(ノブロー) こんちは!オラ達9月に入って秋の味覚、キング松茸に会いにきただ。
お店は松茸・飛騨牛専門店「松葉屋」さんだで。去年とおんなじだ。
松茸尽くしのリーズナブルでご機嫌なランチコース料理にうかれて、友人のM さんも
誘って赤坂駅で待ち合わせしただよ。
赤坂駅からだと東京メトロ千代田線赤坂駅1番出口(赤坂BIZタワー目の前)が便利だな。
(ワタロー) 去年はオラ、まだいなかっただ。だで、初参加になるだ。
松茸御飯お替り自由となったら米担当のオラがいねばならんだよ。
今回お店に伺ったところ、去年と様子が違う。
去年は1階がご贈答品の販売コーナーで、階段を上った2階がお食事のフロアになって
いたのですが、入店すると左手に小さな販売コーナーで、案内されたのは1階右手の
個室タイプのお部屋。造りのせいか店内の他のお客様の声が反響して聞こえてくる
ように思えました。
「変わったね、ここ。」
自分の記憶を確かめるように、接客を担当してくださっている女性にお聞きしたところ
平成23年2月22日に、この本店に隣接して鉄板カウンターのある別亭がオープン。
そのため改装をして2階は事務所使用になったとのこと。
スペシャルなランチコース料理(要予約)の内容は
- 食前酒/松茸酒
- 酒菜/松茸おひたし
- 松茸土瓶蒸し
- 松茸炭火焼
- 松茸朴葉焼
- 松茸と黒毛和牛のすき焼
- 松茸ごはん ・お椀 ・香の物
- デザート
去年は、グラス生ビール・麦焼酎・ソフトドリンクからワンドリンクサービスが
あったのですが今年はなくなった様子。 残念。
1.松茸の食前酒 と 2.酒菜
ちょっと趣が変わったと思ったら、去年はお盆の上にお料理をセッティングして
いただいていました。今回はお盆がなくそのまま。
料理自体の風格も変わってしまいますね。
細長いお皿の左から枝豆、松茸寿司、お浸し、きぬかつぎ。
枝豆は茶豆かしら?風味があって濃厚。松茸の上には透明なゼリー。
(ノブロー) おっ!今年もお浸しん中に松茸がいるだ。
お浸しは松茸、食用菊、三つ葉で酢の物仕立て風。
(ノブロー) 食前酒は焼酎に松茸を漬け込んだやつだけんど、甘くて松茸の香りが
プンプンするだ。 こいつはキクからM さんに気ぃつけるよう教えてやらねばならんだ。
(みに) ノブローさん、すっかりM さんに懐いているわね。
いつも同席させてくれるから嬉しいのよね♪
(ノブロー) M さんはええ匂いするだで~。 みにとは大違いだで~。
(みに) こらっ、セクハラ的な発言は許しませんっ!!
3.松茸土瓶蒸し
スライスされた松茸、鶏肉、ハモ、三つ葉。
去年と比べて土瓶蒸しの中に入っている面々が増えてます。
そのためか、お出汁に白いアクができ、処理もされていない。
見た目の繊細さに欠ける。
お猪口には、すだち。
(ノブロー) お出汁は変わらずいい味なんだけんどな。
白いアクは鶏肉や海老からのタンパク質かな。でも、お店でいただくには寂しいわ。
4.松茸炭火焼
木枠に入った炭火のコンロの網にのせて自分で焼きいただきます。
スタッフさんのご説明によると、薄いので両面は焼かず表面に水分がでてきたらOK
とのこと。 反り返ってきたので左側の松茸は食べごろかな。
松茸のシャキシャキとした食感を楽しめます。
(ノブロー) 薬味の皿は、すだち、生姜、醤油、塩だでぇ♪
あっ!キミ達、そこ IHクッキングヒーターでしょ。危ないから降りて!!
つぎのお料理で使うのよ。
5.松茸朴葉焼
IHでないと味噌が焦げてしまうんですって。
薬味は白ネギ。
このネギを半量ぐらい入れて、ちゃっちゃっと混ぜ合わせて出来上がり。
お店のスタッフさんが作ってくれるのだ。
3人で分けると一口分くらい、量は少ない。
6.松茸と黒毛和牛のすき焼
1人ずつ卓上カセットコンロを用意してくださいます。MY鍋は嬉しいのだけど
残暑厳しいこの季節、いっせいに3台稼動となると暑い。
牛肉、松茸、糸コンニャク、水菜、白菜、焼き豆腐、タマネギ、長ネギ、わけぎ、
大根、ニンジン。 こちらもすき焼きの中に入っている面々が増えた模様。
予め、肉や野菜、割りしたは鍋にセットされている状態で運ばれてきます。
煮つまりそうになったら火を止め、自分のペースでいただけるのは嬉しい。
(モモロー) すき焼きには生玉子もついてくるだよ。
7.松茸ごはん
一番のお目当てである松茸ごはんは、かなりショック。 それまでもコースの
松茸の量が微妙に少なくなったと思っていましたが、松茸ごはんは明らかに激減!
去年と比べてみると一目瞭然です。
松茸の形が認識できるのは、上にのっているスライス松茸が3枚だけ。
これは私達が3人で伺っているからだと思います。
じっくり見ると油揚げを細かく刻んだと思われるものがありましたが、注意しないと
見つけられません。 三つ葉も表面に飾り程度のものだけで混ぜ合わせてしまったら
各人のお茶碗にいきわたるか不明です。
おひつのまま置いていってくださり、しっかり下味をつけて炊かれたいるので
それなりに満足感は得られるのですが、どうしても去年のものと比較してしまうので
寂しくなりました。
お椀 ・香の物
お椀は白菜、海藻、菜もの、吸い口の柚子。具沢山の赤出汁。
香の物は大根、人参、ナス、青菜。さっぱりと薄味です。
(ワタロー) この1枚に全てが集結されてるとは寂しいだな。オラ、味わうだよ。
そうしてね。ワタローさん・・・(u_u。)
8.デザート
ごはんの後、おしぼりとお茶の差し替えがありデザートが運ばれてきました。
嶺岡豆腐。 嶺岡豆腐は、はじめてだったのでスタッフの方にお聞きすると、
牛乳と生クリームを使用しゼリーで固めたものとのこと。トッピングは栗。
濃厚な味わいで栗との相性も良し。
(ニジロー) スイーツごっちゃんになりてえだよ。
寝太郎がオラのバンダナ忘れてきたで、でこの傷が気になるだ。
(みに) 大丈夫、私が画像修正でお帽子かぶせてあげるから、こっちにおいで。
土曜の昼、去年はお子様連れのご家族が来店なさってはいるものの、お店が
落ち着くのも早く、ゆったりとお食事が出来る雰囲気があったのですが、
震災以降、土日出勤の会社が多くなったということでサラリーマンの方が多く来店。
店の外で待たれている方もいました。
赤坂のサラリーマンは昼からリッチに松茸御飯ですか?実に羨ましい。
なかなか引かない客の波に、店内は賑わい、がやがやとした空気感。
もはや週末ランチの穴場とはいかない。
そして、去年ついていたお土産もなし。
お会計は、3人で、
上記お料理とお酒は、生ビール@750×3・日本酒 一ノ蔵@800×4・レモンサワー@600
で合計21800円なり~。
なし・なし・松茸減少の傾向に脱力感。
松茸・すき焼き満足度数は、去年より★一つ足らず、★★★ 日常的なら満足です。
赤坂 松葉屋
〒107-0052 東京都港区赤坂3-12-18 第8荒井ビル1F
TEL 03-3583-9595
営業時間/11:30~14:00 17:30~22:30(L.O.22:00)
定休日 日、祝