっくりさんだ。

白粥には鶏のささ身入り。ほぼ米の原型がなく、ぽってりとろっととした粥で、

特筆すべきものはないけれど、塩加減も整っていて普通にいただける。

大きく外すこともなく安堵した。

デザートは杏仁豆腐。

本格的中華を愉しむというより、小綺麗な店内で中華を肴にワインやハイボールを片手にして

話を弾ませるカジュアルチャイニーズダイニングというイメージを持った。

昼の時間帯、客入りはまばら。 当店の勝負は夜の営業かもしれない。

 

Chinese Dining 嘉賓(カヒン)

東京都渋谷区渋谷3-27-11 GEMS8F

TEL     03-6427-2239

営業時間/  月~金 11:00~15:00(LO)14:30 17:00~23:00(LO)22:30
        土日 11:00~23:00 ※15:00~17:00は、アイドルタイム

定休日/   無休(年末年始を除く)

※ランチ満足度数は、3.2~5.0

嘉賓ダイニングバー / 渋谷駅代官山駅神泉駅

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中国料理 彩龍 (サイリュウ) 横浜

2014-07-28 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

中国料理 「彩龍」 (サイリュウ)

当店は2014年7月4日、リニューアルデザインを行い、メニューや内装を一新し、

中国料理総料理長に日本の広東料理界の重鎮、陳 啓明(ちん けいめい)氏を迎えた。

同氏は前職のウェスティンホテル東京中国料理「龍天門」でミシュランガイド、

2010年、2011年と連続一つ星獲得に貢献された輝かしい実績を持つ方である。

場所は、横浜駅西口徒歩1分。横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ 3F。

実は以前、当店を訪れたことがある。

そのときは、ヨシキリザメのふかひれの姿を、オイスターソースベースの醤油で煮込んだ

あんかけ麺を目当てに来たのだけれど、満席で入店が叶わなかった。

1人の場合はピークタイムを外して向かうべし。ここでの教訓だ。

それを守り、遅めの訪問。

3Fホテル通路からガラス越しに少し中が窺えるので空席を確認し、エントランスをくぐり、

左手のレセプションで1人の旨を伝えると、スムーズに案内してもらえた。

HPによると、当店の席数は140席、個室は6室。 

クラシックなBGMが流れる店内は、

照明の明るさを抑えることで、より落ち着いた雰囲気を作り上げている。

利用は左手のメインダイニング、窓際の2人掛けテーブル席。

運が良いことに端の席で隣は空席。リラックスして食事が取れそうだ。

テーブル・セッティングは、位置皿、リング留めナプキン、カトラリーレスト、スプーン、

箸(縦置き)、卓上簡易メニュー(デザート)。 テーブルクロスは2枚重ね。

着席時にはお店の方がスマートに椅子をひいてくれた。

メニューが手渡され、タオル地おしぼり(トレー置き)がセット。

厚いメニューをめくり、ふかひれあんかけ麺を探すも、メニューが一新されているため見当たらず、

ページをめくっていたところ季節のおすすめ冷製担々麵に目が留った(温かい担々麵の用意も可)。

注文を伝えると

「お飲み物は何か?」

と聞かれたため、要りません、と返答した。

「お茶をお持ちしましょう」

と卓上にティーポット(ティーバッグ入り)と茶杯(ソーサー付)がサーブされ、

「いま、湯を入れたばかりなので、少し時間をおいてからお入れください」とサジェスチョン。

さすが、ホテルスタッフならではのホスピタリティ。安定し行き届いたサービスだ。

海老入り蒸し餃子(蝦餃)4個 @1,000(税別・サービス料込)

ともにオーダーしたのは点心。

蒸し時間は要したが、麵より先に運んできてくれた。

「お味はついていますが、お醤油やからしははどういたしましょう?お持ちしましょうか?」

もちろん、このままでいただく。

半透明の皮からは、海老の色味がくっきりと透けて見える。このシースルー感はかなりのものだ。

もっちりとした皮を噛み切ると、中にはぷりっぷりの海老ががっつり。

餡には塩味が効いていて、ごまかしたたところのない素材の力強さが満足感に繋がった。

冷製担々麵@1,980(税別・サービス料込)

待望の冷製担々麵との対面だ。

オレンジがかった色味のスープの中央には、粗々しい形状の炸醤肉(肉そぼろ)と

花椒をふった白髪ネギが小さな島を成し、周りに散らされた葉ニンニクと辣油が彩を添える。

レンゲでスープを掬い、口に運んだ。

――あ・美味い!

それは新鮮な衝撃だった。

コク深い冷たいスープは旨味の層が深く、ゴマの風味の中に爽やかな甘酸っぱさを感じ、

ビリビリとした辛さが追行してくる。

きりっと氷水でしめた冷たくコシのある縮れ麺との相性も抜群で、

品の良い味わいながらもキレがあり、パンチを持っている 

なんというバランス感なのだろうと至極感心した。

後に聞いたところ、これは料理長の得意とする料理の一つだとか。流石です。

食後はデザートも聞かれたのですが、私自身の時間の都合もありこれにて終了。

会計はテーブルチェックでお願いした。

Hand01 消費税・サービス料10%を入れた合計で3,210円。

料理長が変わられたことで、今後の展開が気になる1軒であります

 

中国料理 彩龍 (サイリュウ)

神奈川県横浜市西区北幸1-3-23 横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ 3F

TEL       045-411-1144

営業時間/  月~金 11:30~14:30 土日祝 11:30~15:30
             月~土 17:30~21:00 日祝 17:30~20:30

定休日     無休

※ランチ満足度数は、4.2~5.0

中国料理 彩龍中華料理 / 横浜駅新高島駅平沼橋駅

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羅山(ラザン) 田園調布

2014-07-27 | 中国料理全般

中国料理「羅山」(ラザン) 再訪

利用は同様、半地下の2人掛けテーブル席。卓上まわりは変りがないので省略します。

担々麺@1,080

休日のためランチメニューはなし。グランドメニューからのチョイス。担々麵再び。

お値段は消費税法改正により1,050円から1,080円になった。

サーブされてきた担々麵を見て、力が抜けた。

以前と比べると、盛り付けも雑でそのため安っぽく見える。

箸袋から取り出しパチンと割った割り箸を手に、スープの中に潜り込んだ麺をさぐりすする。

……麵は変わらないか。

気を取り直して、レンゲでスープを味わう。

今日は作り手が違うのか、スープはしゃぱしゃぱ。辣油はしっかり、ニンニクがっちり。

あれ?酸味はどこにいったのだろう。

もちろん問題なく食せる味だけれど、何か違うよなあ。

 

羅山 (ラザン)

東京都大田区田園調布2-51-3

TEL     03-3722-3712

営業時間/  11:30~15:00 17:00~22:30(L.O)

定休日/   無休

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中国料理くろさわ東京菜 (テイクアウト焼売) 大森

2014-07-26 | 中国料理全般

中国料理「くろさわ東京菜」 

手書きのメニューの裏に「take out 焼売」の文字を見つけた。

8ケ入り1,840円(税込)。1ケ230円だ。

当店で点心をいただいた経験がないので、さっそく購入の意思を伝える。

すると、焼売は冷凍のままか、蒸したものを持ち帰るか選択できた。 

「冷凍で。家で自分で蒸します」

この場合、蒸し時間は10分ほどと説明を受けた。

焼売はフードパックに詰められ、それを手提げ紙袋に入れて渡してくれた。

(ノブロー) 焼売は海老と肉のようだで。こっちは海老焼売だな♪

手作り感の伝わる形状。大ぶりな具材を食感としてとらえることができる。

味付けには胡椒がしっかり入っているので、他の調味料は一切不要。

焼売もくろさわ仕立て。味はちょっと濃い目でお酒にもご飯にも合うんだな。

 

中国料理くろさわ東京菜

東京都大田区山王2-36-10 石毛第2ビル

TEL         03-5743-7443

営業時間/ 11:30~14:00(13:30LO) 18:00~23:00(22:00LO)

定休日    月曜日 ※祝日の際は翌火曜日

 

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中国料理くろさわ東京菜 大森

2014-07-25 | 中国料理全般

中国料理「くろさわ東京菜」 定期再訪

しばらく間が空いてしまいましたが、A・Bランチのほかにコース仕立ての

Cランチも諸事情により価格改定。

平日はA又はBランチを利用のお客様が多かったので、

今まで(旧価格で)よく頑張っていたと思いますよ。

さて、私はいつものようにBランチ。もちろん、当店ではビールも飲んでしまうのだ。


注文を通したあとには

「こんにちは!」と店の奥から女性のお声掛けがあった。

いつもの方だ。勝手にスタッフさんと思っていたけれど、ひょっとしたら奥様なのかな。

雑談を交わし、リラックスして料理の出来上がりを待つ。

しかし、ジャージャー!ジュゥゥゥー!カンカン!

店内のBGMに混じり、厨房の心地良いサウンド音が聞こえ始めると、

自分は妙にそわそわし、待ち遠しくてたまらなくなる。

「お待たせしました」

スタッフのお兄さんが前菜を持って、ひと声掛けてくれる。

きっと、このときの自分は思いっきり目尻が下がっていることだろう。

――待ってました!!

前菜2種盛り

鮎のパテ 青トマトとジャムの和え物を添えて(左)、豚レバーのピリ辛ソースがけ(右)。

初夏を感じさせる鮎を使ったパテは、ねっとりとした舌触りでほろ苦く、酒との相性は抜群。

手もとのビールを進めさせる美味しさだ。

次に豚レバーに箸をつける。

臭みもなくとろけるような柔らかさで、これも人の舌を唸らせる旨さ。

シェフの前菜にはいつも感心させられている。

今まで一度として同じものが提供されたことはない。研究熱心で工夫しているのだ。

(ノブロー) どちらも丁寧な下仕事あっての味だで。オラ達、与えてもらっているものが大きいだ。

鶏肉・野菜黒胡椒炒め、メカジキの黒酢ソース、ツルムラサキと新ニンニクの塩炒め。

料理は1品ずつ出来上がり次第で運んでくれるけれど、

決してスープやご飯がそれより先に来て、待ちぼうけを食らうことはない。

ちゃんと1品、おかずが卓に登場してから。この決まり事は逸脱してはならないのだ。

 

前菜はビールのつまみで食べてしまったが、この時点で私の食事は出揃い、

こうして一堂に会すると、よい眺めだ。来店した甲斐があった。

緊張から解き放たれ、顔を綻ばせていると――。

「お久しぶりです」

手が少し離れたからだろう。シェフが厨房から挨拶に出てきてくれた。

気の利いた言葉がでない私はオウム返しの挨拶と「厨房は暑いのでは?」

などどありきたりの言葉を投げてしまった。

「ははは、これで外に出ると清々しいですよ」 

料理にも体現されているけれど、自然体でいつも誠実な方だ。

たまにしか来れない私にも温かく接してくれることが嬉しかった。

鶏肉・野菜黒胡椒炒めには、生姜も効かせ、野菜はパプリカ(赤・黄)、ズッキーニ、ジャガイモ。

野菜の量に比べ、肉が少ないわけではなく、ぷりぷりとした鶏肉も十分に入っている。

全ての具材に均等に味がまわり、正しく白飯が進むチャーミングな主菜だ。

メカジキの黒酢ソースも旬のトウモロコシをまとわせて。ソースの加減も上々。

ツルムラサキのクセのある香りも新ニンニクとマッチして美味かった。

(ノブロー) くろさわランチは、肉・魚・野菜とバランスがええだ。

その日の食材の中で、ちゃんと考えて組み立ててくれてるだよ。

デザート

マンゴープリン。

ジューシーな果肉がしっかり入って、なんと甘さが心地良いのだろう。美味。

 

当店にお邪魔すると、私の舌は安心してくろさわモードに入る。

野菜が豊富でちょっぴり味の濃いご飯に合う味つけに――。

久しぶりの訪問でじっくりメニューを見た。

すると、いつの間にか当店でもテイクアウトの焼売が紹介されていた。

ファンとして、これは買って帰らねばならない。

その記録はまた明日。今日もご馳走さまでした。

 

中国料理くろさわ東京菜

東京都大田区山王2-36-10 石毛第2ビル

TEL         03-5743-7443

営業時間/ 11:30~14:00(13:30LO) 18:00~23:00(22:00LO)

定休日    月曜日 ※祝日の際は翌火曜日

ランチ満足度数は、3.8~5.0 必・定期訪問(*^・^)ノ

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蜀彩 (ショクサイ) 経堂

2014-07-24 | 中国料理(四川料理)湖南・雲南

四川料理「蜀彩」(ショクサイ)

オープンは2011年10月。オーナーシェフ、村岡拓也氏は原宿「龍の子」出身とのこと。

場所は、経堂駅南口。経堂農大通り商店街内に位置したビルの2階ですが、

通りにはスタンド看板も出しているので容易に見つけることができる。

某日はランチ訪問。友人の誕生日祝いということもあり、遅めの時間帯に席のみ予約を入れておいた。

現地集合。電車の乗り替えがスムーズで、予定より早く経堂に到着してしまった。

店先で待つのもこの時期暑いので一足先に入店。

入口より左手にレジ。その奥が厨房でシェフのほかにもう一人男性が入っている。

接客を担当しているのは奥さんだろうか?3人体制だ。

予約の旨を伝えると壁際の片側ベンチシートのテーブル席にどうぞ、と指示を受ける。

中華系のBGMが流れる店内はこうしたテーブル席と小あがりの掘りごたつ席。

席数は20席ほどの小ぢんまりした造り。

厨房内の人数からしても、これぐらいの席数で丁度良いのだ。

これも適度な誠実の表れと言えよう。

 

当店ランチタイムも大盛況で、フロアのほうも一人で注文を取り、料理を運び、片付けをしてレジを打つ。

空席が出来たなと思っても次から次にお客様が来店するので、常時満席状態。 

そのため、タイミングが合わず、「すみません。いっぱいです」とお断りするケースもあった。

 

私のところにはメニューが手渡され、早々と2人分のタオル地おしぼり(トレー置き)と

氷の入ったお茶を持ってきてくれた。しかし、まだ注文ができない立場としては

席を占領しお客様を帰すことに罪悪感を感じ、友人が早く到着してくれないかと

(店の)扉が開くたびにハラハラドキドキして焦りが募り始めていた。

卓上には、取り皿、紙ナプキン、ステンレスポット(茶)、カトラリーバスケット内にレンゲ、箸、箸置き。

ランチ点心やランチデザートを記した簡易メニューも置かれている。

 

友人が到着するまでの間、料理を検討しようとメニューを広げた。

昼もグランドメニューからの料理を受け付けてくれるというので当店を選んだけれど、

見るとランチミニコースもあるではないか。

これだ!お祝いなのだから、これをベースにアラカルトもお願いしよう。

友人が到着したのでさっそく提案し、本日の注文が決まった。

ランチ四川水餃子(辛)2個@350×2

ランチ点心よりチョイス。熱々もっちりの皮に歯を入れる。

――う・うんまい!

なんてことのない小さな水餃子がパワーを秘めていた。

ひと手間かけたタレは、生姜が効いて味のバランスが絶妙。

辛さで力押ししてくるものではなく、旨みがあって軽快な味わいだ。

この味、好きだ。スタートから手ごたえを感じ、先の展開が楽しみになった。

雲白肉(ハーブ豚 バラ肉の特製辛味にんにくソース)@1,100

友人のバースデーケーキ代わりに注文(笑)。

『茹でたハーブ豚のバラ肉を2時間煮詰めて作る自家製甜醤油ソースをかけている』とのこと。

視覚的美しさもさることながら、豚特有の臭みがなく、肉質は柔らかくてあっさり。

上質で繊細な味わいのバラ肉とスパイスの香り豊かなにんにくソースとの相性は抜群で、

互いを損ねず品の良い仕上がり これも美味い。ぺろりと平らげた。

 

次は、ランチミニコース(おひとり様 2,200円)※料理は各自分での提供。

1.前菜3種 

①よだれ鶏・・・下には茄子。スパイスを合わせた麻辣ソースは、香ばしく辛味、甘味、旨味の
      バランスが取れた精妙な味わい。

②豚タンの山椒ソース・・・臭みのないしっとりとした豚タンに合わせたのは、
               爽やかな辛味のグリーンソース。

③四川風漬物・・・エッジの効いた酸味が味をきゅっとひきしめる。野菜たちの食感も豊か。

喜ばしいことに、3種きっちり味の方向性が違うため食傷せずいただける。どれも美味い。

2.本日のスープ

当店では薬膳スープを提供している。

この日は季節の薬膳[梅雨の薬膳]として、
冬瓜、とうもろこし、ハトムギ、クコの実、鶏肉のスープ。

ミニコースには、セットされていますが、単品注文は450円。

ですが、週替わりランチと一緒に注文の場合は450円→350円になる。

ほんのり生姜の効いたスープにレンゲを入れると、ざくざくと具材を掬いあげることができた。

鶏肉はぷりぷり、ハトムギの素朴な食感もいい。

強く薬膳を主張する味ではなく、じんわりゆっくり身体の内部に浸透していくナチュラルな食味。

美味しいものは手を休ませない。飲みこんだ際の綺麗な味の余韻が続き、再びスープを口に運ぶ。

あっという間に器の中は空っぽになった。

3.本日の料理(漬物・ご飯付き)

「本日のランチより一品お選びください」と記されていた。

週替わりの本日ランチ(スープ、漬物、ご飯付き)は4種類。

1.棒々鶏、2.麻婆豆腐、3.豆腐鰈魚、4.腰果鶏蝦 

この中からチョイスしたのは、麻婆豆腐(四川風麻婆豆腐)

ランチタイムは辛味をおさえて作っているため、希望があれば(辛さの)リクエストに応じてくれるとのこと。

主賓である友人のリクエストは「ちょっと辛め」 私もそれに賛同。

ランチミニコースでは既に薬膳スープが提供されているので、漬物とご飯が並んだ。

表面には花椒と刻みネギ。

口にしてみると、豆腐は柔らかな舌触りを残しつつ、しっかり。挽肉もたっぷりだ。

じわっと、ぴりっと、やんわりと、グラデーションのある辛さで効いてくる。

これも辛味だけで押してくるタイプではなく旨味が層を成している深い味わい。

自分としては、もう少し辛めでいけたかもしれない。

自家製の漬物には、大根、人参、セロリなど。

鷹の爪も入っているが、刺激的な辛さはなく味加減、漬かり具合も良好。

パリポリと美味い漬物に箸をつけながら、これまた美味い麻婆豆腐とご飯をいただく。大満足。

4.杏仁豆腐

セットの杏仁豆腐。スプーンを入れるとむちっとした手ごたえ、口には優しい甘さが広がった。

湯園(黒ゴマ入り餡入り白玉団子)2個@400

ランチデザートより、誕生日祝いで温かいデザートを追加。

白玉団子はボイル後、透明で生姜の効いた湯に“半身浴”したまま登場。

手作り感あふれるもちもちとした団子を噛み切ると中には黒ゴマ入りの餡。

風味も良く、心もすっかり満たされた。

この間に酒は、サントリープレミアムモルツ(中)@550、カメ出し紹興酒(グラス)@550をいただいた。

見ると紹興酒のボトルはリーズナブルなもので陳年5年 呉 美香帝2,800円。

紹興老酒8年クリアーは3,500円。

中国白酒も各種取り揃えられていた。この手頃感も自分にとってはいい。

Hand01 上記注文で、お会計は1人当たり5,000円(千円未満四捨五入)。


力押しをしないふくよかな味わいの四川料理。 四川のさじ加減も当店のシェフなら自在だろう。

近くにあれば通いつめたい一軒であります。

 

蜀彩(ショクサイ)

東京都世田谷区経堂1-12-10 松原ビル2F

TEL      03-3425-1668

営業時間/11:30~15:00(L.O.14:45)17:30~22:30(L.O.21:30)

定休日   月曜・年末年始          -店舗情報「食べログ」より-

※ランチ満足度は、4.8~5.0

蜀彩四川料理 / 経堂駅宮の坂駅山下駅

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China Four Seasons Roppongi (チャイナフォーシーズンズロッポンギ)

2014-07-23 | 中国料理全般

China Four Seasons Roppongi 」(チャイナフォーシーズンズロッポンギ)

当店のオープンは2014年1月。

北京料理店「全聚徳」と御膳房グループ「百菜百味」が仕掛けるチャイナバールで、

総席数247席という大箱店。

場所は六本木駅3番出口直結。ラピロス六本木2F。

1Fには「あおい書店」六本木店がある。

私は所用を済ませた後に向かったので、書店前のエスカレーターを利用した。

その乗り口には、当店のスタンド看板。

北京ダックの文字に気を取られ、よくよく確認せず入店。

正面のバーカウンターを境にフロアは右と左に分かれていて、スタッフさんの案内で

左手のカジュアルな片側ベンチシートのテーブル席に着き、同時にショッキングな言葉を受けた。

「ランチは75分制のバイキングです」

フロアの中央あたりにバイキングのコーナーがある。

それは通されたとき、目についたけれど……。

「ランチはバイキングだけですか?」

「他の料理も出来ます」というレスポンスへの期待も虚しく望みは絶たれた。

「なら、失礼します」と退店する勇気も出せず、そのままバイキング参戦(1,080円)。

卓上にはウォーターピッチャー、コップ、爪楊枝、紙ナプキン。

カトラリーバスケット内には使い捨て紙おしぼり、箸が準備されている。

コーナーに向かった。

麵・飯には炒飯・焼きそば・冷麵・白飯・粥。

ホテルパンに並ぶ中華総菜は品数があるものの、どれも作り置き感ひしひしで愛情が欠落。

安いツアーで出くわす中華バイキングクオリティです。

私の盛り付けが悪いせいもありますが、お腹が空いているのに箸が進まない。

そう、胃袋が怒っているのだ。

デザートも数種あった。

杏仁豆腐にスプーンを入れたらそのままの形でスッポンと容器から外れ、悲しくなった。

オープン当初は普通にランチをやっていたようだけれど集客が思うようにいかなかったのか、

変わってしまったのは残念でならない。

人生の1食分を損をした感じで、こうなると夜に来てみようという気持ちが起きない。

辛口で誠に申し訳ありません。

 

China Four Seasons Roppongi (チャイナフォーシーズンズロッポンギ)

東京都港区六本木6-1-24 ラピロス六本木 202

TEL      03-6432-9689

営業時間/11:30~23:00

定休日/  不定休日あり

China Four Seasons Roppongi中華料理 / 六本木駅乃木坂駅六本木一丁目駅

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中国料理 皇家龍鳳(コウカリュウホウ) 早稲田

2014-07-22 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

中国料理 「皇家龍鳳」(コウカリュウホウ)

2010年リーガロイヤルホテル東京「中国料理 皇家龍鳳」料理長に就任された安川 隆久氏は

台湾で修行を積まれた経歴もあり、広東料理の伝統を重んじ、更なる研究を怠らない方だという。

最寄り駅は都電荒川線の早稲田駅徒歩3分。リーガロイヤルホテル東京1F。

※JR山手線高田馬場駅、早稲田口東側ロータリー内よりシャトルバスも出ています。

重厚なエントランスをくぐり、スタッフさんの案内で店内奥へと足を進める。

メインダイニングの大きな窓からは大隈庭園の緑が清々しく目に飛び込み、

マホガニー張りの壁と、高い天井には美しいシャンデリア。

欧州調でまとめアンティークでシックなインテリアはどれも格調高く

ここが中国料理店であることを忘れさせるクラシカルな特別空間だ。

まるで、フレンチレストランのようだなあ。

それもそのはず、のちにネットで知ったのですが、以前フレンチレストランであった時の

内装をそのまま活かしたものだそう。

席数は70席で、個室は3室(4~20名様)完備されている。

中ほどの4人掛けテーブル席の利用。荷物は片側の空いている椅子に置いた。

テーブル・セッティングは、箸置き、箸(縦置き)、レンゲ置き、レンゲ、ナプキン。

テーブルクロスを2枚重ねた卓上には、醤油、酢、辣油が置かれ、着座後にはメニューと

タオル地のおしぼり(トレー置き)をいただけ、お茶(ジャスミン茶)は茶杯でのサービス。

麵・飯のページを開く。ランチタイムは割増料金で各種セットにできるとのこと。

せっかくなので、2種蒸し点心&杏仁豆腐をつけよう。+@600(@713 税・サービス料込)

担々麵@1,600(@1,901)

受け皿付きでのサーブ。

ラー油が散らされたクルミ色のスープは見るからにぽってり。

表面に確認できるのは、チンゲン菜、肉そぼろ、カシューナッツたち。

いつものように麵をたぐる。

湯気の中から覗くのは極細ストレート麺。おお、いい感じだ。こいつは質の良いものに違いない。

レンゲでスープを掬い口に含む。

辛さや酸味を抑え、ゴマゴマ濃度たっぷりですが、コクが深く、こっくりとまろやか。

上質のゴマをふんだんに使い原価のかかっていそうな味わいだ。

スープにも重厚感があり、ずっしりと腹に溜まりそうなので飲み干すまでにはいかないものの美味い。

2種点心

フカヒレ入り蒸し餃子(右)、海老と翡翠の蒸し餃子(左)。 蒸し時間を要し、遅れて登場。

豆板醤とマスタードもセットされ「お好みで点心につけてお召し上がりください」とのこと。

味見をすると、豆板醤はピリッとした辛みに塩気のバランスが整い、

マスタードは酸味がフレッシュだった。

歯を入れると軽く下味をつけた餡がみっちり。

ホテル中華のクオリティを保たれていて、2個で356円ならお値打ちだと思う。

杏仁豆腐

デザート時には爪楊枝がサーブ。お茶の注ぎ足しもこまめに気を配ってもらった。

空いた器を下げてもらったあとにはデザート。

少し大きなスプーンで口に運ぶ。すっきり爽やかな甘さが広がり、滑らかに舌の上でとろけていく。

口当たりが軽やかで後味も綺麗な杏仁豆腐だ 

これも356円ということになる。

値段以上の満足感を得れ、セットにして正解だった。

ラグジュアリーな空間でいただく安らぎのランチタイム。サービス料がかかりますが、これも納得。

会計時には「お味の方はいかがでしたでしょうか」と支配人さんらしき男性より声掛けを受け、

心地良い満腹感で店を後にした。

 

皇家龍鳳(コウカリュウホウ) 東京店

東京都新宿区戸塚町1-104-19 リーガロイヤルホテル東京 1F

TEL      03-5285-1121

営業時間/ランチ 平日 11:30~14:00 土・日・祝 11:30~15:00
     ディナー 17:30~21:30

定休日/  無休

※ランチ満足度数は、3.9~5.0

皇家龍鳳 東京店中華料理 / 早稲田駅(都電)早稲田駅(メトロ)面影橋駅

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過橋米線 (カキョウベイセン) 日暮里店

2014-07-21 | 中国料理(四川料理)湖南・雲南

中国雲南酒膳坊「過橋米線」(カキョウベイセン) 日暮里店。

秋葉原店には以前お邪魔していますが、当店ははじめて。

場所は、日暮里駅東口、尾久橋通りの裏手あたり。

店の前に立つと日替りサービスランチの紹介。

秋葉原店同様、肩の凝らない気軽さが日常使いに嬉しい店内。

ざっと見るとテーブル席のみ、壁側は片側ボックスシートというレイアウト。

利用は奥の4人掛けテーブル席。

卓上には、紙ナプキン、爪楊枝、メニュー、割り箸(箸立てにまとめて)、ステンレスポット。

着座後には氷の入った茶がグラスでサーブされた。

メニューを開くと、当店でも全品298円の小皿料理は健在。

夜は中華居酒屋として賑わいをみせるのでしょう。

夏季限定 冷やし米線@800

セットで麻婆丼や半チャーハンを付ける(各1,000円)こともできますが、単品でのオーダー。

角盆にのせ、タピオカココナッツミルクとともにサーブ。

大ぶりの皿には米粉からできたうどん(米線)、その上には、キュウリ、チャーシュー、肉そぼろ、

人参、キクラゲ、錦糸玉子が並び、トップには茹で玉子が君臨している。

対面時にそのボリュームに圧倒された。単品で正解。

「タレはかけてください」とのサジェスチョンを受け、左上のゴマだれを一気に回しかけた。

眩いばかりの美白うどんは食べ応えあり。

ゴマだれは甘酸っぱく、追い打ちをかけているのは野菜の水気のせいなのだろうか。

微妙に薄くのっぺりとした味わい。

そこで角盆にセットされていた食べるラー油タイプのカリカリ唐辛子をのせてみた。

むむっ。自分にはこのちょい足し、相性が良いとは言えない(汗)。

ボリュームの多さもあり、結果、途中でリタイアすることになった。

セットのタピオカココナッツミルクも薄かった。今回はチョイスミスのよう。残念。

次の機会には別のメニューを選択したいな。ご馳走さまでした。

 

過橋米線(カキョウベイセン) 日暮里店

東京都荒川区西日暮里2-26-2 ツカハラビル 1F

TEL   03-3891-1671

営業時間/ 11:30~14:30 17:00~24:00

定休日    無休

※ランチ満足度は、3.2~5.0

過橋米線 日暮里店中華料理 / 日暮里駅西日暮里駅三河島駅

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お休み

2014-07-20 | 日記・コラム・つぶやき

(レンタロー) こんちは!今日は食レポお休みだ。 

だで、癒しの空間“茶芸館”で台湾茶をごっちゃんになるだ  

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中華香彩 ジャスミン(JASMINE) 広尾

2014-07-19 | 中国料理全般

中華香彩 ジャスミン」 再訪

オープンは2011年3月。

シェフ山口祐介氏はグランドハイアット東京「CHINA ROOM」出身、

中国各地で研修を積まれた後に、当店の料理長に就任された。

 

当店を選ぶにあたり、今回食事をご一緒させていただいた「80C」サイトのサトタカさんの

お話では山口シェフは杭州料理もお得意なのだとか。

乞食鶏のリクエストも魅力的だったのですが、これからの時期冷たい麵も魅力的。

まずは、ランチの中華富士的冷麵より攻略。3名での利用。

テーブル・セッティングは、カトラリーレスト、レンゲ、箸(縦置き)。

卓上には、紙ナプキン、爪楊枝。

食べる辣油、大根の漬物は以前と変わらず。

着座後にメニュー、使い捨て紙おしぼり、冷たいお茶の提供を受けました。

(レンタロー) うわぁぁ~ん!!何でだよぉ なんで、冷たい麵がねえんだよぉ

(ノブロー) レン!じたばた大泣きするでねえ。麵が間に合わなかっただ。

――ちょっとした手違いで本日、冷たい麵の提供が出来ないとのこと。

そうなるとランチの選択は振り出しに戻り、当店名物“よだれ鶏”に。

JASMINE名物“よだれ鶏”@1,100

本日の小鉢、ランチスープ、ライス(お替り自由)、杏仁豆腐がセット。

※ミニ麻婆豆腐を付けると値段は1,300円になります。

角盆で一緒出しというスタイル。

ライスとスープは炊飯ジャーやスープジャーで保温されていたものですが、状態は良好。

なお、自家製野菜ジュースは、これらランチが運ばれてくる前にいただいています。

すっきりとして飲みやすい。これなら毎日飲み続けられそう。

本日の小鉢はピータン豆腐。

豆腐を崩しカットした皮蛋と和えていますから、口に優しくまったりとクリーミー。

辛い料理をいただく際の舌休めにもなってくれる良き友だ。

美味しいと評判の高い当店のよだれ鶏。

表面にはゴマが浮き、トップには刻みネギ、食感のアクセントになるピーナッツも散らされている。

箸を入れると、下には茄子、キュウリ、板春雨。

鶏肉を口にすると、しっとりとして柔らか。

黒酢の香りが活きたたれには花椒や自家製辣油などのスパイスが効いて、

辛味、甘味、旨味のバランス感がすこぶる良い。名物と謳うのも納得だ。

鶏肉や野菜などを口に運びつつ、たれを白飯にかけ食した。断然美味い。残ったたれもきっちり完飲。

シェフおすすめ!よだれ鶏のせ冷やし麺

シェフがあわてて、テーブルに来た。麺の調達が叶ったようだ。

しかし、もうランチは食べ終わってしまっている。どうしよう。

――でも、せっかく広尾まで来たのだし、3人で1つなら。

各自、胃袋の空きスペースを見計らいながら注文しようと意見が一致。

期間限定 「JASMINE特製!冷やし麺2014」シリーズより登場です。

通常はここに本日の小鉢、ランチスープ、杏仁豆腐がセット(@1,400)されるのですが、

よだれ鶏セットでいただいていますから単品で。

“中華富士”を紹介している「80C」サイトでは、2013年当店はダイナミックな「海鮮×野菜富士」

今年はまた別の試みで冷麺メニューを作り上げたとか。

当該冷麺は、トマト、トウモロコシ、カイワレ菜、ナス、紅芯大根、モヤシ、ゴーヤと

カラフルな夏野菜とピーナッツを裾野に名物よだれ鶏が頂上を飾るというもの。

お話によると、たれは先ほどいただいた“よだれ鶏のたれ”とは同じものではなく、

冷麺用にアレンジを加え、味付けも甘さを抑えているそう。 手間をかけられているのだ。

また、食べる際には、別碗で用意された香り付けの芝麻醤たれをかけ、

混ぜ合わせるというスタイルになります。

(ノブロー) こんが、今年のジャスミンさんの中華富士だで。合掌するだ。

季節の食材と店のうめえもんが集結した贅沢な山だで 

別腹もフル活用で挑む冷麺、攻略近し!

ランチのよだれ鶏を食べた後だからかもしれませんが、そのままだと味の結束不足。

芝麻醤たれを足していただくことで、より高い満足度を得られると思います。

マンゴープリンは、レンちゃん泣かせてごめんね。のお心遣いかしら。

口に含むとマンゴーの濃度が濃くって芳醇な甘さが口いっぱいに広がった。

美味しいなあ♪ 2人(匹)ともご機嫌です

 

HPにも記されていますが、シェフはここ数年江南地方(浙江省、江蘇省、上海市)の

郷土料理を研究し、現地訪問を重ね勉強を怠らないのだという。

次の機会にはぜひ乞食鶏をいただいてみたいと思います。

 

中華香彩 ジャスミン (JASMINE)

東京都渋谷区広尾5-22-3 広尾西川ビル 1F

TEL     03-5421-8525

営業時間/ 11:30~15:00(L.O.14:00) 18:00~23:00(L.O.22:00)

定休日   無休

※ランチ満足度数は、3.9~5.0

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横浜中華街 福養軒(フクヨウケン)

2014-07-18 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

横浜中華街、西門通りの広東料理「福養軒」(フクヨウケン) 再訪

また、お母さんに会いたくなった。今日は日替り盛り合せランチを食べよう。

入店すると、昼のTV番組の流れる店内では息子さんが一人。

私に気が付くとにこにこと出迎えてくれた。

見回しても、お母さんはいない。2階のお掃除かしら……。

日替り盛り合せランチ A @680

当店の日替り盛り合せランチは、2種類(A・B)。

どちらも3品一皿盛り合せで、お替り自由のご飯又はお粥が付きます。

さらに、スープとザーサイまでランチに参戦してくれて、このお値段は嬉しすぎ♪ 

この日のAランチは、牛の角煮、肉と茄子の辛味、春巻。

(コウタロー) 皿から溢れんばかりでねえか。充実のおかず力だな。

おかずが小さな山を形成しているようだ。

角煮の下には白菜。

キャベツの千切りを仕切りにして、双方の味が混じらないようにしている。

中盤になったらこれも、たぷたぷの汁を絡めてがっちりいただいちゃおう。

肉(挽肉)と茄子の辛味は、刺激的なものではなくほんのり甘辛。

レンゲですくってタレごとご飯にON!

どのおかずも当店らしく心温まる優しい味わいだ。

(コウタロー) 母ちゃんはやっぱりお掃除してただ。

そのほのぼのとした人柄も当店の魅力だで、リラックスして飯が食える。

オラはまた来ようと思うんだ

 

横浜中華街 福養軒 (フクヨウケン)

神奈川県横浜市中区山下町214

TEL      045-681-2370

営業時間/11:30~21:00 ランチタイム 11:30~14:00

定休日   火曜日

※横浜中華街満足度数は、3.6~5.0

 

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神楽坂チャイニーズ 結華楼(ユイカロウ)

2014-07-17 | 中国料理全般

神楽坂チャイニーズ 「結華楼」(ユイカロウ)

オープンは2013年7月1日。

総料理長、齊藤雄史氏は鼎泰豐(ディンタイフォン)をはじめ、数々の名店で研鑽を

積まれた方だという。

HPを拝見したところ、紹介されている各シェフの経歴に共通するのが、小籠包の有名店での修業歴。

豊かな経験あってのことでしょう。

当店の小籠包も好評を博しているようで、期待値も高まる。

場所は神楽坂のメインストリートの早稲田(神楽坂)通り沿いで、1階が上島珈琲店。

エレベーターで5階に向かう。

扉を開け、入店すると左手に半個室のテーブル席、右手がガラス越しに眺められる

オープンキッチンを備えたメインダイニングで、カウンター席と片側ベンチシートタイプの

テーブル席というレイアウト。また、一番奥はVIPルームになっているようだ。

黒を基調としたスタイリッシュな店内は、厨房が明るめ、客席のほうは照明を抑えているようで、

まるで舞台を見ているよう。

その舞台の中には3名、そのうち1名が小籠包の蒸し上がりをみるため付きっきりの作業だ。

 

カウンター席は埋まっていたので、お洒落なギャルソンスタイルのフロアスタッフ(女性)さんから、

ベンチシートへの案内を受ける。

卓上には、たれ、黒酢、爪楊枝、紙ナプキン。

カトラリーバスケット内には使い捨て紙おしぼり、カトラリーレスト、レンゲ、箸がセット。

着座後には氷水。メニューを手渡され、日替わりについても口頭で教えてくれた。注文を検討する。

「新チューボーですよ!」で紹介されたセットも強くアピールしていたが、選んだのは平日のお得なセット(6種類)。

これらは全て名物の小籠包3個、スープ、ザーサイ、杏仁豆腐、ライスが付く。

Aセット 鶏肉の唐揚げ薬味和え(油淋鶏)@980(税別)

角盆にのせて一緒出し。

スープは溶きたまご。私には塩がきつく感じた。

鶏肉はややスレンダー。ひと口目は甘酸っぱかったのですが、食べ進めていくうちに

醤油が口に残るようになり、後半はしょっぱく思えた。

濃い味なので、少量でも飯の友になり得る。頼もしいおかず戦士だ。

少し遅れて、小ぶりな小籠包が登場。針生姜と小皿も同時にサーブ。

「お好みで卓上のたれ、黒酢をお使いください」とのこと。

味見をしてみると、既に醤油と酢をブレンドしたものだった。

神楽坂の桜をイメージしたという“神楽坂小籠包” は、ほんのりピンク色で可憐。

いかにも女子受けのしそうなルックスだ。

まずは箸で持ち上げてみる。破れない、きちんとタプタプしてくれる。

薄い皮を噛み切るとスープがじゅわ~っと広がる。

これは2日間煮込んだスープを包んでいるとのことで、かなり濃厚そしてこってり。

口に含むと餡は優しくとろけた。 品よく主張してくる味わい。

当店が力を入れているだけあって小籠包は好感触。

しかし、平日のランチセットそのものはボリュームが少なく、男性には物足りないかもしれない。

ランチタイムは神楽坂散策のマダム達を中心に予約で大盛況。

場所柄も良いのでしょうが女子率が高く、私の退店時にはレジ脇で待つグループ客もいた。

 

神楽坂チャイニーズ 結華楼(ユイカロウ)

東京都新宿区神楽坂3-2 木村屋ビル  5F

TEL     03-6280-7644

営業時間/11:30~15:00(L.O.14:30)17:00~22:00(L.O.21:30)

定休日   無休          -店舗情報「食べログ」より-

※ランチ満足度数は、3.5~5.0

結華楼中華料理 / 飯田橋駅牛込神楽坂駅神楽坂駅

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