本格中華ダイニング「陳家私菜」 渋谷店
場所は公園通り沿いの東武ホテルの斜め前。HPによると、総席数は160席という大箱店、
某日はそのテーブル席の一部を利用した宴会仕様。
本場中国から直接仕入れた香辛料・調味料を使い、得意とする香り豊かな四川料理が
供されるという事前情報以外、詳細な内容はわからないミステリーなお楽しみ会食であります。
当日、菜單の用意はなく、オーナーより料理説明を受けられましたが、メモを取るのを失念。
正確さに欠けるため記録は写真を中心に。分かり得た範囲で記します。
提供料理は大皿で供されるものと、各人ごとのポーションで供されるものが
入り混じったスタイルで以下の10品。
これらは「グランドメニューを中心に」という会の趣旨により、
幹事さんが事前に店側と打ち合わせをしたうえ、決定したものですが、
一部通常メニューにないものが含まれます。
なお、現地味を好む集まりですから、手加減抜きの本場仕様をリクエスト。
前菜盛り合わせ
泡菜、夫婦肺片、麻辣茄子、蒸し鶏青唐辛子和え、
麻辣焼鶏
鶏の辛炒め煮。味が染みこんだ鶏肉は柔らかく、痺れ(麻)の威力は絶大。
四川回鍋肉
今回はネギで代用していますが、本場では葉ニンニクを使用。
頂天石焼麻婆豆腐
店の看板料理の一つ。
使用する豆腐は絹ごしタイプのものを1丁。これをはじめに鶏ガラスープで煮ているため、
味に薄っぺらさはなく、コクとパンチのある辛さを実現。
グツグツと音をさせ、熱々のところを店員さんが崩してくれます。
これはメニューにない料理かも。
雲吞と写真では隠れてしまっていますが、白身魚(切り身)も参加。
黄色いソースは酸味のある辛さで、ベースとなるスープをきちんと作っているからでしょう。
味わいふくよかで実に美味しい。今回の料理の中で1番のお気に入りです。
海鮮と春雨の自家製醤炒め
辛さの小休止。ご飯に乗せて食べたくなる、とっつきやすい味わいです。
担々麺と言って良いのかしら、現地仕様で提供された和え麺。
爽快感のある辛さでナッツが食感にリズムを。油もまた美味。
酸菜牛肉
正式な料理名失念(汗)。ざっくり言うと小エビのフリットかな。
杏仁豆腐
ぽってりとした口当たりで、風味良く味わい濃厚。これで辛さもリセットです。
私自身は辛さに耐性があるため、大事に至ることなく済みましたが、
友人の額からは大粒の汗が……。この汗こそ四川のバロメーター(^^♪
今回、渋谷の公園通りというロケーションから、お洒落中華の生温い四川を
イメージしていたのですが、本場味を求める声がコックさんのやる気を焚き付けたよう。
良い意味で予想を裏切られ、四川スパイスの効いた“本格中華”を堪能。
幹事さんのご尽力と宴会の意図を汲み取ってくれたお店の方に感謝です。
陳家私菜 渋谷店
東京都渋谷区神南1-16-3 ブルーヴァールビルB1
TEL 050-5869-6496
営業時間/11:00~15:00(L.O. 14:30)16:30~23:30(L.O. 22:45)
定休日 無休 -店舗情報「食べログ」より-