「馬記 蒙古肉餅」 (マーキー モウコローピン) 高田馬場に移転後、初の訪問。
最寄駅は高田馬場。早稲田通りを馬場口に進行した道沿いのビル5F。
週末ですが、映画を観た帰りなので、時間は21時近く。
ピークタイムも過ぎたころだろうし、そろそろ1回転しているのでは?
と、予約なしで店の扉を開けましたが、店内は9割方埋まっていてワイワイガヤガヤと賑やか。
――う~ん。読みが浅かったか。
店員さんをつかまえて、2名の利用を申し出ると、左手奥のテーブル席を片付けてくれ、
なんとか着座することが出来ました。
テーブル・セッティング:なし
テーブルクロス:なし
卓上調味料:有り
その他:箸箱(箸)、紙ナプキン、灰皿、メニュー、爪楊枝
着座後:取り皿、使い捨て紙おしぼり
料理はグランドメニューからアラカルトで。、ドリンクは生ビール@500×2からスタート。
白水羊头肉(ラム頭肉のモンゴル風旨蒸し)@1,280
酒のつまみのトップバッターはラム頭肉。まずはそのままでいただくと、薄くスライスした肉は
しっとり柔らく、ゼラチン質も感じられ、嫌味のない旨みがしっかり。
もっと粗野なものをイメージしていたけれど、ちょっと豊かさを感じる味わいで、酒とも好相性です。
これは選んで正解かも。次の機会にも、リピートしたい1品であります。
なお、スパイス塩がセットされているので、お好みで。
蒙古肉饼(羊肉)1枚@550
次はお店のシグネチャー、店名に冠する蒙古肉餅(モンゴル肉餅)をオーダー。
以前と同様に牛or羊肉から選べ、下味がついているので、このままで。
薄くのばしたミンチ状の羊肉を皮で包み焼き上げています。
香ばしい生地に旨みたっぷりの羊の脂がじゅわじゅわ浸み出てきて、コクと香りが
口いっぱいに駆け巡り、超絶に美味いのだ。
さすが絶対のエース!期待を裏切りません。満足必至の肉餅です。
砂锅羊杂汤(羊内臓の鍋煮)@980
ほとんど、スープといった様相。もっと香菜が欲しいなあ。と、独り言。
お玉で掬い上げると羊の内臓は細かくカットされミックスで底に沈んでいました。
もちろん臭みなしですが、その量はさほど多くはありません。
しかし、嘆くことなかれ。口当たりのよいスープは羊の脂がコクとなっているため
とても味わい深い。また、味付けにしっかり塩と胡椒を効かせていますが、
このあたりは内モンゴルの厳しい気候からくる味なのかも。
ああ、このスープに何か投入したい。(๑˃̵ᴗ˂̵)و
羊肉胡萝ト水饺(羊肉と人参の水餃子)10個@980
もちもちっとした皮を噛み千切ると羊肉と人参の餡が顔を覗かせました。
餡のバランスも悪くないし、自然体な美味しさで、こりゃあいい。
卓上の調味料群にニンニク醤油がないかと探しましたが、見当たらないため、
黒酢をちょこっとつけて。配分される5個のうち3個ほど食べたあとは――。
(レンタロー) 鍋煮の内臓を平らげた、さらっとコクうまのスープに投入しただよ。
お手もとスープ餃子(湯餃)の出来上がりだで~。
水餃子は自由気儘なアレンジにも力を発揮。美味しくいただけました。
疙瘩湯(麺団スープ)(小)@580
ちなみに(大)は780円。
細かく千切ったすいとん、トマト、溶きたまごのスープ。仕上げに香菜を散らしてあります。
油のコクが感じられ、たまごはとろとろふわふわで滑らか。
トマトは少な目だけれど、今回はたまごが多いみたい。俄然リッチだわ。
優しく懐の深い味に仕上がってるから、スープ腹になろうとも無問題。
(ノブロー) 管理人の好物のひとつだな。
ラストオーダー近くになると厨房では片付けが始まるんだけんど、雪平鍋で
ちゃちゃっと作ってくれただよ。ありがてえ、ありがてえ。
酒の追加分は、紹興酒(5年)@1,800、白酒(老龍口グラス)@500×2。これらを含め、
会計は、1人当たり4,000円(千円未満四捨五入)
移転後、価格改定されたようですが、駅からのアクセスも良くなったため、多くのお客様が
来店するようになり厨房も活気づいています。
コックさんのやる気で美味しいものが食べれそうな予感。またお邪魔します。
馬記 蒙古肉餅 (マーキーモウコローピン)
東京都新宿区高田馬場2-14-7 新東ビル 5F
TEL 03-6380-3360
営業時間/ 11:00~23:00
定休日 火曜日 -店舗情報「食べログ」より-