台湾家庭料理「豐盛食堂」
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場所はMRT「東門」下車、徒歩3分ほどの麗水街の一角。
台北滞在中に一度は台湾料理を味わいたいものの、女子旅なので雰囲気も大事。
そんなニーズで選んだのが当店。
予めホテルから予約を入れ、向かいましたが店内は大盛況。
あれ?私達の席はあるかしら(汗)。
店には日本語が少しわかるスタッフさんがいるので、助かりました。
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無機質な壁に、木目の家具が映える店内は、レトロモダンなイメージ。
大衆的にくだけすぎず、女子好みにいい感じの食堂空間だ。
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こっちこっち!というようなスタッフさんの誘導で、料理を選びに奥まで足を進める。
レジ後ろには、冷蔵ショーケースに入った食材が並んでいるので、調理法を指定し
お願いすることもできますが、語学に不安のある私達は、家常菜を中心に写真入りの
メニュー(日本語併記あり)や木の短冊に記された品書きから口頭及び指差しで
注文を伝え、次に席に案内してもらう。
指示を受けたのは、入り口にも近い窓際の3人掛け丸テーブル席。
当店、混雑時には、相席にもなるようなので、この席につけて幸運だった。
ボリュームがわからないため、先に3品お願いしたが、ドリンクメニューが見当たらない。
店内を忙しく行き来するスタッフさんをつかまえ「ビール!ビール!」と連呼。
すると、奥に冷蔵庫があるらしく、そこから1本持って来てくれたが、
当店、アルコールはビールと紹興酒のみのよう。
台灣啤酒(金牌)は、苦味がなく、薄くて軽い。酒のみには物足りないと2本で終了。
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着座後には、皿、箸、茶杯が置かれ、中国茶はポット出し。
豐盛食堂とロゴ入りのポケットティッシュももらえたので、有難く頂戴する。
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注文した料理に先だち、オニオンスライスにドレッシングをかけたものが出てきた。
周りを見ると各卓に置かれていたようなのでサービスかな。
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炒水蓮(水蓮のシャキシャキ炒め)120NT$
2人でいただくには、ボリューム多し!
瑞々しい水蓮菜の中に見えたのは、醗酵大豆かな。
ですが、豆鼓のように塩辛いわけではなく、一見すると煮豆のようなルックスで、
しんなりとした豆を噛むとほんのり甘く酒の芳香がした。
この豆が味にコクを出すのに一役買っているようで、ナチュラルな旨みあり。
箸で探ると、ちょっぴりだけれども肉も参加。素朴な味わいに頬を緩ませる。
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(ノブロー) オラたちも台北同行だで。女子旅行のボディガードだよ。
こいは、日本でごっちゃんになる野菜の炒めとは一味違うな。味付けが優しいで。
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菜脯蛋(台湾風オムレツ)150NT$
台湾家常菜の定番!厚みがあってふっくらと、まるでパンケーキのよう。
こんな豊満なボディの菜脯蛋は、はじめてお目にかかった。
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(ノブロー) さすが、本場台湾のオムレツだな。容姿がええ!べっぴんさんだよ。
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スプーンを使って切り分ける。
きつね色に焼き上げた玉子焼きの中には、歯触りの良いタクワンやネギも入って、
シンプルさが素直に美味しいと思える1品。
ベタなオーダーと思わず、頼んでみるべし。
ノスタルジックな懐かしさを覚える味わいは、万人の心を包み込む優しさがあります。
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芋頭排骨(タロイモスペアリブ)200NT$
友人は台湾菜が不慣れと言うことで、チョイスは主に私が担当を任された。
これ幸いと、(友人の心配をよそに)強く注文を希望したのがこちら。
飾らず地味な風体ですが、タロイモほっくり、肉はとろとろでナチュラルに素材の甘みと
旨味が生き、食べやすい上記2品を凌ぎ、想像を凌駕した美味さ。
心和ませる癒しの味わいは、口にやさしく懐が深かった。
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食事の後半に各卓に出されたサービスの1品。瓜の一種かしら。
好奇心でかじったところ、生で苦味あり。眉間に嫌なシワがよってしまった。これはパスだ(汗)。
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店は食材にこだわり、素材そのものの味を大切に料理を提供。
気取らないシンプルな優しい味付けで、どれも好感度が高く、家常菜を楽しめた。大満足。
なお、地元のお客様を見ていると、食べきれなかった料理は、
みなテイクアウトで持ち帰られていましたよ。
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閉店時間の21時近くになるとスタッフさんが、徐々にお掃除体制に入ったので
私達も会計をお願いすることにした。
買單は、合計740NT$。 1人当たりでは、370NT$。レジにて支払う。
魅力的な家常菜が揃い、値段もお手頃。次の訪台の折にも利用を検討してみたいお店です。
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豐盛食堂
台北市大安區麗水街1-3號
TEL 02-2396-1133
営業時間 11:30~14:00 17:00~21:00
無休
※ 豐盛食堂FB
豐盛食堂 (台湾料理 / 永康街)