広東房「慶和楼」(ケイワロウ)
鶴見駅西口、豊岡商店街に立地しており、その控えめな外観に関心が湧き
某週末の昼に初訪問。店内は円卓を含み、テーブル席のみでレイアウト。
窓側の席に指示を受け着座すると、円卓では地元の方と思しき年配の男性グループが
小宴会を遂行中。ほかのテーブル席ではご家族連れの利用があったりと、どうやら
地元に愛されるお店のよう。小ぢんまりとしていますが、そこがまた
居心地の良さに繋がっているように思います。
テーブルクロス:なし
卓上調味料:有り(醤油、酢、からしほか)
着座後:業務用タオルおしぼり、箸(ロゴ袋入り)、メニュー
生ビール(アサヒ生中)@460×2を注文すると
酒のお供に供されたのは搾菜。当店、土曜日でもランチメニューが健在しているので、
私は4種類のおすすめランチよりチョイス。
各ランチにはライス・お新香・スープ・デザートが付いてきます。
蝦仁炒蛋(芝エビと玉子炒め)@800(税込)
セットメンバーもテンポ良く運ばれてきて、卓上はあっという間に大賑わい。
ご飯も軽めでお願いしたのですが、私の物差しでは普通に大盛りですよ。
スープは溶き玉子と豆腐の塩味スープ、お新香は冷奴に代わっていますが、
ライスを消化するには丁度良いおかず。
豆腐をぐちゃぐちゃに崩し醤油ごとさばーっと白飯に乗せて食べる、
ねこまんま的なかきこみ飯、大好きなのです。
主菜にはキクラゲとネギも加わり、卵は3~4個ぐらいは使っているのではないかしら。
外側はキツネ色で香ばしく中はしっとり、理想的な塩味で、ご飯の進む味わい。
芝エビもちゃんと下仕事をしているので臭みなく、定石どおりにぷりぷりの歯触り。
数も不足なく使っているので誤魔化された感がなく、玉子炒めはいかつい見た目からは
予想できなかったほどの美味しさでボリュームも頼もしい。
八珍炒面(五目入り焼きソバ)@820(税込)
連れチョイスはグランドメニューから。
初めての店でも、あんかけ焼きそばなら大外しをしない、というのが連れのセオリー。
表面を鍋肌でしっかり焼き付けた細麺に、こんもり盛られた具材は、エビ、イカ、
豚肉、白菜、キクラゲ、ニンジン、タケノコ、青菜など。
私も味見をしましたが、あんかけは醤油味をベースにくどい甘ったるさがないため、
絡め食べても食傷しにくく、からしとも好相性でした。
焼売(4ケ)@480(税込)
しっとり柔らかな皮に包まれ焼売は中肉中背でお肉が主体。
このタイプの焼売なら、もう少しタマネギを生かし甘みを効かせたほうが好みかも。
しかし、1個あたりで考えると120円です。全く問題はありません。
デザートは杏仁豆腐。
少しですが、マンゴープリンも参加し、全体量はランチのオマケ的なものに有らず
きちんと存在感を示していました。
会計は1人当たり 1,500円ほど(百円未満四捨五入)。
今回はランチ利用でしたが、雑な感じもなく、食べ応えもありCP優秀です。
接客を担当する店のお姉さんも良く気が回り、感じも良かったので
普段使いで通わせてもらおうと思います。
慶和楼(ケイワロウ)
神奈川県横浜市鶴見区豊岡町21-7 第2野木ビル
TEL 045-585-5155
営業時間/11:00~15:00 17:00~23:30
定休日 第2・第4火曜日 -店舗情報「食べログ」より-