越後三大花火
- 海の柏崎 「ぎおん柏崎まつり 海の大花火大会」(7/26)
- 川の長岡 「長岡まつり 大花火大会」(8/2・3)
- 山の片貝 「小千谷片貝まつり 大花火大会」(9/9・10)
今回は、三大花火の「小千谷片貝まつり 大花火大会」です。
この花火を選んだのは、9月の開催だったため。
個人的に、夏は海水浴が優先しているのです。
会員バスは、浦佐駅を16時に出発。
途中、大型スーパーに立ち寄り簡単な食べ物と飲み物を調達。
「JA 越後おじや車両センター」でバスを降りたあとは、係員の案内に従って
徒歩20分程を要し、花火大会の会場まで移動します。
その間、見られるのは屋台。
町内には、いくつもの屋台が出て、後ろには太鼓やお囃子の列が続きます。
こちらは、還暦を迎えられる方々の屋台のようだ。
郵便局近くの広場には、火筒のモニュメント。でかい。
花火大会を観覧しに来られた方々の撮影ポイント。
会場に到着したころには、辺りが薄暗くなっていました。
「団体用入場券」を首から提げて入場(桟敷会場の出入りの際も必要)
桟敷席は、予め渡されているさじき席番号に従い振り分けられています。
桟敷席は板敷、6~8名で1マス利用。
はっきり言って狭い。身動きも憚られる。
とても花火を見ながら、1杯飲って食事を摂る状況ではありません。
なお、花火の前のお手洗い渋滞は40分ぐらいとのこと。
仮設トイレに長い列ができていました。
花火大会は19:30~22:00 と長いので、途中いくつかの花火を諦め向かうほうが
得策かも。私も途中で向かいましたが、その際の待ち時間は10分ほどでした。
桟敷席の準備としては、レジャーシートに携帯用エアークッション。
長時間板敷に座るので、このエアークッションが大いに役立ちました。
小千谷片貝まつり 大花火大会は、2日間で15,000発の打上予定。
最大の見どころは、世界一の四尺玉の打ち上げになります。
通常の花火大会が、火災の心配などから、たいがい川や海など水辺で開催されますが、
こちらの打ち上げは丘の上から。
山の片貝と言われるのはこうしたことが所以なのかと思われます。
また、同花火大会は雨天時も開催。
台風等、よほどのことが無い限り順延にはならないそうです。
片貝まつりは、浅原神社秋季例大祭。
片貝町の鎮守である浅原神社への奉納煙火なのだ。(毎年9日・10日固定)
特徴としては、地元の方々を中心として、冠婚葬祭、人生の節目などにあたり
花火を奉納する形(祝還暦、祝成人、先祖供養、厄除け、結婚、新築ほか)であり、
納涼を主体とした花火大会とはカラーが違うのです。
打ち上げ時に、女性のアナウンスが入り花火を打ち上げる背景を番附に従い
淡々と読み上げるのですが、セリフ回しが独特。
「天国のおじいちゃん、花火見えますか? -省略- 家族一同感謝をこめて
尺玉二段打ち」etc ひゅー、どーーーん!どーーーーん!!
花火大会の間、交代はなさらず読み上げていらっしゃった様子。一大任務ですね。
屋台が、次々に入ってまいります。
夜空に、ぱっと開く花火たち。 地形によるものか、この日の天候によるものかは
不明なのですが、過去他の海上花火を鑑賞したときよりまったくと言って良いほど
風の影響は受けませんでした。
ドーンドーン!腹に響く爆音。スターマイン(連続発射)です。
桟敷席で鑑賞を手配しただけのことはあります。
花火がとても近くに観られ大迫力。 カメラもほどほどに鑑賞。
贅沢なことに、見上げ続けて首が痛くなりましたよ。
降り注ぐかのような四尺玉。 満喫させていただきました。
花火終了後、各自のゴミは持ち帰り厳守!
このあと徒歩でバスまで戻りましたが、バスは予定時刻(23時)には発車できず、
道路の大渋滞も重なり、 宿泊先のホテルに到着したのは25時30分ぐらいでした。
美しい花火を鑑賞するには、前後の時間は鑑賞客各自の我慢大会なのです。