中国料理 「小花」(コハナ)
場所は、JR有楽町駅国際フォーラム口を出て徒歩2分ほど。新東京ビル B1Fのレストラン街内。
店頭にはサンプルが置かれ、ランチのテイクアウト弁当も販売もされている。
入店すると、さっそく店の年配女性が声をかけてくれた。
彼女の指示に従い、一人飯の自分は、カウンター席の端に振り分けられた。
「ご注文は?」席に着くや否や、聞いてくる。メニューは出されず、口頭説明。
しかし、つっけんどんなわけではない。
昼は麺のみの提供で4種類。
ネット情報によると、金胡麻を練って作るクリーミーな担々麺が好評を得ているが、
選んだのは、季節湯麺のカキそば。
「少し時間がかかりますが、よろしいでしょうか?」
もちろん快諾。これが食べたくてやってきたのだ。
注文を伝え、椅子の背に上着をかけ、態勢を整える。
店側からは、テンポよく、ロゴ入り箸袋に入った割り箸、使い捨て紙おしぼり、氷水がサーブ。
卓上にはピッチャー(氷水)があるのでお替わりはセルフ。
ほか、辣油、酢、胡椒、爪楊枝などが置かれていた。
赤と黒をアクセントカラーにしたカジュアルな店内は、カウンター席(5)、角テーブル、
丸テーブルを設け、ターンテーブルをつけている卓もあり、ぐるなびによると総席数65席。
肩が凝らずに食事ができる雰囲気だ。
ランチタイム、付近に勤めるサラリーマンやOLで混み合うため相席は必然的。
今回、カウンター席に通されたのは偶々だったのだろう。
鮮蠔湯麺 (新鮮!生牡蠣のスープそば)@1,030
季節湯麺は、秋冬シーズンにいただけるカキそば。受け皿付きでのサーブ。
すべてのランチには、コシヒカリ 100% の白飯がセット。
ザーサイを脇にのせ、小碗で控え目盛り。湯麺が到着するちょっと前に置かれた。
箸袋から取り出した割り箸を手に、醤油ベースのスープの中に潜り込んだ麺をさぐる。
少し縮れた中太クラスのもっちり麺で、食べ応えを感じさせる力強さがある。
上には、下味をつけ、片栗粉をまぶし、さっと油通しをした生牡蠣を、タアサイ、
エリンギ、ネギと炒め合わせものをのせている。
カキのサイズはまちまちだが、素材そのものの旨みと下味の甘みがスープにも入り込む。
個数が入っていたので、はじめは麺をいただきながらつまむ感じで食す。
火入れ後もジューシーさが損なわれていないし、
また、衣が浸りとろんとしたところを、白飯にのせて頬張るのが美味いのだ。
この時期、来店するお客様は、「カキそば」を注文する声が多い。それも納得。
冬の代名詞「牡蠣」をふんだんに使ったシーズンのお楽しみ湯麺は、
値段以上の満足感を与えてくれることだろう。
中国料理 小花 (チュウゴクリョウリコハナ)
東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル B1F
TEL 03-3211-8570
営業時間/11:00~14:00 17:00~22:00(L.O.21:00)
定休日 土・日・祝
※ランチ満足度数は、3.7~5.0
中国料理 小花 (中華料理 / 有楽町駅、二重橋前駅、日比谷駅)
※ 2014年、拙ブログの“年越しそば”として、皆さまにお届けしました
今年もお世話になりました。良いお年をお迎えください(o^-^o)/~