みにの夢色探索

本日も中華日和☆美味しい中国料理が食べたいな♪
たまに書く中華グルメと競馬予想、日常の備忘録。

老四川 飄香 (ラオシセン ピャオシャン) 麻布十番

2016-12-30 | 中国料理(四川料理)湖南・雲南

四川料理 中國菜「老四川 飄香」 (ラオシセン ピャオシャン) 

当店の味が恋しくなりランチ再訪

6種類の「農家楽」ランチセットも良いのですが

久しぶりなので友人を誘い「農家楽」ミニコース(全8品)@4,000を事前予約。

前日には、店から予約再確認(リコンファーム)の電話も入りました。

予約名を告げ、案内を受けられたのは入口に近いダイニングの2人掛けテーブル席。

当店、休日のランチタイムも満席状態で、その半数以上が予約のお客様という盛況ぶりですから、

こちらのお席でも不服なしです。

食事を共にする友人とは現地集合。

テーブル・セッティング:カトラリーレスト、箸(縦置き)、レンゲ、グラス、ペーパーナプキン、おしぼりトレー
テーブルクロス:有り
卓上調味料:香る麻辣油 一滴香
その他:菜譜
着座後:タオルおしぼり、水、ドリンクメニュー

ドリンクは、古越龍山(二合)カメ5年@2,200×2を注文。

苦手食材等の再確認後にコース料理がスタート。

料理は全て各自分での提供で、サーブ時にも口頭説明を受けられるスタイルです。

農家冷菜四碟(四川田舎風前菜4種)

①醤蘿蔔(醤夢ト)

②金柑とクコの実のゼリー寄せ・・・口に含むととろけるよう。甘みも爽やかです。

③よだれ鶏・・・テーブルにお披露目後、スタッフさんが取り分けてサーブ。
 山クラゲ、皮付きローストナッツ、香菜をお供とするよだれ鶏は、痺れ、苦味、辛味、旨味、
 が鮮やかで、絶妙なバランスで四川が香る当店の看板料理。
 この味をいただくと井桁シェフのお店に来たことを実感します。大好き。

④ラム肉の煮凝り・・・スパイス使いが妙々。仄かな酸味が味を引き締めます。

鹿肉丸子白菜湯(蝦夷鹿団子とミニ白菜のスープ)

ほか、具材は九条ネギ、シイタケ。歯応えしっかりの蝦夷鹿団子は肉の味が濃く

生姜を効かせたスープに具材のエキスが入り込み、コク深く、旨みの層が厚い。

最後の一滴まで飲み干さずにはいられない豊かな味わいです。

糖醋脆皮三文魚(サーモンのパリッと揚げ 四川式甘酢ソース掛け)

衣をつけパリッと揚げたサーモンに合わせたのは生姜のピクルスの甘酸っぱいソース。

一部隠れてしまっていますが、付け合わせの野菜は、インゲン、ゴボウ、レンコン。

ソースも香りが立ち、味に立体感があり、街場の甘酢あんとは一線を画する品の良さがあります。

干煸甜菜根羊肉(ラム肉とビーツのカラカラ炒め クミン風味)

ポーション少な目ですが、四川のパワーは全開!

香り高い唐辛子をがっちり効かせ、クミンで味をまとめた干鍋です。

芽菜夢ト烧肉(豚バラ肉と大根の四川漬物煮込み)

先ほどの料理が刺激的だったので、どうなることかと思いましたが、がらりと一転。

皮付き豚バラ肉と大根の煮込みには、芽菜を使っているそうですが、しっかり塩抜き

しているのかしら。甘めのたれに品よくマッチし、スパイスがふわりと香ります。

スタッフさんが気を利かせてくれ、ひと口ご飯をもらえました。

当然、たれごとかけちゃいますよね。肉は歯がすっと入る柔らかさで、

味のしみた大根も、ああこれだ!と、うなずけるブレない旨さ。

豆花

(レンタロー) 菜譜には載ってねえけんど、井桁シェフの手作り豆花が来店客に振る舞われただ。

舌触り滑らかな豆花は食感にアクセントをつけれるよう細部にまで気を配り提供。

デザート的要素はなく、風味豊かな豆本来のコクを楽しめるタイプです。

腊肉菠菜豆漿麺(ちぢみほうれん草と自家製干し肉炒めのせ豆乳タンタン麺)

スモーキーフレーバーが仄かに香るマイルドな豆乳タンタン麺は口当たりがもったりとして、

少しピントがつかみづらい味わい。当店の正宗担担麺が鮮やかに四川の香りが立ちのぼり

印象深いため、それとは異なるアレンジだとわかっていても、どうしても比較してしまうんでしょうね。

後乗せのちぢみほうれん草も唯一無二の存在とは思えないし、生意気を言わせてもらうと、

個人的には芽菜をきっちり使い、炸醤肉と合わせたもののほうが好みです。

中国茶(本日のおすすめ中国茶)

白茶の提供。一煎目はスタッフさんにより注がれ、お湯のお替りにとステンレスポットもセット。

即日甜品(本日のデザート)

デザート前のタイミングでおしぼりの差し替えを受け、別メニューからのチョイス。

哈蜜棗核桃冰淇淋(深煎り焙煎の黒豆とプーアル茶ゼリー、クルミのアイスなつめのソース)。

後から気が付いたのですが、私は以前も同じ甜品を選んで食べていますね。

少し風体が違い、ソースは少ないものの、クルミアイスと風味の良いゼリーの

マッチ力の高さで当時の記憶がよみがえりました。美味い。

食事の後半にはスタッフさんから、ディナーコースの菜譜をもらえ説明を受けました。

何時もながらお客様一人一人にあった、きめ細やかな心配りに感心しています。

お会計は、テーブルチェックにて。

ランチはサービス料がかからずで、1人当たり6,696円です。

老四川 飄香 麻布十番本店
東京都港区麻布十番1-3-8 Fプラザ B1F
TEL     03-6426-5664
営業時間/11:30~15:00(14:00L.O) 18:00~23:00(21:30L.O)
定休日    月曜日、第3火曜日     -店舗情報「食べログ」より-

 

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大珍樓(ダイチンロウ) 本店 横浜中華街 ※

2016-12-25 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

横浜中華街、西門通りの広東料理の老舗「大珍樓」(ダイチンロウ) 本店。再訪

某日は4階、座敷の円卓テーブル席を利用した宴会仕様。

今回は火鍋をメインとする忘年会になりますが、幹事さんから事前にお知らせいただいた情報では

・辣酒煮花螺
・芝麻海蜇手撕鷄
・家常小炒
・大良炒牛奶
・山羊腩火鍋と醉鷄鍋底火鍋
・茘茸肉碎糯米煲仔飯
・紅棗燉龍眼水
・糖不甩      を検討しているとのこと。

テーブル・セッティング:箸置き、箸(横置き)、取り皿、取り碗、グラス、飾り折りナプキン
テーブルクロス:有り
卓上調味料:有り
その他:爪楊枝
着座後:タオルおしぼり(トレー置き)

卓上に菜單の用意がなく、決定内容は具体的にわからないミステリー&お楽しみな会食。

記録は幹事さんからの事前情報に従い記します。

(※以下の料理はすべて、幹事さんが、事前にお店と打ち合わせして決定したもの。

通常メニューにないものもあります) なお、料理は全て大皿です。

芝麻海蜇手撕鷄

胡麻をたっぷり効かせた蒸し鶏は、頭や手羽、尻尾(ぼんじり)をも盛り付けた

ダイナミックなプレゼンテーションで供され、コリコリ食感のクラゲもかさ増し的な要素はなく、

双方ともに圧巻のボリューム。

(レンタロー) 香鶏(北海道産)を使っているだよ。肉はしっこりもっちり。皮の部分もうめえだ。

辣酒煮花螺

バイ貝のスパイシー酒煮込みをリクエストされていたようですが、

入手ならずで、淡白な身質の白貝がピンチヒッター。

貝の出汁のでたスープは唐辛子やニンニクが効いて、ぴりっと後を引く旨辛系で

香菜とは鉄板の相性。

また、極うまスープは楽しみ方いろいろ。

白飯をもらい、お茶漬け風にしていただくのも美味いのです。

(寝太郎) ジャスティス!白飯を呼ぶことはもちろん、この味は春雨も合うんじゃないかなあ。

家常小炒

柔らかいモンゴウイカと野菜(もやし、ピーマン、セロリ、黄韮、干しシイタケなど)の炒め。

家常とありますが、炒めに迷いのない火入れ加減できっちりプロの味。

ブレない確かな旨さに心を射抜かれました。

大良炒牛奶

エビのミルク炒め。器の縁を彩るのは人参とキュウリです。

卵は白身のみを使い、調味にはバターと生クリーム、牛乳を使用。

エビはふっくらぷりっと、干し貝柱の出汁に、ほわほわの白身はバターが

コクと香りを深めて、しみじみと優しい味わいです。

社長さんの話では、この料理は高い技術を要するもので、当店でも作れるコックさんは

1人だけなんですって。味加減、絶妙ですもん。説明にもうなずける包容力のある美味さです。

脱皮伊勢海老の避風塘炒め

忘年会のスペシャルメニューは社長さんの提案によるもので

話によると、伊勢海老は脱皮するところを見せないそうですが、目利きに長けた養殖職人さんは

その脱皮するタイミングを見逃さないのだそう。

脱皮したてのところを急速冷凍していますから、その柔らかさは世界一で、

幻の伊勢海老と呼ばれているそうです。

殻ごと食べれる脱皮伊勢海老はニンニクなどのスパイシーチップと炒められていて、

大牌檔風ですが、味は極めて上品。

また、チップはガーリックの風味を前面に押し出したものではなく、噛むとコクと甘みが広がり、

中にはミソなども入っているのでは?と思わせる、ふくよかさとリッチな旨みがあるのです。

(ノブロー) 脱皮伊勢海老ははじめて体験する柔らかさで、チップも油っこさが微塵もねえ。

突き抜けた美味さだ。オラ的には今日のナンバーワンだな。脱帽だで。

次の料理は火鍋2種。まず運ばれてきたのが火鍋用の野菜(春菊、レタス)。

次いで、腐乳ソース。

山羊腩火鍋

大珍樓、冬の名物料理、山羊鍋はある程度厨房で仕上げた状態でサーブ。

卓上カセットコントを始動します。

濃厚な色味のスープにお目見えする具材は、ヤギ肉、干しシイタケ、タケノコ、クワイ、

枝竹(乾燥枝ゆば)など。ヤギ肉は時間をかけ臭みをとっていて、食感は少し硬めですが

鶏肉のよう。独特の旨みが生きたスープはパワーを感じる味わいで、コク深く体の中から

温まっていく感じ。ゼラチン質たっぷりで少し煮詰まると、とろみも出てきます。

 

余談になりますが、この味付けは犬(狗)も同じなんですって。

ただし、肉には臭いがあるとのこと。

犬の肉は中国語では香肉と呼ばれ、その香りを楽しむということから

あえて臭いを消さないのかもしれませんね。(当店では犬料理の提供はありません)。

次の鍋は卓上で仕上げるスタイルです。

香味野菜を使った鍋のタレがサーブ。

鶏は名古屋コーチン。なかなかの美形(*´艸`*)

今度は立派な鶏脚つきです。

醉鷄鍋底火鍋

薬膳・漢方食材の浮かぶスープで

名古屋コーチンを煮るのですが、決め手は漢方薬の当帰。香りが格段に違います。

健やかでぷりぷりと歯応えのある肉も素晴らしいものですが、この鍋の最大の魅力は

鶏の豊かな旨みが味の奥行きを深めた香りの良いスープでしょう。

鍋のタレは肉をちょいつけする程度に使用。完成度の高いスープの味を壊しては勿体ないわ。

胃袋に染み入る美味しさと余韻を残す味わいは、一同の心を捉えて離さず、お替りの連続。

一滴も残らず飲み干し、ついに鍋は空っぽになりましたよ。絶品スープでした。

茘茸肉碎糯米煲仔飯

料理長さんの自信作、もち米を使った臘腸とタロイモの煲仔飯。

こちらも卓上カセットコンロで仕上げます。

中国醤油を回しかけ、

手早く混ぜる。

炊き加減は絶妙で臘腸の風味にタロイモのねっとりホコホコとした食感がもち米と相まって驚きの旨さ。

この組み合わせも素晴らしい。食欲を焚き付けられる醤油の香ばしい香りに、

嬉しい副産物のオコゲもきっちり仕上がっていて大満足です。

糖不甩

白玉団子を粉砂糖、レモンシロップをベースとするソースに絡めていただくのですが

仕上げにクラッシュナッツ、ゴマをふんだんにかけているので香ばしさもプラス。

説明によると「糖不甩」は白玉自体には砂糖は入っていないけど、という意味だそう。

とっても甘くて素朴なデザートです。

紅棗燉龍眼水

ナツメと龍眼と温かいデザートスープ(糖水)。安心、安定感のある美味しさです。

骨格の太い料理構成に今回も満足度は神クラス!やはり当店は凄い。非常に美味しかったです。

(訪問日:2016年12月)

大珍樓 本店
神奈川県横浜市中区山下町202
TEL     045-681-3277
営業時間/11:00~22:00(LO21:30)
定休日    無休     -店舗情報「食べログ」より-

 

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萬来亭(バンライテイ) 横浜中華街 ※

2016-12-25 | 中国料理(上海料理)寧波

横浜中華街、市場通りの上海料理の「萬来亭」 再訪

某日は1階テーブル席を利用し、「菊花大閘蟹宴2016」と銘打つ秋の貸切宴会。

テーブル・セッティング:取り皿、箸(ロゴ袋入り)、使い捨て紙おしぼり
テーブルクロス:有り
卓上調味料:なし
その他:ターンテーブル中央にガラ入れ、ハサミ、カニフォーク

当日菜單の用意はなく、後に教えていただいたところ宴会料理は以下の9品。

(※幹事さんが、事前にお店と打ち合わせして決定したもの。通常メニューにないものもあります)

1. 雪菜毛荳百頁(塩漬け野菜、枝豆、押し豆腐の炒め物)
2. 醉蟹或蒸蟹(酔っ払い上海蟹 または 蒸し上海蟹)
3. 紅焼中蝦茭白(エビとマコモダケの醤油炒め)
4. 芋頭炆鷄(里芋と鷄の煮物)
5. 蟹肉蟹粉獅子頭 (蟹みそ、蟹肉の肉団子)
6. 醤爆蟹(上海蟹のみそ炒め)
7. 蛤蜊燉蛋(はまぐりの茶わん蒸し--とは言ってもハマグリはホンビノスで代用です。)
8. 醤爆蟹拌麪(上海蟹のみそ炒め和えそば)
9. 桂花酒醸湯圓(酒粕のお団子スープキンモクセイ風味)

これらは、すべて大皿での提供です。

雪菜毛荳百頁(塩漬け野菜、枝豆、押し豆腐の炒め物)

平たくざらざらとした舌触りの百頁(押し豆腐)は、相性の良い枝豆と塩漬け雪菜を組み合わせ、

塩味ベースでまとめられていますから、手堅い美味しさと言えましょう。

醉蟹或蒸蟹(酔っ払い上海蟹 または 蒸し上海蟹)

昨年同様、前もって希望することで蒸蟹の提供が可能(写真は蒸蟹)。

刻み生姜の入ったタレとともにサーブされます。

こちらは酔蟹。脇には中国茶にスライスレモンを浮かべたフィンガーボウルもセット。

蒸蟹・酔蟹ともに、美しい菊の花をデコレーション。

秋の上海蟹イベント「菊黄蟹肥」(菊の花が咲く頃、蟹が太って 食べ頃を迎える)を

テーマした宴席に相応しいプレゼンです。

私と寝太郎さんは酔蟹を希望。

ハサミを使い自力で解体し、カニスプーンを駆使する沈黙タイム。

1人1杯なので違えて、男の子(雄)と女の子(雌)をいただきましたが、幹事さんの話では

当店の漬けダレは紹興酒に加え、高粱酒(白酒)も効かせているんですって。

(寝太郎) うおぉぉぉー!そうだったんだー。絶妙な味加減だなあ。

一心不乱にちゅーちゅーしていると私達まで酔っぱらってしまいそうですが、

身がパンパンに詰まっていて舌にねっとりと絡まる濃厚な甘みと旨みにうっとりにっこり。

筆舌に尽くしがたい甘美な味わいに、我を忘れてのめり込んでしまいました。

紅焼中蝦茭白(エビとマコモダケの醤油炒め)

飾らないビジュアルで、普通っぽいお味じゃないかしら?と思ったら、

これがいい意味で期待を裏切り、醤油をベースとした調味の塩梅は神業レベル。

素材の持ち味を生かしながら、しっかりと味を馴染ませ、ザクザクと大きめカットの

マコモダケがシャキシャキと食感豊かで、ハートを鷲掴みにする美味さ。

紅焼の手本と仰ぎたい味わいです。酔蟹も良かったけれど、これも大好きだ。

芋頭炆鷄(里芋と鷄の煮物)

先ほどの醤油炒めに学び、茶色い素朴な風体にはご用心。

味付けは醤油ベースですが、生姜を効かせ、味のトーンを違えています。

ほろほろに柔らかい鶏肉と、その旨味を吸い込み味の染みた里芋は

ねっちりとして懐に取り込む旨さです。

蟹肉蟹粉獅子頭(蟹みそ、蟹肉の肉団子)

上海蟹の蟹肉とミソを練りこんだ肉団子は、お肉の食感とともに上海蟹の風味を味わえる

シーズンならではの贅沢な1品。

昨年と変わらず、手間のかかる料理を出してもらえて嬉しいわあ。

蛤蜊燉蛋(はまぐりの茶わん蒸し、ホンビノスで代用。)

貝の出汁が旨味を深めるふるふるの口当たりの優しい茶碗蒸し。

味も軽やかでほっと寛げる美味しさ。これなら何杯でも食べれそう。

醤爆蟹(上海蟹のみそ炒め)

メインデッシュは上海蟹の味噌炒め。

強火で揚げた上海蟹を甜麺醤をベースとしたオリジナルの甘味噌で炒めたもの。

この味噌が上海蟹と好相性で、香り良く、上海蟹と味噌の甘みの相乗効果で旨味が引き立ち、

厚みのある味わいですが、これを食べなければシーズンを終えれない、

と思う方もいるのではないかしら。癖になりそうな味の魔力があるのです。

醤爆蟹拌麪(上海蟹のみそ炒め和えそば)

皿に残った味噌は上海蟹の風味とコクがプラスされた大事な産物。

余すことなく極太麺に絡めます。

(ノブロー) もっちり力強い太麺と味噌のマッチング力は高え。上海蟹を楽しみ尽くすだ。

桂花酒醸湯圓(酒粕のお団子スープキンモクセイ風味)

酒釀を溶いた甘いスープには、乾燥させた金木犀の花(桂花)と紅白の小さなお団子。

金木犀の優しい香りを楽しみながらいただく温かいデザートスープに心もすっかり満たされました。

(訪問日:2016年11月) 

萬来亭(バンライテイ)

神奈川県横浜市中区山下町126
TEL            045-664-0767
営業時間/ 11:30~14:30 17:00~21:30(L.O.20:45)
         土・日 11:30~21:30(L.O.20:45)
定休日     木曜日(祝日の場合営業)          -店舗情報「食べログ」より-

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喜臨軒(キリンケン) 池尻大橋 ※

2016-12-25 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

温故知新中国料理 「喜臨軒」(キリンケン)再訪

香港で購入した乾貨(馬友、螺頭、大地魚、銀魚干)をお土産として

シェフに渡してあるので、今日はそれらを使った料理がいただけるはず。

予め、リクエストを含め予算等は相談させてもらいましたが、具体的な内容は当日までの

お楽しみ。喜臨軒さんのうきうきわくわくディナーです。

リザーブした特等席は、カウンター中央のシェフズテーブル。

テーブル・セッティング:カトラリーレスト、レンゲ、箸(縦置き)
テーブルクロス:なし
卓上調味料:なし
その他:リング留めナプキン
着座後:タオルおしぼり(トレー置き)、メニュー

卓上に菜譜(菜單)の用意はなく、料理は一部を除き、各人ごとのポーションで供され、

サーブ時に説明を受けられるシステム。

また、のちに手書きしたメモで提供料理を教えてもらいました。

拼盘(前菜)

(レンタロー) キリン!前菜の紹介を頼むだ。

(キリン) まかせて!

①花咲クラゲ、ブロッコリー、山クラゲの冷菜・・・クラゲと相性の良い葱・生姜ソースで。

②白レバーと豚タンの香り煮、香菜添え・・・白レバーのコクのある旨さに豚タンはとろとろに柔らか。
 ほんのりと甘みのある香り煮に香菜の香りが調和しています。

③烏賊とサーモンの紹興酒漬け・・・ショウガが微かに効いて漬け加減良好。安定感のある美味しさです。

魚香名菜肉餅配人A菜

【香港乾貨 鹹魚(馬友)】

肉餅はA菜と白髪ネギを背負わせ、お一人様サイズに丁度良い分量で銘々に提供。

これなら品数のあるコース料理に組まれていても食べ飽きませんよね。

その蒸し肉にはクワイや干しシイタケ、漬物も入って食感豊かにふっくらと。

鹹魚(馬友)自体は控えめですが、ソースには(鹹魚の)油も使っているそうで、香りがよく、

旨味がもの凄い。実を言うと、以前、リクエストした咸魚蒸肉餅をいただいたとき、

「ハムユイの塩分に加え、若干、タレが濃く、塩気がきつい」という印象をもち、

シェフには失礼なのだけれど心配していました。

しかし、本日は料理に対する力の抜き加減、味の落ち着かせどころも申し分なし。

(寝太郎) ソースはオイルが決め手!目が覚める美味さだよ。

A菜を絡めて食べるとまたいいね!

満点タレに大興奮。頬が緩みっぱなしの2人であります。

三様銀魚干

【香港乾貨 銀魚干

シェフを悩ませたのが銀魚干のよう。3種の味のバリエーションで提供。

お好みで、とVO醤も置いてもらえました。

双銀炒旦

水で戻し、素揚げした干しシラウオとモヤシの卵炒めは、塩ベースで家常的な美味しさ。

干煸魚干四季豆

水で戻し、素揚げした干しシラウオとインゲンのピリ辛炒め。

麻辣が効いた佃煮風でもありますが、こちらはおつまみにもってこい。

椒盐魚干茘芋丝

干しシラウオをフリットにして、揚げた京芋と合わせ、五香粉と塩で調味したもの。

京芋はほくほくとしてフライドポテト的な美味しさですが、全体的なバランスからは

あと少し花椒を足し、きりっとさせたほうが自分好み。

説明によると、銀魚干はそのまま素材として扱うと生臭さくなるため、揚げてから使用。

乾貨の旨みを生かしつつ、シェフが食べやすいように手間をかけ、工夫してくれたのです。

(寝太郎) シェフに託してよかったよー。

素人の僕たちじゃスープの出汁に使うぐらいしかできなかった(恥)。

四喜燉湯

【香港乾貨 螺頭】

いろいろ素材は渡してありますが、自身の強いリクエストは2品。

そのうちの一つが螺頭を使った蒸しスープであります。

これにはびっくり!蓋を取った瞬間に香港の香りがしましたよ!

以前、香港土産の蠔豉(干し牡蠣)を持ち込んだことがあり、

ひな鳥の乞食鶏風と蒸しスープで出してもらえましたが、今回も干し牡蠣が!贅沢だわー!

聞くと、これシェフが干した自家製なんですって。貴重なものを、驚きです。

課題の螺頭(干しサザエ)は適度な厚みでスライスされ、ほか具材は干しシイタケ、

鶏肉、淮山、棗、蓮の実、生姜などなど具だくさん。

スープは、まず香りが素晴らしく、喉に流し込むと乾貨の旨みが胃袋へ

じわーっと伝わり染み入る感じ。

濃そうに見える色味ですが、味が濃いのではなく、奥行きが深く、乾貨なくしては出せない

恍惚感に浸る味わいで、後味の余韻も素晴らしいのです。

夢中になっていただき、最後の一滴まで飲み干しました。真係好食!

(寝太郎) あっさりしながらコクのある滋味豊かな至極の蒸しスープ。

旨み祭り、最高だよ。力を入れてもらった感があるなあ。

(管理人) シェフ!宿題出しちゃったけれど、期待に応えてくれてありがとう。

渾身のスープを独り占めしては勿体ないわ。常連のお客様にもふるまってあげてくださいね。

(レンタロー) こいはサービスな。

ナッツ入りスパイシーチップがたっぷりの香港漁師風白子のフリットさ。

かりっぴりっとろっで、うめえのはもちろんだよ。酒と相思相愛な。

蒜茸蒸北寄貝

北寄貝のニンニクソース蒸し。

下には春雨、上には黄韮と香菜という嬉しい3階立てで、北寄貝は肉厚でシコシコとした歯触り。

また、貝の旨みを吸い込んだ春雨と甘めのお醤油ダレのハーモニーは絶妙。

まろやかで味に品の良さがあり、屋台っぽさの中に洗練感が備わったように思います。

喜臨軒蟹粉豆付 

この時期の定番、上海蟹と豆腐の煮込み(上海蟹味噌豆腐)。

(キリン) 厨房内のコックさんたちが、せっせと上海蟹の身と味噌をほじってくれたんだよ。

これ、喜臨軒の新作なんだ。

喜臨軒スタイルの上海蟹味噌豆腐は、豆腐に上海蟹の味を染みこませるため、

身をほじった後のガラを豆乳で炊き、その豆乳で作った豆腐の上に蟹味噌ソースをかけ

仕上げるという手間のかかったもの。ですから豆腐自体も味がしっかりしているのですが、

さらにこのお料理に使っている油は殻から取ったカニオイルとのこと。

だから香りももの凄い!

口に含むと、滑らかな自家製豆腐に蟹の身と味噌の味が混然一体となり、

旨味と甘みが開花し、口の中は上海蟹一色!幸せです。

乾螺水魚炆豆付

螺頭を使ったスペシャルな第二弾が登場。

揚げ豆腐のほか、高級食材と言われる烏骨鶏、スッポンを惜しみなく使ったリッチな煮込みです。

(寝太郎) 旨み祭り再び!

肉の味が濃い烏骨鶏はほろほろに柔らかく、スッポンはゼラチン質もたっぷりでとろんとろん、

螺頭はシコシコ。この茶色の料理もコクの深さに勝れているよ。

云吞麵

【香港乾貨 大地魚】

自身のリクエスト2品目。大地魚で出汁をとったスープで雲吞麵がいただきたい。

雲吞はビジュアル的にも弱々しく、モチベーションを上げる要素なし。

しかし、もっと残念に思えたのは麵がしっかりコシのある玉子麵を使っていないことと、

鶏の出汁が勝り、大地魚の風味が弱いことです。

玉子麵も渡した方が良かったのかなあ(涙)……。

あっさりとして味は悪くないのですが、日本の品の良い塩ワンタン麵に近い感じです。

イメージとのズレでがっかり感が私達の表情に出ていたのかもしれません。

シェフから当店にも香港の細麺の用意はあり、今回厨房の手違いで提供できなかった

という話を聞きました。ならば、この宿題は次回に持ち越しましょう。

甜品

デザートはリンゴのプリンとカボチャのケーキ。

特別にお願いしていないので、ランチタイムと変わらぬ様相です。

(レンタロー) キリン!管理人は厳しいことも言うてるけんど、素材を託すは、

信頼できるシェフと見込んでいるからだで。

いろいろ我儘もきいてもらえ、特別感のある満足度の高いスペシャルディナーだった思うてる。

シェフにも宜しく伝えて欲しいだ。

(キリン) ノブロー!年内は30日まで営業し、年明けは2日からだよ。

1月は22日から1週間、台湾でお休みの予定なんだ。また来てね。

(訪問日:2016年11月)

喜臨軒 (キリンケン)
東京都世田谷区池尻3-2-5 コンフィアンス流来 B1F
TEL     03-5787-6982
営業時間/月~土 11:30~14:00 (L.O)18:00~22:15(L.O)
定休日    日曜・月曜日ランチ

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競馬の話 有馬記念 G1

2016-12-25 | 競馬の話

12月25日(日)は、中山競馬場で有馬記念G1が開催されるのです。

予想は・・・

◎  1   キタサンブラック
○  11  サトノダイヤモンド
▲  10  アドマイヤデウス
△   2    ゴールドアクター、6 サウンズオブアース、8 ミッキークイーン、16 マリアライト

3連複フォーメーションで!

...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。

結果は・・・ 

1着 ○  11  サトノダイヤモンド(単1人気)
2着 ◎  1   キタサンブラック(単2人気)
3着 △   2    ゴールドアクター(単3人気)

配当は3連複1,050円、3連単3,940円。トリガミ( ̄ω ̄;)

コメント (2)
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中華香彩 JASMINE 憶江南(イージャンナン)  中目黒 ※

2016-12-25 | 中国料理(上海料理)寧波

JASMINE 憶江南(イージャンナン) 再訪

友人から横浜中華街も良いけれど都内で食べられる上海蟹コースを!

との熱い要望を受け、思いついたのが、上海・江南地方の料理に定評が高い当店。

さっそく11月のHPを見ると、魅力的な献立で組まれたものがありました。

その、旬の上海蟹特選ディナーコース「金秋菊」@8,800(二名様より)の内容構成は

 ・酔蟹五拼盘(酔っ払い蟹入り本日の前菜五種銘々盛り)
 ・是日双点心(自家製点心二種盛り合わせ)
 ・清炖蟹粉狮子头(揚州名菜 上海蟹みそ入り大きな肉団子の蒸しスープ)
 ・柚香时菜炒扇贝(北海道産生ホタテと旬菜の柚子香り炒め)
 ・清蒸大闸蟹(陽澄湖産上海蟹の姿蒸し)
 ・烂鸡面或麻婆反(青葱たっぷりコラーゲン鶏白湯麺または四川麻婆豆腐)
 ・当天甜品(シェフおすすめ本日のデザート)
 ・茗茶(中国茶)          という計8品です。

どうでしょう?酔蟹、蒸蟹、さらには手間のかかる蟹粉狮子头が蒸しスープ仕立てで

提供してもらえて1万以下。

ツボをきっちり押さえているし、名の通った都内のお店でいただく上海蟹コースとして、

良心的なお値段になるのではないでしょうか。

2名で予約し、案内を受けたのは1階中ほどのテーブル席です。

テーブル・セッティング:ペーパーナプキン、カトラリーレスト、 レンゲスプーン、箸(縦置き)、カニフォーク

テーブルクロス:なし

卓上調味料:食べるラー油

その他:紙ナプキン、爪楊枝、メニュー

着座後:タオルおしぼり(トレー置き)

各人への菜譜(菜單)の用意はなく、料理は銘々のポーションで供され、

サーブ時に口頭説明を受けるスタイルです。

なお、中国茶がセットされていますが、ドリンク(生ビール)を別注文。

苦手食材の再確認を受けスタートです。

コース料理に先んじて、卓にサーブされたのが、「JASMINE」の夜の顔。

お通しの青海苔カシューナッツ。ちょっぴりスパイシーで酒のつまみにもってこいです。

酔蟹五拼盘(酔っ払い蟹入り本日の前菜五種銘々盛り)

彩り鮮やかな酔っ払い蟹入りの本日の前菜。

よだれ鶏(口水鸡)・・・黒酢ベースの甘辛のたれを絡めて食べるジャスミン名物。
  下に茄子を敷き、豆鼓、ローストナッツ、ネギ、香菜、ゴマなどがふんだんに使われ、
  看板料理だけあって、盤石の美味さです。

酔っ払い蟹(酔蟹)

花咲きクラゲの熟成黒酢風味(老醋海蜇头)・・・黒酢使いが妙妙。食べやすくカットされた
  クラゲのこりこり食感を楽しめます。

細切り押し豆腐と紅芯大根・・・胡麻油で和えられ、品よくあっさりテイスト。
  箸休め的にいただけます。

豚のスネ肉の塩漬けとフォアグラのテリーヌ

サンマの龍井茶スモーク

陽澄湖産の上海蟹を三日三晩紹興酒のタレに漬け込んだ酔蟹。

提供していただけたのは黒い内子(卵)がたまらなく旨い女の子(雌)です。

このねっちりとした濃厚で甘美な味わいはシーズンならではのもの。

タレの味も円みがあり、上海蟹の持ち味が生かされ、美味しさが際立っています。

上に針生姜を乗せた豚のスネ肉の塩漬けとフォアグラのテリーヌもリッチでご機嫌な美味さ。

仕上げに赤酢を垂らしてあるので爽やかにいただけます。

スモーク香が食欲をそそるサンマも、しっとりとして繊細な味わい。

食べ終えるのが勿体無いくらいです。

酔蟹を主役とした前菜たちですが、脇を固めるメンバーも引けを取らず満足度の高いものでした。

是日双点心(自家製点心二種盛り合わせ)

蟹みそ入りの小籠包(蟹粉小籠包)、エビ蒸し餃子(蝦餃)。

蟹粉小籠包には針生姜を浮かべた黒酢がセット(お好みで蝦餃にも)。

肉餡にカニみそが混じった小籠包(蟹粉小籠包)に、齧りつくと中からほんのりと

オレンジ色に染まった旨味スープが溢れ出し風味豊か。

また蝦餃には、形状を残したぷりぷりのエビのほか秋鮭にキノコと、

旬の食材を包み蒸しており、季節感も味わえる点心です。

清炖蟹粉狮子头(揚州名菜 上海蟹みそ入り大きな肉団子の蒸しスープ)

キター!私が上海蟹コースを提供してくれる都内数ある店の中から当店を推したのは

そのお値段のためだけではありません。

蟹粉狮子头をあっさりとクリアなスープ(清炖)で提供してくれているからで、

これ、江南地方の料理を得意とする当店ならではの目玉だと思います。

大きな肉団子をスプーンで崩すと、中から蟹みそオレンジが出現し、友人とともに

テンション上がりまくりで喜びが大爆発。

素材の旨みが味を深化させた熱々のスープは、雑味なく清淡で、上海蟹の風味が

たっぷりの肉団子は口に含むとふわっととろけ、後味も綺麗で夢心地の美味しさです。

素材に対するこの調理法はマッチ力が素晴らしいと実感。

清炖蟹粉狮子头、食べたさに足を運んだ甲斐がありました。

柚香时菜炒扇贝(北海道産生ホタテと旬菜の柚子香り炒め)

北海道産の肉厚の生ホタテと大き目カットのマコモダケ、金針菜、銀杏など。

食感に強弱をつけ季節感を盛り込んだ柚子風味のあっさり仕立て。

コースの流れ的にもくどさのない炒めもので良かった。このあと蒸蟹ですからね。

清蒸大闸蟹(陽澄湖産上海蟹の姿蒸し)

蟹(雌)は食べやすいように店側で解体済み。

脚の根元を全部切り離してくれているし、食べられない肺の部分も処理され、

甲羅の中に卵もミソも取ってくれているから楽なのですが、ハサミが用意されていないため、

胴体部分と蟹脚に詰まった身を取り出すのに苦戦。

力技とカニフォークを駆使し、上海蟹の繊細な身の甘さを堪能したのでありました。

烂鸡面或麻婆反

青葱たっぷりコラーゲン鶏白湯麺または四川麻婆豆腐ご飯を選べますが、チョイスは麺。

味のきつい麻婆ご飯では、せっかくの上海蟹の余韻を損なってしまうのではないか、と考えたからです。

コース料理の〆なので、量は控えめですが、前回同様、鶏肉はふわふわに柔らかく、

鶏白湯はポタージュ風のとろみをもつタイプではなく、とろっさらっとした口当たりで雑味なく軽やか。

滑らかなストレート麵にしっくりと馴染み、友人にも大好評。

当天甜品(シェフおすすめ本日のデザート)

カボチャのタピオカココナッツミルク。

中には小さくサイコロ状に切った梅酒のゼリーも潜ませており、ミルキー&フルーティー。

茗茶(中国茶)は一煎目の味と香りが爽やかな龍井茶。ティーポットで提供してもらえました。

以上、カジュアルにいただけ満足度の高い旬の上海蟹特選ディナーコースでしたが、

記録をつけるにあたりHPを再確認すると同様のメニューは見当たらず、

どうやら「金秋菊」は終了した模様。紹介が遅れてすみません(汗)。

今回、興味をもたれた方は、来年、上海蟹シーズン到来とともに当店のHPをチェックしてみてくださいね。

JASMINE 憶江南(イージャンナン)
東京都目黒区東山1-22-3
TEL     03-6303-1927
営業時間/11:30~15:00(L.O.14:30)18:00~23:00(L.O.22:00)
定休日    無休     -店舗情報「食べログ」より-

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沸騰漁府(フットウリョウフ) 新橋

2016-12-24 | 中国料理(四川料理)湖南・雲南

四川・東北料理「沸騰漁府」(フットウリョウフ)

「今飯天」さんを時間制でだされたあと、目指したのは隣駅、新橋。

聞くと友人は私と火鍋を食べて帰ると、自宅でお留守番をするご主人に話してあるのだそう。

先ほどは諸事情により断念したけれど、このまま彼女を帰すわけにはいかない。

当店なら鍋底(スープ)を求め、具材も数ある中から好みでチョイスでき、

自分の思い描く単品火鍋がいただける。

それに有楽町から徒歩で向かえて、交通費がかからないし、きっと友人にも満足してもらえるはず。

1階は満席状態でしたが、丁度2階席の団体様がひけたあとで、入店が叶いました。

火锅锅底(おしどり火鍋)@1,500

香辛料ががっちり効いたウマ辛スパイシースープの麻辣とマイルドな味わいの白湯。

旨みや味のトーンの異なる黄金コンビが味覚を刺激し、食欲を増進。

美味しさの相互作用が働くのです。

蒜蓉香油蘸料(ニンニクゴマ油付けたれ)@300

羊肉@780

 粉絲(春雨)@480

野菜拼盘(野菜の盛り合わせ)@1,080

ドリンクは陳年紹興酒@1,500を注文。

一撃必殺の火鍋で名誉挽回成功!

本場力のある美味しい鴛鴦火鍋を堪能できたと友人も大喜び。

大事な奥様をお借りし、これで私もご主人様に顔向けができます。ほっ (^。^;) 

当店も料理及びドリンクは外税ですが、このボリュームと味でお会計は、6,091円。

1人当たり3,046円(円未満四捨五入)です。

沸騰漁府
東京都港区新橋3-2-1 嶋田ビル
TEL     03-3502-8828
営業時間/11:30~14:30 17:00~23:00     
定休日    無休     -店舗情報「食べログ」より-

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今飯天 (ナウファンテン) 有楽町

2016-12-23 | 中国料理全般

チャイニーズキッチン「今飯天」 (ナウファンテン)

某日、友人と有楽町で合流する運びとなった。

寒いし、火鍋でも食べようと、Web検索してヒットしたのが駅から利便性の良い当店。

薬膳火鍋コースがウリのようです。しかし、2人でコース料理はボリューム的にどうだろう?

電話をかけた友人の話だと、火鍋はコースがお得と推す店側に対し、単品でお願いしたいと

席を予約してくれたのですが、入店後受けたのは2時間制という先制パンチ。

じゃ、急いで食べなきゃ、とメニューを見ると、火鍋は単品でも具材が組み込まれたものしか

置いていないのです。好きな具材も選べずでは、自由度が無くつまらない。

当てが外れた上に、食べ放題でもないのに2時間制とは……。週末だからなのかしら。

1品料理をアラカルトで頼む方向に考えを変えました。

後にレシートを見ると「その他フード」代380円が人数分計上されていました。

一緒盛りで供された760円のお通しのザーサイです。

雲丹と帆立の春巻き@680

イカの青じそナウファンテン炒め@1,180

茄子のサクサク揚げ 山椒塩添え@680

場所柄なのでしょう。そこそこいいお値段なのですが、正直なところ、料理は口に合わず。

残念ながら友人も箸が止まってしまいました。

注文したドリンクは生ビール@700×2、古越龍山 カメ出し紹興酒(デキャンタ500ml)@3,000。

以上の料理及びドリンクは外税で、お会計は、8,316円。1人当たり4,158円です。

費用対効果の面から疑問が残りました。

今飯天 (ナウファンテン)
東京都千代田区有楽町2-3-6 九重会館2F
TEL     03-3572-8858
営業時間/月~金 11:30~14:30 月~木・土 17:00~23:00  
          金・祝前日 17:00~翌2:00  
定休日    日曜・祝日     -店舗情報「食べログ」より- 

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飄香居 (ピャオシャンチー) 上野

2016-12-20 | 中国料理(東北料理)山東・延辺

四川・中国東北料理「飄香居」 (ピャオシャンチー) 

付近での所用を済ませると日の暮れ時。

冷え込みも厳しい日だったので、火鍋でも食べて帰ろうと立ち寄りました。

奥行きのある店内はテーブル席のみでレイアウトされ、食べログによると席数は26席。

飾らないざっくばらんな雰囲気だから、気負わず利用出来て、こんな日には丁度良い。

今回、店のお姉さんから指示を受けられたのは、中ほどの4人掛け席です。

テーブル・セッティング:なし
テーブルクロス:なし
卓上調味料:醤油、辣油、酢
その他:割り箸、爪楊枝、紙ナプキン、メニュー
※混雑時には2時間制と壁に張り紙あり。

ドリンクはサッポロ生ビール@290を数杯に、紹興酒5年@1,500×2へと進行。

火鍋は2時間食べ放題メニューが強くプッシュされていますが、聞くと単品でも注文が可能。

さっそくその単品メニューをもらい具材選びにかかります。

火鍋は、まず、麻辣と白湯がセットになった鴛鴦の鍋底(スープ)@1,000を求めます。

火鍋のたれは、ゴマだれ、ポン酢たれ、ニンニクゴマ油たれ(各@200)があるので

ニンニクゴマ油たれ(左)とゴマだれを(右)チョイス。キクラゲは600円です。

単品で使うとゴマだれが少し甘めに感じたので、ニンニクゴマ油たれとミックスして使用。

すると味がしっくりまとまり私好みの美味しいたれに。

季節野菜盛り合わせ@1,080

豆腐、エノキ、キクラゲ、春雨、キャベツ、白菜、青菜がメンバー。

ボリュームたっぷりですが、鍋だと加熱することで、かさが減るから無問題。

ラム肉@800×2

スパイシーな麻辣は「沸騰漁府」さんほど、刺激的ではありませんがしっかり旨辛で

白湯は口当たりの優しいあっさりスープ。それぞれの具材を好みのスープで自由に楽しみました。

(ノブロー) お楽しみは続くだ。単品メニューにアレあるな。

漬け白菜@500

野菜を程よく平らげたところで追加注文。店のおじさんにgood!のサインをもらいましたよ。

この漬け白菜は白湯で。酸味はほどほどですが、中国東北料理の酸菜鍋風に

アレンジを利かせることができるし、当店の火鍋はお得感ありでした。

飄香居 (ピャオシャンチー)
東京都台東区上野2-12-15 YKビル 1F
TEL     03-5818-3886
営業時間/17:00~5:00     
定休日    不定休     -店舗情報「食べログ」より-

 

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香港旅行2016(11月) №18 最終回

2016-12-18 | 旅行・香港

お土産等については省略。これにて終了です。

私自身が食いしん坊なため、食べ物にしか興味がわかず、今回もまたグルメに重点を絞った

記録になりましたが、お付き合いいただけた皆様に感謝いたします。

ありがとうございました Ojigi また旅の記録を残せるといいな。



 

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競馬の話 朝日杯フューチュリティステークスG1

2016-12-18 | 競馬の話

12月18日(日)本日は、阪神競馬場で朝日杯フューチュリティステークスG1が

開催されるのです。

予想は・・・ 

◎ 13 ミスエルテ
○  8   ダンビュライト
▲  4   ボンセルヴィーソ
△   6  クリアザトラック、10 モンドキャンノ、17 サトノアレス

3連複BOX!

...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。

結果は・・・ 

1着 △ 17 サトノアレス(単6人気)
2着 △ 10 モンドキャンノ(単7人気)
3着 ▲  4   ボンセルヴィーソ(単12人気)

配当は3連複42,820円、3連単221,200円。(●≧ω≦)9

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香港旅行2016(11月) №17 樂香園咖啡室

2016-12-17 | 旅行・香港

樂香園咖啡室」Lok Heung Yuen Coffee Shop

旅の最後に選んだのは、長い歴史をもつレトロなコーヒーショップでの軽食。

OpenRiceによると最寄り駅は上環とのことですが、香港・中環からも歩ける距離です。

メニューは広東語表記。店名の隣には「蛇竇」と()書きがありますが、

香港ポストさんによると、これは『広東語で営業マンが息抜きをする場所』という意味だそう。(*´艸`*)

菠蘿油HK$9、凍奶茶HK$19×2

「自製新鮮出爐麺包三文治」とありますから、パンは自家製。

そうなると選択からは外せない。どれも食べてみたくて、あれこれと迷いましたが

菠蘿包にバターを挟んだ菠蘿油で。

表面トップはさっくさくのクッキー生地で 下がふわんわりと柔らかく、素朴な甘みがバターの

コクと相まって、ほっぺたが落ちそうなくらい美味い。

そして濃い奶茶はベストパートナー。黄金コンビですよ。

はじめはチラチラ牽制しあっていましたが、ついには寝太郎さんと菠蘿油を巡って争奪戦が勃発!

いい大人がみっともない(^^;

沙爹牛肉公仔麵(出前一丁)HK$24(加HK$4)→HK$28

そういえば、公仔麵を食べていないと滑り込み注文。

出前一丁麵で作ってもらうと割増料金(HK$4)がかかり、計HK$28です。

サテソースをベースに味付けした牛肉を乗せただけのものですが、舌に馴染む心憎い味わい。

香港で食べる公仔麵は格別!ぺろりと平らげてしまいました。

店頭ではご自慢のパンが販売されています。

また地元香港人の熱烈な支持を受け、多くのお客様が注文するのが、飯もの2枚看板、

とろっとろの玉子が具材と相乗りする滑蛋叉燒飯、滑蛋蝦仁飯のとろたま兄弟。

空腹感を刺激し、ガツガツが似合うビジュアルだから、とっても美味しそう。

次回はそちらも食べてみたいなあ。

さて、名残惜しいですが、これで空港に向います˚‧º·(˚ ˃̣̣̥᷄⌓˂̣̣̥᷅ )‧º·˚ 

樂香園咖啡室 Lok Heung Yuen Coffee Shop
中環機利文新街8-12號地下
TEL 852-2522-1377
営業時間  月~土: 07:00-19:00

 

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香港旅行2016(11月) №16 彌敦粥麵家

2016-12-15 | 旅行・香港

彌敦粥麵家」 Nathan Congee and Noodle。再訪

香港滞在中のホテルは当店並び。

こちらをラストの朝食用に組み立てていたのは、出発で忙しい朝にも無理なくお邪魔できるからです。

朝が早いためでしょう。まだ空いてるのだから、広めのボックスシートを使いなさい、

とサジェスチョンを受けられました。 唔該、唔該哂呀!

豬潤肉丸粥(左)HK$38、馳名及第粥(右)HK$35

2013年、リピートを願ったレバーと肉団子のお粥(豬潤肉丸粥)。

豚モツと肉団子の粥(及第粥)。

(管理人) ちょっと具材がカブリすぎー。チョイスを誤ったかしら。

当店の粥はとろりとさらりの中間ぐらいの舌触り。

ベースとなるスープに雑味はなく旨いのですが、前回のほうが味に深みを感じられました。

私自身、香港粥は寸胴でコトコト煮込んだ粥を小鍋へ移し、トッピングした具材とともに

仕上げるものだと解しているので、朝イチですし、ひょっとしたらそのコトコトが

浅かったのかもしれません。

となると、宿泊先から近い安心感で、自分都合を優先し、美味しいタイミングを

読み違えた可能性も考えられます。

また、その後あちこち食べ歩いて、当方の基準も変わってきたためかもしれませんね。

彌敦粥麵家 Nathan Congee and Noodle
佐敦西貢街11號
TEL 852-2771-4285
営業時間  月~日:07:30-23:30

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香港旅行2016(11月) №15 源興美食

2016-12-13 | 旅行・香港

源興美食」Yuen Hing Restaurant

最寄駅は佐敦。香港迷の友人お二人は順次に帰国され、寝太郎さんと二人の夕飯。

私達も明日は日本に戻るから、最終的な荷造りをしなくちゃね。

ホテルに最も近い場所にある粵菜のお店をブックマークしていたのですが、新填地街へ。

ここには初日昼に行こうと思い断念した燒臘店があるためです。

詳細な情報はわからないので、混んでいるようなら外賣で求め、スーパーでお酒を購入し、

部屋食と考えていましたが、屋台裏に隠れていた当店を見つけ入ってみると空席あり。

小ぢんまりとした店内はローカル色が濃く、食堂風のざっくばらんな雰囲気です。

テーブル席へ着くと、店の女性が日本語併記のあるメニューを持ってきてくれて、

オススメ料理を指さしで教えてくれるし、親切だから、最終のディナーに訪れて良かったと思いましたよ。

明爐古井燒鵝HK$138

イチオシの燒鵝(ローストグース)は、驚きの美味さ。

艶めく皮は小気味よいほどにパリパリで、肉の味は濃くてすこぶるジューシー。

街場の大衆的な店に、これほどの絶品燒味が潜んでいることは嬉しくてならない。

まさに本場の凄さを見せつけられた感じです。

(寝太郎) うんめー!厨房の人当たりがいいおじさんが焼いたんだろ。

肩肘を張らぬ地に足のついた旨さにノックアウトされたね。僕は断然この店を支持するよ。

(レンタロー) 燒鵝は甘酸っぱいタレをつけて食べるとええよ。

あと、食べきれなかった料理は打包できるだ。

蒜蓉炒時菜HK$65

野菜とニンニクの炒めもの。この日はレタス。

箸休めで胃も休まるし、いくらでも食べれてしまいそう。

鎮店叉燒皇HK$68

肉をタレに漬け込み表面に蜜を塗り香ばしく焼いたハニーローストポーク。

焦げを残したところが、またたまらなく愛おしい。

しっとり柔らかい肉に齧りつくと、肉汁がじゅわじゅわと溢れ出て、蜜とタレの甘みが広がり

旨みの層が深いのです。

店のおじさんはニコニコと愛層が良く、ちょこちょこ話しかけてきてくれフレンドリー。

こんな凄い燒味を作る人がこんなに気さくで!と感激しちゃいましたよ。

今度はランチで咖哩羊腩飯も食べてみたいなあ。

写真は廟街の春和堂(單眼佬涼茶)。

單眼佬涼茶は苦くて効き目ありと香港人のお友達から教えてもらえました。

源興美食 Yuen Hing Restaurant
佐敦新填地街63號地下
TEL 852-2711-1311
営業時間  火~日: 11:30-22:00 月曜休 

 

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香港旅行2016(11月) №14 香港パン

2016-12-12 | 旅行・香港

廖孖記」で腐乳を購入しようと向かったのですが、うっかりしていました。日曜日はお休み(涙)。

じゃあ、パンを買って、いったんホテルに戻ろうかな。

快甜美麵包西餅

ぶらぶら歩いていたら地元民が多く来店するローカルっぽいパン屋さんを発見。

気になるので私も買ってみました。

菠蘿包(前)、咸巻包(後)。

咸巻包はプレーンタイプのパン。

「咸」とありますが、噛みしめると生地には素朴で優しい甘さを感じます。

三藩市餅店

こちらは佐敦駅近くの店。

香港パンも置いてはあるけれど、どちらかと言えばケーキに力を入れているような?

菠蘿包(右)、難尾包(左)。

難尾包はシャリシャリの甘いココナッツフィリングが入ったパンです。

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