みにの夢色探索

本日も中華日和☆美味しい中国料理が食べたいな♪
たまに書く中華グルメと競馬予想、日常の備忘録。

香港旅行2013 №24  花園酒家(Garden Restaurant) 油麻地

2013-11-30 | 旅行・香港

広東料理・海鮮・火鍋の「花園酒家」(Garden Restaurant) 

場所は、油麻地、彌敦道(ネイザンロード)沿い。

彌敦道は滞在中、何度も通っています。

お店のビルには目立つ「任飲任食火鍋」の看板が掲げられていて

正直不安だったんですよね。※任飲任食・・・飲み放題・食べ放題

日本でも、飲み放題・食べ放題のお店って、味がいまひとつということが多いので

そのあたりは、どうなんだろう。不安は拭えない。

でも、利用は朝。點心なので、と自分に言い聞かせるように向かってみました。

入店すると、だだっ広い店内はカーペット敷き、椅子はカバー掛け。

あちこちにTVも設置され、円卓主流。庶民臭を放つ披露宴会場のよう。

テーブル・セッティングは、箸(直置き)、皿、茶杯、小椀、レンゲなど。

着座後に、急須(茶入り)、湯、洗杯用の器。テーブルクロスは1枚。

卓上には、メニューとオーダーシートあり。

午前10時前までは、小點@10.8HK$、中點@14.8HK$、大點@17.8HK$、特點@20.8HK$

リーズナブルだ。 そのためか、利用のお客さまを拝見していると

周りはほとんど地元のおじちゃん、おばちゃん。けっこう賑わっている。

頂級蝦餃皇(特點)

記入したオーダーシートを店員さんに渡し、待つことしばらく。

半透明な皮に包まれた蝦餃が到着。エビも大きくてプリプリ!

花園燒賣皇(大點)

卵黄入りの黄色い皮に包まれ、がっしりとした肉餡の上にはエビと蟹の卵。

香港のスタンダードな焼売ってこのスタイルなのかしら?

肉々しくて美味しい。もう、日本で焼売食べたくなくなっちゃいます。

蒜茸蒸鮮魷(大點)

新鮮なイカのガーリック蒸し。

豉汁蒸排骨(大點)

スペアリブの豆豉蒸し。

蒜茸蒸鮮魷、豉汁蒸排骨の味付けは、薄い色味からもわかるように

醤油を抑えています。

厚揚げのような柔らかい豆腐入り。タレをしっかり吸い込みます。

梅菜肉餅飯HK$12.8

お隣に座られたおじさんの卓上を見ると、新聞を広げながら、盅仔飯を

召し上がられている。 美味しそう。

あれはどこに?ピンク色のシートにはないね。

卓上にあったもう1種類のグリーン色のオーダーシートに盅仔飯はあった(数種)。

さっそく真似てみよう。

おじさんは、鳳爪排骨飯を召し上がられていたけれど、チョイスは梅菜肉餅飯。

盅仔飯、つまり、蒸しご飯ですね。

梅菜の入った粗挽肉の蒸しハンバーグは、食感もワイルド。

目前で点心を運んできたおばちゃんが、甘辛いタレをかけてくれた。

上質な米とは言い難いのですが、それが不思議と気にならない。

いい感じに現地を感じさせてくれる素朴な味わい。

卓上に揃った点心がおかずにもなるし、頼んで正解。バクバク完食。

さて、こちらが当店の「任飲任食火鍋」のメニュー。

火鍋は2階でいただけるよう。時間制になっています。

飲茶でも「陸羽茶室」さんとは、またひと味違う、大衆寄りの点心でしたが、

味は悪くありません。

地元の方々が安心して日常的に召し上がられているものに触れ合えた感じで

心もお腹も満足。香港経験値の少ない私たちにとっては面白みがありました。

Hand01 埋單は、約1人当たりHK$55 

レジにてお支払い。これなら普段使いできるお値段だ。

今回の(私の)香港グルメ満足度数は、★★★☆(3.4)

Okini02 《本日のお気に入り》 ・梅菜肉餅飯

 

花園酒家  Garden Restaurant
油麻地彌敦道469號
TEL 852-2626-9908
営業時間  06:00~02:30
無休

Garden Restaurant 花園酒家広東料理 / 油麻地 ヤウマテイ)

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香港旅行2013 №23 トラムに乗ってハッピーバレー競馬場へ行こう! 跑馬地 

2013-11-29 | 旅行・香港

眠らぬ街、香港の夜は長い。

ハッピーバレー競馬場は主に、水曜の夜に開催されるとのこと。

滞在中に確認をとった私達は、もちろん行動計画に入れていました。

食事のあとは、「跑馬地」行きのトラムに乗って終点まで。

さあ、ハッピーバレー競馬場へ行こう!

トラムですが、曲がるときが私には不安。

カックンカックンしているような・・・(汗)

それでも香港トラム号コーナー曲がりました( ̄▽ ̄)♪←すっかり競馬モード。

無事到着。最終の8レースは10:50。

なんと夜の11時近くまでレースがやっているのだ。

すごいよね。 東京シティ競馬、大井競馬場だとせいぜい夜9時頃まで。

以前大井には何回か訪れたことがありますが、駅を降りて競馬場に近づくにつれ

馬の臭いがすごいのだけれど、ここは臭わないわ。

一般正面入り口より。入場料はHK$10。オクトパスカードが使用可です。

けっこう西洋人が多いです。

もちろん東洋人もいますが、西洋人の社交場?と思うほど。

馬場前のスタンド広場にはビールが販売されていて、人でごっだがえしています。

しかし、それより目を見張るのはその向こうにそびえたつ高層ビル群。圧巻です。

スタンド内には有料席も設けられていますが、今回は雰囲気が味わえればOKと

いうことで広場付近で済ませます。

スタンド内部に入り、マークシートをゲット。

時間がないので、さっそく私も記念の馬券を購入。最低額はHK$10から(≧∇≦)

抜けているところがあれば、窓口のおばちゃんが抜けてるよと、

教えてくれるから大丈夫。

きっちりレースをなさりたい方は案内所で日本語の馬券購入ハンドブックを

探してみてくださいね。

私は単勝を買うつもりだったのだけれど、位置PLACEにマークが入って

いるので、これ複勝のよう。 (Winが単勝です)

ともかく第6レース、馬番3を買ったよ。お誕生日馬券です。

レーシングプログラムで見たところ「心中有程」号、

ちなみに寝太郎さんのお誕生日馬券5は、「超勝多」号。

名前はネタさん買いの馬の方がいいわね。

馬券を手に再び、広場へ。

なんかワクワクしません?この灯り。スタンドは地上7階建てになるそうです。

ドレスコードのあるメンバー会員エリアは別でしょうが、一般席あたりは

英国貴族の社交場というイメージではなく、どこぞのクラブのような賑わい。

服装だってカジュアルです。

生ビールを買って発走を待つことにしました。KIRIN HK$45×2

芝叩き隊登場。香港にもいるんだ。

当競馬場は芝コースのみ。一周1400mの右回りです。

〔Race6 芝1650米〕 9:45出走。

肝心の競走馬の写真はこのザマで。・゜゜・(≧д≦)・゜゜・。

お約束どおり競馬も負けた・・・。

「心中有程」号と心中。最初からオチがみえていたような(~д~*)

ともかく、お馬さん遅くまでお疲れさまでした。

帰り際、ショップでお土産も購入。

ハッピーバレー競馬場の雰囲気も味わえたので混まないうちに引きあげよう。

残念だなあ。当てて競馬場近くの海鮮飯店にでも繰り出したかったのに。

敗者は財布の紐をしめて、タクシーを横目にトラムで宿に戻ります。

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香港旅行2013 №22  利苑酒家(Lei Garden Restaurant) 灣仔

2013-11-28 | 旅行・香港

広東料理「利苑酒家」(Lei Garden Restaurant)

HPによると創業1973年の老舗であり、香港、マカオ、中国、東南アジアに支店を

もつというレストラングループ。

その複数の店舗がミシュランの星をもつということだからすごい。(2013年1つ星)

お邪魔したのは、1つ星の灣仔支店。場所は、軒尼詩道(Hennessy Road)沿い。 

レセプションで予約の旨を伝えご案内いただけたのは店内、右手奥の丸テーブル席。

フロアの一角には水槽があって、大小さまざまな魚が泳いでいます。

すっきりと見通しの良い店内。

当店は、自帶酒水OK(HK$150)。今回は持ち込みに初チャレンジ。

入店時に申し出て、購入してきたワインをスタッフの方にお渡しすると、

ワインクーラーで冷やしてくれ、お店の方で管理してくださいました。

テーブル・セッティングは、位置皿、ナプキン、箸置き(2)、箸(縦置き)(2)、

ソーサー付き茶杯、小椀、レンゲ、グラス、爪楊枝。テーブルクロスは2枚掛け。

ナプキンは、はじめ飾り折りで置かれていたのですが、着座と同時に給仕さんが

折り畳む形で再び皿にセット。

持込の酒だけで済ますのは気がひける。青島ビールを注文(HK$30×2)

メニューには、日本語も併記。

紫薑糖皮蛋(ピータンと生薑漬け)HK$11×2

オーダーは2人分から。砂糖付き。

臭みなくねっとりクリーミー。

日本だと生姜はお寿司屋さんのガリみたいですが、当店のものは厚みがありました。

味が良かったので、もう一皿お替わりしたかったところです。

冰焼三層肉(豚ロースト)HK$108

“寝太郎メモ”より試してみたかった一品。

マスタードも別皿で提供。冰焼三層肉自体はポーションが少ない。

皮の部分はしっかりかりっと。頬張るとサクサクと言う食感に続き肉の旨味が広がる。

脂がとても軽く、品の良い仕上がりですから、各人の好みによっては物足りなさを

感じるかもしれません。

(ララ・メイ) きゃっ♪お肉が三層になってるのが確認できるのね。綺麗。

(レンタロー) なあ、ノブ。スタッフの姉ちゃんがオラたち見てニコニコ笑ってるで。なでだ?

(ノブロー) ぬいが飯食うてるからだべ(涙)

ほか、“寝太郎メモ”から必食したいものは、蒸しスープ。

当店は薬膳をベースとしたスープに定評があるのだとか。

例湯(本日のスープ)は、フロアに設置された土鍋からサーブのようでしたが

私達はグランドメニューよりチョイス。

杞子紅棗燉響螺(バイの究極丸蒸しスープ)HK$298(2persons)

この旅で無事、最後まで食べきることができるよう「胃臓と脾臓の強化」に着目。

目前で取り分けてくださいます。(2杯ずつ)

口をつけると上質な上湯と海鮮のダシがバランスよく、複合的なうまみが

深い奥行きとなって、一口目からじっくり旨い。

このとき、ふと最近、蒸しスープに力を入れていらっしゃるという六本木の

香宮」さんが頭をよぎった。

うん、当店の蒸しスープ。美味しいわCrown04

これは別腹でスルスルどんどん飲めてしまうわね。

芥蘭(ガイラン)HK$88

メニューにはなかったのですが、ここ数日野菜が足りていないとリクエスト。

芥蘭は香港ではポピュラーな野菜。調理法はシンプルにジンジャー炒め。

お値段をお聞きするとHK$88

シャキッとした食感の中に芥蘭のほろ苦さも口に広がった。

水槽の魚も気になるところ。

香港で1回は清蒸を食べてみよう。

私達の席を担当してくださるお姉さんにその旨を伝えると、調理場に聞きに

向かわれた。戻ってこられると、計り売りになるとのことで、

水槽から魚網ですくった魚もみせてくれた。

(2名なので適当な大きさのものを捕まえるようだ)。

清蒸 老虎斑(アカマダラハタ)HK$770

HK$770というお値段、ミシュラン価格?

高いか妥当かは、わかりませんが、おそらく今日を逃しては食べれるチャンスなし。

なので、私達としては従うまでです。

白髪ネギ乗せ、あれ?香菜はどうした。忘れちゃったかな??

(ノブロー) 店の担当の姉さんが、手貸してくれて解体だな。

オラ、エラんとことほっぺたんとこの身が好きだよ。

蒸し加減は上々。ただ身のしまり方が微妙。

どうしてかな、長い水槽生活でくたびれちゃったのかしら?

それとも老虎斑はこんな感じ?

口に入れると柔らかく、やや水っぽく感じました。

タレの味は、スタンダート。 不足はありませんが

個人的には五十嵐シェフのフレッシュなタレのほうが好み。神はやはり凄い人だ。

(ノブロー) 白飯もらっただ。もちろん、米粒は細長え。HK$11だで。

食後のお茶はジャスミン茶とのこと。日本人仕様かな。

香港利苑さんが発祥という楊枝甘露については、このところ連続して

いただいているのでパス。

ですが、帰国した今となっては、いただいておけば良かった、という思いも?

入口ではお土産も販売されているよう。

当店、洗手間は店をいったん出てビルの共同。ちょっと落ち着かないかな。

Hand01 埋單は、 茶費HK$26と10%の服務費がかかり約1人当たりHK$780

聞くところによると、当店は飲茶の評判も良いらしい。備忘録まで。

今回の香港グルメ満足度数は、★★★☆(3.8)

Okini02 《本日のお気に入り》 ・杞子紅棗燉響螺

 

利苑酒家  Lei Garden Restaurant
灣仔軒尼詩道338號北海中心1樓
TEL 852-2892-0333
営業時間 月~土11:30~15:00;18:00~23:30
         日11:00~15:00;18:00~23:30

Lei Garden Restaurant 利苑酒家広東料理 / 銅鑼湾 コーズウェイベイ)

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香港旅行2013 №21  中環でお土産などを

2013-11-27 | 旅行・香港

香港旅紀行、日程的にはちょうど、半分ぐらいを終えたところ。

管理人も少々バテ気味なので本日は「龍景軒」さんでお昼をとったあとの

行動について軽く。

この時間帯は中環エリアでのお土産物購入タイムに当てました。

龍景軒XO醤。普通のタイプのものと特製があり、こちらはお値段のよい方。

実は食事の最中購入を決めていたのですが、年のせいか物忘れが・・・(汗)

フォーシーズンズホテルを出た後、気がついて大慌てで購入にもどりました。

(Mr.J)「どうされましたか?」

私達が戻ってきたので、心配するMr.Jさん。お土産にXO醤が欲しいということを

伝えると、担当されているスタッフさんを呼んできてくれたのです。

彼には、最後の最後までお世話になり感謝。

さて、こちらのXO醤@240HK$になります。

夜上海」さんの特製のXO醤と比較すると、繊細さの度合いが違うように思います。

これをチビチビつまみながら、お酒を飲んだら最高!

プレゼントにも喜ばれると思います。スーツケースに大事に収納しましょう。

このエリアで買い求めたものは、ほかにジェニー・ベーカリーのクッキー。

素朴な味が魅力で香港土産の定番というので向かったのですが、

店舗は景品交換所みたいに素っ気ない造り。

カウンター内に女性が2人いらして注文数のクッキー缶を袋に入れて出すだけ。

ものすごい人気でどんどんお客さまがいらっしゃる。

拝見していると、このがさばり系のクッキーをみなさん大量買いだ。

一人10個までということなので私も負けじと10個購入。

荷物が重たいという寝太郎さんの悲鳴が聞こえてきそう。

仕方ないなあ( ̄▽ ̄) いったん宿にお土産を置きに帰ろうか。

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香港旅行2013 №20 龍景軒(Lung King Heen) 中環

2013-11-26 | 旅行・香港

広東料理「龍景軒」(Lung King Heen)

場所は、中環、香港四季酒店(フォーシーズンズホテル香港)内。

香港で唯一ミシュラン3つ星に輝く当店のお料理は、斬新かつ精妙。

「香港で最高のヌーベル・シノワ」と称されているそうです。

当店の予約は、訪港前に済ませています。

ディナー訪問となると、相応の予算が必要でしょうから今回はランチで。

当店はドレスコード有、男性はジャケット着用とのこと。(スマートカジュアル)

エレベーターを降りたところで、上着を着用し身支度をする連れ(寝太郎さん)。

準備が整ったところで、緊張しながら、店内への第一歩。

レセプションで予約の旨を伝えご案内いただけたのは、店内中ほどの4人掛け

角テーブル席。窓際のお席は丸テーブル主流。

すっきりとエレガントな内装で、

視界の先には、維多利亞港(ヴィクトリア港)を収めることができた。

この眺めが穏やかで実に心地よい。

テーブル・セッティングは、位置皿、ナプキン、カトラリーレスト、箸(縦置き)、

スプーン、ソーサー付きの茶杯、小椀、レンゲ、テーブルフラワー。

テーブルクロスは2枚掛け。

お店の方がスマートに椅子をひいてくださり着座。

タオル地のおしぼりはトレー置きでの提供です。

また、早い段階からハッカ爪楊枝も卓上にセット。

お目当ては、リッチな點心。

はじめに卓上にセットされたのは、優美な調味料三点セット。

豆板醤

今までに食したことがないような上品な味です。柔らかな甘みを感じました。

特製XO醤

ニンニク、干し貝柱など。具材の食感が個々に伝わるのですが、

混じりあったところで違和感がなく、旨味と甘みが絶妙に融合されているのです。

香港のスパイス使いの巧みさがうかがえる、複雑にして滋味深い。

こんな美味いXO醤は生まれてはじめていただいた Crown04

青唐辛子入りの醤油

上質な醤油にぴりっとスパイシーさをプラス。

調味料だけでも、当店が広東料理という枠だけに収まらないスケール感が感じられる。

この先の食事に期待大。

鮮蝦小籠包HK$60

同時に黒酢もセット。

龍太子蒸餃HK$45×2

(ノブロー) 小籠包も可愛らしいプレゼンだな♪

小籠包に優しく歯を入れてみる。

包み込まれている肉餡も肉汁も本当に上品。

街場のものとは一線を画するデリケートな味わいです。

“寝太郎メモ”より必食したい1品。

淡い色彩でまとめあげられた美しい龍太子蒸餃は1個でHK$45。

この焼売、値段も素晴らしいのですが、そもそも扱われている素材が違う。

力強い食感を残す上質な肉餡の上には帆立、そしてエビはロブスターを

使われているという。贅を尽くした美味しさの三段構造なのだ。

原雙鮑魚雞粒酥HK$56×2

“寝太郎メモ”より、これを食べずに日本に帰ることは許されない1品。

バターの風味が効いた少し甘めのパイの上には調理された鮑。

このビジュアルも威風堂々。艶っぽくて食べる宝石のよう。

パイ生地はサクふわっと軽い。

鮑の下からは細かくカットされた鶏肉もお目見えし、細かい仕事ぶりには

感嘆の声をあげてしまいます。

柔らかい鮑の食感に複合する餡のとろり感もたまりません。

以前、横浜中華街で、あわびの焼きパイとメニューに記されたものをいただき

失望させられたことがあります。

なるほど、これが本物の味。香港にて念願成就できました。

粉果は、皮に浮き粉のほかコーンスターチを加えて作る潮州風蒸し餃子。

モチモチした皮の質感が特長。

牛肝菌雜菌粉果HK$60

目にも艶やかな蒸し餃子。中の餡が透けて確認できます。

中にはシイタケ、タケノコ、ニンジンほか、さいの目にカットされた具材がみっしり。

もちろん味がついていますから、そのままでいただけます。

黄湯沙葛雞粒粉果HK$60

野菜の食感がシャキシャキと豊か。

この手の点心で、真っ先に思い出したのは、私も大好きな「センス」さん。

あちらも実に繊細な味わいで美味でしたが、当店のものは繊細かつパワフル。

ミシュラン3つ星の風格を感じさせてくれるものでした。

皇湯雞絲羹HK$290

食べ疲れも出てくる3日目。スープをチョイス。

目前にてお披露目のあと、取り分けてくださいます。

具材は、鶏肉のほかキクラゲ、ニンジン、ネギ、キノコ類。

どれも形を揃えるように細長くカット。

とろみをつけていますが、ボテボテ感はなく、後味もすっきりと綺麗。

丁寧な仕事があればこその味の奥行きです。

子叉燒酥皮餐包HK$60

外側は、さくっとしたパイ生地。

餡は、チャーシュー、松の実、タマネギ。

ほんのり甘くてお菓子感覚でつまめちゃいそうです。

香芒楊枝甘露

ゆっくりいただいていると、大した量でもありませんがお腹も満ちてきます。

(Mr.J) 「待って、デザートくるよ。日本でもメジャーなデザートね!」

そろそろ、会計というタイミングで提供されたのは、香芒楊枝甘露。

スタッフのお兄さんとの会話は英語になりますが、ともかく好青年。

笑顔も爽やかだ。

プティフール。

拝見しているとランチをご利用のほとんどの席にだされているよう。

写真には特別収めませんでしたが、ドリンクは、ハイネケンHK$85×3 のあと、

蜜蘭香HK$55 をいただいています。香りも良くて口もさっぱり。

卓上でティーウォーマーが活躍です。

(ノブロー) 茶も残ってるし、デザートごっちゃんになるべえ。

マンゴープリンにフレッシュなマンゴーの果肉、タピオカ、ポメロ(ザボン)。

口あたりも滑らかで美味しい。当然ながら、コンビニ楊枝甘露とは雲泥の違い。

けっこうボリュームもあるので驚きました。

クコの実の入ったゼリーとカボチャのクッキー。

お茶の注ぎ足しのタイミングほか、マスコットのパンダのぬいぐるみ(ノブ&レン)との

写真も「撮りましょう」とお声をかけてくださるし、サービスもきめ細やかだ。

名残惜しいのですが、

Hand01 埋單は、10%の服務費(サービス料)がかかり、約1人当たりHK$560

そのほか色々とMr.Jさんにはよくしていただいたのでチップをお渡ししようとすると

(Mr.J)「僕達はもう友達。友達からはチップはもらえないよ。」

なんとスマートなことだろう。

一定の距離感を保ちつつフレンドリー。価値ある3つ星、接客のレベルも高いのだ。

寝太郎さんのハートも鷲掴みにされたよう

国際都市香港、その最高のロケーションでいただく至極のヌーベルシノワ。

クオリティの高さには脱帽。ディナーで再訪したいものです。

当店のファンはおそらく多くいらっしゃることと思いますが、私もぜひに

おすすめしたいお店になりました。

今回の(私の)香港グルメ満足度数は、★★★★★ 特別 (*^・^)ノ

Okini02 《本日のお気に入り》 すべてですが、トップ2を選ぶとすると

・原雙鮑魚雞粒酥 ・龍太子蒸餃 になります。

 

龍景軒  Lung King Heen
中環金融街8號香港四季酒店4樓
TEL 852-3196-8880
営業時間  12:00~14:30; 18:00~22:30
無休

Lung King Heen広東料理 / 中環 セントラル)

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香港旅行2013 №19 園圃街雀鳥花園(Yuen Po Street Bird Garden) 太子

2013-11-25 | 旅行・香港

「花墟道」(Flower Market Rd.)を抜けると、その先には

「園圃街雀鳥花園」(Yuen Po Street Bird Garden)

当ガーデンは、1997年に造成された中国式庭園を主題にした公園。

香港では、小鳥の美しい鳴き声を鑑賞して競う愛鳥家が多く、

自慢の小鳥を鳥籠に入れその鳴き声を比べて楽しまれているのだとか。

なんと、のどかではありませんか。

ほら、向こうから鳥籠を提げたおじいさんが来ましたよ。もう十分満足されたのかな。

情報誌等によると、

『 公園があるエリアは、「雀仔街(バード・ストリート)」と呼ばれ、

昔から観賞用の小鳥やエサ、鳥かごなどを扱う商店が集まる場所 』だったそうです。

旺角周辺の再開発に伴い、新しく公園が造成され、当時あった70軒ほどの

観賞用の小さな小鳥屋は園内に移動し、現在も営業を続けられています。

値段は安いものから高いものまで、幅があるようですが、素人の私たちには

わかりません。お値段がいいと、ああ、きっといい声しているんだなあ。

って感じでみていましたが。 (そもそも鳥の種類もわからないわ)

園内には餌のおこぼれに与ろうと雀もチュンチュン集まってきます。

鳥籠も販売されてます。

日本の某中国料理店でも鳥籠を天井から提げられていますよね。

インテリアにもなる感じでお洒落なものもありましたよ。

何か土くさい臭いがするなあと近寄ったところ。 うわーーー、虫だ!!

私、苦手なので虫の写真は連れ(寝太郎さん)にお願いしました。

勇気ある寝太郎さんのレポによると、バッタは足をチョンチョンと切られ

飛び跳ねれない状態にされるのだとか。

小鳥が食べるときに逃げれないようにですよね。

でもこんな大きいのを本当に食べれるの?

うわ、こっちも餌です!ごめんなさい。

観光客は別として、地元の方とおぼしき方々はみな男性ばかり。

小鳥を愛で、さえずりを競わすというのは、男性の甲斐性になるのでしょう。

ここがまったりスペースのよう。

軒下には鳥籠を吊るせるようになっていて、その下に座り、鳥についての

情報交換が行われている様子も垣間見れました。

こちらの出口を出ると、旺角大球場(Mong Kong Studium)はすぐそこになります。

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香港旅行2013 №18 花墟道(Flower Market Rd.) 太子

2013-11-24 | 旅行・香港

油麻地を後にします。

今度の移動は、地下鉄MTR荃湾線にて。

№5でも少し記しましたが、

地下鉄MTRは便がよく、利用の時間帯にもよると思いますが3~4分間隔での運行。

電車の接近は電光掲示板での表示。

車両内に入ると椅子はステンレス製。

つり革が日本より少なく、通路の真ん中にはポールがたっています。

東京の地下鉄あたりだと混雑時は通路に、3列状で人が立ち並ぶところですが、

香港ではMTR以外にも交通網が発達しているのでそれほどの混雑はないのかしら?

つかまるところも少なく、すっきりとした造りで車両連結部分の扉もありません。

また、路線が短いためかすべて各駅停車。

なので、うっかり急行に乗ってしまって降りたい駅で降りれなかった!

というような問題は生じません。

乗り換えもシンプルなので、ストレスなし。

また、車内での携帯電話も自由。

そして、感心したのは、お年寄りや小さな子供さんが乗ってくると、皆さん率先して

席を譲られるのです。短い滞在中でMTRも限られた数しか乗っていませんが、

その間でも3回はそうした場面に出会いましたよ(*^-^)

次なる目的地「太子」(Prince Edward)駅へは4分ほどで到着。

まずは、太子道西に向かいます。

「洗衣街」(Sai Yee ST.)このあたりは、昔洗濯屋さんが並んでいたのでしょうね。

クリスマス用のデコレーションなどが販売されてます。

洗衣街を左折すると、「花墟道」(Flower Market Rd.)

ここは、切り花、観葉植物、造花、園芸用品を扱うお花屋さんが軒を

連ねる通りになります。

その規模は大きくはありませんが、歩道にも花が並んでいます。

ともかく、ブーケも値段が安いのにびっくり。

店内では、食虫植物を販売されているお店もあり。珍しい植物にも出会えそうです。

フラワー・マーケットは年中無休。

旧正月前には、お正月用の飾りなども売られ大勢の人達で賑わいを見せるのだとか。

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競馬の話 ジャパンカップG1

2013-11-24 | 競馬の話

11月24日(日)は、東京競馬場でジャパンカップG1が開催されるのです。

予想は・・・

 ◎ 13  ゴールドシップ
 ○   7  ジェンティルドンナ
 ▲  16 ヒットザターゲット
 △   3   アンコイルド、4 エイシンフラッシュ、6 アドマイヤラクティ、

3連単フォーメーション・3連複のBOXで!

...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。

結果は・・・ 

1着  ○   7  ジェンティルドンナ(単1人気)
2着      9  デニムアンドルビー(単7人気)
3着        5    トーセンジョーダン(単11人気)

配当は3連複63,800円、3連単224,580円でした。惨敗 (ノ_≦。)

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香港旅行2013 №17 港澳義順牛奶公司(Yee Shun Dairy Company) 油麻地

2013-11-24 | 旅行・香港

港澳義順牛奶公司」(Yee Shun Dairy Company)

マカオに本店をもつという牛乳プリンが有名なお店。

普段は、スイーツをあまり進んでいただかないのですが、特長のあるお味だということで

移動前の休憩を兼ねての立ち寄りになります。

いくつか支店があるようですが、利用は油麻地、彌敦道(ネイザンロード)沿いの店舗。

普通にこざっぱりとした店内。

入店後、私達に気がついたスタッフのおばちゃんが入口に近いテーブル席に

メニューを叩きつけるように置き、こう言った。

坐!」

え?なに、すっごいぶっきらぼう。「請」とかナシ?いきなり嫌われた??

置かれたのは日本語も併記されているメニュー。

気を取り直して評判の牛乳プリンいただいて帰ろう。

馳名雙皮燉奶(牛乳プリン)HK$27

連れ(寝太郎さん)チョイス。プリンの表面には、膜がはっています。

一口いただきましたが、口当たりが滑らかで素朴で昔懐かしい味わいです。

巧手薑汁鮮奶(ジンジャーミルク)HK$28

生姜の風味を効かせた牛乳プリン。

私は香港(中国)の味の輪郭がはっきりした生姜が好きなので、

こちらのほうが口に合いました。胃袋も温まる感じです。

しかし、あとから知ったのですが、プリンは温かいのと冷たいのが選べるそうですね。

説明もありませんし、聞かれもせず、置いていかれたのは生ぬるいプリンでした。

また、他のテーブルには茶を出されてましたが当方にはナシ。まあ、もういいわ。

通粉はマカロニのこと。朝食セット、ランチセットでもいただけるようだ。

洗手間も個人的にはいまひとつ。

他店舗はまた違うのかもしれませんが、当店舗へのリピはしません。

Hand01 埋單は、HK$55 もちろん、おつりもしっかり回収です。

 

港澳義順牛奶公司  Yee Shun Dairy Company
油麻地彌敦道513號地下
TEL 852-2332-2726

Yee Shun Dairy Company 港澳義順牛奶公司カフェ・喫茶(その他) / 油麻地 ヤウマテイ)

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香港旅行2013 №16  佐敦~油麻地(ヤウマーティ)昼の男人街

2013-11-23 | 旅行・香港

食後は、佐敦~油麻地(ヤウマーティ)にかけての街歩き。

『廟街』、通称男人街は九龍の佐敦エリアから油麻地にかけて

広範囲にかけてつながっているとのこと。

こちらは佐敦の『廟街』(男人街)  

ご覧のとおり、朝は屋台も撤収されて人通りも少なく寂しく感じます。

ちょっと道を入っていけば、そこは香港の活気あふれる街市(市場)

新填地街(Reclamation St.)の青空マーケット。

香港ってこうした市場があちこちにあるんだなあ。

売られているものは、乾物、果物、野菜などいろいろなのですが

日本ではちょっと見かけないものがあるので、立ち止まって見入ってしまいます。

なんだ!これ。宇宙からの生物か?!エイリアンを干しちゃった??

鶏の干し物のようだけど・・・。

あ、これならわかる。干し魚だね。

で、こちらは漢方ぽいものを販売されているのかな。

はじめ何のチップかと思って立ち止まったのですが

・・・・これ煎じて飲むのかしら(汗) 

露店の裏にはやっぱりお店が軒を連ねています。こちらではお魚を販売されているよう。

ちょっと水槽を覗かせていただきましたが、やはり見かけたことがない色彩の蟹が

いたりと興味深かったですよ。

新填地街の先には玉器市場(ジェード・マーケット)

気軽に買い求められるお土産ヒスイあるのかな?

と足を踏み込むと店員さんが半ば強引にブレスレットとかを私の手に

ぐるぐる巻きつけてくるので戸惑いました。

う~ん、ちょっと好みにあうものもなかったので退散。ごめんね。

あとからわかったのですがマーケットは2つの棟に分かれているそうです。

私がお邪魔したのは上記写真の平屋建て簡易建物。

中には、小さなお店がたくさん並んでいました。

次は、上海街(Shanghai St)から天后廟に立ち寄りました。

情報誌等によると

『 廟の前の土地に漁船に使われる纜(ともづな)と桐油を売る店が多く存在した

ことから、この周辺が油麻地と呼ばれるようになった、という説 もあり。

また、この廟を挟んで北側を「廟北 街」、南側が「廟南街」と名付けられ、

この二本の道が合わさったのが現在の廟街(テンプルストリート) 』  とのこと。

天后廟は、油麻地と佐敦の中間にある道教寺院。

内部は撮影禁止。

中央の祭壇には海の守護神「天后」(ティンハウ)、その他の祭壇には

土地の神様「福徳祠」がまつられているそうです。

私も中に入り、参拝者を拝見しているとお線香を買って捧げていらっしゃるし、

神前にひざまずいての作法などは横浜中華街の関帝廟と変わらぬように

見えたのですが、間違えていたら失礼なので、私達は少し離れた位置から

合掌だけさせていただきました。

入口には車椅子にのった○○のおじいさん。

廟前の公園は、地元の方々の憩いの場のよう。

ガジュマルの木々の下、ゆったりとした時間を過ごされていました。

公園向かいの「許留山」 そういえば・・・

Rousi2 (老師) みに小姐、「許留山」 有名なデザートチェーンね。

と言ってらしたっけ。

そして、この左手には姉妹ブログ「中華日和」にコメントをいただいた

whitegarageさんから教えてもらった1950年創業の茶餐廳「美都餐室」があったのです。

無念!事前に知っていれば行動予定に組み込みたかったわ。

このエリアの街歩きはそろそろ終わりをむかえます。天后廟の脇からは

油麻地の『廟街』(男人街)

もちろん昼間なので通りは閑散としています。

が、私の印象としては油麻地の男人街のほうが、ディープ色が強く感じられる。

なんとなく夜の光景をイメージするとですがね。

そこかしこにディープ香が残って、気配ムンムン!

また、このあたりは「煲仔飯」を食べさせてくれるお店がたくさんあるのだとか。

(昼間でも営業されているお店をみました)

またのチャンスにはぜひに夜訪問し、土鍋飯をかきこみたいものであります

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香港旅行2013 №15  彌敦粥麵家 Nathan Congee and Noodle 佐敦(ジョーダン)

2013-11-22 | 旅行・香港

創業1964年、老舗の粥麺店「彌敦粥麵家」(Nathan Congee and Noodle)

場所はMTR佐敦駅の西貢街。

当店の広東式の粥や麺類の味には定評あり。

観光バスも乗り付けてやってくるという超人気店になります。

『 お粥は31種類あり、いずれも1950~60年代からのラインナップ 』 とのこと。

“寝太郎メモ”を片手に入店。幸いまだ、団体様のバスは到着していないようだ。

小さな街の食堂然とした店内、それでも7割ほどの席はもう埋まっている。

もちろん、相席を前提に来店していましたが、私達に気づかれたスタッフの

お姉さんの案内で壁際の2人掛けテーブル席を利用。

卓上には、白胡椒、紅酢、爪楊枝、醤油、一番端はぴりっと辛めの豆板醤のような味噌、

メニューなど。 着座後には小皿、レンゲ、箸が手際よくセットされた。

やはり私達は日本人顔なのかな。日本語メニューが出されました。

目を通すと当店の看板粥でもあるアワビが前面に押し出されてます。

ずば抜けていいお値段。これって観光客メニュー?

連れ(寝太郎さん)が、「違うよ、これじゃない」 とエキサイトする。

どうやら日本語メニューには“寝太郎メモ”の料理が欠けている様子。

こりゃあタイヘンだ!!

半ベソ顔で、スタッフさんに手書きの同メモを見せたところ、

OKサインをいただけましたヽ(´▽`)/

油條HK$6 (会計から逆算した金額です)

スタッフさんのオススメで。量もたっぷり。

適当な大きさに千切ってお粥に沈め、ちょっと、くたっとしたところをハフハフ

しながらいただくのが、私の喜びでもあります。

美味鮑片粥HK$150

いいお値段ですが、それだけではなく、多くの日本人が美味しく食され、

リピート率が高いがゆえに日本語メニューのトップに記されているのかもしれません。

初回はチャレンジしてみることにしました。

鮑は底に沈みこんでいる様子。

鮑のスライスは4枚ほど。厚みもある。(世の中にはもっと気の毒なペラペラ鮑ありますよ)

この鮑は缶詰のもの。確かに缶詰独特の風味はあるのですが、これが

噛み締めるとシコシコじんわりとした旨さとなって、にじみ出てくるから不思議なものだ。

値段は立派ですが、高級店でいただくリッチな鮑粥というより街場感覚を引きずった鮑粥。

ただ、このままでは、味が大人しすぎて物足りないため、油條を投入し、召し上がられる

ことをお勧めしたいです。油條の油気、塩気がほどよいコクを増してくれかと思います。

豬潤肉丸粥HK$35

「豬潤」はレバーのこと。

私事ですが、やっぱりお粥はレバーやモツ系が好きだわ。

たっぷんたっぷんに盛られ受け皿にしたたり落ちているところが本場って感じ。

これが“寝太郎メモ”のオーダー。

OpenRiceで下調べをした際、

投稿されている(おそらく)地元の方々の支持が多かったお粥です。

レバーの大きさも見事!シャクシャク噛み切れます。

肉団子も愛おしい。

この粥、旨味でまくりですよ。

こちらは油條ナシでもいけるよなあ。

感激!美味しいです。 

今回の食べ比べ、私は、豬潤肉丸粥に1票、リピしたいです( ´艸`)

粥はとろっとしていますがさらり。この軽快なトロサラ感が絶妙なのだ。

ベースとなるスープもとても真面目で雑味がなく、あっさりとしていますが

後味の良い深みがある。

だからこそ、このお粥の美味さが活きているように思います。

店の入口には冷蔵庫。外から見えるようになっています。

(ピータン)

手前が豬潤(レバー)、魚片(刺し身)になるのかな?

Hand01 埋單は、約1人当たりHK$100 鮑様が響いております(汗)

支払いを終え、退店したころには、中国からの観光バスが乗りつけられてきた様子。

タイミングが良くて助かったわ。

寝太郎さんの満足度数はわかりませんが、念願の「香港粥」の美味しさに出会えOnegai03t

今回の(私の)香港グルメ満足度数は、★★★★Star04(4.2)積極的に好きです。

 

彌敦粥麵家  Nathan Congee and Noodle
佐敦西貢街11號
TEL 852-2771-4285
営業時間   07:30~23:30
無休

Nathan Congee and Noodle 彌敦粥麵家中華粥 / 佐敦 ジョーダン)

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香港旅行2013 №14 コンビニ楊枝甘露と夜食のパン

2013-11-21 | 旅行・香港

ツアーから帰って部屋でほっとひと飲み。 ホテル到着前にコンビニで購入したのは

チープな甘さも心憎い、果肉とタピオカの食感も味わえるお手軽な飲む楊枝甘露。

けっこう気に入って滞在中愛飲していました。

女人街近くの街のパン屋さんではパンも購入。安い!!

昔っぽくって、素朴なパンの甘みに癒されます。

なお、パン屋さんでは袋に入れてくださいましたが

コンビニ、スーパーでのお買い物には、袋は用意されません。

エコバッグが必要なので、日常的に携帯しておきましょう。

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香港旅行2013 №13 香港オープントップバスで女人街に行こう!

2013-11-21 | 旅行・香港

香港名物オープントップバス。今回の旅行で唯一のツアー参加(MY BUS

チョイスは、「オープントップバス・パノラマドライブ<女人街散策付き>」

食事なし・市内のホテルのみ送迎可能のプラン。

価格は日本円にすると3,000円強。

いいお値段なので考えどころですが、話のタネに一度は乗っておこう!と決意。

「東寶小館」さんで早めの夕食を終えたあと、集合場所と指定された

九龍の尖沙咀東にある『DFS GALLERIA Chinachem Golden Plaza

(DFSギャラリア・チャイナケム店)』前に移動。道を挟んだ正面には日航ホテル。

少し早く到着できたので日航ホテルロビーの椅子に座っているとガイドさんが

日本語でホテルまで探しに来ましたよ。

あれ?何でここにいるってわかったのかな(汗)

本日の乗車は私達を含め3人、2組です。ほぼ貸切。

2階前方にバラバラに座り、シートベルトを着用。

さあ、眠らぬ街、香港のナイトツアーに出発!

対岸の香港島の眺め。

東洋の真珠、百万ドルの夜景とも謳われる香港。

天気のせいか、大気汚染の影響か輝きを失っているような気も・・・。

そういえば、MTRなどでも本日の空気汚染指数などが表示されていました。

余談ですが、香港は街のあちこちに灰皿が置かれていて路上喫煙される方々もいっぱい。

ほこりっぽいのに加え煙くさい。

鹵水の香りと、このほこり(煙)くささが街の印象として残っています。(主観的なものです)

バスはネイザンロードで一時停車。写真撮影タイムを設けてくれます。

ガイドさんが私達の記念撮影に協力してくださったりとサービスを受けました。

(ノブロー) 香港人は大福が好きだべか?あちこちに「周大福」あるな。

(みに) ははは、ノブローさんの想像している和菓子の大福じゃないわよ。

再びバスは動き出します。

頭上には通りにせりだす看板。これぞ、オープントップバスの醍醐味なり W02

旺角(ウォンコック)の名物ストリート女人街に到着後、

ガイドさんもバスから降りて近くまで同行。

それとともに帰りの集合場所の説明も受けます。

希望者は、女人街での解散も可能。

ツアーでご一緒だった男性は自分でお帰りになられるということでここでお別れ。

(女人街までMTRを利用の場合は旺角駅D3出口より徒歩3分)

私達も、女人街を満喫したいところですが、また明日の朝も予定あり、ガイドさんに

市内宿泊先「柏寧酒店」まで送っていただくことにしました。

通称「女人街」の正確な通りの名前は『通菜街』 情報誌等によると

女人街は彌敦道(ネイザンロード)の東側に平行に走る通菜街に沿って

亜皆老街と交差するところから登打士街に突き当たるまでの1キロくらいの道筋に

衣類、下着、バッグ、アクセサリー、雑貨ほか主に女性用品の露店が

立ち並ぶショッピングエリア。

昼頃から店が開き始めるそうですが、賑わうのは夕方以降だとか。

女人街とありますが、もちろん男性でもショッピング可能。

子供服や中にはどこかで見たようなキャラクターグッズもあり。

ギリギリOK??と思わず苦笑してしまうようなものも。このチープさがたまらない

露店の裏にもお店が軒を連ねています。

ガイドさんの話によると日本食のお店も多いのだとか。

ツアーでの自由時間はやはり短い。

女人街でまとめ買い、値段交渉をしてじっくりショッピングを楽しまれたい方は

現地解散を希望したほうがよさそうですね。

帰りの時間の集合場所は、なぜか牛丼で有名な「吉野家」さん前。

日本人には馴染み深いからなのかな?

こうして、ガイドさんのお迎えで再びバスへ乗車。

しかし、帰りは通常のバスなのです。(2階建てのバスではありません) 残念。

まあ、ホテルまで送ってくださるから良し、ということになるのでしょうが

一度は試してみたかったオープントップバス、最後の割高感もツアーの思い出です。

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香港旅行2013 №12 東寶小館(Tung Po) 北角(パッコー)

2013-11-20 | 旅行・香港

北角、街市と呼ばれる生鮮市場内の食堂「東寶小館」(Tung Po)

広東をベースに海鮮やオリジナリティあふれるお料理がいただける

OpenRiceでも2013年得獎熱店(最優秀東區開飯熱店)の一軒に輝く店。

当店の予約時間帯は、14:30~17:30。

ホテルのコンシェルジュさん(香港人)にもGood!と太鼓判を押されましたが

在港日本人の方にもお気に入りの店なのだそう。

1階あたりは普通に市場。エスカレーターで3階へ。

プラスチックの椅子に簡易な丸テーブル。

スタッフさんはカジュアルな服装に足元は長靴。

忙しそうに店内を動き回られていますが、私達もここで立ち止まっている

わけにはいかない。

長靴さんめがけて「訂咗」「兩個人」ヾ(´*д*`)ノ「○×△~」

おもいつくカタコト広東語を並べ予約の旨を伝えます。

予約ノートを確認する長靴さん。

努力の甲斐あってか、無事に壁際の2人掛けテーブル席に着座。

卓上には、カップ、爪楊枝、トイレットペーパー、箸(箸立てにまとめて)、メニューなど。

また、案内と同時にレンゲと茶碗が入ったボウルがセットされ

ステンレスポットでお茶が運ばれてきますから使う食器を自分で洗いましょう。(洗杯)

主観になりますが衛生的には気になるところはありません。食堂はこんな感じでOK。

アサヒビール(大瓶) ざっくばらんに茶杯で。

ビールを頼む際には「凍」をつけて注文しないとぬるいビールがでてくることが

あるときいていたのですが、今回の旅で、私達がビールを注文したお店は

どこも冷えたもので提供してくれました。これは選んだお店がたまたまだったよう。

日本語メニューになるのかな?やっぱり日本人ってバレちゃいましたか(笑)

“寝太郎メモ”を取り出し見比べると、幸いチェックしていたお料理がありました。

(ない場合には広東語のメニューをみせていただくつもりでしたから助かった)

南乳炸豬手(南乳風味の揚げ豚手)HK$88

“寝太郎メモ”より当店で必食したい一品。

上には、からりと揚がったガーリックチップ(エシャロットかも)

豚手もこんがりとした色味で美しく揚がっている。

温かいうちにと、かぶりつくとコラーゲンがぷるぷる。

良い意味で想像を裏切り軽いのだ。

また、特筆すべきは南乳ソース。

醗酵臭、塩辛さは控えめで、さらりとしながら旨味が豊富。

ほお、揚げ豚手ってこうした食べ方をするんだ、と勉強になりました。

次なるお料理は

墨汁墨魚丸(イカ墨のパスタ)HK$118

イカのすり身団子とパスタをイカ墨で絡めあわせたもの。

こちらは残念ながら私にはいまひとつ。

のっぺりした味わいなので、ニンニクを効かせ、もっとパンチがほしいところ。

中途半端で中華なパスタ。

(ノブロー) 期待するところが違っていただけだで。現地の人には好評だよ。

そして、当店の名物料理が

風沙雞(丸鶏の素揚げ)半隻(半羽)HK$160

南乳炸豬手同様、クリスピーなチップがけ。皮目ぱりっと。

鶏の身はしまっていますが、脂もたっぷり。

同様に南乳ソース(だとおもいます)がセットされています。

全体的にボリュームもすごいですし、豚手のあととなると、かぶった感もあり

さすがにこたえる。

これは、完全に組み立てミス。

無念!予定だと鴨汁荷葉飯(鴨の炊き込みご飯 蓮の葉包み)

までいくつもりだったのですが・・・。

当店の人気メニューをオーダーすることばかり重視してしまって、バランスが

欠けてしまいました。(よく考えると、そこに水槽もあるのに海鮮も頼んでないわ)

スタッフのお兄さんは、皿の上にのった骨を捨ててくれ、新しい皿を出してくれるなど

気遣ってくれるのですが、自分たちの脂センサーが点灯し、箸が止まってしまいました。

後半には、噂のカールスバーグのおねえさんがミニの制服姿で登場。

各卓を回りビールの注文をきいてくるのだけれど、もうビールの入る余地もないよ。

バケツビールも見ものなのだけれど、この後の予定もあるのでそろそろ会計をして

目的地まで移動することにしました。

当店は無味精(味の素不使用)。5%の服務費(サービス料)がかかります。

Hand01 埋單(支払い)は、約1人当たりHK$212

今回の香港グルメ満足度数は、★★★☆(3.7) 選択ミスがたたりました。

18:30分を過ぎた頃になるとお客さんがどんどん入ってきて、お店も盛況。

利用されるお客さまはもちろん少人数の方も居ますが、お料理のボリュームが

あるので、ここは圧倒的に大人数で来店の上、料理をいただくのが合理的。

さらなるCPの満足を得られることでしょう。

選ぶお料理にもよると思いますが、2人だとせいぜい3品、

4品目は相当頑張らないと完食は難しいと思います。

利用が早い時間帯だったからかもしれませんが、

「スタッフの女性が写真を撮りましょうか?」とサービスも良好。

またのチャンスがあれば、お邪魔したい店ではありますKakeru

 

東寶小館 Tung Po
北角渣華道99號渣華道市政大廈2樓
TEL 852-2880-5224
営業時間  17:30~00:30
無休

Tung Po 東寶小館広東料理 / 北角 ノースポイント)

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香港旅行2013 №11 鹵八鵝店(Lo Pak Restaurant) 灣仔(ワンチャイ)

2013-11-19 | 旅行・香港

灣仔、裏路地には、本当に発見があった。それが潮州菜「鹵八鵝店

当店は今回の香港旅行、訪問計画表に候補の中の1軒として

リストアップされていたお店。

検討のうえ外したのですが、街歩きで偶然当店に行き当たるとは、縁が深いに違いない。

細長い店内を覗き込むと、地元のお兄さんがカウンター席でお食事中。

私達もいただきたいのですが、なにぶん「標記雲呑麺」さんで昼食を食べたばかりで、

お腹は空いてない。 頑張れ!胃袋。こんな機会はめったにないぞ。

しかし、店内でいただくにあたり、他国にやってきて

2人で一碟(皿)というのは下品だ。(私的な考えかもしれませんが)

ということで、店内を避けテイクアウトで注文。

幸い店の並びには公園もあるし、その前にはコンビニもある。

お茶を調達して公園での実食。

この公園では、やはり当店からテイクアウトしてお食事をする地元ガテン系の若者多し。

鹵水鵝肉飯HK$35

テイクアウトの場合はHK$40→HK$35 

うぉぉぉーー。すんごいボリューム!

肉の厚さもさることながらしっかり味がしみこんで、噛み締めるとシコシコと力強い弾力。

ワイルドな旨さが、がっしり伝わる鹵水鵝肉。確かに肉は美味い!

米と肉の間には鹵水豆腐もふんだんに入ってます。

ライスは粘り気の少ないインディカ米ですが、香りの良いジャスミンライス

ではありません。 米の独特の臭みが鼻につく。

このクセのある臭いが鹵水鵝肉には合うようですが、正直なところ私の口には合わず。

ごめんなさい。

今回の香港グルメ満足度数は、★★★で (。-人-。)

香港の街には独特の匂いがあります。

私がそれが何かを明確にとらえるには、このあとまだ時間がかかったわけですが

それが香辛料を大量に加えた鹵水の香りでした。 (主観的なものです)

 

鹵八鵝店  Lo Pak Restaurant
灣仔春園街20號富國大廈地下C舖
TEL 852-2838 7635
営業時間  10:00~20:00
無休              -店舗情報「Open Rice」より-

Lo Pak Restaurant 鹵八鵝店広東料理 / 湾仔 ワンチャイ)

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