エスニック居酒屋「ガルーダ」ランチ再訪。
スパイシーマトンキーマカレー@850
オーダーはスパイシーマトンキーマカレー。
マトン特有の臭みを抑えた味に深みのあるキーマカレーに、ご飯は盛りも良いので
お腹も大満足。個人的には前回のガパオライスよりこちらの方が好みだわ。
今回はラッシーを選びましたが、私にはちょっと甘すぎたみたい。
ランチメニュー制覇に向けて、またお邪魔すると思います。
ガルーダ
東京都品川区西五反田1-17-1 第2東栄ビル 302
TEL 03-6417-0107
営業時間/11:15~16:00 17:00~0:00
定休日 不定休
某日、イベントで秋葉原を訪問。その際、街歩きで気になったのが当店。
裏秋葉原と言われるロケーションにあり、店の前には現地の人と思しき方々が
大勢集まっているのだから、ここはきっと美味しいに違いない。
入店すると、お客様の大半がインドネシア人のよう。
もしくはそのファミリーorカップルで、日本人同士で来店しているのは私達だけであります。
指示を受けられたテーブル席に着座し、店員さんにランチメニューを聞くと土日は提供なし。
テーブル上に用意されているグランドメニューから選びました。
ナシチャンプルーパダン@1,250
インドネシアで大人気なスマトラ島の料理とのこと。
写真付きのメニューなのでイメージがダイレクトに伝わり、連れも私もこの料理から
一歩も譲らず同じものをオーダー。
平たく言うと、ご飯と色々おかずが乗ったワンプレートスタイルの食事で、
供されたのは肉、魚、たまご、野菜。
味付けもピリッと唐辛子の効いたものからからココナッツミルクを使ったものまで多彩で、
しっかり本場の味を感じさせ、その中に品の良さも併せもち、ともかくめちゃくちゃ旨い。
ひと口目で勝利を確信しましたよ。私はがっちり混ぜて食べるのが好きなので
ミックスさせちゃったけれど、味によどみなし。これはまた食べたいわあ。
期待を上回った大正解の料理選択でした。
チンタ ジャワ カフェ 秋葉原店 (CINTA JAWA CAFE)
東京都千代田区神田和泉町1-1-7 大和ビル1F
TEL 03-5821-6682
営業時間/11:00~23:00(L.O.22:30)
定休日 なし
エスニック居酒屋「ガルーダ」ランチで再訪。
当店はカウンター席もあるので、一人飯でも気兼ねがありません。
今回チョイスしたのはリーズナブルなガパオライス。
先日は店主と思しき方が1人でお店を切り盛りしていたけれど、昼の時間帯、
フロアを担当する男性もいたので、これなら安心。料理もスムーズに運ばれてきました。
ガパオライス@750
ライスの大盛り無料ですが、普通でもボリューム十分。
うるうるの半熟目玉焼きを乗せ、皿の中に小山を形成しています。
鶏挽肉はゴツゴツと大ぶりで食感豊かですが、ぱっと見が地味なので
対面時のインパクトを弱めている感じ。
具材に鮮やかな色味を放つ赤や緑の野菜、ハーブが欲しかったなあ。
また味付けが控え目なので、店主にナンプラーが欲しいとリクエスト。
卓上薬味セット「クルワンプルーン」を出してくれたので、目玉焼きを崩し徹底的に
混ぜ合わせ、唐辛子とナンプラーをがっつりかけて好みの味に自己調整していただきました。
私としては初回のイメージがあったので、ランチで供されるボリュームにびっくり。
お腹もぱんぱんです。
ランチにはチャイのほかラッシーも選べました。
笑顔の素敵な店主は人当たりが良く好印象。またお邪魔してしまうかも。
ガルーダ
東京都品川区西五反田1-17-1 第2東栄ビル 302
TEL 03-6417-0107
営業時間/11:15~16:00 17:00~0:00
定休日 不定休
エスニック居酒屋「ガルーダ」
場所は五反田駅を背に山手通りを大崎広小路へ進行した道沿いのビル3階。
店へは階段を利用して入店しますが、同じ階のガールズバーの入り口が至近距離なので
ちょっとドキッとしました。というのも、予約をいれた時間が17時。
少し早くに到着してしまった私は扉の前でオープンを待つ形になっていたからです。
小洒落たエスニック空間が形成された店内はイメージしていたものより小体な造りで
この日、お店は男性1人での切り盛り。
席はご自由に、と選べたため、窓際のテーブル席に着座しました。
ドリンクはシンハーの生からスタート。
料理はグランドメニューからアラカルトチョイスしました。
生春巻
スクティ
ラープガイ
一度の利用で真価までは問えないと思いますが、
インド・ネパール・タイとお手頃価格のエスニック料理が揃うものの、場所柄でしょうか、
そのボリュームは控えめ。また、味も悪くないのですが、いろいろ器用にメニュー展開
されている分、本場の凄みを体感できるまでには至りませんでした。
私としては、表に出ていたランチメニューに興味が湧いているので、
一度利用してみようかなあと思っています。
ガルーダ
東京都品川区西五反田1-17-1 第2東栄ビル 302
TEL 03-6417-0107
営業時間/11:15~16:00 17:00~0:00
定休日 不定休
「ナワブ」 日本橋店。
当店はパキスタンレストランなのだそう。
飯友さんのナビで初訪問。注文はすべてお任せしているし、詳しい知識はないので軽く記録します。
サラダ
ドレッシングはニンジンをベースとし甘酸っぱい食味。
あっさりいただけ、スパイスの効いた料理の合間につまむのにはもってこい。
ローズシロップのミルク割り
乙女なピンク色なので飲んでみたいと切望!!
しかし、甘味料の人工的なクセが口に残る感じで微妙な後味が続く。
私には乙女のハードルが高かった。早々にリタイア、やはり酒にしようっと。
パコラ
茄子と青唐辛子。見事なまでにからりと揚がってお皿も油ダメージを受けていません。
ここで登場したミントソースがめちゃくちゃ美味いのにぶっ飛びました。
爽やかなミントの香りが口に広がり、舌触りも滑らかでミルキーなコクがあるのです。
いいものを手に入れたぞ。これは万能に活躍できるエース中のエースね。
絶対に手離さないようにしなくては。
パコラは日本で言うところの天ぷらのような揚げ物ですが、
衣がそれほど厚くはないので、無駄に腹が膨れる心配はありません。
カリッとして中はしっとりとジューシー。もちろん嫌な油っこさは微塵もなし!
よく見ると何かサンドしているみたいで、味わいふくよか。
また、先ほどのミントソースをつけて食べると、爽快コクリッチで、
おつまみ力に拍車がかかります。
ハリームとロティ
どれぐらい時間をかけ煮込んだのか、具材はすべて溶け込み、目視で確認できるのは
表面に浮かぶ先鋭トッピングメンバーのみ。
とろっとしてぽってり。口をつけた瞬間にイメージしたのはスパイシーなカレー。
シチューのような粘度でスープの生命線となった具材たちの奥深いコクと、
様々なスパイスが織り成す複合的な味がぎゅーっと濃縮された感じ。
口に広がる爽やかで丸みのある辛さがたまらなく旨いのであります。
別皿のレモンは絞ったのちに、このスープに沈めていただくと、
また別次元の美味しさを体感できそう。
あと、全粒粉で作った香ばしいロティも風味が良く、ハリームとはとっても仲良し。
当店を提案し、料理チョイスしてくれた飯友さんに感謝です。
ナワブ 日本橋店
東京都中央区日本橋小網町18-9 司ビル2F
TEL 03-5640-0507
営業時間/11:00~15:00 17:00~23:00(LO.22:30)
定休日 元旦 -店舗情報「食べログ」より-
ネパール居酒屋「ソルマリ 蒲田店」 (SOLMARI KAMATA)
JR蒲田駅東口より徒歩3分ほど。エスニック料理にも詳しい飯友さんのナビで初訪問。
その後、地元の友人と再訪しているので、記録は1つにまとめます。
お通し
ネパールサラダ@450
ブトゥワ(羊の内臓と野菜を炒めたもの)@600
パニールパコラ@500
ミックスアチャル@500
エベレストモモ(6P)@600
マトンチョエラ(羊肉をいったんボイルし、焼いた後にスパイスでマリネしたもの)@600
チャタマリ(プレーン、エッグ、キーマよりキーマをチョイス)@400
自身はネパール料理の経験値が乏しく、物差しが出来上がっていないので
細かい記録は控えさせていただきますが、
個人的にリピートしたい料理は、まずネパールのお漬物、ミックスアチャル。
大根、ニンジン、ジャガイモと野菜が豊富に使われ、複雑なスパイス使いが味覚にヒット。
現地を感じさせるドライなスパイシーさがたまらなく美味い。
ほか、エベレストモモも大好き。
むっちりとしたモモが浮かぶスープは酸味にゴマの風味も感じられ、
食べて良し!飲んで良し!の満足度の高さ。
肉料理については、スパイス使いの細かい違いがわからないので、
初心者の私にはその日の気分で何か1品頼めば十分かな。
料理はおそらく骨太な現地味。店はネパールの方たちの利用が圧倒的に多く、
2回目に訪れたときには丁度、誕生日を迎えたお客様(ネパール人)がいらして、
ネパールの音楽に合わせ歌ったり踊ったりと、さながら現地の食堂にお邪魔したような
雰囲気で、海外旅行気分。居合わせた私達の気持ちも上がりました。
会計は、1人当たり3,000円(千円未満四捨五入) やすうまっ!
酒は、なみなみと注がれるラクシのほか、カルーア・ミルクを。
スパイシーな料理に甘いカクテルがまた合うのでした。
ソルマリ 蒲田店 (SOLMARI KAMATA)
東京都大田区蒲田5-21-13
TEL 03-3735-7733
営業時間/11:00~23:00
定休日 無休 -店舗情報「食べログ」より-
タイ料理「バーン・タム」 (Baan Tum)
最寄駅は新大久保若しくは東新宿。大久保通りに面したビルの地下1F。
地下飲食店街に店を構えています。
某日は飯友さんたちとの会食。
店内はテーブル席のみでレイアウトされ、食べログによると席数22席。
利用日は圧倒的に女性客が多く、小ぢんまりとした店は満員御礼。
隣との席の間隔も十分とは言えない食堂風の簡素な店なのに何故なんだろう?
飯友さんの話によると、当店のオーナーシェフ、タムさんという方は
タイ料理では有名な料理人とのこと。どうやら店頭の写真がその方のよう。
なるほど、この状態からも料理人の腕の確かさを窺い知ることができ、群を抜いた
人気の高さに驚かされました。
オーダーはこのジャンルに詳しい飯友さんにすべておまかせし、後日料理名を教えてもらいました。
それによると以下の通り。(順不同)。
・ネームクルック イサーンの酸っぱいソーセージのサラダ
・ヤムマクアポ ナスのサラダ海老入り
・カイヨーマガパオ ピータンのバイガパオ(ホーリーバジル)
・タップワーン レバーサラダ
・ヌアデッディヨウ 揚げ牛肉
・トムサップ イサーンのモツ鍋
・デーンゴアバッコー デザート、ココナツスープのカボチャ入り
なお、調理はそのタムさんが一人で担当。したがって、注文が立て込んだときは、
次の料理が出るまでに時間を要する場合もあります。
ヤムマクアポ(ナスのサラダ海老入り)
ネームクルック(イサーンの酸っぱいソーセージのサラダ)
別皿の野菜。
カイヨーマガパオ(ピータンのバイガパオ)(ホーリーバジル)
タップワーン(レバーサラダ)
ヌアデッディヨウ(揚げ牛肉)
トムサップ(イサーンのモツ鍋)
デーンゴアバッコー(ココナツスープのカボチャ入り)
久しぶりのタイ料理。自身は経験値が乏しく、それゆえ物差しが出来上がっていないので
細かい記録は控えさせていただきますが、
個人的に気に入ったのは、酸っぱ辛さがたまらなく旨いネームクルック。
食べやすく千切った酸味のあるソーセージ(ネーム)は香ばしくカリッと炒ったもち米(カオクワ)と
強力タッグを組んでいますが、このカオクワがすべて砕けきっていないため、
食感に強弱がつき、とてもチャーミング。また、そこに香味野菜が加わり、ピリッと辛いたれと
和えた匙加減も絶妙ですが、それだけでは終わりません。
これを別盛りのフレッシュな野菜に巻いていただくのです。
食感豊かに野菜もたっぷりいただけ、香り高く爽やかで味も鮮やか。
見た目以上の味の良さに度肝を抜かれた思いです。
また、甘酸っぱくまろやかに辛い、たれだく状のヤムマクアポも、親しみやすく、
すんなり口に馴染む味で好印象。
ぷりっとしたエビと柔らかい茄子、この食感のコントラストも見事だし、美味なたれは
脇を固めるキャベツの千切りにも慈悲深く、愛を注いでくれるのでありました。
ほか、私にはどの料理も、目にも舌にも楽しく胃袋を満足させるものでしたよ。
以上、繁盛店であることも納得できる味の良いタイ料理店でした。ご馳走さまでした。
バーン・タム (Baan Tum)
東京都新宿区大久保2-19-1 セントラル大久保ビル B1F
TEL 03-3205-5661
営業時間/ 17:00~24:00(L.O.23:30)
定休日 月曜日(祝日の場合は営業、火曜日に休み) -店舗情報「食べログ」より-
※幹事さん、ありがとうございました。
ベトナム料理 「オーセンティック」 再訪。
本日の料理は、幹事さんが事前に店と相談のうえ組んでくれたラウ・マムコース。
今回の料理に興味のある場合は、お店に確認を行い相談等を願います。
料理は一部を除きすべて大皿での提供で、取り分け作業が必要。銘々に品書きが配られました。
らっきょうと干しエビの甘酢漬け
そら豆のカニあんかけ
ほっくりしたそら豆とカニ肉、旬の食材を使い口当たりの良いあんかけで提供。
調味の匙加減も完璧でしっくりとした美味さがある。
ほたるイカとうにのベトナムアヒージョ風、玄米パン添え
説明は不要かと思いますが、ホタルイカのワタとウニのコク。
この旨みの強いWのコクが食欲を高め、香菜が香りのアクセントとして生かされています。
グリーン&ホワイトアスパラガスの塩卵炒め
食材のシャキシャキとした食感を大切に、塩卵の黄身でコクを深め、ミントで香りを添えた
炒め物です。
バン・コット
説明によると、ブンタウ名物、バン・コットはたこ焼きみたいな1品。
バインセオ(ベトナム風お好み焼き)の別バージョンとした位置づけでしょうか。
そのたこ焼き器がこれ。蓋をして蒸し焼きのように作るらしい。
重そうに見えたけれど、手に取ると意外にも軽かった。
同時に甘酢っぱいタレもサーブ。
半円のベトナムたこ焼きには予めココナッツソースがかかっており、
これをたっぷりのハーブに包み、先のタレをかけていただきます。
未知の味わい、そしてなんといっても香りが鮮烈に脳へと伝達され覚醒させられる。
ソフトシェルクラブの天ぷら、ロットの葉の衣で
(ノブロー) ソフトシェルクラブが柔らかだで。
ロットの葉を衣に混ぜ、香ばしく揚げたソフトシェルクラブはふっくらふわっとした食感で
身の味も濃い。そして、エビ塩をつけていただくことで美味さもさらにアップ。
パイナップルと牛肉の炒め、青マンゴー入り香菜&芽春菊添え
質良く柔らかい牛肉をパイナップルらと炒め、甘さとフレッシュハーブの爽やかな香りが
コラボレーションする1品。青リンゴのような味わいの青マンゴーがまた美味し。
次はいよいよ本日の主役が登場。卓にカセットコンロが用意されます。
野菜は、もやし、なす、原木どんこ、空芯菜、広東斗白、フレッシュ金針菜、十六ささげ、
広東菜花、水連菜、紫山いも、大浦ごぼう。(ごぼう、なすはスープに入った状態で)。
ラウ・マム ブン添え
オーセンティックのスペシャリテ、ラウ・マム(発酵鍋)は帽子型の鍋を使い、スープを仕上げ、
(鍋の)縁に肉類と魚貝を乗せたスタイルでサーブ。
ここに登場する主な具材は、北海道産やりいか、長崎県産黄ハタ、九十九里産地蛤、
中村農場の甲斐路軍鶏、山百合豚。
スープが夢心地の香りです。基本、具材は火が通りにくいものから投入。
前回、この発酵鍋のコンパクトバージョンとして汁めんをいただきましたが、そのスープがより
深化し、複雑で旨みの層が極めて深い。筆舌に尽くしがたい味とは、本来このようなときに
使う言葉なのだと実感しましたよ。
ブンも別皿でサーブ。
これは、鍋に投入せず、各人の器にブンを取り、そこに具材を入れ、食べるのだと指導を受ける。
厳選具材に風味を醸し出すコクと旨みの激うまスープ、この上ない幸せを噛み締めました。
(寝太郎) シェフ凄いよ。前回もだけど、僕めちゃくちゃ感動したよ。
ベビーコーンとタピオカの温かいシチュー
ココナッツミルク、タピオカ、モチ米、ベビーコーンはヒゲも使用。
少し塩を効かせて甘みを整え、また鍋の後ですから、軽く食べれるようモチ米は控えめに。
全体のバランスを考えての組み立ては流石です。
食後は、ベトナムコーヒー。
ベトナムの主流の豆はロブスタ種。ストレートで飲むものではないので、
コンデンスミルクを入れておいたグラスに、コーヒーを入れたフィルターを乗せ、湯を注ぎ落します。
かき混ぜて口に運ぶと、普段飲むコーヒーとは全く違う、キャラメルのような独特の
甘~く濃厚な香りと豊かな味わいに、心ときめきました。この味、大好きだわ。
(バターローストという手法のため、豆がカカオっぽい香り)。
シェフのお話しによると、ベトナムのように、湿気が多く暑い国で甘いコーヒーを飲むのは
なかなか良いんですって。甘く飲むのは美味しくいただこうとする知恵なんですね。
以上、計10品のコース料理をしっかり堪能。でも全然、重たさがないのです。
ハーブを巧みに合わせ品よく仕上げるシェフの引き出しの多さにも脱帽。
香り使いに卓越したオーセンティックさんにはまりそうです。
ベトナム料理 オーセンティック
千葉県松戸市松戸新田24 京葉流通センター3-2
TEL 090-4013-8519
営業時間/ 12:00~14:30(L.O)18:00~21:00(L.O)
定休日 月曜日・火曜日・木曜日・金曜日
※お店の方々をはじめ、ご尽力頂いた幹事さんに感謝であります。
浅草の有名なベトナム料理 「オーセンティック」さんが、曜日を限定し(水・土・日)
松戸で営業しているとのこと。
当店の常連、S氏より嬉しいお誘いを受け、当日は松戸駅に集合。
店はバスでも向かえますが、人数が集まる場合はタクシーが便利。
運転手さんの話だと、このあたりは南部市場という場所らしく、東南アジアの裏路地の
雰囲気がぷんぷん。入店するまえから気持ちが浮き立ってしまいましたよ。
本日の料理は、幹事さんが事前に店と相談のうえ組んでくれたスペシャルコース。
当方は初回のため、これらが通常メニューに存在するのかも不明です。
よって、今回の料理に興味のある場合は、お店に確認を行い相談等を願います。
料理は一部を除きすべて大皿での提供で、取り分け作業が必要。銘々に品書きが配られました。
(ノブロー) オラも参加してるんだ。
今日の目玉は「あひるの紫山いものスープ煮」なんだと。楽しみだで。
茹で落花生
メニューには記されていませんが、喜ばしい飛び入り。しとしと落花生が美味い。
ボー・ビア(くずいもの生春巻き)
もっちり吸い付くような春巻きに包まれたくずいもは生でいただけ、梨のような甘さがあり、
食感と香りが素晴らしい。これを添えられたピーナッツソースにつけると、
また新たな美味さが開花するのです。
ファーラウ(豚耳とうずら卵のスパイス煮)
スパイスの芳香をまとった豚耳のこりこり食感がたまらない。
揚げ豆腐のレモングラス塩添え
細かくカットしたレモングラスはさっと揚げて塩で味を整えたよう。抜群の薬味力を発揮します。
これはいい!万能薬味で常備菜にしたいと、一同の称賛を集めた。
バイン・ベオ(フエの蒸し餅料理)
フエとはベトナム中部の都市。南部では、バインベオというらしい。
下に薄い米粉のクレープ状のものがあるので、スプーンを入れ剥がすようにして、そのまま口に運ぶ。
つるんと食べれて、香り良く品の良い美味さがある。
揚げ春巻き ハーブと共に
大根と人参のなます、たっぷりのハーブがキーポイント。
香ばしさと香りのハーモニーをスイートチリで楽しみます。
焼き白蛤の葱油がけ
焼いた貝に葱油とピーナッツをかけるのが、ベトナムの伝統的な食べ方なのだそう。
ぷっくり肉厚のホンビノスは、オイルに出汁の旨さも合わさり、申し分なし。
ゴイ・ガー(蒸し鶏とキャベツのサラダ)
(ノブロー) キャベツの半端ねえシャキシャキ食感に、パクチー、ピーナッツ、蒸し鶏の
チームワークが優れていて、さっぱり食べれるだ。ベトナム料理は香りがチャーミングだな。
デトックス効果あるんじゃねえか。
広東斗白とさしぼ(いたどりの新芽)の炒め煮
自然な旨みがスープに出ています。味付けも変えているのだけれど、奥が深いわ~。
(寝太郎) 歯触りと香りを体感する炒め煮だね。クセになりそうだよ。
赤カサゴの揚げもの
まるまる揚げた赤カサゴに野菜の餡かけソースとパクチー。
このビジュアルからも、料理人の技量の高さを窺うことが出来ます。
取り分けたカサゴを頬張ると、カリッと心地よい音をさせ中華とは違う、軽やかな味わいで
ピリッと辛く、ふかふかの身を堪能。これも凄うまです。
次はいよいよ本日の主役が登場。卓にカセットコンロが用意されます。
香り高いジャスミンライスも駆けつける!
あひるの紫山いものスープ煮
焦げやすいので、火加減は慎重に。余熱でもOKなくらいです。
骨付きのブツ切りあひる肉は、辛い魚醤 (ニョクマム)をつけていただくことを推奨。
骨入れも用意してもらえました。
紫山いものとろっとした感じと肉の味の濃さ、今まで体感したことのない未知の味わいですが、
ジャスミンライスにかけていただくと、嫌味なくするする食べれて、しみじみとした美味さが
胃袋に届きます。ミラクルうんまい! 一同、やる気と喜びに満ち、笑顔が絶えません。
本日のおまけの汁めん
話によると、スープは発酵鍋のコンパクトバージョン。
魚の発酵調味料2種類と豚のスープを合わせたWスープなのだそう。贅沢!
香りが秀逸! ライムをひとしぼりしていただく。
品良く、ほんのりとした甘みと筆舌に尽くしがたい旨みが口いっぱいに広がります。
これ、残ったライスを入れても美味い。ああ、松戸まで来てよかった。
冷たいマンゴーとフルーツのチェー
人生2回目のチェーですが、ココナッツミルクの風味にマンゴーやアボカドをはじめとする
フルーツもたっぷり。最後まで満足度の高いコース料理でした。
鮮やかで力強さがあり、きちんとレストランの味を提供してくれる当店のシェフの味に
惚れ込み通うS氏の気持ちがわかりました。お誘いに本当に感謝。
品数のあるコースでしたが、重たさがまったくなく、食後感がすこぶる良くて、後味に
素敵な余韻がある。私も断然ファンになりました。
松戸は厨房が大きいので、浅草と違う料理も期待できるのだそう。
また次回のチャンスがありそうなので、備忘録を残したいと思います。
ベトナム料理 オーセンティック
千葉県松戸市松戸新田24 京葉流通センター3-2
TEL 090-4013-8519
営業時間/ 12:00~14:30(L.O)18:00~21:00(L.O)
定休日 月曜日・火曜日・木曜日・金曜日
※お店の方々をはじめ、ご尽力頂いた幹事さんに感謝であります。
ネパール料理「タカリバンチャ」
大森駅西口から池上通りの商店街を環七方面に直進(左)した道沿いのビルに
タカリ族の料理が味わえる店があるという。
住むエリアからも近いので某日の夜にふらりと寄ってみた。
店はビルの地下1階。客席は左右にテーブル席を配置し、ちょっとうす暗いが
異国感もあり、まあまあの雰囲気。
先客は団体様とファミリーで半分は埋まっていたが、幸い予約なしでも入店が叶った。
卓上には紙ナプキン、メニュー、爪楊枝。カトラリーバスケット内にスプーン、フォーク類が
収納され、灰皿も置かれているので店内喫煙可のようだ。
タオル地のおしぼり(直置き)をもらい、伝統的タカリ料理メニューから2品注文した。
(レンタロー) 今日は羊ごっちゃんになれるいうんで、ついてきただ。
パパドはお通しでもろうただよ。
ギディ ジブロ ブテコ(GIDI JIBURO BHUTEKO)@890
羊の脳みそ、タンのスパイス炒め。スタッフいちおしメニューとのこと。
脳みそはクセがなく白子のような歯触りなのですが、タンが驚くほど硬かった。
自分的には居酒屋で食べる鶏の砂肝を飛び越えた硬さ。
味付けは問題ないけれど、歯が立たず、これには参った。
アル シミ スクティ(AL SIMI SUKTI)@890
羊の干し肉、じゃがいも、いんげんの炒めもの。
しっとり柔らかいじゃがいもとくたっとしたいんげん、干し肉も硬いけれど、タンほどではなく、
羊の旨味が絡み、ジンブーというネパールのスパイスが風味をつけ、素朴で納得のいく美味しさ。
双方ともにポーションは少ないのですが、こちらの方が気に入りました。
当店、ジェンティモン(赤・白)(フランス)@1,600、タクン(赤・白)(チリ)@1,650と
ワインがお手頃価格。ネパール料理飲みには有り難い。
また、スタッフさんは料理の味を心配して「大丈夫?」と声をかけてくれ、フレンドリーだし、
見ていると地元のお客様も安定して入っているので、信頼も厚い店なのではないかな。
お会計は、生ビール@450×2、タクン(赤)@1,650×2と、少ない料理でよく飲み(汗)、
1人当たり3,000円(千円未満四捨五入)でありました。
タカリバンチャ
東京都大田区山王2-2-7 B1F
TEL 03-3776-1471
営業時間/11:30~15:00(L.O.14:30) 17:00~23:00(L.O.22:30)
定休日 月曜ランチ -店舗情報「食べログ」より-
ベトナム料理 「SAIGON KIM THANH」 (サイゴン キムタン)
JR川崎駅より徒歩5分の立地。
某日は地元女子との食事会。予め席のみを予約して訪問した。
予約名を告げ案内されたのは地階のボックスシート席。
料理を決めるにあたり、店のお兄さんからおすすめ安心美食コースの説明を受ける。
提供価格3,980円(お一人様)→2,980円。
全7品のうち、半分でも食べたい料理が入っていればお得とのこと。こちらでお願いした。
卓上ベルを押し、ベトナムビールの333(バーバーバー)、ハノイを注文。飲みやすいわ。
生春巻き
ピーナッツ入りで、甜麺醤のような甘みがあるコク旨タレがセットされるのでこれをつけて。
青いパパイヤサラダ
エビもがっちり参加。タイ料理で食べたソムタムとは異なり、突き抜けた辛さはない。
パパイヤの歯触りを安心して楽しめた。
揚げ春巻き
サクサク食感が楽しい揚げ春巻きはおつまみ力優秀。野菜もたっぷりついてくる。
セットされたのはオリジナルのヌックマムソース。卓上にも置かれています。
牛肉のレモングラス巻きグリル
レモングラスに調味した牛の薄切り肉を巻き付けグリルしたもの。香りが立って美味しい。
ベトナムお好み焼
バインセオ。中にはエビやモヤシが入っていたような……(失念)。
野菜がふんだんに使われているのでヘルシーだ。
卓上のヌックマム又はナンプラーを少しかけて食べる。
フォー
鶏肉のフォー。出汁はしっかりしているのですが、塩味は控えめ。
(レンタロー) すっげえパワフルな平麺だな。
管理人たちはベトナムワインでできあがってるで、食べきれんよ(汗)。
……そう、あまりに立派な平たい米粉麺に太刀打ちできず。ただただ無念である(涙)。
デザート
チェー。はじめていただいたが、ベトナムのローカルスイーツらしい。
ココナッツミルクの香りがして、素朴な味わい。これ気に入ってしまった。
会計は、ワイン代を加算し、1人当たり6,000円(千円未満四捨五入)
ヘルシーで軽やか、味にどぎつさがないため、食べ慣れない私たちも違和感なく
箸を進めることが出来た。そして、お店のお兄さんもフレンドリーでとても感じが良い。
ベトナム料理初心者の私たちにも、あれこれと気を配り、食べ方のアドバイスや
興味深いベトナムワインの説明をしてくれたので助かりました。
カメラをやっているので1枚撮らせて、とトップの写真は彼が写してくれたものであります。
SAIGON KIM THANH(サイゴン キムタン)
神奈川県川崎市川崎区東田町4-7 フロムKビル 1F
TEL 044-245-1272
営業時間/ 月~金 11:30~14:00 17:00~23:00 (LO22:30)
土・日・祝 12:00~15:00(LO14:30) 17:00~23:00(LO22:30)
定休日/ 不定休 -店舗情報「食べログ」より-
クラフトビールとネパール料理の「ヒマラヤテーブル」 (Himalaya Table)
場所は神田駅西口。駅を背にして神田駅西口商店街から途中を左折したビルの2階。
友人と3人での暑気払い。ビール好きの友人と中華好きな私。
それを念頭に置き選んでくれたのがこちら。現地集合。
表のスタンド看板を見ると、地ビールはわかるけれど、ここってネパール料理店。
でも夏の暑い時期、スパイスの効いた料理は食べたくなるので無問題。
階段を上って店の扉を開けると、左手にはスタイリッシュな空間が広がり、私のイメージにある
ネパール料理店とは別のバル・バール風でカジュアルな造り。
店員さんに予約名を告げ、リザーブされた入口に一番近い6人掛けのテーブル席に着く。
卓上にはすでにメニューをプリントしたものが3部置かれていたので、それを見ながら
チョイスするが、当店へ何度か足を運んだことのある友人のアドバイスを重視し、
料理は任せ、自身は好みのクラフトビールを選ぶ省エネ作戦を遂行。
あとは美味しい料理の出来上がりを待つだけである。これは、楽チンだあ。
アチャール3種盛り@500
お通しで出されるパパド唐辛子印1。パリパリとした食感にぴりぴりとした辛さが追行する。
平たい顔してなかなか侮れぬ。
一方、スパイスの効いたアチャール三種(キュウリ、ジャガイモ、茄子)は、どれも味の
まとまりがよく、おかわりを欲するほどの美味さ。頼んで正解。
これは各人に1つ注文してもよいと思った。
フライド・ポテト(トマトのチャツネ付)@500
トマトのチャツネがぴりっと旨辛で味がいい!
これはオールラウンドプレーヤーとして活躍が期待できる。確保しておきましょう。
タンダリーチキン(唐辛子印1)
鶏もも肉をヨーグルトと数種のスパイスに漬け込み焼いたもの。
2Pで650円、人数に合わせて3Pで提供してくれた。ジューシー&スパイシーでビールが進む。
モモ(6P)@650
中国発祥の餃子は、チベットを抜けヒマラヤを越えて「モモ」という名に。
なるほど!友人がビールと中華の架け橋としたのは、これだったのか。
スパイスの効いたソースと香菜がマッチして、全体の味のバランスが良い優等生だ。
(ノブロー) ナイスプレゼンだよ!兄ちゃん。
鶏のレバー&砂肝の炒め物@950(唐辛子印1)
レバーや砂肝に絡みつくようにスパイスが。
これに先ほどのトマトのチャツネをつけても美味かった。
友人がオーナーさんにリクエストした豆のおつまみ。正式名不明。
ピリっと辛いところにお豆の食感が重なり、食べだすとパクパクが止まらない酒の朋友。
クラフトビールも4種類ぐらいいただきました。こちらはロコビア バーレイワイン@900
ダル(豆スープ)@350×2
仄かな酸味のあるスパイシーなスープの底には形状が細かくなったお豆もたっぷり。
これはいいなあ。好きな味です。
お会計は、1人当たり5,000円(千円未満四捨五入)
手抜きのない美味いネパール料理で、しかもクラフトビールがいただける店は貴重。
またお邪魔したいものだ。
ヒマラヤテーブル (Himalaya Table)
東京都千代田区内神田3-5-5 大同ビル 2F
TEL 03-3525-4110
営業時間/ 月~金 17:00~23:00(L.O.フード22:00、ドリンク22:30)
土 15:00~23:00(L.O.フード22:00、ドリンク22:30)
定休日 日曜日、祝日 -店舗情報「食べログ」より-
タイ料理「いなかむら」新御徒町店。
場所は御徒町駅より徒歩10分ほど。竹町公園近く。
当店は小岩のタイ料理の有名店「いなかむら」の新店。ここに到着するまで、もっと大衆的な
店構えをイメージしてきたが、ガラス扉で見通しの良い外観に、テラス席も設けられ
一見するとカフェ風の趣きだ。
予約名を告げ、リザーブされたテーブル席に着く。
まだ新しく綺麗な店内はテーブル席のみのレイアウトで、食べログによると席数は22席。
某日は飯友さんと行くフードリレー第4区。参加メンバーは5名。
タイ料理に興味はあるものの、勝手がわからず、何を注文してよいかわからぬ自分。
オーダーはこのジャンルに詳しい飯友さんにおまかせし、アラカルトでお願いした。
クンチェーナンプラー@1,500
生エビの刺身サラダ。
器を彩るのは、生エビ、ゴーヤ、中央にはサラネー(ミント)などの香味野菜に
スライスニンニクが、ぱらぱらと散らされ、唐辛子、ナンプラーなどで調味したピリ辛ソースが
かけられている。香り高い香味野菜と香辛料の効いたソースで生エビを食す、あっさりサラダだ。
なお、辛さの自己調整用に生唐辛子は別皿でサーブされた。
タップワーン@1,500
レバーのピリ辛サラダ。キャベツとキュウリが添えられているが、ここでは
ぷりんっとして柔らかいレバーが主役。香味野菜にはスイートバジルも参加し、
カオクワ(炒り米)のカリカリとした歯ごたえが食感にリズムをつける。
レバーのコクを香味野菜とスパイシーソースで味わった。
ラープムー@1,400
豚ひき肉のサラダ。脇を固めるキャベツとキュウリはタップワーンと共通メンバー。
ひき肉は包丁で叩いたものかしら。ゴツゴツとした歯触りが心地よく、さらに大ぶりな
豚皮も入り、お肉感がアップしている。
香味野菜に食感を添えるカオクワと役者もそろい、たいへん美味しくいただけました。
上記3品が最初に注文した料理。タイ料理ビギナーの自分はラープムーが好きだなあ。
プーニムパッポンカリー@1,700
脱皮したての柔らかい渡り蟹(ソフトシェルクラブ)の卵とじカレー。
ラープムーが美味い♪と思ったら、次にはそれを上回る凄いカレーが登場した。
粉をまぶし香ばしく揚げたソフトシェルクラブをふわとろの卵でとじた反則技のようなコク旨カレーだ。
甘味と辛味が絶妙なバランスで保たれ、柔らいコクが食べ手の心を魅了する。
口をつけた瞬間に、この味に惹き込まれて、のめり込んだ。
あとから聞いたけれど、シェフの得意料理なのだとか。 味、忘れ難し!
カオガパオガイカイダーオ@1,100
鶏ひき肉のバジル炒め目玉焼きのせご飯。ガパオはタイのホーリーバジルのこと。
ここは飯友幹事さんにナイフを入れてもらいましょう。
半熟の黄身がとろ~り。この背徳的な行為にごくりと喉が鳴り、一人酔いしれたが
その間も幹事さんの手は休まず混ぜ合わせ作業。感謝!
出来上がり!この鶏ひき肉も包丁で叩いたものかしら。
ゴツゴツとして形もまばら。そこが良いのだけれどね!
少しタレが多いかなあとも思うけれど、味が良いので問題なし。
この頃には、卓上調味料セット、クルワンプルーンも置かれたので、好みで(味の)自己調整も可能です。
トムサップ@1,500
モツ煮込みスープ。のはずが、モツが品切れで牛肉で提供。
酸味の効いた酸っぱ辛さが魅力の味わい。
ビギナーである自分はトムヤンクンのお仲間?と思うぐらい酸味が際立ち、
スカッとした旨さに驚いた。
ネーム@1,000
米醗酵ソーセージ。中央に身を寄せるのは角切りの生姜。
きめの細かいソーセージをかじると醗酵系の酸味がツンと直撃した。
はじめての食体験だが、イサーン地方の生ソーセージなのだそう。
酒は、生ビール(小)@ 380、(中)@400×3、鏡月ボトル@ 2000×2に
割り用にジャスミン茶デキャンタ @400×7で
会計は、1人当たり4,000円(千円未満四捨五入)
小奇麗な店内だけれど、TVも設置されていたりして、気負わず利用でき雰囲気は悪くない。
訪問日はグループ客数組で店は活気づき、予約席の札が出ていないテーブルは1卓(2席)のみ。
すでに人気の高さが伺えた。
また機会があれば、予約のうえ訪問したい、本場感と洗練さを兼ねそろえた
バランスの良いタイ料理店である。 幹事さん、ありがとうございました。
いなかむら 新御徒町店
東京都台東区台東4-3-1
TEL 03-6356-3957
営業時間/ 11:30~14:30 17:30~22:30(L.O.21:30)
定休日 月曜日 -店舗情報「食べログ」より-
※タイ料理満足度数は、4.3~5.0
いなかむら 新御徒町店 (タイ料理 / 新御徒町駅、仲御徒町駅、御徒町駅)
インド料理「想いの木」
利用駅は東京メトロ飯田橋駅、東京メトロ神楽坂駅、都営大江戸線牛込神楽坂駅。
神楽坂のメインストリート、早稲田(神楽坂)通り沿いで神楽坂上を越えたあたり。
長のれんのかかった清楚な佇まいで、店舗は2階。細い階段を上り入店する。
テーブル席がメインで奥にカウンター席も少し設けられているが、
人気店のため、夜の利用は予約が賢明。
訪問日、私たちは予約効果でリザーブしてくれたテーブル席へ案内してもらえたが、
予約がないと、満席で(お客様を )お断りする場面もあった。
テーブル・セッティングは、位置皿、カトラリーレスト、スプーン、ナイフ、フォーク、ナプキン。
テーブルクロス(布)は2枚重ねで、センタークロスも使用。
店内は木目を基調とし、インド料理屋とは思えぬ落ち着きのある美空間で、
このクロスもシックな店の雰囲気にしっくりとマッチしている。
着座後には、タオル地のおしぼりをいただいたが、差し替えも小まめで、
退店するまでに計3回取り替えてくれた。
本日の料理はアラカルトで注文。
店の常連でもある友人のアドバイスを重視し、相談のうえ決めた。
なお、当店は取り皿にも気を配り、料理毎に温めたものを置いてくれる。
ちなみに器は美濃焼とのこと。
タンドーリズッキーニ@1,780
フロアサービスにあたるオーナーのおすすめを受けた1品。
「軽くレモンを絞りまして、コリアンダーのソースをつけてお召し上がりください」
ズッキーニの中心部分をくりぬいて、その中にナチュラルチーズ、パニール、トマトなどの
野菜を詰め込みタンドリーで焼いたもの。グリーン・チャトニー(コリアンダーのソース)付き。
このコリアンダーソースは毎日手作りされているそうで、
こってりとした重たさがなく、フレッシュで自然な旨みがあり、ともかく味が綺麗。
万能に活躍が期待できる優秀なソースだ。
自身は、1皿目の料理の美味さに当店の味は間違いないと確信した。
梅山豚のスペアリブ(レギュラー1ps)@1,860
シェアできるよう半分にカットしてサーブ。
「レモンを絞られてお召し上がりください」
(ノブロー) 梅山豚(メイシャントン)はブランド豚だで。食材にこだわっているんだ。
――う・美味い!
かりっと香ばしく焼けたスペアリブは、下味の加減も良好で、噛みしめるほどに
質の良い豚肉の旨味がじゅわじゅわと口に広がり、脂もとろけるように甘く、食べていて
少しもくどさを感じさせない。
友人の話によると、漬け込み熟成させているというが、素材力だけではなく
火入れも上手で、その技量の高さを感じた。
自身は、骨周りをいつまでもネチネチとしゃぶっていたい衝動にかられたが
次の料理に進行するためにお別れです(涙)。
キンメ鯛ビリヤニ@2,480
千葉県産のキンメ鯛を使用。魚のビリヤニは珍しいため、興味津々でチョイスした。
しかし、一般的なビリヤニのボリュームを想像していたため、サーブ時にその小ささに
正直びっくりした。これは2人でシェアして丁度の可愛らしい分量だ。
「こちらのヨーグルトのソースをおつけになってみてください」
ヨーグルトソース、つまりはライタだ。
細かくカットしたタマネギ、トマトなども入り、これをビリヤニに使うことで、
味にまるみのある酸味を付け加える。
インドの最高級香り米、バスマティライスを使い、魚の出汁が入りこんだビリヤニは
様々なホールスパイスが効いて、香り・味ともに超絶に素晴らしく、ライタをかけるのが
勿体ない感動的な美味さだ。もちろんキンメ鯛の身もほこほこしっとり、ベストコンディション。
いいお値段だが、それを上回る味の満足度あり。最高に美味かった
マースチキンカリー(中辛)@1,830
南インドカリー。カリーの辛さは、小辛、中辛、辛口から選べる。
上に浮かぶのは、マスタードシード、青唐辛子、香菜、フレッシュトマト。
オニオンベースソースに紀州備長炭を使用した香ばしい炭火焼チキンが入り、
巧みなスパイス使いが味を調和させ、すっきりとした酸味が口に優しい。
サフランライス@490
南インドに合わせるのはサフランライス。
福岡産自家製「ひのひかり」を使用。
そのため米粒に多少粘りはあるが、ぱらりと仕上がり、ふわっとサフランが香る。
続・大地の恵みカリー(中辛)@1,850
続・大地の恵みカリーは2種。
1.北のかほり/北インド、2.南のかほり/南インドから、北インドをチョイス。
旬を大切に、たらの芽、こごみ、蓮根、新じゃが、ソラマメなどを使い、豊富な野菜の美味しさを
各々の食感とともに楽しめるベジタブルカリーである。
生クリーム、ギーで、北インドはもっと味に重たさがでるのかと思ったら、
程よいコクがスパイスと融合し、マイルドで後味も綺麗だ。
麦のナン@580
北インドに合わせるのはインドのパン。
ナン食べ放題でたまに遭遇する必要以上にテカテカして、手がべとべとになるタイプ
のものとは異なり、優しく小麦が香り、ふわっと軽い口あたりで北インドのカレーに合う。
ローティ@500
全粒粉を使用したローティも自家製。カレーにも良いが、香ばしくおつまみにもなる。
マンゴーラッシー@980×2
フレッシュマンゴー使用。
ストローで吸い上げると、とろんとして、濃厚なマンゴーの風味の中に、キュウリのような
青味のある味を感じた。味に深みがあってリッチなマンゴーラッシーだ。
なんと!ココナッツアイスクリームのサービスがあった。感謝。
そのままでもダイレクトにココナッツの風味を感じ、十分に美味いけれど、
手もとでマンゴーラッシーをたらり。これが合わないわけがない(*゜v゜*)
「たくさん、お召し上がりありがとうございます」
酒はアサヒ プレミアム生ビール熟撰@740×2からスタートし、
カセドラル・セラー カベルネ・ソービィニヨン(南アフリカ)@5,040に進行。
また、チェイサーの水は氷入りのレモン水だった。
お会計は1人当たり10,000円(千円未満四捨五入)。
注文した料理はすべて丁寧に作られ、ハイレベルな美味しさで、味が綺麗。
インド料理好きは通わねばならぬ1軒であるとしみじみ思った。
想いの木
東京都新宿区神楽坂5-22 KS神楽坂 2F
TEL 03-3235-4277
営業時間/ 11:30~15:00(L.O.14:30) 17:30~22:30(L.O.22:00)
定休日 夏季・年末年始 ・月曜 -店舗情報「食べログ」より-
http://www.omoinoki.com/
※インド料理満足度数は4.2~5.0