旅行記録をつけるのに消耗しました。
昔ほど、集中力がもたないのかな。少しお休みさせていただきますね
「世窗茶餐廳」 Windows Cafe
空港内ですが、最後の最後に飲みたいものがある。
それが、奶茶。凍(アイス)でお願いしました。HK$23×2
火腿蛋三文治(烘底)HK$26
当店、人気店のようで待たれるお客様もいるぐらい。当然ながら相席です。
2人で凍奶茶だけでは申し訳ないので、トーストサンドイッチも注文しましたが、
味についてはコメントなし。 埋單は1人当たりHK$36
なお、周りのお客様がオーダーした麵飯ものを見ましたが、ボリュームは十分にありました。
世窗茶餐廳 Windows Cafe
赤鱲角香港國際機場二號客運大樓翔天廊6樓(非禁區)
TEL 852-2180-2753
営業時間 月~日:07:00-22:00
(レンタロー) んじゃ、日本に戻るよ。香港旅行記、長い間付き合ってくれてありがとだ。
搭乗ゲートに向かいます。――再見香港。
長々続いた旅行記は、これにて終了。お土産等については省略させていただきます。
今回はグルメに重点を絞り記録をしましたが、お付き合いいだき、立ち寄ってくださった方々
及びコメントをいただけた皆様に感謝いたします。
ありがとうございました
私も寝太郎さんも時間にゆとりをもたないと心配なほう。
後ろ髪を引かれる思いですが、手配しているLCCの関係もあり、
エアポートエクスプレスで香港国際空港へ。˚‧º·(˚ ˃̣̣̥᷄⌓˂̣̣̥᷅ )‧º·˚
最終ミッションは、空港内ですが「何洪記」Ho Hung Kee に立ち寄ること。
案内を受けたのは厨房の見えるボックスシート席です。
(タクロー) なあ、もう帰らねばなんねえの?もうちょい香港に居たいだ。寂しいだよー。
チェックインカウンターでスーツケースも預けたし、帰らなくちゃいけないのよ。
名残を惜しんで1杯飲もうね。
脆皮燒肉(例)(クリスピーポーク)HK$135
青島啤酒HK$33×3 のつまみに皮目ぱりぱりのロースト・ポーク。
脇にはナッツを添え、別皿でマスタードがセットされます。
そういえば、前回も「再興燒臘飯店」さんの燒肉を最後にいただきましたね。
空港店のためクオリティに不安をもちましたが、無難な美味しさです。
正斗鮮蝦雲吞麵(蝦入りワンタン麵)HK$56
美麗!正斗鮮蝦雲吞麵
天地返し発動!
ぷりんぷりんの蝦雲吞の餡は肉よりエビの比率が大きく、がぶりと噛りつくと、弾むような食感で
大地魚が香る雑味のないクリアなスープに、極細の玉子麵のコシが調和し、
まさに正統派の蝦雲吞麵。やだ、空港店でも美味しいじゃない。
(寝太郎) うぉぉぉーー!うんめー!最後に食べれて良かったよ。
埋單は、茗茶HK$5×2と10%の服務費とがかかり、1人当たりHK$165。
お値段はひょっとした、空港価格かもしれませんが、蝦雲吞麵は美味しかったです。
何洪記 Ho Hung Kee
赤鱲角香港國際機場一號客運大樓5樓抵港層接機大堂5T161號舖(非禁區)
TEL 852-2323-6690
堅尼地城。「新興食家」 Sun Hing Restaurant
最終日の朝、深夜3時からオープンしているというローカル飲茶にトライ。
店内は現地色が強く、地元の客様であふれかえっている感じで熱気むんむん。
MTRが開通したとはいえ、人の流れの多い中心部ならまだしも、堅尼地城でなぜ当店だけ満員御礼?
と思わず息をのみましたが
ともかく遠慮がちにしていたら席も點心にもありつけません。朝から飲茶バトルです。
「蓮香樓」さん同様タフネスが必要。これから空港に向かおうという最終日にはちょっと疲れた。
人気店でごった返していますから、当店も気力・体力とも充実している滞在前半に
クリアしたほうが良いと思います。
(寝太郎) バテたんだね。はい、流沙包だよ。店の人気點心。
注文だけど、回ってくる蒸籠を待つのもいいけど、食べたいものは、紙に書いて見せるといいよ。
饅頭を割った瞬間に中に留まっていた濃厚でぽってりコクのある黄色いカスタードが出現する。
お洒落飲茶で供されるものとは異なり、味に骨太さのある流沙包です。
新興食家Sun Hing Restaurant
西環堅尼地城士美非路8號地下C號舖
TEL 852-2816-0616
営業時間 月~日:03:00-16:00
「住家菜」 Home Feel
最寄駅は佐敦。店名は「家庭料理」を意味しています。
情報によると当店の料理は化学調味料不使用とのこと。
最後のディナー、そろそろ食べ疲れを起こしているかもしれませんし、ガンガンに攻める料理より
身体に優しいものが望ましいのではないかと思い、予定に組み込みました。
「兩位」と告げ、指示を受けたのは、中ほどの2人掛けテーブル席。
(管理人:イメージ) 当店のメニューは事前にネットで調べプリントして、
先生に料理イメージを教えてもらっているので安心よ!
清淡少油、あっさり油少なめが店の味らしいわ。
私達の席を担当してくれたフロアのお姉さんがチラシに書き込みがあるのに気が付き
「どうしたの?」とのお尋ね。
(寝太郎) 彼女が香港人の先生にこれで料理の説明を受け勉強してきたんです!
日本人ツーリストが自分たちの勤める店に来るため、学習してきたことを知った店員さん達は
ちょっとびっくりした様子だったけれど、親近感をもってくれたようで、ぐっと距離も縮まり
いろいろ話しかけてきてくれましたよ。コミュニケーションがとれて良かったわあ。
料理はアラカルトチェイス。当店は、自帶酒水OK。
持ち込んだ紹興酒の開瓶費を聞くとHK$100とのこと。
阿嫲雞(例)HK$58
お祖母さん(父の母)特製の鶏料理。
2人でシェアして丁度良い分量。生姜を効かせ、ほんのり甘みのあるお醤油味です。
咸旦蒸肉餅HK$68
アヒルの塩卵をのせた挽き肉の蒸しもの。
タレは少なく、蒸肉を塩卵の塩気とコクで食べさせる感じです。
タレだくが好みの自分にはちょっと物足りなかったかな。
清炒時蔬HK$52
娃々菜もありましたが、オススメの調理法はガーリック炒めとのこと。
あっさり炒めにこだわり、適した白菜仔でお願いしました。
住家老火湯(位)HK$20
豚骨がベースなのだと思います。じっくり煮込んだ日替わりスープ。
具材を聞いたところ、佛手瓜、南北杏、雪耳など。優しいお味です。
鮑魚雞粒竹筒飯HK$78
当店での1番のお目当ては、『FRaU』2015年9月号「食べて、歩いて、また食べてあがる香港」
から知り得た竹筒蒸しご飯。
食べてみるとみると、蒸しご飯というより炒飯のような味わいでしたが、
カットした鮑に鶏肉、松の実、たまご、翠玉瓜(ズッキーニ)など山海の幸が結集し、
素材の旨みがご飯と混然一体となった珠玉の逸品。ともかくうんまい!
周りのほとんどの卓でオーダーされていましたよ。
埋單は、約1人当たり、HK$238
お姉さんは濕紙巾をちょこちょこ取り替えてくれたり、とても親切。
日本にも行ったことがあるんですって。広東語は声調が難しいよね、と私を励ましてくれたわ。
さて、会計のタイミングには、お茶や糖水を持ってきてくれたと思いますが写真を撮り忘れ、
もはや失念。すみません。
なお食べきれなかった料理は打包できます。(ホテルにて撮影)。
住家菜 Home Feel
尖沙咀柯士甸道122號麗斯中心地下高層
TEL 852-3105-0515
営業時間 月~日:11:30-22:30
1992年開業の「晶晶甜品」 Ching Ching Dessert
最寄駅は天后。「惠籮餅店」 さんの正面に立地する路面店です。
明日には帰国。当店は夕飯後のデザートにと考えていましたが、早々にクリアし、
最後のディナーをゆっくり楽しみたい。時間を繰り上げ、食前スイーツタイムを決行。
初日に「天后甜品」さんに向かったとき、店の前を通りましたが、その時は満席状態。
しかし、今回夕方の利用ですから、先客は1組のみ。
やはり香港人は遅い時間帯に多くデザート屋さんに立ち寄るようだ。
芒果雪紋奶冰(マンゴーの牛乳かき氷)HK$40
メニューは日本語併記あり。
熟したマンゴーとタッグを組むのは凍らせた牛乳を削ったふわふわに軽いミルキーなかき氷。
「天后甜品」さんの屋台感覚でいただく芒果雪花冰も美味しかったけれど、当店のものは
さらに繊細さが加わり口当たりが優しく女性的です。
玫瑰薑汁湯圓(玫瑰露酒餡)HK$32
日本語の説明では「ショウガ甘いスープの充填ワインバラの白玉団子」と記されており
わかりづらいのですが、生姜を効かせたスイートスープに浮かぶ白玉団子の餡に
ハマナス(バラ)を漬け込んだリキュール(玫瑰露酒)を使っているのです。
(ララ・メイ) 香港のデザート屋さんもここでしめくくりね。寂しいわ。
もっちりした白玉団子を噛むと芳しい香りがふわっと広がり、スープの味が華やぐ感じです。
日本人の口にも馴染む美味しいデザートがたくさん。またチャンスがあればお邪魔したいな。
晶晶甜品 Ching Ching Dessert
天后電氣道81A
TEL 852-2578-6162
営業時間 月~金: 13:00-00:00 土日:14:00-00:00
「馬記 蒙古肉餅」 (マーキー モウコローピン)
場所は、池袋駅北口、「平和通り」(へいわ通り)商店街を進んだ道沿い。
飯友さんとの会食で現地集合です。
案内を受けたのは店内奥の4人掛けテーブル席。
卓上には調味料一式と割り箸(箸箱内)、紙ナプキン、灰皿、メニューが完備されています。
料理はアラカルトでのチョイス。
酒はアサヒ中瓶@500から孔府家酒@2,000に進行しました。
老虎菜(パクチー、ピーマンとネギ和え)@480
香菜はちょっぴりだけれども、ニンジン、ピーマン、青唐辛子、白葱など、豊富な野菜使いが
嬉しいサラダ。注文時、店の方の心配をよそに「辛くしてください」とリクエスト。
現地仕様をこよなく愛する飯友さんは美味い美味いと大喜びでしたが、
私は小鼻に汗がじんわり。確かに注文は正解!美味いのですが、激烈に辛かったわー。
金針菇拌黄瓜(エノキとキュウリの和え物)@480
塩味をベースとした香油和え。老虎菜が辛かったせいか、とても平和な味であります。
蒙古肉餅(羊肉)1枚@500
牛or羊肉から選べます。
薄くのばした羊肉はミンチ状のよう。それを皮で包み綺麗に焼き上げています。
手掴みで噛り付くと、香ばしい生地に旨みたっぷりの羊の脂が、じゅわじゅわ浸み出てきて美味い。
お替りしたくなるご機嫌な美味しさです。
羊肉串(羊カルビ)@120×4
乾いた旨さというものもあるのでしょうが、こちらの羊肉串はとっても柔らかくてジューシー。
久々のヒットだわ! お酒が進みます。
疙瘩湯(麺団スープ)(小)@480
細かく千切ったすいとん、トマト、溶きたまごのスープ。仕上げに香菜を散らしてあります。
ゴマ油がぷんと香り、とろりと優しい味に仕上がってます。これ、大好きなんだ。
飯友さんは、羊雑汤や玉米粥を食べたかったみたいだけれど、私の希望に歩み寄って
くれました。感謝。
総じて、味付けはしっかりですが、どれも美味しくいただけました。満足。
馬記 蒙古肉餅 (マーキー モウコローピン)
東京都豊島区池袋1-16-16 関根ビル 1F
TEL 03-6912-9306
営業時間/ 12:00~24:00
定休日 火曜日 -店舗情報「食べログ」より-
※さて、初訪問を果たしたばかりですが、当店は高田馬場へ移転するとのこと。
帰り際にお店からショップカードをいただきました。
また、(当店に)詳しい知人の話によると、この地での営業は7月末迄で、
新店は9月オープンのようです。高田馬場へも追っかけて行かなきゃね。
中国湖南家庭料理「李湘潭 湘菜館」 (リショウタン ショウサイカン)
最寄駅は錦糸町。北口を出て徒歩5分ほどのロケーション。
予め席を予約し訪問しました。HPによると当店は2016年5月22日に開店1周年を迎えた
ということで、右手に厨房を配した店内は奥に進むほどに広がりをみせ、外観及び室内ともに
まだ綺麗で落ち着きのある雰囲気です。
フロアの中央には円卓もありましたが、今宵、リザーブされたのは壁際4人掛けテーブル席。
テーブル・セッティングは、取り皿、ペーパーナプキン、箸置き、箸(縦置き)。
卓上には、醤油、酢、自家製辣油、胡椒、爪楊枝、取り皿、テッシュボックスが置かれ、
メニューも完備。着座後には、タオルおしぼりが手渡しで提供されました。
酒は生ビール(ジョッキ@500、グラス@400)からスタートしましたが、棚には紹興酒、
ワイン、焼酎などが並び、充実のラインナップ。ものによってはキープも可能のようです。
私達は花彫をボトル注文。確か2,500円だったような(詳しくは失念)。
お通し的なものになるのかしら。揚げピーナッツ。味付けはされていないプレーンタイプ。
毛主席红焼肉(毛沢東が愛した角煮)@1,350
皮付き豚バラ肉のピリ辛煮込み。
当該料理に関しては、まとめて作ったものを提供するため辛さのリクエストはできないのだそう。
後足しになりますが、辛さの調整は卓上の自家製辣油を活用するようにサジェスチョン有り。
八角が香り、味がしっかりしみた角煮は、皮目に適度な歯触りを残し、肉はほろほろに柔らかく、
脂部分はとろけるような美味さ。火入れの妙が光る申し分のない出来栄えであります。
甘い角煮も好きですが、こちらはピリッと大人味で酒と好相性です。
卤菜拼盆(卤菜全種盛り合わせ)@980
当店では醤油に13種類のスパイスを使いベースのタレを作っているようですが、
来店する日本人客を意識しているのかしら、それともこれが湖南風かな?
クセの強い風味は控えめで微かにピリッと。
卤炸豆腐(厚揚げ)、卤鸡蛋(煮卵)、卤耳朵(ミミガー)、卤鸡抓(鳥足)、卤猪尾(豚のしっぽ)
の5種類がメンバーですが、この中で好感触だったのは、中央に置かれた豚のしっぽ。
ぷるっともちっとゼラチン質も豊富で味のしみ加減良し!
半面ちょっと味が薄いなあと思ったのはもみじとミミガー。
そしてこのミミガーに関しては、激硬かったため、歯の健康を考え、自分は途中で戦線離脱。
厚揚げ、煮玉子は、きっちり味がしみていて、安定感のある美味しさでした。
湘潭剁椒鱼头(鯛のカマの唐辛子蒸し)@1,250
辛さは日本風or湖南現地風を選べます。もちろん、現地風でお願いしました。
朱赤のスープに身を投じたカマは、たっぷりの唐辛子の漬物たちと香菜を背負い登場。
(ノブロー) 生意気いうて、チャレンジしたわけだ。漬物には刻んだ高菜も入ってるな。
お魚はスタッフの男性が食べやすく解体してくれました。
カマの身はふっくらしっとり。程よくレア感があるあたり、注意深く蒸しあげた、という感じです。
口に含んだとき、その質感から鮮度の良さを実感しましたが、この時点では爆発的な辛さはなく、
発酵系の芳醇な旨味が甘みとなり、まろやかな辛味で後を引く美味さです。
当店は、米100%の自家製無添加麵がウリ。
(メニューではビーフン麺と紹介されている生のライスヌードル)。
オーダー時に、残ったタレに合うのは丸麵か幅広麵かを伺ったところ、スタッフの男性が
推してくれたのが幅広麵。食事の進行をみてくれていて魚が食べ終わるころに、
ざばっと投入してくれました。
さらに麵を入れると味が薄まるので、と、お心遣いから大量の唐辛子も漬物もON。
(寝太郎) 湖南が攻めてキター!!
種が喉にはりつき、むせる自分。たいへんな事態ですが、それでもこのウマ辛さが止められない。
つるんとのど越しの良い幅広麵が漬物含みのタレとコンビを組み、美味さの第二ステージが開幕。
このお料理、最後までフルに楽しめるのでオススメです。
ひと口サイズのちまきがあったので、テイクアウトできないかを尋ね、大人買い。
お店では作っていないようですが(ある意味正直だ)、後日記録が残せたら記しますね。
会計は、1人当たり6,000円(千円未満四捨五入)
酒のみですから紹興酒ボトルは計2本、注文。その分支払額も多くなってます。
当店、メニューに惹かれる料理が多々あり、またの機会も作りたいお店です。
李湘潭 湘菜館 (リショウタン ショウサイカン)
東京都墨田区錦糸2-7-12 徳重ビル 1F
TEL 03-5637-8728
営業時間/11:30~14:00 17:30~23:00(L.O22:30)
定休日 月曜日 -店舗情報「食べログ」より-
「順興車仔麵大牌檔」 最寄駅は天后。
「炳記茶檔」さん同様、大坑エリアに立地し、店は茶餐廳と道を隔て
ブルーシートをタープした大牌檔に分かれています。
今回の利用はロードサイドの大牌檔ですが、お料理は双方で出前という形で味わえるみたい。
空席を見つけ、相席での着座。張り出されたメニューからチョイスします。
お目当ては、午餐(11:00後供廳)、特別推介の招牌滑蛋三寶飯。
しかし2人で飯ものばかりを食べるのもつまらない。
店名にも冠している、麵を選べ具材も好みでトッピングできる全日供廳の「車仔麵」を
リストにあげていたのですが、蒸し暑さに思考回路がショートし、いろいろ考えずに済む
煎蛋叉燒配出前一丁湯麵をチョイス。後から反省(汗)。
この午餐(ランチ)にはドリンクがセットされています。
凍奶茶、凍檸檬茶をチョイス。凍飲でお願いしたので各+HK$2です。
煎蛋叉燒配出前一丁湯麵HK$52
両面を焼いた目玉焼きと叉燒をのせた出前一丁スープ麵。
叉燒もしっかり旨みがあるし、スープの味も嫌味がなくて、ジャンクっぽさも優等生。
招牌滑蛋三寶飯HK$62
白飯(長粒米)を覆う小贅沢なのっけ飯!
とろっとろのたまごに相乗りする蝦、牛肉、叉燒は、その量もたっぷりで男性的。
これはテンションあがるわー。
甘みのある醤油タレは別カップで皿に同席しているから、好みの分量をかけていただく。
三種の異なる食感がたまごとともに豊かな味のハーモニーを紡ぎだし、タレも濃すぎず、
薄すぎず、甘みが心地よい。素直に美味しいと思える好感度の高い味わいです。
シェアしていただきましたが、断然、三寶飯が好みだな。
また、麵、飯ともにですが、ボリューム感がありました。満腹。
埋單は1人当たりHK$59
明日が早いため、いったんホテルに戻り、帰国のためスーツケースの準備をします(涙)。
順興車仔麵大牌檔
大坑京街第一巷
TEL 852-2576-6577
営業時間 火~日:6:00-16:00
「惠籮餅店」 Violet cake shop
天后のパン屋さん。焼き上がりの時間にはけっこう人が並んで購入しに来るんです。
いろいろ買って食べましたが、これが1番気に入った。
店の奥から出してもらったんですけど、シャリシャリのココナッツ入りのパンです。
香港のパンは、生地がねっちりして噛むほどに甘みがあるし、日本のパンとは違う力強さと
素直な魅力があって美味いのです。
惠籮餅店 Violet cake shop
天后電氣道94A號
営業時間 月~日: 05:30-22:00
「奇趣餅家」 Kee Tsui Cake Shop
最寄駅は旺角。当店も香港を特集する雑誌やTV番組からリストアップしたお菓子屋さん。
店の営業時間は早く、OpenRiceによると8時からオープンしているというので、
朝食の後に立ち寄りました。ご家族経営なのかしら?皆さん、早くから立ち働いています。
紅豆燒餅
牛耳仔
牛の耳に似ていることからその名がついたという牛耳仔。
歯触りしっかり、サクサク薄塩味で香ばしさもあり、私が強いて例えるなら、ポテコ的な感じ。
これは腐乳と小麦粉を練って揚げたお菓子なんですって。
店の人気ナンバーワンという紅豆燒餅はホテルで実食。
あんこたっぷり。甘さがくどくなくて良いわ。
渦うず模様が可愛いですね。これは日本に持ち帰り小分けしてお土産に配ろうっと。
どちらも郷愁を感じる素朴な美味しさがありました。
奇趣餅家 Kee Tsui Cake Shop
旺角花園街135號地下
TEL 852-2394-1727
営業時間 月~日:08:00-20:00
「十八座狗仔粉」
前回の訪港時、深水埗で看板に「狗仔粉」の文字を掲げた小食店を発見。
子犬の麵って何だろう。大陸的に犬をさばいて食べちゃうのかしら?
犬出汁?犬肉入り麵?妄想が頭の中を駆け巡り、好奇心を煽られましたが同時に怖さも半分。
結局、そのままスルーしたのですが、日本に戻り、TV番組で当店が紹介され、「狗仔粉」は
麺が犬の尻尾のような形のため、その名がついたことを知りました。
ともかく安堵。怖さが解消すると好奇心だけが日に日に膨らみ今回のリストに計上。
今回選んだのはTV番組にも登場した佐敦店。当店24時間営業なので、凄く使い勝手が良いの。
朝の時間帯のためか、店の脇に設置された小体なイートインスペースにも先客はなく、
空いてる席にどうぞ、って感じです。簡易な椅子に横並びに座り、お目当ての料理を確認。
卓上に置かれている2種の大根漬物は好みで使える薬味。
味は激辛(左)とスタンダード(右)です。
馳名狗仔粉HK$20(左)、招牌火鴨翅HK$20(右)
サイズが選べるのでスモール(細)でお願いしました。
情報によると、狗仔粉は「1960年代に流行ったB級グルメ」なのだそう。
サーブ時には刻みネギとスタンダードな大根の漬物がトッピングされた状態で置かれます。
招牌火鴨翅(右)は八角を効かせ糸状になるまで煮込んだ肉と木耳、フカヒレもどきの
醤油煮込みスープ。ゼラチン質が感じられ、とろみがあって冷めにくく、味は濃いめ。
なかなかジャンクな魅力があり、癖になる味わいで、私は好き。
狗仔粉のスープベースは豚骨と干しエビ。麵が短いため、レンゲで掬って食べますが、
具材にはシイタケも参加していて、米から作った麺を煮込んでいるため、とろっとした
口当たりで、ニンニクががっちり効いたスタミナ味。
表面がとろけた、うどんのような狗仔粉は、飾らない素朴な味わいで懐に取り込み
好感度も高い。B級グルメ万歳!どちらも気に入ったぞ。
また、後半に、例の激辛大根をONしましたが、これはかなり辛くてパンチ力あり。
味が一気にスパイシー路線にチェンジするので様子をみながら使うのが良いかと思われます。
埋單は、1人当たり、HK$20。 安くて早くて美味し!
後に知ったのですが当店、ミシュランガイド香港にも掲載されたのだとか。
ご馳走さまでした。満足です。
十八座狗仔粉
佐敦白加士街120號(寧波街27A)地下
TEL 852-9360-6644
香港出身の方から茶餐廳の定番料理を教えていただけるというので、
料理教室へ行ってまいりました。
先生のご自宅の一部を開放してのレッスン。
定員は6名で実行されました。
献立は、菠蘿飽、炸雞翼沙律(手羽先のから揚げ&香港喫茶店風サラダ)、
沙爹牛肉通粉(牛肉サテースープマカロニ)、楊枝甘露、凍檸檬茶(アイスレモンティー)。
パンは発酵させる時間がかかるので、1番最初にとりかかりました。
次は冷やす時間を要すデザートの楊枝甘露。エバミルクがポイントです。
手羽先と牛肉は予め先生が調味料に漬け込んでくれているので、揚げて(手羽先)、焼く(牛肉)だけ。
同時進行でサラダに使う野菜(ジャガイモ、ニンジン)は茹でて、クラフトマヨネーズで和えました。
スライスレモンを取っ手付きメイソンジャーにたっぷり入れ、そこに濃い紅茶を注ぎ込みドリンクも完了。
出来上がりまでたちっぱなしで約2時間半。一同、頑張りましたな。
①菠蘿飽は香港スタイルで厚切りバターを挟み菠蘿油に。
②沙爹牛肉通粉(牛肉サテースープマカロニ)、
③&④炸雞翼沙律(手羽先のから揚げ&香港喫茶店風サラダ)、
⑤楊枝甘露、⑥凍檸檬茶(アイスレモンティー)
テーブルもお洒落にセッティングされ、食卓の演出も素敵。出来上がった料理たちも喜んでいますよ。
今回初対面の方のお宅に訪問するとあって、少し緊張していたけれど、先生は気さくで
とても感じが良く、私達を温かく迎えてくれたので、すぐに打ち解けることができました。
また、香港料理に興味を持つメンバーさんが集まり、料理の過程に意外な発見もあり面白かったわ。
食べきれなかったものは、各自で持ち帰れますので、ジップロック等を持参しましょう。
食後はみんなでお片付け。先生、ありがとうございました。
チャイナハウス「龍口酒家」(ロンコウチュウチャ)駿河台店。
最寄駅は神保町。靖国通り、駿河台下の交差点を明治大学方面に進行した道沿いに、
2016年6月20日、幡ヶ谷の「龍口酒家」さんの駿河台店がオープンしました。
友人から駿河台店は、小さなお店で麺を中心に提供していると聞いていたので、
混みあっていたらどうしよう。
スムーズに入店できるよう夜の時間帯、早めに待ち合わせをして向かいました。
まだ新しい店内は厨房前にカウンター席を配し、テーブルは2卓(2人掛け)で総席数は10席ぐらい。
想像していた以上にコンパクトでしたが、幸い先客はカウンター席に2組でどちらもお一人様。
私達はテーブル席へと指示を受け着座。
卓上には使い捨て紙おしぼり、紙ナプキン、箸、爪楊枝、メニュー(税込表示)が完備。
見ると、数は多くありませんが、麺だけでなく単品料理も用意されていました。
注文はそのメニューと店内のホワイトボードからチョイス。
単品料理、万歳!これで飲めるぞ。まずは瓶ビールでの乾杯作業。
この日お店は、シェフと男性の2人体制。
注文が立て込んでいたようで、料理の出来上がりまでどうぞ、と、殻付落花生の香り煮がサービス。
クセのある中華スパイスは控えめで、お酒のつまみにぴったりな、しとしと落花生です。
自家製ハーブ豚しゅうまい(3ケ)@400
小皿でからし醤油がセット。
焼売はふわっと柔らかく、肉の旨みが甘みとなって生き、手作りの有り難さたっぷり。
豆鼓排骨(骨付きスペアリブの特製タレ蒸し)@980
豆鼓×排骨の嬉しいタッグ。
骨まわりについた肉は手掴みでいただく。味がしみ込んだ肉はすこぶるジューシーで、
豆鼓が独り歩きするをするような、しょっぱさはなく、まろやかな甘みが食欲を刺激します。
茹雲吞エビ・豚入り(5ケ)@780
つるんと喉越しの良いワンタン皮に包まれているのはエビと豚肉をミックスさせた餡。
葱・香菜を背負いタレに身を投じていますが、こちらは甘めのお醤油をベースに作られて
いるのかしら、丸みを帯びた味わいでマッチング力が高い。
茄子カリッと揚香葱@600
おつまみの追加注文。皮を剥いた茄子のかりっと揚げはちょっぴりスパイシー。
油のベタつき感がないのは見事であります。
聞くと、当該料理は現在、お客様の圧倒的な支持を得ているそうな。
成長株の正しいおつまみであり、ビールと好相性です。
当店、ボトル紹興酒はありませんが、キャラフェでの提供は可能。
お酒の肴にと、叉焼肉もサービスいただけました。
丁度、焼きあがったタイミングだったみたい。噛みしめるほどに豊かな旨味がじゅわじゅわ
溢れてきて、飲み込むのが勿体無くなっちゃいましたよ。うんまい!
香菜クコの実サラダ@880
さて、次は〆の麺のお時間。このタイミングに合わせて香菜クコの実サラダを注文。
ドレッシングがかかっていますから、そのまま食べるのも良いのですが、
合わせ技を期待できそうでしょ。
麵は定番のもののほかに、週替り麺があります。
翌週には違うものになって、再び登場するのはいつになるのか私達にはわからないし、
ならば、鶏挽トマトとろみ麺は食べておきたい。
鶏挽トマトとろみ麺@800
いただくときは混ぜ合わせてから。
トマトをベースにしたとろみのあるソースが麺に絡み、口当たりが優しい。
まるでイタリアンを食べているみたい。女子が好きそうな味わいです。美味しい。
里麺@700
オリジナルのクロレラ麺を使い、醤油とゴマ油で和えた麺。
叉焼も千切りでトッピングされ、久しぶりに食べましたが、バランスの取れた味わいで
比類のない美味さです。これに私はサラダのパクチーを乗せちゃおうっと。
なお、当店の麵はすべて、オリジナルのクロレラ麺で提供されているとのことです。
お会計は1人当たり5,000円(千円未満四捨五入)。満足。
表にも2人掛けのテーブル席があるので、聞くと昼はお弁当を並べられるようですが
夜は店内禁煙のため煙草を吸われるお客様を案内しているのだそう。
ちゃんと蚊取り線香も置かれていましたよ。
チャイナハウス 龍口酒家 駿河台店 (リュウコウシュカ)
東京都千代田区神田小川町3-10-7
TEL 03-5282-8825
営業時間/ 11:00~14:30 17:00~21:00
定休日 月曜日・第2日曜日・第4日曜日 -店舗情報「食べログ」より-
※夜にもテイクアウト可能な料理があります。