みにの夢色探索

本日も中華日和☆美味しい中国料理が食べたいな♪
たまに書く中華グルメと競馬予想、日常の備忘録。

本格湖南料理 李厨(リチュウ) 高田馬場

2019-08-26 | 中国料理(四川料理)湖南・雲南

本格湖南料理「李厨」(リチュウ)再訪

宴会仕様で供された料理は12品。

過去の記録を振り返ると、同じ料理も多々登場しますので、それらについては

細かい記録を省きます。

凉拌腐竹(ゆば和え)

歯応えのある腐竹(ゆば)をピリッとした辛さで。

剁椒皮蛋(ピータンの漬け唐辛子和)

漬け唐辛子のパワーで辛さもアップ。辛味をストレートに感じます。

老干妈蒸茄子(湖南風蒸し茄子)

先の2品とはまた違うウマ辛さ。ニンニクが効きとろっとした茄子は

一度揚げられたようなコクがあり白飯を誘います。

干锅烟笋炒腊肉(ラーロウと竹の子干し鍋炒め)

干しの旨みがたっぷり。

ピリリとした辛さで食欲を刺激し、酒の肴にはもってこい。

ビールががんがん進んでしまいました。

剁椒鱼头(魚の頭の湖南風蒸し、麺付)

毛氏紅烧肉(毛氏豚角煮)

长豆角炒肉沫(長インゲンと挽肉炒)

前回いただいた発酵インゲンと同様に漬物のようなシコシコ食感。

肉の旨味に相まっておつまみ力を発揮しています。

白辣椒炒牛肉(白唐辛子と牛肉炒め)

牛肉は中華ならではのふわふわとした歯触りで、白唐辛子を使っているようですが、

唐辛子を使った料理の中では最もマイルドな辛さで親しみやすい。

全家福(湖南風豚ガツと豚肉団子の野菜鍋)

香辣翅中虾(エビと手羽の唐揚げ)

外はカリッと香ばしく中はしっとりジューシーな手羽先に舌鼓!

おこげも同居した唐揚げはピリッとスパイシーで、酒とは抜群の相性の良さですから、

これはできたら前半で出してもらいたかったなあ。

水果拼盘

スイカとメロン。

糖油粑粑(もち米団子)

揚げたもち米団子に砂糖とハチミツを合わせたようなシロップがかかっています。

ボリュームのある宴会料理に、すでにお腹も一杯ですが別腹が起動。

素朴で日常的に愛せる味わいです。

 

当店も信頼を寄せることが出来る一軒。

どのお料理もがっかりさせられることがなく、味の根底に本場のもつ底力を感じました。

本格湖南料理 李厨 (リチュウ)
東京都新宿区高田馬場3-4-16 MKビル2F
TEL     03-6886-9751
営業時間/11:00〜24:00(L.O.23:00)     -店舗情報「食べログ」より-

※今回も幹事さんのご尽力に感謝いたします。

本格湖南料理 李厨中華料理 / 高田馬場駅下落合駅目白駅

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四川家庭料理 中洞(ナカホラ) 巣鴨

2019-04-17 | 中国料理(四川料理)湖南・雲南

四川家庭料理「中洞」(ナカホラ)

ネット情報によるとオープンは2018年8月。

当店のシェフは日本人ですが四川省での修業経験があり、提供される料理は

化学調味料不使用とのこと。

某日はアンテナが立ちまくったグルメな飯友さんのお声がけにより初訪問。

店は巣鴨駅から白山通りを千石方面に進行し脇道に入った道沿いに立地していました。

少し早くに着いてしまったので、外で待っていると、奥様が表に出て来られ

にこやかに「中へどうぞ」と声をかけてくれました。お言葉に甘えて入店すると

壁にパンダが描かれたまだ新しさが漂う店内は、正面奥に厨房を配し、客席は

カウンター席とテーブル席でレイアウト。女子受けが期待できるお洒落な雰囲気です。

今回の利用は紅コース@4,800にドリンクをセットした貸切宴会ですが、卓上に置かれ

ているのは飲み放題のドリンクメニューのみで、各人への菜譜の用意はありません。

また若干、料理を入れ替えているようなので正確さに欠ける点はご容赦ください。

なお、料理はデザートを除き大皿で供され、取り分けは各自の作業です。

前菜7種(4名分)

①蒸鶏濃厚旨辛ダレ、②パクチーとキュウリのサラダ、③自家製乳酸発酵漬物、

④牛頬肉のネギ味噌和え、⑤牛すね肉の麻辣和え、⑥イワシとワカメ

⑦皮蛋と焼きピーマン

真っ向勝負の四川料理をイメージしていましたが、ちょこちょことした前菜7種は

中華の枠だけに留まらず、さながらおつまみ小鉢といった印象。

しかし、どれも丁寧に作ったことが伝わり、無化調を謳っているだけあって

味に嫌味はなく優しい味わいです。

たとえば、低温調理と思われる蒸鶏はしっとり柔らかく、タレの麻辣ソースは

辛さに円みとふくよかな旨みがあり、飲み干さずにはいられない豊かさがあるのです。

エッジの利いた四川味をとことん愛する方々には少し物足りなく感じるかもしれませんが

これが、当店のシェフの持ち味なのだと実感しました。

粗挽き豚肉焼売

お肉感もりもりのパワフルタイプではなく、豚肉と野菜の甘味が生きた焼売で

程よく柔らかい。ときおりヒットするこりっとした歯触りは軟骨になるのかしら。

食感のアクセントが利いています。

塩熟成豚・カリフラワー山椒炒め

塩漬けにして熟成させたバラ肉の旨味を調理に活用。辛さの耐性にもよると思うのですが

私には山椒の刺激的な辛さも控えめに感じられたので、つまんで食べてしまいました。

白菜のカニ味噌煮

カニ味噌の風味を吸い込んだ白菜はとろんとろん。

野菜からの甘みもたっぷり染みだしているので、まろやかで優しい味わいです。

キノコと春雨のスープ

いろいろキノコに金針菜や春雨が参加し具だくさん。

家庭料理っぽい風体ですが、キノコの風味を大切に、金華ハムと干しエビが

味に深みを与え、この旨味スープを吸い込んだ春雨がご馳走へと昇華しています。

豚スペアリブの煮込み

看板料理の一つなのだそう。

骨付き肉のビジュアルが食欲をそそります。

中華スパイスは控えめ、主観ですが少し醤油が勝ちすぎていた様にも思えました。

春キャベツの強火香り炒め

このスペアリブには季節感を盛り込んだ春キャベツの炒めがセット。

中洞特製、麻婆豆腐&ご飯

香りと辛さに突き抜けた感はなく、やわらか豆腐に自家製辣油とコクのある

豆板醤が調和した口当たりのよいマイルドな麻婆豆腐。

正直なところ、頭で思い描いていた四川味とギャップはありましたが、

日本人の口に合う美味しい麻婆豆腐だと思います。

もちろんオンザライスで綺麗に完食。

デザート2種

タピオカ餅、赤砂糖シロップがけと豆乳プリン、クルミの飴炊きのせ。

ミニサイズのデザートですが、手抜き感はなくきっちり美味い。

個人的にはタピオカ餅が好みでした。

四川省での修業経験のあるシェフがオープンさせた店、という前評判からワイルドな

スパイシーさをイメージして訪問しましたが、実食してみると、その修業先で得た

豊富な知識や経験を根底に日本人の舌にも合う食材の持ち味を生かす

身体に優しい家庭的な創作中華料理店。

オリジナリティに溢れる料理は温もりを感じさせ“優しさ”に満ちていました。

また貸切宴会のため、この日はフロアスタッフさんも数名いましたが、

基本はご夫婦での切り盛りのよう。

アットホームな雰囲気もお店の魅力となっています。

四川家庭料理 中洞
東京都文京区千石4-43-5 ラピュタ千石大武ビル 1F
TEL     03-5981-9494
営業時間/11:00~14:30(14:00L.O.) 17:00~21:45(21:00L.O.)
定休日    月曜日     -店舗情報「食べログ」より-

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四川麻辣火鍋 天府(テンフ) 鶴見店

2019-02-09 | 中国料理(四川料理)湖南・雲南

四川麻辣火鍋 「天府」(テンフ)

場所は鶴見西口の商業施設ビル、フーガ2の地下1階。

このフロアには「満州園」さんのほかにも中華のお店が2軒あり、

そのうちの1軒が当店になります。少し早めの時間を狙った一人夕飯で利用。

店内はテーブル席のみでレイアウト。HPでは総席数32席ということですが、

もう少し小ぢんまりとした印象を受けました。

着座後、手渡しでタオルおしぼりのサービスを受け、料理はテーブル下に収納されている

メニューからチョイス。

担々麺(赤)@780(外税)

汁あり担々麵は、白、黒、赤、緑、黄の5色。

その中からあぶりゴマと花椒など12種類の香辛料を使った人気№1という赤を選択。

辛さは、控えめ、普通、辛めから選べるので「辛め」でお願いしました。

色味はやや黒みを帯びたダークなレッドで、肉そぼろを中央に青菜と微量のザーサイが同乗。

生意気を言って申し訳ないけれど、縮れ麵は安価な感じが否めず、

スープは味の重ね着をするものの、ピンボケ気味。

また「辛め」ですが、一度も香りにむせることはなく、痺れも辛さも行き先不明。

覚悟が決まらない担々麵という印象をもってしまったのですが、

当店はべつの使い勝手がある。

それが、中華居酒屋的な使い方。

店推しは火鍋ですが、それ以外にもリーズナブルな価格帯からつまみは揃うし、

税込み800円以上の料理をオーダーすれば、一人でも1時間制の飲み放題を楽しむことが

出来るというのだから、この覚悟は素晴らしい。

用途が違えば、見方もだいぶ変わりますね。

四川麻辣火鍋 天府 鶴見店
神奈川県横浜市鶴見区豊岡町2-2 ツルミフーガ2 B1F
TEL     050-5594-7475
営業時間/11:00~15:00(L.O 14:30) 17:00~23:00(L.O 22:30)
定休日    木曜日    -店舗情報「食べログ」より-

 

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湖南料理 李厨(リチュウ)上野店

2018-12-26 | 中国料理(四川料理)湖南・雲南

湖南料理「李厨」(リチュウ)上野店。

飯友さんとの会食に選んだのは、真冬日に身体を温めるカプサイシン効果が見込まれる当店。

どうやら高田馬場の本格湖南料理「李厨」(リチュウ)さんの上野店のよう。

入谷口から徒歩3分ぐらいの立地でビルの2階になります。

リザーブされていたのは4人掛けのテーブル席ですが、12月の週末も関係してか、

あっという間に満席となり、しかも中国人のお客様の多さに、現地味を期待です。

料理は相談の上、グランドメニューからアラカルトチョイスしました。

お通しは大根、キュウリ、ニンジンのピリ辛黒酢漬け。酒の肴になるし、なかなか美味い。

豆鼓青辣椒蒸油渣(湖南風唐辛子と油かすの蒸し)@580

豆鼓のコクに、唐辛子(赤・青)のパンチが効き、油かすはカリッカリで香ばしく、

噛みしめると脂の旨味がじゅわ~っと。

そのウマ辛さに箸が伸び、ついつい後を引く気安い美味しさです。

出だしは好調!小さく当たりを引いて思わずにんまり。

酒の朋友となることは勿論、これはご飯にかけても美味いと思う。

湘情全家福(湖南風豚ガツと豚肉団子の野菜鍋)@1,680 

飯友さんチョイスは、湖南の伝統的な家庭宴会料理と紹介された逸品。

高田馬場店同様に、具材はブロッコリー、キクラゲ、エノキ、ニンジン、肉団子、

午餐肉などがどっさり。基本的には家庭的でマイルドな味わいの寛ぎ鍋ですが、

食べ進めるにつれ、この癒し系スープに塩辛さを感じるように。

好みの料理なので、もう少し塩を控えていただければ有り難かったなあ。

青椒香干(燻製豆腐の青唐辛子炒め)@1,180

烧椒冷拌鱼(魚の焼き唐辛子和え冷菜)を頼もうと思ったのですが、

辛いものが好きならこちらの方が良いと、店のお姉さん推しの炒め。

燻製香をまとった豆腐に、深みのある辛さで味は濃厚。

ご飯のおかずには嬉しいけれど、そのボリュームに味が濃い分、のん兵衛の肴には

ちょっとで満足できてしまう感じです。

 

会計は、ドリンクの瓶ビール(中)@510、孔府家酒@3,500、黒霧島@3,000を

含め1人当たり5,500円ほど。

正直なところ、チョイスした料理では思ったほどのカプサイシン効果は無く

プチ忘年会気分ですっかり飲みモードに。

 

飯友さんにはいろいろとお世話になりました。

そして今宵もまた支払額の半分以上が酒代という事実に冷や汗。

懲りずにまた来年もお付き合いいただけると嬉しいな。

湖南料理李厨 上野店
東京都台東区上野7-3-2
TEL     050-5596-4076
営業時間/11:00~15:00 17:00~24:00(L.O23:00)
定休日    年中無休     -店舗情報「食べログ」より-

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ファイヤーホール4000  五反田

2018-12-14 | 中国料理(四川料理)湖南・雲南

ファイヤーホール4000再訪

ランチでの利用。定食メニューからチョイスしたのは

激辛!!火鍋肉団子定食@1,000(税込)

スープ・ザーサイ付き。嬉しいことにライスはお替り可です。

唐辛子の浮かぶ四川レッドの色味からも辛さは一目瞭然。

この火鍋は厨房でまとめて作っているのでしょう。

ちょっぴりの板はるさめ、キノコ、青菜が同居し、そこに肉団子と干し湯葉をプラスした

火鍋のリノベーションのよう。

具材を救出し、白飯の上に盛り、スープを少しずつ調整しながらかけていく。

きれいな球形の肉団子は5~6個ぐらい入っていますが

ふわっとしてレンゲスプーンで難なく崩せる柔らかさ。

さらりとしたスープはガツンと辣の辛さが効いていて、第一ラウンドは

むせかえり咳込む自分との対決。これをクリアするところから勝負は始まるのだ。

パンチのある辛さはやがて爽快感のある辛さに変わり、ふわほわの肉団子が

ご飯と混じりあったところを掻き込むと、次第に胃袋が温まり、かっかと燃えてくる

ような感じの第二ラウンドへ。

後半には私の額からもうっすらと汗がにじみだしましたが、それでもセルフの

お茶に手を出すのはまだ早い。いったん手を出すと、辛さの倍返しを食らうからです。

ザーサイの塩気が心地よい舌休めとなり、淡い醤油味のスープは完食のための

お助けマン!さすがに火鍋のスープまでは完飲できませんでしたが、

カプサイシン効果で身体が一気に温まりました。

ファイヤーホール4000
東京都品川区東五反田1-25-19
TEL     03-6450-3384
営業時間/11:30~14:30(14:00LO)17:30~22:30(21:30LO)
定休日    不定休    -店舗情報「食べログ」より-

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東京酒樓 (トウキョウシュロウ) 五反田

2018-11-16 | 中国料理(四川料理)湖南・雲南

中国川揚料理「東京酒樓」 (トウキョウシュロウ)ランチ再訪

ランチタイムサービス特別価格(880円)の麺・飯メニューは13種類。

無性に担々麵が食べたくなりお邪魔したのですが、この特別価格の中で紹介されていました。

坦々麺@880

前回は日替りで半四川マーボー丼のついたセットをいただきましたが、正直を申すと

四川マーボー丼よりもタンタン麺のほうが印象に残っています。

それは私自身がゴマゴマぽってりとした担々麺よりもさらりとしたタイプが好み

ということもあるけれど、この日の担々麵はすっきりとした酸味が効き予想以上に好感触。

ゴマのコクに辛味と酸味のバランスが程よく調和し、私好みの仕上がりで

なかなかに美味い。価値あるリピートとなりました。

東京酒樓 (トウキョウシュロウ)
東京都品川区西五反田1-4-8 秀和五反田駅前レジデンス2F
TEL     03-3493-1181
営業時間/ランチ 11:30~14:00 ディナー 月~金 17:00~22:00(L.O.)
          土・日 17:00~21:00(L.O.)
定休日    年末年始    -店舗情報「食べログ」より-

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陳家私菜 五反田店

2018-10-09 | 中国料理(四川料理)湖南・雲南

本格中華ダイニング「陳家私菜」 五反田店

店の立地は五反田駅西口、目黒川に架かる五反田橋の近く。

川沿いから1本奥に入っているのですが、四川レッドのひと際目立つ看板が

目に飛び込んでくるので場所は分かりやすいかと思います。

しかし、この大きな看板に誘導されそのまま直進するのはNG。

1階は別のお店で、当店が入っているのはこのビルの2階。

2階に向かう階段は大看板を正面に見ると側面側。

夜の闇にいろいろなお店がそれぞれ自己アピールしているので、自分の目的とする

お店の入り口を見失ってしまいそうです。

さて、平日予約なしでの訪問ですが、テーブル席のみでレイアウトされた店内は

団体客をはじめとし19時ころには8割がた埋まっていて、予想した以上の盛況ぶり。

断られるかなあと思ったのですが「狭い席でも良かったら」と入店が叶いました。

現地集合した連れの話では私達の後に来たフリーのお客様は予約がないため

断られていたとのこと。

ギリギリセーフで席案内受けられ、私はこの日の運をちょっぴり使った模様です。

2人掛けテーブル席の利用。

テーブル・セッティング:なし
テーブルクロス:なし
卓上調味料:有り
着座後:タオルおしぼり(直置き)、箸(ロゴ袋入り)、メニュー

乾杯用に生ビール@530×2を注文すると

お通しで供されたのは、糸切り押し豆腐の辣油和えと野菜のピクルス。

料理はグランドメニューからアラカルトチョイスしました。

紅油茄子(ナスのピリ辛冷菜)@780

紅油には青唐辛子も参加し辛味をアップ。

クラッシュナッツを食感のアクセントに、柔らかな茄子はそのものの風味に

ピリっとした辛さが混じり合い、またトッピングされている香菜が

べらぼうに合うのでありました。

頂天石焼麻婆豆腐@850

来店客のほとんどが注文する店の看板料理。

辛さを選べるので、中辛(普通の5倍)でお願いしました。

渋谷店と同様、グツグツと音をさせ熱々のところを店員さんが崩してくれるスタイルです。

絹ごしタイプのふるふるとした豆腐に、麻婆あんはとろみつけの片栗粉の分量が多かったのかも。

ぽってぽての部分団結型でしたが、味そのものは悪くはなく、辛味の中に甘さが共存した

厚みのあるコク辛油を食べる麻婆豆腐でご飯との相性の良さは間違いなし。

また私自身の辛さの耐性なのでしょうが、中辛ではまだ食を楽しめる余裕あり。

追い山椒が欲しいなあと思うくらいでありました。

豆腐を平らげ麻婆あんをちょっぴり残し、〆の麺をオーダー。

无汁麻辣刀削面(麻辣汁無刀削麺)@820

粉から手づくりし、注文が入ってから削る、店の名物と謳う刀削麺。

こちらも同様に辛さ(中辛、激辛、地獄辛)が選べるので中辛をチョイス。

ほどほどの辛さを選ばないと料理の味自体がわからなくなってしまうのでね。

形状の不揃いなもっちもちのコシの強い刀削麺にからめた麻辣は、ナスのピリ辛冷菜で

いただいた紅油と変わらぬ味わい。

メニュー紹介によると十五種香辛料を使用しているとのことです。

割増料金になりますが、香菜(パクチー)をトッピング。

麻辣味には欠かせないアイテムなのであります。

一心不乱に混ぜて食す。もちろんこの状態で食べても何ら不足はないのですが、

先にちょい残しした麻婆あんにつけ、絡めるようにしていただくと味に厚みが加わり、

パワーのある刀削麺に肩を並べるコクのある味わいに。

途中で感じる単調さからも脱せるし、食欲も増進!

名物刀削麺×看板麻婆豆腐の強力タッグは楽しい組み合わせでありました。

会計は追加の生ビールと紹興酒(塔牌5年)500mlを含め、

1人当たり 3,500円ほど(百円未満四捨五入)。

 

「陳家私菜」は都内で数店舗を展開。

日本人の舌にも合うよう多少コントロールしているのかもしれませんが、

根底にきちんと四川を感じられるのは嬉しい限りです。

陳家私菜(チンカシサイ) 五反田店
東京都品川区西五反田2-26-2 桔梗ハイツ 2F
TEL     050-5869-6434
営業時間/平日 11:30~15:00(L.O. 14:30)17:30~23:30(L.O. 22:45)
          祝・土 11:30~15:00(L.O. 14:30)17:30~21:30(L.O. 21:00)
定休日    日曜日     -店舗情報「食べログ」より-

 

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四川料理 川国志 (センゴクシ) 春日

2018-10-02 | 中国料理(四川料理)湖南・雲南

四川料理「川国志」(センゴクシ)

最寄駅は春日。当店は白山通り沿いに面するビルの4階というロケーションです。

某日は文京区に住む友人夫妻と3人で会食。

友人は中国料理の系統分類にはこだわらないタイプなので、四川料理に限らず

小皿料理とグランドメニューからアラカルトでチョイスしました。

手工蝦肉焼売(自家製えび焼売)3ケ @500

まずは小皿料理からスタート。

自家製という言葉からイメージを膨らませすぎたのか、インパクトは欠けました。

よく練られた柔らかめの焼売です。

夫婦肺片(ハチノス、スネの四川風和え)@780

びりびりと痺れる辛さでスカッとした爽快感を味わいつつ、

香酥炸小蝦(川エビ香味揚げ)@650

塩胡椒の効いたおつまみ味の川エビに

香菜緑蔬(パクチーグリーンサラダ)@700

甘辛酸っぱいドレッシングで和えたサラダは箸休めとして。

干煸四季豆(いんげんの四川風炒め)@850

糸状の豚肉と香ばしく焼きつけた挽肉をミックス。

ピリッと辛くおかず力十分ですが、ちょっと塩辛かったなあ。

富貴蝦仁(海老のマヨネーズ)@1,080

四川麻婆豆腐(四川本格陳マーボー豆腐)@900

辛いものがあまり得意ではない友人がチャレンジ精神を発揮し激辛をリクエスト。

木綿タイプの豆腐を使い、表面に粉山椒がたっぷりかかった四川麻婆豆腐は

コクがあってしっかりとした辛さ。私の前に座った友人の頭頂から汗が吹き出し、

たまらず小ライスを注文することに。おかずになるマーボー豆腐です。

水煮魚(白身魚の辛子煮)@1,280

調子に乗って四川名菜を追加。

一面険しいレッドな油入りの煮汁にスプーンを差し込むと

モヤシとともに出現したのは切り身の白身魚。

辛子煮効果でふかふかとした白身魚が甘くさえ感じます。

ドリンクは生ビール×3、古越龍山 エクストラスムーズ@2,100×2ほかで、

会計は1人当たり 5,000円ほど。(千円未満四捨五入) 

チョイスした料理では、やはり四川菜が印象に残ったので次回はきちんと

ジャンルを絞りオーダーしようと思います。

四川料理 川国志 (センゴクシ)  
東京都文京区小石川1-11-13 新香園ビル 4F
TEL     050-5872-6384
営業時間/11:00 ~ 17:00 17:00 ~ 23:30(L.O 23:00)
定休日    年中無休(元旦は休み)    -店舗情報「食べログ」より-

 

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四川一貫 (シセンイッカン)  小川町

2018-08-27 | 中国料理(四川料理)湖南・雲南

中国料理「四川一貫

最寄駅は小川町のようですが、最寄り路線の関係で神田駅から向かいました。

以前「神田 雲林」さんにお邪魔した際、店の前を通りかかり、その当時から

気になっていたのですが、某日予約なしでの初訪問。

営業中の札を出す白衣を着用したご高齢のお母さんにお声をかけると――

あれ?日本の方なんだ。

事前情報を持たず「四川一貫」というハードな店名から、バリバリの四川菜を出す店だと

思っていたのですが、当店は地元に愛される老舗の中国料理店なのです。

そのお母さんの後を追うようにして入店すると、

店内はテーブル席のみでレイアウト。

夜の営業に1番乗りした私と連れは4人掛けの席にサジェスチョンを受けられました。

テーブル・セッティング:なし
テーブルクロス:なし
卓上調味料:有り(醤油、酢、辣油、胡椒)
その他:紙ナプキン、爪楊枝、卓上メニュー
着座後:グランドメニュー

瓶ビール@540を注文し、アラカルトチョイスの作戦タイム。

この間に出されたのが搾菜。

と同時に箸(ロゴ袋入り)と使い捨て紙おしぼりがセットされました。

人当たりの良いお母さんは料理選びにもアドバイスをくれるので、

一見の私達には心強い味方。とってもチャーミングなお母さんなんです。

一品料理には少人数用のサイズもあったので、人気メニューを念頭に3品注文してみました。

蒜泥白肉(茹でぶたのニンニクソースがけ)少人数サイズ@1,290

普通サイズでは1,950円。

叩きキュウリをクッションに、ニンニクの効いたピリ辛タレを茹でた豚バラスライスに

かけたもの。控えめなタレの量に日式四川を感じます。

また、次の料理もですが、少人数サイズは想像以上にポーションが少なく、

正直なところ割高感は否めず、であります。

宮保鶏丁(鶏肉・唐辛子炒め)少人数サイズ@1,290

唐辛子炒めは各種ありましたが、お母さんのオススメは鶏肉。

具材は角切りの鶏肉にピーナッツと正攻法であります。

口に含むと直下型の辛さは感じられず、丸いおかず味なピリ辛甘酢炒め。

辛味つけという役割を果たした唐辛子はよけて食べるべきなのでしょうが、

ちゅーちゅーしゃぶることで香ばしさと辛さを摂取してしまいました。

ちなみにこちらは、普通サイズで1,830円です。

陳麻婆豆腐(四川風マーボ豆腐)@1,510

自家挽肉使用。お客様から好評を得ているという当店自慢の四川風マーボ豆腐も外せない。

少人数サイズの用意はないため普通サイズで、辛くして欲しいとリクエストしました。

木綿タイプの豆腐は徹底的に崩した状態で、細かい挽肉は焼きつけず、

表面には粉山椒がたっぷり。

油もガチな四川というよりまろやかで口当たりの優しいタイプです。

辛さの微調整は卓上辣油ではなく、お母さんが運んできてくれた濾していない辣油で。

辛さの耐性にもよると思うのですが、そのままだとやはり辛さはマイルドで

軽やかな味わい。鍋を振るうご主人の独自の味でなかなかに憎めず、

食べやすいものですが、私はあとがけ辣油で厚みをプラス。

温もりを感じられる当店スタイルの陳麻婆豆腐を完食いたしました。

追加のドリンクはリーズナブルな1,830円の紹興酒(台湾産)、

サワー2~3杯を含め、会計は1人当たり 4,000円ほど。

店名から、香りと辛さに突き抜けた四川をイメージしていましたが、街場の魅力にあふれた

日式中華のお店。このギャップが面白く、看板娘でもあるお母さんの人間力に脱帽しました。

四川一貫 (シセンイッカン)
東京都千代田区神田美土代町11-1 神田KMビル 1F
TEL     03-3291-9787
営業時間/月~金 11:00~14:00 17:00~21:00
              土 11:00~15:00
定休日    日曜日、祝日

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敦煌(トンコウ) 関内

2018-08-06 | 中国料理(四川料理)湖南・雲南

関内、伊勢佐木モールの裏手の四川料理「敦煌」(トンコウ)久しぶりの再訪

某日のランチに2名で利用。

瓶ビールを注文後、サーブされたのは大根の甘酢漬け。

こいつををパリポりやりながらの提供待ち。

オーダーは今週のお得な定食から1品とグランドメニューをもらっての

アラカルトチョイスであります。

煎饺(焼きギョーザ)6ケ @400

6ケで400円はなかなか財布に優しく、お客様思いな餃子たち。

中ぶりなボディですが、底にあたる焼き目部分がかりっと香ばしく、

肉餡がみっしりで下味もしっかり。何もつけずにいただいても不足のない味わいです。

担々麵(小)@350

味のお試し的にちょっぴり食べてみたい、また、ご飯ものが良いけれど麵も捨てがたい!

小サイズはそうした要望をもれなくカバー。

具材は肉そぼろ、刻みネギ、青菜。

スープは二層構造ですが、芝麻醤が薄く、しゃぱしゃぱな喉ごしで

うっすらと発酵系の酸味を感じました。

ちなみにレギュラーサイズの担々麵は750円。

ゴマゴマぽってり系の担々麵は私には重く感じられてしまうのですが、

さすがこれでは味気ない。

サイズが変わればゴマの量も増えるのでは、と期待です。

敦煌マーボー豆腐(重慶風)@800

今週のお得な定食①~⑤まではご飯、点心、スープ、デザート付きという紹介ですが、

点心は冷奴に様変わり。角盆にセットメンバーを配してのサーブです。

緩くとろみのある塩味スープの具材は、溶きたまご、豆腐、エノキなど。

居並ぶ豆腐に目を丸くしましたが、健康や美容にも良いとされる「大豆」ですから

歓迎すべきなのでしょう。

マーボー豆腐に使われた豆腐は滑らかな舌触りの絹タイプで、豆鼓のコクに

花椒の痺れるような辛さが相まり白飯とは最高の相性。

また、重慶そのものの味というより、辛さと旨みのバランスに富む

ランチに嬉しい重慶風なので、美味しくきっちり完食できました。

敦煌(トンコウ)    
神奈川県横浜市中区末広町2-4-8 第三平安ビル 1F
TEL      045-253-1361
営業時間/11:00~24:00(L.O.)
定休日   無休     -店舗情報「食べログ」より-

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東京酒樓 (トウキョウシュロウ) 五反田

2018-07-25 | 中国料理(四川料理)湖南・雲南

中国川揚料理「東京酒樓」 (トウキョウシュロウ)

最寄駅は五反田。目黒川に架かる大崎橋近くの川沿いを目黒方面に進行したビルの2階。

某日のランチに訪問。表にはランチメニューとともに店主から店の紹介が掲示されています。

それによると、四川麻婆豆腐や担担麵には自信がありお客様の高い定評を得ている様子。

さらに視線を移すと、ガラス扉には日替りセットの内容が。

嬉しいことに、店の二枚看板ともいえる麵飯がこの日のセットとのこと。

これは、食べてみなければ!

階段を上り入店すると、深い青を基調とした店内はひと昔前の高級中華料理店っぽさが

感じられ、客席は円卓(4)と角テーブル(3)でレイアウト。

ピークタイムを外してお邪魔しているため、先客もまばらで、さほど狭さを

感じませんでしたが、混雑時には別の印象を持つかも――。

しかし、こうした空間、嫌いではありません。

長く住み続けた家のような安心感を得られ、小狭さも妙に居心地が

良かったりするものなのです。

店主と思われる年配男性の指示で空いているターンテーブル付きの円卓へと向かいました。

テーブルクロス:有り(布、ペーパーの2枚重ね)
卓上調味料:有り(醤油、酢、辣油)
その他:爪楊枝、紙ナプキン、取り皿、箸
着座後:ランチメニュー、茶

オーダーはもちろん、日替りセットです。

日替りセット(タンタン麺+半四川マーボー丼)@980

後から知ったのですが、HPによると「陳麻家」をプロデュースしたのが当店。

豆腐は木綿タイプで、挽肉は焼きつけず、豆鼓は適量で、トッピングの刻みネギに

仕上げの粉山椒をふり、緩くとろみを付けた麻婆豆腐は、ピリッとしたしょっぱ辛さの中に

甘さが共存し白飯を進めさせる味わい。ほぼ同店と変わらぬ印象です。

タンタン麺は中央に青菜を配し、ほか具材は肉そぼろ、刻みネギ。

スープは美しい二層構造で酸味はなし。

麺の質がもう少し良いとなお嬉しいのですが、後半に塩辛さが感じられる点も含め、

ざっくりとした分け方ですが、

ゴマの濃厚な部分とラーの効いた部分でコクと辛味のさらりとした二重奏を奏でる

登龍」さんの四川皇麺と味の傾向的には似ている気がします。

現在は四川料理をベースに幅広いジャンルの料理を提供しているとのこと。

目黒川沿いで店を構えたのは1992年。

それでももう26年になるのだから、付近では老舗格のお店です。

今回の利用、決して悪くはないのですが、当店のみが持つ抜きんでた

“味”の魅力を感じられなかったのは、少し期待を膨らませすぎたからかもしれません。

夜に訪問できる機会があれば、グランドメニューから選び、その真価を体感したいと思います。

東京酒樓 (トウキョウシュロウ)
東京都品川区西五反田1-4-8 秀和五反田駅前レジデンス2F
TEL     03-3493-1181
営業時間/ランチ 11:30~14:00 ディナー 月~金 17:00~22:00(L.O.)
          土・日 17:00~21:00(L.O.)
定休日    年末年始    -店舗情報「食べログ」より-

 

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香辣里 (シャンラーリー) 三軒茶屋

2018-07-19 | 中国料理(四川料理)湖南・雲南

湖南菜「香辣里」(シャンラーリー)

最寄駅は三軒茶屋。2018年6月3日、茶沢通りにオープンした「GEMS三軒茶屋」

7階に出店した神田「味坊」さん系列の新店で、2018年2月15日にオープンした

御徒町の「老酒舗」さんに次ぐ5店舗目。

順番で考えると「老酒舗」さんに先にお邪魔したかったのだけれど、心理的に距離の

近い当店へ予約のうえ初訪問。

 

エレベーターを降りるとそこはもう店内。

すっきりシンプルにまとめたモダンな空間は、三軒茶屋という場所柄でしょうか、

スタイリッシュな雰囲気です。

フロアスタッフさんに予約名を告げると、今回、指示を受けられたのは2名用に

レイアウトした片側ソファテーブル席でした。

テーブル・セッティング:取り皿、箸、使い捨て紙おしぼり
テーブルクロス:なし
卓上調味料:なし
その他:メニュー

アルコールも涼しげでお洒落感満載。お隣に座られた女子たちが選んでいたけれど

角盆にセットされたバーボン割りやハイボールなどは茶芸館で供されるような仕様で

視覚的にも女子ウケ効果は絶大。

私も興味津々でしたが、そこはのん兵衛の性、乙女心と決別し乾杯用に生ビールを注文。

またワインは神田の「味坊」同様、自分で冷蔵庫から取り出すスタイルで、

瓶に値段が書かれていないものは2,500円とのこと。

なお、料理はグランドメニューからアラカルトでチョイスしました。

炒腊肉(燻製豚三枚肉と葱の炒めもの)@1,000

自家製の腊肉をネギと唐辛子で炒めたもの。

薫香が食欲を焚き付け、旨味のある塩気が食を増進させる、ワインとの相性にも優れた1品。

品の良さにも長け、スモーキーさと噛みしめるたびに溢れでる脂の旨味に

陶酔してしまうのでありました。

(レンタロー) 腊肉は調味料使いもでけるだ。

一気食いしねえで、味のアクセント足しに少し残しておくだ。

金湯牛杂(牛ハチノスの金湯スープレモングラス風味)@1,500

牛ハチノスの金湯スープはたっぷりのエノキダケが同居。

鶏出汁をベースにかぼちゃを入れて煮込んでいるため口当たりはさらっとして

微かにほっくり。また、青唐辛子も使っていますが、かぼちゃのほんのりと

した甘みに押され気味で爽快感のある辛さは控えめです。

個人的にはもっとシャープなレモングラス風味をイメージしていましたが

香り付けの木姜子オイルでうっすら淡い仕上がりです。

香辣里臭豆腐(名物発酵豆腐)@700

自家製の発酵液に漬け込み揚げた臭豆腐は、台湾屋台で出会う破壊力のある臭気とは

趣が異なり、外側がカリッと中はしっとり絹ごしタイプの豆腐で、独特の臭みは微か。

また臭みはこの外側にとどまっているため、発酵臭のある厚揚げ焼きを食べている

ような感じで、そのままでも抵抗なく食べやすい味わいです。

好みですが、添えられた酸っぱ辛い辣醤につけると、さっぱりといただけます。

酸豆角米粉(いんげんの漬物の太ビーフン)@800

あっさり豚骨スープをベースにと紹介されていましたが、想像以上に淡泊な味わいで

トッピングされた漬け物の酸味と豚肉の旨味を味方に、

つるもち食感の純白太ビーフンをナチュラルに楽しみます。

さて、ここで残しておいた腊肉が活躍する味変場面。

ONすることで薫香をまとわせ旨みもプラス!

塩気が味にメリハリをつけ、よりリッチな味わいになりました。

(ノブロー) うんめ~♬

会計は、ボトルワイン@2,500×2を含め1人当たり5,500円(百円未満四捨五入)

神田や御徒町とはひと味違うスタイリッシュな装いで、発酵・燻製・ハーブを

テーマに織り成す湖南菜。味はもとより、お洒落でカジュアルに利用できますから

デートや女子会に良さそうであります。

香辣里 (シャンラーリー)
東京都世田谷区太子堂4-23-11 GEMS三軒茶屋 7F
TEL     03-6450-8791
営業時間/月~木17:00~24:00 金17:00~翌4:00
       土11:00~翌4:00 日11:00~24:00
定休日    無休    -店舗情報「食べログ」より-

 

 

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川菜苑(センサイエン) 大崎広小路

2018-06-19 | 中国料理(四川料理)湖南・雲南

正宗四川料理「川菜苑

最寄駅は大崎広小路。

都道317号線から1本裏に入るため、ちょっと目立ちにくい立地。

しかし、店の前に到着すると、再開発が進む大崎・五反田エリアにあって、

流れに取り残されたような独自の趣を持つ外観に期待値も上昇です。

「正宗」を謳うに相応しく、赤い椅子カバーが一際目立つ店内ですが、傍らには

TVが設置され、かしこまらずに利用できる庶民的な空気感を漂わせています。

予約なしで訪れていますが、テーブル席のみでレイアウトされた客席に先客は1組。

席を選ばせてもらえたので贅沢に丸テーブル席へ着座しました。

テーブル・セッティング:なし
テーブルクロス:有り
卓上調味料:有り(辣油、さんしょうの粉、コシュー)
その他:爪楊枝、紙ナプキン、箸(箸立て内)
着座後:メニュー、タオルおしぼり(直置き)、小皿

料理はグランドメニューからアラカルトチョイスですが

先んじて登場したのはお通しの揚げ塩ピーナッツです。

水煮牛肉(牛肉の四川風煮込み)@1,380

ふわふわの牛肉と同居するのはキャベツ、モヤシ、キクラゲ、ネギというメンバー。

表面にチラチラと点在するのは、ジャリっと系の唐辛子のよう。

まず油がガチな四川ではありませんし、香りと辛さに突き抜けた感はないのですが、

なかなかに憎めずチャーミングな味わい。四川と日本の調和を感じさせる油で

馴染みやすい“おかず味の水煮”とでも言いましょうか、キャベツなどもかさ増し的に

とらえきれず、白飯との相性の良さを想像できるのです。

辛味の調整は卓上の食べる辣油的なものとさんしょうの粉を使い、

各自のお手元カスタマイズで。

青椒茄子(ピーマンとナスの和え)@880

くたくたになりすぎず、程よい歯触りを残したピーマンはそのものの風味が活かされ、

細かくカットしたピーマンと青唐辛子とのマッチング力も高く、また、タレに酸味を

効かているため、あっさりといただけピリっと微かな辛さが後追いしてきます。

地味な風体ですが、見た目以上の美味しさに感謝!

そして、欲を言えばもっと青唐辛子が多いほうが嬉しいなあ。

担担面(担々麵)ハーフ@580

具材は肉そぼろ、青菜、モヤシ、ネギ。

ベースの味はマイルドなのでお手もと山椒で微調整。

味に嫌味がないのできっちり完食。ハーフサイズだから酒の〆にも丁度良しです。

会計は、瓶ビールのほか、カメ出し紹興酒@1,200、紹興酒3年(三国演義)@1,800を

含め1人当たり4,000円(千円未満四捨五入)

主観ですが、当店本物の四川料理を出せるのに、「正宗川味」をわかっていながらも

態とエッジを丸め、日本人向けに緩くした感じがします。

これは立地的なことや利用するお客様の層を広く考えた経営上のことも関係している

のだろうと思えます。シャープな川菜を求めたいときは、ある程度の人数を集め

“宴会”という形で料理を相談させてもらったほうが、本来持つ力を引き出すことができ

その真価を体感できるのではないでしょうか。

川菜苑
東京都品川区西五反田8-5-1
TEL     03-6420-0921
営業時間/11:00~15:00 17:00~23:00
定休日    無休    -店舗情報「食べログ」より-

 

 

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ファイヤーホール4000  五反田

2018-06-12 | 中国料理(四川料理)湖南・雲南

ファイヤーホール4000再訪

ランチタイム、お一人様はテーブル席へ相席仕様でのご案内。

「注文が決まりましたらお呼びください」

各卓に置かれたランチメニューにざっと目を通し、お目当ての冷やし汁あり担々麵を注文。

冷やし汁あり担々麵@1,000(税込)

角盆でレンゲをセットしてサーブ。

オレンジがかった色味のスープに辣油が浮かび、その中央には肉そぼろと刻みネギが

小山を成すビジュアル。付近に勤めるサラリーマン層の利用が多い昼どき、

“冷やし”は、ドレスアップこそしていませんが期待に応えてくれそうな予感が――。

クラッシュナッツに香ばしさを添えるのは油葱酥かしら?

食感にアクセントを効かせ、味の奥行きを深めたスープは仄かな酸味が爽やかで、

さらっとゴマクリーミーマイルド。このタイプ好みだわあ。

当店のはカジュアル路線ですが、私の中では以前「彩龍」さんでいただいた

エレガントな冷製担々麵を思い出させる味の側面があるのです。

氷水でしめた冷たくコシのある麺をすすりあげ、ラストは底に沈んだ肉そぼろを

レンゲで徹底的に救出し完飲。

夏季限定の冷やし汁あり担々麵、食欲の落ちるこれからの時期にもオススメです。

ファイヤーホール4000
東京都品川区東五反田1-25-19
TEL     03-6450-3384
営業時間/11:30~14:45(14:15LO)17:30~22:30(21:30LO)
定休日    月曜日    -店舗情報「食べログ」より-

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ファイヤーホール4000  五反田

2018-05-30 | 中国料理(四川料理)湖南・雲南

ファイヤーホール4000

場所は五反田駅東口から都道317号線を御殿山方面に進行した道沿い。

当店は四川料理でその名を広く知られる料理人、菰田欣也氏のこだわりが詰まった

四川火鍋店。見当が付くように、店名に掲げられる“4000”は「四川」を意味している

のでしょう。夜に一度トライしたことがあるのですが、満席で入店が叶わず。

予約は必須の人気ぶりで、日を改めて週末の利用で電話をしたところ、

2時間制という案内でした。

リザーブされていたのは入り口に近い4人掛けのテーブル席。

テーブル・セッティング:箸、取り碗(2)、小皿
テーブルクロス:なし
卓上調味料:なし
その他:カセットコンロ、卓上鍋小物一式(お玉、あく取り、だしいれ等)メニュー、箸箱、爪楊枝、ティッシュ、使い捨て紙おしぼりなど

火鍋が食べられるのはコースのみ。

数種のコースから最もリーズナブルなベーシックコース@3,500×2を選択。

なお、火鍋は陰陽マーク型の仕切り鍋で2種のスープを楽しめる鴛鴦スタイル。

ベーシックでは麻辣豆板醤スープと白湯が基本なのですが、割増料金(1人前500円)で

白湯を肉骨茶(バクテー)スープに変えることができるのだそう。

お店の方の話では、ベーシック以外の上のお値段のコースは、みな肉骨茶で

鴛鴦火鍋がセット。多くのお客様に好評を得ている自慢のスープなのだとか。

そう聞くと、ひねくれ者の私もさすがに好奇心を揺さぶられます。

さっそく肉骨茶(バクテー)スープ+@500×2に変更し

ドリンクは120分飲み放題@2,000×2でお願いしました。

デフォルトでセットされている麻辣豆板醤スープは四川唐辛子(朝天辣椒)や

山椒が効き、油は控えめなので味に重たさがありません。

現地の味を咀嚼したうえでの品良くキリッとした辛さですが、この辛さの追加も

割増料金で対応してくれるそうです。

本日のお通しはよだれ鶏

香菜、トマト、キュウリ、クラッシュナッツ。

口に含むと、ほんのりとした甘さが先行し、辛さが追撃してくるタイプ。

濃厚な甘っ辛さのパンチに続き

火鍋具材の登場。彩り豊かな季節野菜盛り合わせは、根菜類を先に投入するよう

サジェスチョンを受けられました。

肉類は群馬県産“プレミアム加藤ポーク”冷凍ものではないフレッシュな生のものを使用。

(レンタロー)右手側がもも肉、左手側が肩肉。内臓はタン元、レバ、ハツだよ。

臭みとは無縁!鮮度良くブランド豚そのものの上質な肉の旨みと自然な甘みが生き、

こだわり抜いた感あり。

割増でお願いした肉骨茶(バクテー)スープが注ぎ込まれ、火鍋のスタート!

ベースに和出汁と生薬をブレンドしたという肉骨茶(バクテー)スープには

はじめから、大根、豚バラ、ニンニク、クコの実、棗などが入って具だくさんです。

豚バラの脂も嫌味のない甘さで、きっちり仕事をした棗も旨味スープを吸い込み

とろっほろで激うま。大根もいいなあ。

主観ですが、肉骨茶(バクテー)スープには根菜類が合うみたい。

シンガポールと和が合体した、香り高く滋味深いスープはオススメだけあって、

必食の価値あり。肉骨茶(バクテー)スープは食べて良し、飲んで良し!

のご機嫌な旨さで、余韻を残す後味も綺麗であります。

干し豆腐、板はるさめ(さつまいも)、干し湯葉

お好みですが、私は干し豆腐→肉骨茶(バクテー)スープ

干し湯葉→半々、板はるさめ→麻辣豆板醤スープで。

肉団子

鍋へ上手く投入できるか心配なほどに柔らかくデリケートな肉団子。 

火が通るまで5分ぐらいかかるそうです。

頃合いをみていただくと、クミンとクワイ入っていてふわっふわ。

エスニック風味で煮込んでも固くなりすぎない魅惑的な食感であります。

店員さんも接客に追われ大忙しだったため、飲み放題はボトルで対応してもらえました。

のん兵衛ですから、このほうが有り難いわ。感謝。

自家製〆麺

途中で肉を追加するつもりでしたが、意外にもお腹がいっぱいになってしまい、

柔らかい〆の麺に突入。これは、どちらのスープにも合うように思いました。

杏仁豆腐、芝麻球

うっすらとした黄色(バニラ色)の杏仁豆腐にシロップがかかり、トッピングはクコの実。

つるんっとした舌触りでバニラ風味がコクとなって広がり、飲める杏仁豆腐です。

白ゴマが香ばしい芝麻球はこしあん入り。

厳選された食材の味を受け止め、日本人の口にも合うように配合した独創性のある

スープとともに味わう四川火鍋。

特に肉骨茶湯の繊細で精妙な味わいには感服いたしました。

ファイヤーホール4000
東京都品川区東五反田1-25-19
TEL     03-6450-3384
営業時間/11:30~14:45(14:15LO)17:30~22:30(21:30LO)
定休日    月曜日    -店舗情報「食べログ」より-

 

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