みにの夢色探索

本日も中華日和☆美味しい中国料理が食べたいな♪
たまに書く中華グルメと競馬予想、日常の備忘録。

接筵(セツエン) 横浜中華街

2014-04-06 | 中国料理(北京料理)

横浜中華街、関帝廟通りの北京料理「接筵」(セツエン)

当店の看板料理は横浜マイスター受賞歴のある先代、勢津栄興 氏が

考案したという「スープチャーハン」

各メディアにも取り上げられ知名度も高いのですが、スープチャーハン(通称)と

呼ばれるものに苦手意識がある自分としては縁がなかったお店になります。

某日はお目当ての店が定休日、次に向かった店はランチ完売と、

つくづくツイていない。

当店の店先に出ていたランチメニューを眺めると、気安い料理がずらり。

ここにしよう。

扉を開けると、左手に円卓、右手には角テーブル席(4)。 

春休みということも関係しているのか、先客はお子様連れのファミリー2組。

1階席は狭いのですが、家庭的な雰囲気もあって家族連れが入りやすいのかもしれない。

円卓にどうぞ、というサジェスチョンを予想したところ、私も角テーブル席へ案内を受けた。

両隣を見ると、右手はお母さんが子供に炒飯を食べさせている真っ最中、

左手のお子さんはお店のマンガを読みながらラーメンを食べていたりと、

席の間隔も狭いこの間に身を置くのはなんとなく落ち着かない。

こうなると一人飯には円卓のほうが気兼ねがなくてよいのだけれど、

まあ仕方ないな。

着座すると、水、使い捨て紙おしぼり、メニューが置かれた。

卓上には、醤油、酢、ラー油、胡椒、からし、爪楊枝。

先代は亡くなられ、現在、厨房には息子さんが入られているよう。

 

両隣に先客がいて良いこともある。

ランチセットのボリュームや名物のスープチャーハンを

目視することが出来たのだ。 

当店では各種丼とラーメンがセットになっているのだけれど、

お蔭でとてもラーメンまで胃袋に収められないと判断がついた。

中華丼を単品で注文。

料理が運ばれてくる間、隣のテーブルを垣間見た。

カレー皿くらいの深さの平皿に、型抜きでまあるく盛られた玉子炒飯が

高菜入りのスープで半身浴をしている。 

なるほど、これが噂のスープチャーハンね。

そうこうしているうちに、私の中華丼@840(税抜)が到着した。

具材は、海老、イカ、豚肉、タケノコ、キクラゲ、白菜、人参、青菜、もやしなど。

見た目は寂しく装い不足。 あんの目立つスカスカ感が気になる。

しかし、ご飯は普通にいただけるものだし、この醤油ベースのあんは

過剰な甘ったるさがない。

とろみ加減も良いのでご飯にしっとり馴染み、意外とレンゲが進んだ。

イメージ的にはご近所中華の中華丼という線かな。 ボリュームはたっぷりです。

刻みネギを散らしたスープは正しい醤油味、そして、しょっぱい。

スープチャーハンの有名店でいただく中華丼。これもまた予習になりました。

                     ※横浜中華街満足度数は、3.3~5.0

接筵 (セツエン)

神奈川県横浜市中区山下町187

TEL      045-651-3810

営業時間/ 11:00~22:00(L.O)

定休日   水曜日       -店舗情報「食べログ」より-

接筵北京料理 / 元町・中華街駅石川町駅日本大通り駅

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新橋亭(シンキョウテイ) 二子玉川

2014-02-19 | 中国料理(北京料理)

中国料理「新橋亭」(シンキョウテイ) 玉川店。

「新橋亭」は新橋に本店をもつ老舗店。創業は昭和21年。

中国料理の分類(系統)的には北京料理ということですが、

それのみならず全般の料理が提供されています。

某日は、都内に数店舗を有する同店より

二子玉川高島屋本館6階に入っている玉川店で買い物帰りのランチ。

お昼のピークタイムは外したものの、アイドルタイムがありませんから

様々な客層の方々で賑わっています。

私の入店と入れ替わるように、退店される方がいたので案内を受けることができました。

店内の雰囲気は、いかにもデパート内のレストランと感じさせるカジュアルなもの。

利用は店内左手の壁側、4人掛けのテーブル席です。

テーブル・セッティングは、ペーパーナプキンとロゴ入り箸袋に入った割り箸(横置き)

卓上には、醤油、酢、ラー油、胡椒、からし、爪楊枝。

着座後に、メニュー、タオル地のおしぼり(トレー置き)、ティーポット(茶葉なし)、茶杯。

はじめの一杯目はスタッフさんにより注がれました。

ランチタイム、定食やセットもありましたが、チョイスはグランドメニューの湯麺より。

「新橋亭」の新館でいただけるという、開店以来人気の

「鶏と青菜の土鍋煮込みそば」 がないかを探したのですが見当たらず断念。

やっぱり各店舗によっての違いは仕方ないか・・・。

それでは、と手にしたのは玉川高島屋S・C「レストランのご案内」。

新橋亭おすすめメニューより「五目そば」に目をつけました。

ほか、単品で、えびはるまき(2本)@400 を注文。

すると卓上には、氷水、レンゲ、レンゲ置き、取り皿が加わった。

五目つゆそば(醤油味)@1,250+えびはるまき(2本)@400

チンゲン菜、白菜、タケノコ、フクロダケ、豚肉、海老、イカ、干しシイタケ。

特にチンゲン菜率が高いのですが、盛りだくさんの具が緩い醤油あんで

とじられています。

表面の具材をかき分けると細めのストレート麺がお目見え。

少し柔らかくもありますが想定内。

シャキシャキとした野菜の歯ざわりを感受しながらいただく

醤油味の五目つゆそば、懐かしさを感じさせる昭和な味わいです。

エビはるまきは、叩いた海老のほかにニラも入っています。

味がしっかりついていますから、お好みですがこのままでもOK。

正直なところ、ありきたりのものかなあ、と期待していなかったのですが、

口にしたところ食感も楽しめ味も期待値以上。めでたしめでたし。

ただし、ニラの臭いが後からも応えてきますから、このあと

人に会われる場合には避けたほうがよいかも。

接客は特筆なし。

お会計は卓上に置かれたレシートをもって入口のレジまで。

買い物帰りの立ち寄り、長年来の味をもつ安心感で楽しめました。 ご馳走さま。

                                ランチ満足度数は、★★★(3.4)

新橋亭 (シンキョウテイ)

東京都世田谷区玉川3-17-1 玉川タカシマヤ 6F

TEL     03-3709-2195

営業時間/ 11:00~22:00(L.O.21:00)

定休日    元旦

新橋亭北京料理 / 二子玉川駅二子新地駅

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龍坊(ロンファン) 代官山店

2013-11-09 | 中国料理(北京料理)

中國名菜 「龍坊」(ロンファン) 代官山。

オープンは2013年4月19日、宝塚店の移転によるもの。

料理長は、特級厨師の資格を持たれる 徐桂永 氏。

ぐるなび等の情報によると、提供していただけるお料理は

北京の宮廷料理をベースにしたヌーベルシノワなのだそう。

場所は、代官山駅東口から、恵比寿西方面に徒歩1分の利便性の良い立地。

道沿いにスタンド看板も出されているので見落とすことはないと思います。

階段を下り、エントランスのグリーンを抜け扉を開けると、まだ新しい店内は

モダンで、まるでフレンチのお店のよう。

小リッチで女性をエスコートするのに良さそうです。

ご案内は店内奥のカウンター席手前の4人掛けテーブル席。

テーブル・セッティングは、箸置き、箸(横置き)、茶杯、ステンレスポット(茶入り)

テーブルフラワー。テーブルトップはガラス。

本日事前に電話で予約をお願いしていたのは、

コース仕立てでいただけるヌーベルシノワではなく

ランチの点心セット(2名様より) 1名様1,890円。

サーブ時には、スタッフさんによるご説明あり。

お料理は2人分が一緒のお皿、蒸篭で供されているものと各人ごとのポーションで

供されているものが入り混じっています。

本日の前菜二種

1.豚肉のハチミツオーブン焼き。

八角の香る豚肉は断面が乾燥している感じ、焼き立てではありません。

ごわっとした食感。付け合せの野菜もくたびれ気味。

2.キュウリは、塩とゴマ油で味付けされたもの。

芝海老の春巻(2名分)

マスタードと豆板醤もセット。

かりっとした春巻の皮に対比する海老のすり身の弾力が魅力。

個人的にはここに山椒塩を合わせたいところです。

小龍包(2名分)

針生姜入りの黒酢がセット。

・・・コンディションがよろしくないようです。残念。

黒豚肉と野菜の焼売(2名分)

小龍包とは別の黒酢がセット。頬張るとふわっと柔らかく溶けていくような

口当たりなのですが、肉そのものの旨味が物足りない。               

中国ハム入り焼き大根餅(2名分)

ビジュアルどおりです。かりっと感も乏しく、べとべとと日本の餅のような食感で

妙に甘い。たしか豆板醤をちょい足ししていただいたかな。

北京名物丸焼き餃子(2名分)

両面が焼かれ、「おやき」のよう。

肉汁は小龍包より入っていますが、皮が粉っぽく、それが口に残る。

鮑入りお粥

ザーサイ付き。中華粥というより雑炊、とろみが一体化していない。

鮑は極細切りが少々。このお粥、胡椒が効いてます。

申し訳ないのですが、口に合わず、ご辞退しました。

本日のデザート        

バニラアイスクリーム。                     

ランチの時間帯、特級厨師のシェフが作られたものとは思いませんが

少し期待して足を運んだだけに残念。

選択ミスかと思いますが、個人的に点心のリピートは考えにくいというのが

このセットに対する感想ですが

他のお料理をいただけば、また印象は違うのかもしれません。

お酒は、生ビール@630×2 を注文

Hand01 お会計は、1人当たり3,000円(千円未満四捨五入)

たいへん失礼申しあげました。

 

中國名菜 龍坊 代官山

東京都渋谷区恵比寿西1-33-36 代官山MBビル B1F

TEL      03-6455-0850

営業時間/ 11:00~15:00 17:00~22:00(L.O.21:00)

定休日    水曜日

龍坊 代官山店北京料理 / 代官山駅恵比寿駅中目黒駅

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全聚徳(ゼンシュトク) 新宿店

2013-11-02 | 中国料理(北京料理)

北京料理「全聚徳」(ゼンシュトク) 

創業1864年、北京市に本店を置く北京ダックの老舗。

新宿店は約4年ぶりのランチ再訪。買い物帰りに友人との会食です。

利用は、窓際のテーブル席。

テーブル・セッティングは、位置皿、飾り折りナプキン、カトラリーレスト、スプーン、

箸(縦置き)。テーブルクロス使用、卓上には調味料あり。

着席後にタオル地のおしぼり(トレー置き)とメニューの提供を受けます。

注文は、前回と同様、フカヒレ麺&北京ダックセット@1,575

フカヒレ麺と記されていますが、麺は今週のおすすめ中国麺(フカヒレ入りつゆそば、

全聚徳特製炒麺、海鮮五目炒飯)から選べます。

麺といいつつ炒飯も選択肢にある。小さなハテナ?が蓄積する感じですが

以前と比較すると、前菜とデザートがセットされ、お値段は嬉しい据え置きです。

フカヒレ麺&北京ダックセット@1575

本日の前菜は、細く糸切りにした押し豆腐

北京ダック1巻は、蒸篭でのサーブ。

のちに皿に取り分けましたが作り置き感満載。それでもまだ北京ダックは良いほうだ。

チョイスは、やっぱりフカヒレ入りつゆそば。

同様のランチ(フカヒレ麺&北京ダックセット)で、銀座店と新宿店に違いはありましたが、

今回、それ以上の衝撃。サーブ時に言葉につまる。

色が濃くてぽってりあんかけ状。

新宿店だけでの比較でも4年前と明らかに風体が違う。

以前確認したもやしは消え、肝心のフカヒレは少なく、極細切りのタケノコがカサマシ的に

投入されています。スープの味も物足りないし、麺はやわやわ、のびのび状態で

まさか?茹でおいたものを投入したのかと感じるほど。

箸で持ち上げると重たいあんかけに負けそうで気の毒です。

デザートは杏仁豆腐。

友人と2人、期待が外れたあまり言葉にならず。記憶に残らない。

前菜とデザートがセットされ、お値段が変わらずは有難いのですが、それ以上の

喪失感を持ってしまいました( ´;ω;`)

新宿三丁目駅徒歩1分、付近にはデパートもあり、色々と使いやすい立地

なのですが残念な結果。

安価なランチでは、当店の実力は玩味できないということなのかもしれません。

諭吉サンを握りしめ出直します。ご馳走さまでした。

 

全聚徳(ぜんしゅとく)

東京都新宿区新宿3-32-10 T&Tビル8~9F

TEL        03-3358-8885

営業時間/ 平日 11:30~15:00(L.O.14:30) 17:00~23:00(L.O.22:00) 

        土・日・祝 11:30~23:00(L.O.22:00)

定休日   12月31日夜と1月1日休業

全聚徳 新宿店北京料理 / 新宿三丁目駅新宿駅新宿西口駅

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北京(ペキン) 芝パークホテル店 芝公園

2013-09-12 | 中国料理(北京料理)

中國料理「北京」 芝パークホテル店。

「色香味倶全」(眺めて美しく、芳香に満ち味は天下一品)とたたえられる北京料理。

当店は、1960年にオープンした日本のホテル内初の高級中国料理レストランであり

姉妹店は「北京」帝国ホテル店など。

場所は、都営地下鉄大門駅A6出口を出て直進、芝大門の交差点を右折した

道沿いの芝パークホテル 本館 B1F。

ちなみに、芝大門の交差点には、「楓林」さんがあります。

入店し、ご案内を受けたのは中ほどのテーブル席。

席数は84席(個室3室)ということですから、ホテル内のレストランとしては

それほど大きくはないのかもしれません。

テーブル・セッティングは、箸置き、割り箸(横置き)、ナプキン

レンゲ置き、レンゲ、テーブルフラワー。テーブルクロスは2枚重ね。

卓上には、醤油、酢、からし。

着席後、タオル地のおしぼり(トレー置き)、と茶杯にて中国茶のご提供。

本日の訪問には、お目当てあり。

それが、ランチ限定 丼ぶり・麺 です。

まずは、セットのスープとザーサイが運ばれてまいりました。

スープは白湯。具材は白菜、ニンジン、ハム、春雨。

きっちり出汁をとられているので、胃袋にじんわりしみ込むように優しく美味い。

当店の料理長は、越川 智 氏。

「北京」帝国ホテル店の洋葱燉鶏湯(名古屋コーチンと新玉葱の ポットスープ)にも

感心させられましたので、「北京」さんのスープは真面目に出汁を取られる

信頼のおける味と言ってよいのかもしれません。

砂鍋魚翅飯(ふかひれ姿煮 丼ぶり)@2,800

丼ぶりには、砂鍋鮑魚飯(あわび姿煮 丼ぶり)@2,800もありますが、

チョイスはふかひれ!

あっつ熱でサーブ時には、湯気がもくもくのぼっていたんですよ。

野菜は、茹でもやし、チンゲン菜など。

薬味は刻みネギ、干した貝柱をほぐしたもの(からりとしています)、

豆鼓入りの辣椒。お好みで使えます。

私は干し貝柱とネギは砂鍋に投入しましたが、辣椒は箸でちょこっとつまんでは

レンゲで丼ご飯を2~3杯というペース配分でいただきました。

醤油あんで煮込んだふかひれは、基本の出汁がきちんとしているので無敵。

さらに、ご飯はただの白飯ではありませんよ。ひと手間かけた玉子炒飯です。

底には、嬉しいオコゲができてます。

これがカリカリと香ばしくて超ウマイ。

ふーふー、はふはふ。 後半、しなっとしたオコゲも香ばしさは健在。

一口目の感動と美味しさは砂鍋の中が空になるまで変化しながらも持続。

心と胃袋を満たしてくれるのだ。

ふかひれもこのお値段にしては納得の大きさ。

支配人さんのお話によると、このランチ限定、ふかひれ姿煮 丼ぶりは閉店に

なってしまった、御殿山の「北京」さんでの人気メニューなんですって。

このたび、復活させようという運びで、当店でいただけるようになったそう。

朗報だあ。そう聞くと次は「あわび姿煮 丼ぶり」も試してみたくなります。

フルーツ入り 杏仁豆腐@525

ふかひれは自分へのご褒美って感じで、気持ちが贅沢になってしまった。

気がおおきくなり、デザートメニューをみせていただき別注文。

私は、クリーム杏仁豆腐@630 を注文したつもりでしたが、後にレシートで確認した

ところ、でてきたのはフルーツ入り 杏仁豆腐でした。

どおりで、フルーツがのっていたわけだと、気がつくの遅すぎ・・・。

まあ、「ふかひれ姿煮 丼ぶり」効果で、このぐらい帳消しできますよ。

フルーツは、パイン、キウイ、ブドウ、ベリーなど。

むっちりとした杏仁豆腐で食べた感あり。

『ぐるナイ・ゴチになります12』、『ヒルナンデス』に取り上げられた人気の

黒酢仕立ての四角い酢豚、蟹の淡雪煮はランチでもいただくことが可能。

次回のランチは限定 丼ぶりにするか、酢豚にするか迷うところです。

利用のランチ満足度数は、★★★★ 積極的に好き。また食べたいOnegai03t

 

北京 芝パークホテル店

東京都港区芝公園1-5-10 芝パークホテル 本館 B1F

TEL     03-5470-7671

営業時間   11:30~14:30 16:00~21:00

定休日    無休

北京 芝パークホテル店北京料理 / 大門駅御成門駅浜松町駅

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中國名菜 孫(チュウゴクメイサイ ソン )  阿佐ヶ谷店

2013-09-07 | 中国料理(北京料理)

中國名菜「」(ソン ) 阿佐ヶ谷店。

天才肌の特級厨師、孫 成順(ソン セイジュン)氏がオーナーシェフを務めるお店は

六本木店日本橋店、阿佐ヶ谷店の三店舗。

もっぱら、孫シェフは六本木店におられるようですが、ここ阿佐ヶ谷店にも孫シェフの

味が継承されているのかを確認したくての訪問です。

何だかんだ、申してはいますが、私、根本は孫シェフのファンですから (*^.^*)

最寄り駅は阿佐ヶ谷。南口より駅を背にして中杉通りを直進した道沿い。

近くには「希須林 小澤」さんがあります。

入店すると、他2店舗同様にブラウンの色調ですっきりとまとめたインテリアが

目に飛び込み、ここが孫シェフのお店であることを再認識させてくれた。

ランチタイム、ピークの時間は過ぎているはずですが、それでも店内は8割程度の

お客様の入り。さらに、来店されてくるお客様も後を絶たない状況ですから繁盛

なさっています。この日フロアを担当なさっている女性はお一人(中国人)。

拝見しているとレジまでカバーされていますから大忙しだ。

ご案内いただけたのは2人掛けテーブル席。隣との間隔は狭し。

テーブル・セッティングは、ステンレスポット(冷茶入り)、紙ナプキン、コースター、

茶杯、使い捨て紙おしぼり、箸は箸立てにまとめて。

ランチコース予約の場合を除き、3店舗ともほぼ変わらず統一のカジュアルな

セッティングになっています。

魅力的な日替わりランチあり。

皆様だったら、どっちを選ぶ? 私は、「紅焼獅子頭」かな。

「紅焼獅子頭」は、周恩来 氏が愛したという大きな肉団子の煮込みになります。

各25食といことで今回は残念ながら。。(。・w・。 )

アラカルトメニューは、全品デザート付き。嬉しいな。

担々麺も酸辣麺もいただいたことがありますから、じゃあ、上から順に攻略で3番目いくか。

砂鍋鶏(地鶏と青菜の土鍋煮込みそば)@1,260

土鍋ですから、熱々で冷めにくい。

スタッフのお姉さんから「小椀をもってきましょうか?」とのお声掛けあり。

お一人でお忙しい中、恐縮です。

表面を覆うようにたっぷりの具材。

鶏肉は細切り、青菜も長さを揃えていらっしゃるよう。他には干しシイタケも確認。

麺は中ぐらいの太さ。味付けは塩味ベース。

カゼイン質の膜がはった濃厚な鶏そばをイメージしていたのですが見込み違い。

さらっとした白濁系のスープからは出汁も感じられますが、どちらかというと

魔法の粉が優勢気味。

デザート

もはや当店の定番、マンゴープリン。

味も六本木店と変わらず、甘っ。 美味しいからいいか。

阿佐ヶ谷店にも気持ちよく泳ぐ金魚がいました。これも各店共通ですね。

さて、肝心の味の継承はというと、正直なところいただいたことのあるお料理を

頼んでいませんから、推測になりますが、随所にわたり統一感をもたせていることや

デザートで判断すると、引き継がれているものだと思います。

阿佐ヶ谷で味わえる孫さんの味、また近くに来たらお邪魔します。

今回のランチ満足度数は、★★★☆ 消極的に好きです。ご馳走様でした。

 

中國名菜 孫 阿佐ヶ谷店 

東京都杉並区阿佐谷南3-31-14 モリタビルⅡ 1F

TEL      03-5347-2568

営業時間/ 11:30~15:00(LO.14:30) 17:30~23:00(LO.22:00)

定休日    無休

中國名菜 孫 阿佐ヶ谷店中華料理 / 南阿佐ケ谷駅阿佐ケ谷駅

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中國名菜 孫 (№2) 六本木店

2013-07-04 | 中国料理(北京料理)

中國名菜 「」 六本木店。 

コース料理後半、マダムのご提案を受けました。

「北京ダック、一羽だと高いけれど他のテーブルで出るので2人分をリーズナブルに

いただけるわよ。いかがかしら?」

お値段をうかがうと5,000円かそれ以下での提供になるのではないかとのお話。

先日、「北京遊膳」さんでいただいた激うま北京ダックが脳裏をよぎった。

たしかあれが、7,000円だったので5,000円くらいでいただけるのならそれも良いかも。

マダム曰く、北京ダックは皮だけでなく身肉もつけて出されると言う。

そして「東京で一番新鮮な北京ダック」と付け加えられた。

どういうことなのかは不明ですが、マダムがそう言うんだから、そうなんだろう

私も連れも一応納得。お願いすることにしました。

豆腐の海鮮挟み揚げ

付け合わせの野菜は、マコモダケの紹興酒煮、広東白菜。

粗めに叩いた海老を豆腐でサンド。

歯を入れるとふっくらとした豆腐の中からお目見えです。

海鮮の味付けには少しゴマ油も使われているように思う。

マコモダケは単に炒めず、紹興酒を使うことで香りもよく、味がひきしまった感じ。

基本はシンプルな塩味ですが、それぞれに味わいが違います。

豚肉とトマトのおこげ

大皿で運ばれお披露目のちに、スタッフのお兄さんが揚げたてのおこげに

熱々のトマトあんをかける。じゅわわわわーー。この音が食欲をそそるのだ。

銘々に取り分けられて提供。ポーションは少なめ。

おこげは「CHINA-MOON」さん以来。

最近は、あんも独創的ですね。

こちらはトマトがポイントになるおこげ。

醤油ベースのこってりあんと比べライトな口当たり。

野菜のシャキシャキとした歯ざわり、豚肉のぷりっと感、

異なる食感とトマトの酸味が効いた爽やかなおこげ。 美味しい。

海老チリソース

当店の定番。ランチコースとかぶっています。

ここでセットされたナイフとフォークが活躍。

当店の海老チリは、オリジナリティ溢れる1品。

車海老をまるまる開き、衣をつけて揚げ、甘辛ソースで炒め絡めたもの。

スライスニンニク、ニンニクの芽、鷹の爪を背負ったビジュアルは変りません。

かりっと揚がった車海老に、チリソースのコクのある甘みと対比的な辛みが鮮烈。

ですが、前回ほどの感動はなし。大人のエビチリ、本日は衣多し。

北京ダック

別注文。大皿で運ばれ各卓へお披露目のちに皿に盛り付けられて登場。

キュウリ、白髪ネギ、甜麵醤(テンメンジャン)ベースと思われるタレ、砂糖、山椒塩。

孫さんやマダムのおオススメは、最初は山椒塩や多めの砂糖で。

熱いうちにということなので、まずは身肉のついているところをいただく。

しっとりした北京ダックの身は臭みもない。

山椒塩も良いのですが、多めに砂糖をつけてが食べたところ、想像以上の

マッチングの良さに驚きました。

大き目の春餅は一人1枚の割り当て。

上にかぶせる布巾は、ナシ。 丸出しでの提供。

(ノブロー) この前、包み方学習してるで、まずまずだな。

(みに) ごめんね。ノブローさん。

結論だけど、北京ダックは、いまひとつだわ。

皮のバリっと感はもちろんパリッとさえしていないし、シナシナ。

そして醤、味噌の味わいがごく普通。深みがない。

北京ダック、身肉は美味しいのだけれど単体で食べてくると、

次第に脂っぽさが口に残ってくる。

「北京遊膳」さんで北京ダックをいただいたばかりで私達に鮮烈な印象が

残っているから、これはタイミングが悪かったとしか言いようがないわ。

皮のバリっと感を知ってしまうと物足りなくなるのよ。

ところで、「東京で一番新鮮な北京ダック」とはどういう意味だったのかしらね。

小鳥のさえずり、まだ聞こえてくるから大丈夫よね。

(ノブロー) そこは、まったく違うべ Ase

辣湯麺

別注文。

コース料理は海老チリの段階で終了されているそう。

ランチコースでは担々麺をリクエストしたこともあってか〆に麺をいただけたので、

正直、最後のお食事がついていないのにびっくりだ。 しかもラストが海老チリとは・・・。

おこげを後にしたほうが良いかと思います。

やはり、何か〆らしきものをいただきたいので、メニューをお願いしたところ、

夜は、炒飯、湯麺などリクエストを言ってくだされば出来ますからとのこと。

辣湯麺を1人前お願いしました。お店の方で取り分けての提供。

「最初はそのままで半分。残りの半分は香菜を入れてお召し上がりください」とのこと。

見た目はお醤油色。

当店の酸辣湯麺は、肉ではなく、イカや海老を使われている。

ほか、溶きたまご、軽くとろみ付き。

すっぱ辛さも控えめで、寝太郎さんとは別の所見になるかもしれませんが

自分の物足りなさだけが増量しました。

デザート

マンゴープリン、ココナッツミルクのブランマンジェ、黒ゴマアイス。

ランチコースと代わり映えしません。しかも前回から半年はたっているのに。

味わいは悪くはありませんが、私たちの来店するタイミングが悪いだけ?

他にデザートのバリエーションはないのだろうか、と考えさせられてしまいます。

(ノブロー) 食後には急須(茶葉入り)でジャスミン茶だで。

孫シェフの作られる大陸的なエッセンスを加味した独自の新中華は私の好みと

するところ。 一撃的に大きな感動に至らずとも、総合的に納得のできる

味の絶妙なバランスがあり、これでいいんだ!という安心感さえあった。

接客を含め最も好きなお店の一つです。

しかし、今回訪問し、ランチコースと変らぬ料理が目についたこと

(これも、常連さんになれば前回いただいたお料理と変えて出して

いただけたりと融通は利くのでしょうが)

ほか、これは「中國名菜 孫 日本橋店」にも共通することですが

訪問するに日によって味の出来不出来があることを実感いたしました。

残念ながら視点を変えなくてはならなくなったかと思います。

孫シェフは手が空いたときには小まめに動かれ、お料理をサーブされたりと

親しみ深いのですが、サンバル履きのペタペタとした音が響き、街場の中華屋の

おじさんのようで、敬愛する方だっただけに耳につき少し違和感がありました。

(こちらは諭吉を握り締め、この日のディナーを楽しみにしていた。夢をみたいのだ)

2人で、追加の紹興酒 陳年紹興貴酒 8年@5,040、紹興加飯酒 甕出し二合@2,100、

(クリスタルガイザーのペットボトル)金額不明ですがおそらく有料、

北京ダック@4,500ということでお会計は、47,793円。 

Hand01 1人当たり24,000円(千円未満四捨五入)

この内容なら、前回同様昼の一番高いランチコースで良いかも。が、正直なところ。

会計終了後、孫シェフをはじめマダムも揃ってのお見送り。ありがとうございます。

またしばらく時間をおいてから訪問してみようと思います Nanndedade

今回の中国料理満足度数は、★★★☆ (3.8)消極的に好きです。

 

中國名菜 孫 六本木店    

東京都港区六本木7-6-3 喜楽ビル B1F

TEL      03-5785-3089

営業時間/ 11:30~15:00 17:30~23:00

定休日    年始

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中國名菜 孫 (№1) 六本木店

2013-07-03 | 中国料理(北京料理)

中國名菜 「」 六本木店。 連れ(寝太郎さん)を伴いディナー訪問。

前回のランチ訪問で、フカヒレの姿煮込みをいただいたとき

お店のマダム(仮)に

「白湯煮込みも、孫の得意料理なんですよ。次はぜひ。」 とお言葉をかけていただき

はや半年・・・。 念願叶って、再度やってまいりました。

コース料理を予約しようと予約時に食べログサイトの「予約サイト」を見たところ

『 一汁七菜(2名様より)10,500円では

[制限時間:2時間]
孫料理長おまかせコース、お客様の要望を聞いたコース

※3名以上でフカヒレの姿煮、2名だとアワビの姿煮がつく 』 という内容。

それでは、私と連れ(寝太郎さん)2人ではフカヒレの姿煮がいただけないではないか。

さっそく電話で、2名でもフカヒレを組み込んでいただけないか交渉したところ、

割り増し料金を支払えばOKとのこと。

2,000円プラスの一人12,500円でお願いすることができ、その際、

フカヒレの姿煮の味付けも白湯煮込みでとリクエスト。快諾いただけました。

入店すると、いつものようにマダムの笑顔が飛び込んできた。

「こんばんは、やっと来れました」 と寝太郎さんが珍しく積極姿勢。

「たぶん、予約のお名前から、あなただと思っていましたわ」 とマダム。

そうか、寝太郎さんは、おせち料理を引き取りにきたとき、

マダムと色々お話したんだっけ。 

本当に覚えてくださっていたのか、この時点ではまだわかりませんが、

寝太郎さんは、母親に褒められた息子のように上機嫌 ( ̄▽ ̄) 

ご案内は、店内奥のテーブル席。 小鳥のさえずりがどこかからか聞こえる。

「ねえ、鳥の声聞こえるよね?どこにいるのかな」

「小鳥といえば、中国では鳥の声を愛で、競い合うらしいよ。

ご老人の間では、それがステータスなんだってさ」

テーブル・セッティングは、取り皿、箸置き、箸(横置き)、ナイフ、フォーク、コースター。

ランチタイムとは違い、テーブルクロスを2枚重ねされ、取り皿の上にはナプキンも

セットされています。 タオル地のおしぼりは、着席後にトレー置き、と変らず。

ドリンクメニューを拝見して、生ビール(ハイネケン)@588×3 を注文。

(寝太郎さんの吸い込みがよく、お替わりしています)

さて、ランチコース同様、シェフお任せコース料理ですから、メニューは出されません。

運んできていただいたとき説明を受けますが、これを急ぎ控え、

補足し記録させていただいていますから正確さには欠けるかもしれません。

この日のコース料理と見られるお客様は他に3組ほど。

料理開始前には、孫シェフが各卓を回りご挨拶。

お声をはじめて聞きましたが、想像していたものより実際のお声はややトーンが高く

独特な形の帽子を被り白衣にサンダル姿。孫シェフは気さくな感じの方でした。

前菜

前菜は6品。2名分を一緒に盛り付けての提供。

ランチコースより1品多いのですが、3品(クルマエビの湯引き、サンマの皇帝煮、

カブのからし漬け)かぶっています。

クラゲの冷菜

共に和えてあるのはキャベツと細かく刻んだ香菜。

ほんのり黒酢が効いているように感じましたが、酸味の角が取れて良い味加減。

寝太郎さんのMSGセンサーがピピッと動いたようですが問題視するほどではありません。

サンマの皇帝煮

白髪ネギと刻みネギ添え。

微量な甘みに八角も効いて、骨まで柔らかく、あますところなくいただけます。

前回も好きな味でしたので、再びは大歓迎。

豚肉甘辛煮

細かく刻んだショウガと共に甘辛く煮た豚肉を。

程よい甘さが食感を残した豚肉にしみこんでいます。

キュウリのなます

甘酢ですが唐辛子を使うことにより、ぴりっと味にメリハリをもたせているよう。

針生姜が添えられています。

カブのからし漬け

マダム曰く、一番最後に召し上がったほうが良いとのアドバイス。

前回同様、飾り包丁の入ったカブの上には花椒。

辛み、甘み、苦味と花椒の風味のバランス良し。

スープ

ハマグリと生姜の蒸しスープ。

本日の上湯はいまひとつ。もう少し上湯がしっかり、かつ、塩をひとつまみ欲しいところ。

後半は生姜の風味が勝り、生姜湯を飲んでいるような感じに。

ハマグリは疲れきっていないので良いのですが、

蒸しスープですから、そこには淡白であっても、もっと素材が濃縮されたような

芳醇さを求めたい。 

今日は鶏ガラとか、なかったのかなあ。お塩も切らしてしまった??

(ノブロー) おめ、憎まれ口たたいておてるだな。店の兄ちゃんもオラたちのこと

可愛ええ、声かけてくれただ。あまりキツイこと言うでね!Ikaru

(みに) そうそう、マダムもキミたちのこと覚えていてくれたのよね。

「また、来たのね。ちょっと白くなった?」って。 

嬉しいわー。じゃ、いいとするか ( ̄▽ ̄)

フカヒレの姿煮込み

大皿で運ばれお披露目のちに銘々に取り分けられて提供。(左右半分にカット)

奶湯(ナイタン)とお塩だけで煮込んだものになるそうです。

孫シェフ曰く、

「醤油味は日本のフカヒレが多く、黄金色の奶湯(ナイタン)が伝統の味」 とのこと。

マダムは、「昔の皇帝はこの味を召し上がっていた」というので、恐縮ですが私も。

おお!箸に激震が走ります!!フカヒレ様を掴んだ箸が喜んでおります♪ 

奶湯(ナイタン)には、ぽってりととろみを効かせています。

で、味はと言うと・・・・・・この日の湯(タン)がいまひとつなためか

ああ、皇帝の味ってこういうものだったのか~。というフラットな感想。

私達にとっては、肉厚のフカヒレを食せたことに感謝です。

カニ肉と卵白の淡雪炒め

「もう、卵白のふわふわさに身も心もフワーッといっちゃう感じ♪」 と

マダムがジェスチャー付きで説明をしてくれる。

私達があっけにとられて見ているKutipokann と、次いで「熱いうちにどうぞ」 とのお言葉。 

マダムは、時折少女のような無邪気さを見せる。とても楽しい方だ。 

表現力豊かで、食レポも助かったぞ。

淡雪炒めは火の入れ加減が難しく、コックさんによっては火を入れすぎて、

ゴムのようになってしまうこともあるのだそう。

同時にセットされたスプーンで口に運ぶ。 

うん、そつのない味付けだ。口当たりも柔らかで美味しい。

まだまだこのあとのお料理も出されるわけだから、フワーッと飛ばずに

身はここに留まろう。

                                          -№2に続く-

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北京遊膳(ペキンユウゼン) (№2) 荻窪

2013-06-26 | 中国料理(北京料理)

北京料理「北京遊膳」(ペキンユウゼン)

あれほど、すごい北京ダックはなかなかお目にかかれないね。

都内でこれだけの味を提供してくれるお店が他にあるだろうか。

連れ(寝太郎さん)と興奮冷めやらず。

「けっこうずっしりときます」 ということでしたが、私達にはまだまだお腹に余裕あり。

追加のお料理をお願いしました。

辣爆鶏丁(若鶏のネギ辛子炒め)@1,890

「鶏肉料理を食べたいのですけど、オススメお聞きしてよろしいですか?」

マダムが話しやすい方なので、すっかり頼る私達。

迷わず「じゃあ、若鶏のネギ辛子炒めなんてどうかしら。

普段召し上がられている辛子炒めは豆板醤の辛さになると思うけれど

北京料理は鷹の爪の辛さになるのよ」 と、これもわかりやすく説明してくださる。

北京料理へのこだわりを感じます。

いただいたところ、鶏肉は柔らかいのですが、もう少しプリッと感がほしいところ。

辛みは感じませんし、片栗粉をまぶした鶏肉は若干ベタつき、

炒めについては少し昭和を感じさせた。 炒め物についてはいまひとつかな。

寝太郎さんは当店に対する「好感度センサー」が、ビンビン働き当初は違う

所見でしたが、後半残念ながら、脂っぽさからくどさを感じ、結果同調。

水餃子(水ギョーザ)8個@1,260

水餃子は、本当はそのままでいただくもの。

しかし、そうして出すと“焼き餃子のタレ”を作られてしまうのでタレをつけたのだそう。

タレは細かく刻んだネギ、ショウガ。醤油酢にスープを足したものとのこと。

これは肉々しくて美味しい。おっしゃるとおりタレはいらない、と思った。

烤面(コーメン)@1,050

麺とスープと薬味だけのシンプルな汁そば。

マダム曰く、コース料理の〆のメニューでもあり、お腹がいっぱいであろうから

具をナシにし、刻みネギの薬味とネギ油でさっぱりと仕上げたもの、だそう。

そうそう、カウンター席のコース料理のお客様が召し上がられていたので、

私も気になっていたのですよ。1つを注文したところ、2人分に取り分けての

サーブになります。

たっぷりの薬味が嬉しい。

私はもう少しお塩が効いてもよいかなと思いましたが、好感度センサーの

寝太郎さんに、出汁が良いんだ!と、一喝。 却下されました(汗)

麺は中ぐらいのストレート麺。滑らかで〆には打って付け。スルスルといただけます。

さて、お酒については、生ビールをいただいたあとは紹興酒で。

紹興大越貴酒 10年ボトル@3,700

紹興酒 カメ出しポット@970×2 をいただきました。

ほか、当店にはケチャップを使わず生トマトソースを使った海老チリもあり、

このあたりもオススメになるそうですが、やはりイチオシは「北京ダック」でしょう。

コレを食べると食べないとでは「北京遊膳」さんに対する印象が違ってくる

かもしれません。

また、狭い店ではあり、お値段も安くはありませんが、一見の客にも変らぬ

マダムの接客もこの店を支える大きな要であると思っています。

Hand01 お会計は、1人当たり10,000円(千円未満四捨五入) 

中国料理満足度数は、一撃指数☆を加算し

★★★★☆ とってもお気に入りです。 

特製の醤のコク、皮のバリッと感が忘れられない。

北京ダックならこの店だ(*^・^)ノ 

 

北京遊膳 (ペキンユウゼン)

東京都杉並区荻窪5-24-7 富士ビル 2F

TEL        03-3391-9715

営業時間/ 月~金 11:30~13:15(L.O) 17:00~21:00(L.O)
                  土日・祝 17:00~21:00(L.O)

定休日     火曜日・第1月曜日

北京遊膳北京料理 / 荻窪駅

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北京遊膳(ペキンユウゼン) (№1) 荻窪

2013-06-25 | 中国料理(北京料理)

北京料理「北京遊膳」(ペキンユウゼン)

オーナーシェフ 斎藤永徳 氏は、山の上ホテルの「新北京」で腕をふるわれていた

経歴がおありとのこと。

最寄り駅は荻窪。南口の路地裏に店を構えていらっしゃいます。

お目当ては当店の看板料理、北京ダック。

予約の電話をいれたところ、北京遊膳おまかせコース@6,300(二名様より)には

北京ダックが入っていないというお話。

それでは、つまらない。アラカルトでお願いしよう。

北京ダックのお値段をお聞きすると半身で7,000円。

1週間前に予約注文が必要だということですが、たまたま私達の訪問日に

他のお客様に半身の注文があったのでしょう。

3日前でしたが予約することができました。らっきー♪ツイてるぞ。

狭い階段を上り入店すると、正面にL字型カウンター、右手にテーブル席なのですが

以前は小料理屋さんだったのではないか?

と思わせる昭和の香りがする内装。

カウンター席(6)、テーブル席4卓と小ぢんまりとしています。

利用は2人掛けテーブル席。人気店のようで満席だ。

テーブル・セッティングは、箸置き、ロゴ入り箸袋に入った割り箸(横置き)。

テーブルクロスは2枚重ねでトップはビニールクロス。

着席後に、タオル地のおしぼりがトレー置きされ、メニューが手渡される。

卓上には、酢、醤油、辣油、胡椒、爪楊枝、紙ナプキン。

予め取り皿が重ねて置かれています。

まずは、生ビール(中)@600、(小)@500 で乾杯。

メニューはマスターメニューのほかに、オススメとして店内のホワイトボードにも

記されています。 この日、フロアで接客を担当されていたのは

クチコミサイトでも評判の良いマダムと女性の計2人。

「本日は北京ダック半身(一人4枚)をご用意しております。けっこうずっしりときますから

組み立てとしまして、その前に2品ぐらいで良いかも」 とマダムのアドバイス。

マダムは説明が丁寧で的確、口調も品があって笑顔も素敵だ。好感度大。

なお、お料理は大皿での提供。各自での取り分け作業が必要になります。

そして運ばれてきた際に、内容など説明を受けていますが、これを急ぎ控え、

補足し記録させていただきますから正確さには欠けるかもしれません

干し貝柱と冬瓜の薄塩煮@2,500

オススメよりチョイスすると

「こちらはスープ感覚でも召し上がることができますよ」 とマダム。

また、サーブ時には、

「タレと一緒に召し上がると美味しいですからスプーンも置いておきますね」と

銘々にスプーンを用意してくださった。

スープはきっちり出汁をとられており味わい深い。

貝柱も出汁をとられきったスカスカのものではなく、食べていて風味がある。

味が良い。これは期待できそうだ。

北京ダック(半身)@7,000

マダム曰く、「けっこうずっしりときます」 ということなので、腹に余裕のあるうちに

お目当てのものをいただくことにしました。

事前に卓上にてお披露目。

「おーー!!」

飴色で艶やかに光り輝く北京ダックに目は釘付け。なんと美しいのだろう。

連れ(寝太郎さん)と2人で大興奮。

皮(おそらく薄餅のことだと思います)を蒸し始めるそうです。

薄餅(ポーピン)、特製の醤、キュウリ、青ネギ。

本場では身肉をつけて出されるお店もあるとということですが、当店の

北京ダックは皮のみの削ぎ切り。

白髪ネギではなく青ネギ(万能ネギ)を使われるのは、当店はご家族連れも多くいため。

中には(ネギの当たり外れにより?)白髪ネギが辛い場合もあるからだと言う。

「お店によって違うと思いますが、うちの場合は・・・」

とマダムがつきっきりで包み方のご指導。

ちゃんと聞いておかねばなりません。

残りの3枚はマダムの指導に頼らず、自分でやらなければならないのですから。

まずは1つ完成しました。出来上がりはこんな感じが理想なのかな。

(ノブロー) まずまずだ、思うで。

(ノブロー) マダムからレクチャーを受けた北京ダックの包み方

オラが、紹介するだで♪

コーンスターチを混ぜているという薄餅(ポーピン)。綺麗に焼けてるで。

こいつは乾燥しねえように固く絞った布巾がかぶせられているだ。

身肉をつけず鮮やかな包丁技で削ぎ切りにした皮は、蜜の照りが眩いな。

皮は香ばしく焼けて、パリッではなくバリッ!!なんだよ。

そんじゃそこらのもんと音が違うだ。

まずは、薄餅を皿の上に広げ、北京ダックを上のほうに皮目を下に置くだ。

特製の醤は自家製だ思うだ。 北京ダックの上にのせるで、

次は、キュウリと青ネギ(万能ネギ)

下から折り返す。

そんで、左右をきっちり巻くだ。

「けっこうずっしりときます」というお言葉の意味がわかるような気がしました。

特製の醤が一般のものと比べ一味も二味も違うのだ。

油がしっかり入っている。

この油で、ずっしりこられるお客様もいらっしゃるのではないかと思った。

しかし、特製醤はコクのある濃い目の味付けなのですが甘ったるさがない極上のもの。

今まで食べてきた北京ダックの甜麵醤(テンメンジャン)ベースのタレって

甘かったんだと再認識。 

すごい。当店の北京ダックは必殺の一撃だCrown04

うまい、うまい、と次から次に巻いては、バリバリっと頬張る。

いい味だねえ。薄餅も北京ダックも醤も申し分ないよ。

心地よい音をさせ北京ダックは、我々の胃袋にどんどん収まる。

いつの間にか皿は空になり、テーブルにポツンと特製醤が残ってしまった。

すると、おしぼりの差し替えを持ってきてくださったマダムが

「ミソお持ち帰りになる?皆さんそうするのよ。」 とのこと。

もちろん、ありがたく持ち帰ろう。フードパックに入れてくださった特製醤には、

ごま油が入っているため常温での保存を推奨。

でないと分離してしまうということなのだ。

                                         -№2に続く- 

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華都飯店(シャトウハンテン) 六本木一丁目

2013-05-11 | 中国料理(北京料理)

お一人ランチは、中華料理 「華都飯店

創業は1965年、三田。

料理研究家、馬遅伯昌さんが、馬家の家庭料理を楽しんでいただこうと始められた店。

ビル建て替えのため一時閉店なさっていましたが、六本木一丁目、

アークヒルズ仙石森タワーに移転。リニューアルオープンされています。

(お店はタワー裏手)

三田時代には何度かランチに寄せていただいておりますので、懐かしの味を求めての

再訪になります。

案内を受け通されたのは右手のソファ席。

深い海の底をイメージさせるような瑠璃色でまとめられたエレガントな店内。

このカラー、三田時代にも使われていた色合いだと思います。しかし、老朽化が激しく、

目には重々しく映っていましたが、現在の「華都飯店」は息を吹き返したかのよう。

テラス席からの自然光がたっぷり入り込み、洗練され高級感がある。

そうよ、これが本来の姿なんだわ!

テーブル・セッティングは、ペーパーランチョンマット、カトラリーレスト、箸(縦置き)、

レンゲ、茶杯。箸は割り箸ではなくなったけれど、このペーパーランチョンマットは同じ。

着席後に、メニューとティーポット(ティーバッグ茶葉入り)が提供される。

担々麺(タンタン麺)@1500

麺にはデザート付き。

以前は1,050円でいただけた担々麺もデザートをつけて値上げ。

八角の香る厚切りのチャーシュー、ザーサイ、チンゲン菜など見た目変わらず。

麺は中太クラスのストレート麺で、つるつるとした滑らかな舌触り。

スープは、胡麻がきいてクリーミー。

辛さは後から追いかけてくる感じで、ほのかな酸味のバランスも良い。

チャーシューも肉々しく、ひょっとしたら以前より担々麺、美味しくなったかも。

デザートは杏仁豆腐、上には愛玉子、イチゴ、ミント。

つるっとして、口当たりはさっぱり。

ところで、メニューを見たところ、ボリューム満点の華丼は消えていました。残念。

もうお店の雰囲気からして丼って感じではないのかな・・・。

ゆったりくつろげるテラス席には、場所柄か、外国人のお客様がいっぱい。

お洒落だ。美しくリニューアルされ、お客様の入りも多い。

モチベーションも上がられたのか、値上がりされたけれども、味に好印象。

今回のランチ満足度数は、★★★★ 積極的に好きです。また来たい。

 

華都飯店 (シャトウハンテン )

東京都港区六本木1-9-10 アークヒルズ仙石山森タワー B2F

TEL      03-3587-9111

営業時間/11:30~14:30(L.O.) 17:30~21:30(L.O.)
               土・日 11:30~14:30(L.O.) 17:30~20:30(L.O.)

定休日/  無休

華都飯店北京料理 / 六本木一丁目駅神谷町駅麻布十番駅

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中國料理 北京(ペキン) (№2) 日比谷

2013-05-10 | 中国料理(北京料理)

色香味倶全(スーシャンウエイチュウチェン)

「眺めて美しく、芳香に満ち、味は天下一品」 とたたえる北京料理。

                                              -北京リーフレットより-

コースには中国茶がついていないと言うことで、武夷岩茶(青茶)@1,050を注文。

中国茶はホール中央で、透明な耐熱ガラス製の急須に入れ、スタッフの方が管理。

卓上へは、陶器のデキャンタに移してから出されます。

サービスなのでしょうが、せっかく透明な急須を使われているのだから

ヘイフンテラス」さんのように、手元において茶葉が開くのを楽しみながら

いただきたかったなあ。

京醤牛柳丁(国産牛フィレ肉と春野菜の中国味噌炒め)

春野菜は、新じゃがいもとズッキーニ。

脇には、白髪ネギと香菜、ゴボウを素揚げしたスティック。

黄色いパプリカをざくっと半分に切り、その中に盛り付けられています。

国産牛フィレ肉は柔らかく、オーソドックスな味ですが美味。

しかし、このパプリカをいただくのに、またもナイフとフォークが欲しい場面だ。

(ノブロー) シェフは豪快な人なんだべよ。

蝦菜椒炒飯(海老と花にらの焼き飯 青山椒風味)

HPを拝見して、青山椒風味に興味を持ち、コース料理を予約しました。

いわば、私の本命。

いただいてみると、もっとパンチのある味付けかと思いきや、

ビリビリとした青山椒は控えめで上品に仕上っています。

連れ(寝太郎さん)はもう少し塩が効いていたほうが好みの様子。

こういうときのために、予め、好みで自由に使えるお店の豆板醤などが

卓上に置かれると有難いのだけれども。

桜香泡布甸(桜シャンパンゼリー)

お店のキーカラー、シャンパンゴールドを中央に、味を何層にも組み合わせた

心華やぐスイーツです。

ナッツ、杏仁豆腐、ゼリー、ムース。

寝太郎さんは一層ずつ制覇したようですが、私は一気にスプーンを下まで。

シャンパンゼリーには季節感のある桜の塩漬け。

甘さ控えめの大人のデザートです。

いただいたコース料理のみの感想ですが、お料理の提供の仕方は

ダイナミックで男性的。

そのため、いくつかナイフとフォークをセットなさると食べやすいと思うところあり。

印象に強く残ったのは、味わい深い、洋葱燉鶏湯(名古屋コーチンと新玉葱の

ポットスープ)でした。

サービスについてはホテル中華らしく、丁寧でそつがありません。

そうしたこともプラスに働き、気持ちよく会計を済ませ退店することができました。

Hand01お会計は、1人当たり7,000円(千円未満四捨五入) 

中国料理満足度数は、★★★☆ 消極的に好きです。

 

中國料理 北京 (チュウゴクリョウリ ペキン)

東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテル東京 インペリアルタワー B1F

TEL     03-3503-8251

営業時間/  11:30~21:30

定休日    無休

中國料理 北京北京料理 / 日比谷駅内幸町駅銀座駅

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中國料理 北京(ペキン) (№1) 日比谷

2013-05-09 | 中国料理(北京料理)

中国料理「北京」帝国ホテル店。

当店の料理長は、小峯 慎志 氏。

一休及びオズモールサイトのシェフご紹介によると

『 98年から「北京」帝国ホテル店の厨房に立ち、07年より厨房を仕切る。

和食や洋食のエッセンスも取り入れ、黒毛和牛や琉球豚等の素材や、宮古島の自然塩

といった調味料にもこだわり、中国各地の美味を集め、眺めて美しく、芳香に満ち、

味は天下一品と賞される宮廷料理の流れを汲む北京料理の味と技はもとより、

その精神を今に受け継ぐ料理人である。 』

                                         と言うことです。

場所は、「帝国ホテル」タワー地下1階。

高級感のあるエントランスをくぐり、予約の旨を伝え、レセプションで

上着を預け、ちょっぴり緊張しながら奥へと進む。

シックでモダンな店内は、シャンパンゴールドとチャイニーズレッドを基調とした

エレガントな空間。

ホール中央に吊るされた美しいシャンデリアにも目を瞠った。

利用はホール、4人掛けのテーブル席。

テーブル・セッティングは、箸置き、箸(横置き)、位置皿、ナプキン

(リングはお店の方が外されました)、テーブルフラワー。

テーブルクロスは2枚重ね。タオル地のおしぼりは、トレーにて提供。

卓上には、予約した4月のランチコース(美彩菜午餐)@5,250のお品書きあり。

このコース料理は、すべて各人ごとのポーションで提供されます。

最初の注文は、生ビール(アサヒ)@1,050と瓶ビール。

このとき、瓶ビールはキリンフリーがグラスに注がれ、知らずに乾杯で

口をつけてしまった。 その後、瓶をよく見ると私の注文したものと違う。

ノンアルコールはお願いしていない。

スタッフの方に申し出ると、すぐに支配人さんがお詫びに出てこられ、

もちろんビールは取り替えていただけた。

さすが、ホテル中華。対応もしっかりしている。

卯月花三碟(三種のアミューズ)

春筍の山椒ソース、色々野菜の湯葉捲き、花切り紋甲いかと花くらげのピリ辛和え。

支配人さんのご説明によると、

「召し上がり方を申し上げて恐縮なのですが、①色々野菜の湯葉捲き、

②春筍の山椒ソース、③花切り紋甲いかと花くらげのピリ辛和え の順ですと

ソースの苦味を感じられなくてよろしいかと存じます」 とのこと。

こういうアドバイスは有難いです。

アミューズの中では、コクのある春筍の山椒ソースが口に合った。

あしらわれた松の実もマッチしている。

また、花切り紋甲いかと花くらげのピリ辛和えはしっかり辛いのですが、

少しエスニックな風味もあり、箸が進んだ。

洋葱燉鶏湯(名古屋コーチンと新玉葱のポットスープ)

連れ(寝太郎さん)とも同意見になりましたが、ランチコースの中での一番のお気に入り。

骨付きの鶏肉がごろんと入っているのです。

名古屋コーチンだけあって、肉質もよく弾力があって、ぷりぷりだ。

旨味のでた濃厚なスープもきちんと出汁をとっておられるので後味もすっきり。

コラーゲンたっぷりだし、新玉葱の甘みもいい。

一口ごとに胃袋がじ~んと温まっていく感じ。

シンプルですが、見た目以上の満足感に思わず頬も緩む。美味いCrown04

    (スタッフさん) お皿お持ちしました。

鶏肉の骨を外すのに苦戦していたせいでしょうか、劇団ひとりさん似の

中国人スタッフさんが小皿を用意してくださった。助かるう♪

油爆北寄貝(活北寄貝とアスパラガスの塩味炒め)

ほかに、金芯菜と白キクラゲ。あんは固め。

肉厚な活北寄貝で、ものは良い。

しかしあまりにダイナミックに投入されているので、このままだと噛み切れず

飲み込みにくい。ご高齢の方が召し上がられる際にも心配だ。

ナイフとフォークが欲しい場面です。

                                         -№2に続く-

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天厨菜館(テンツウサイカン) 銀座

2013-01-17 | 中国料理(北京料理)

中国北京料理「天厨菜館」(テンツウサイカン)銀座店

場所は、東京メトロ銀座線A1出口より徒歩1分。

銀座すずらん通りに面したビルの6~7階。

某休日、連れ(寝太郎さん)も同行のお二人ランチです。

はじめ受付階の7階に向かったところ予約ではないため、席は満席。

6階で相席でしたら案内が可能とのこと。

この日は他に所用があり、長居をするつもりはありませんので、了承のうえ

6階へむかいました。 6階は円卓をメインとするお部屋が数室並んでおり

利用は真ん中のお部屋だったと思います。

テーブル・セッティングは、ペーパーナプキン、レンゲ、箸置き、

お店のロゴ入り箸袋に入った割り箸(横置き)。

着席後、メニューとタオル地のおしぼり(温)はトレー置きで。

中国茶もいただきましたが、ティーポットは円卓に一つなのでお替りの際は

各自で回して入れるようになります。

この他、円卓には紙ナプキン、醤油、酢、爪楊枝。

本日の注文は予め決めて来ました。

銀座店25周年記念感謝祭 活アワビニ味《限定15食》@1,980 狙いです。

季節の前菜 おまかせプレート

前菜4種は、ピータン豆腐、サーモンのネギのゼリー(醤油ベース)、

蒸し鶏とネギソース、トマトとカッテージチーズ。 

ピータンに合わせているのはキュウリと長芋になります。

前菜は特筆なし。 「なるほどなっ」と言うお味です。

(ノブロー) ちんまい前菜は楽しいで。限定食にありつけて良かっただ。

アワビのクリームソース

活アワビのお料理ニ味は老酒で2時間、セイロで蒸し柔らかく仕上げているそうです。

クリームソースには、アワビのほか白菜、シイタケ、キクラゲ。

レトロです。昭和の味で懐かしいわあ。

ブロッコリーも、もちろんクリームソースをつけていただきましたよ。

アワビともち豚の角煮のブラウンソース

もち豚には八角とシナモンが効いています。味付けはやや甘め。

ブラウンソースとぐるなびのメニューには記されておりますが、運ばれてきたときの

ご説明は醤油煮だったかと思います。

アワビは小さいけど、このお値段なので贅沢は言えないなあ。

(ノブロー) 店の兄ちゃんが蒸しパンをどうぞって持ってきてくれただ。

「ソースをつけてお召し上がりください」ってアドバイスを受けたけれど、

花巻に、もち豚挟んで花巻サンド作っちゃおう♪

さて、お食事は、下記よりお好みの一品をお選びください。
 ・海鮮タンメン
 ・海鮮ヤキソバ
 ・有機ホウレン草のふわふわ炒飯 

とのことなので寝太郎さんと違えて注文することにしました。

実は、私、あまり炒飯は好んで注文しないのです。

もちろん、ハムユイなど家庭ではなかなか入手しないような特別な具材を

使われているときは大喜びで注文しますが、私の日常生活が

冷蔵庫の残り物で炒飯ばかりを作り食べているからでしょう・・・(涙)

海鮮ヤキソバ

寝太郎さんチョイス。

ホタテ、エビ、カニ爪、パプリカ(黄・赤)、白菜、チンゲン菜、アスパラ、ニンジン、

サヤインゲン、タケノコ、キクラゲなど具沢山。

麺の量は少なめで蒸した麺を軽く焼いています。

海鮮や野菜への火の入れ方は良く、エビもぷりっぷりでホタテは大きく

中はしっとりしています。

しかし、化調と砂糖を効かせすぎて、味が甘めで濃く、最後の方はくどさを

感じてしまった様子。

海鮮タンメン

私、チョイス。

具材は同じ。麺は縮れた細麺タイプ。

味わいはレトロ。 同様に化調が効いていますから、スープに独特の塩気を感じ

飲み干すことはできません。

デザート盛り合わせ

小豆&フルーツ入りタピオカココナッツミルク、巨峰、マーラーカオ。

(ノブロー) オラ、小豆入りのココナッツミルク好物だで。

さっくりいただき退店。ご馳走様でした。

Hand01お会計は、2人で、合計3,960円。 明朗会計ばんざい!

ランチ満足度数は、★★★ 日常的なら満足です。

 

天厨菜館 銀座店 (テンツウサイカン)

東京都中央区銀座5-7-19 フォリービル 6F・7F

TEL     03-3574-8471

営業時間/  11:30~15:00 17:30~22:30 

定休日/   年中無休

天厨菜館 銀座店北京料理 / 銀座駅東銀座駅銀座一丁目駅

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中國名菜 孫 六本木店 (№2) 

2012-12-18 | 中国料理(北京料理)

中國名菜 「孫」 六本木店。

『 ※特級厨師(とっきゅうちゅうし)は、

中国で1988年に「飲食服務業業務技術等級標準」が公布される前までに与えられた

国家資格の中で中国料理調理師の最高位のことである。

                                          -Wikipediaより- 』

さて、コース料理のほかに、着席時、接客にあたってらっしゃるマダム(仮)に

上海蟹をオススメしていただけましたので別注文していました。

上海蟹は蒸しのみ。

訪問日は11月24日だったのですが、いま最高にメスが熟しているとのこと。

私たちは、てっきりもう男の子(オス)の食べ頃かと思いきや

きっぱり「オスはこれからですよ。」とのお答え。

マダムがそう言うんだから、そうなんだろう。私も連れも納得。

このマダムが大陸的というか、サバサバした方なので話していて気持ちが良い。

彼女の言葉には不思議と説得力があるのだ。

蒸し上海蟹は3,000円。

食べやすいよう足もすべて解体した状態で運ばれてきますので、

ハサミ、カニスプーン、フィンガーボウルなども必要なし。

あとは、お箸でいただくだけです。

小ぶりですが、ちゃんと活きた上海蟹を使用。

質も良いので身の甘さが全然違います。

2012年都内でいただいた上海蟹の中ではダントツだ。

蟹の身をつけるタレには生姜のほかに五香粉が効いている。

普段だと何もつけずいただくのですが、このタレならつけても美味い。

細部にまで気が回っているとは、孫シェフはさすがです。

紹興酒のメニューを拝見すると、ボトルは一番リーズナブルなところで3,675円から。

白酒のボトルもあります。 しかし、蒸留酒ですから、こちらはショットで十分かも。

古越龍山 金龍 5年(640ml)@3675

紹興酒は、グラスではなく茶碗で。

チェイサーでお水をお願いしたところクリスタルガイザーのペットボトルと

氷の入ったグラスが運ばれてきました。

豚肉

豚ロース肉に衣をつけて揚げ、さっくり黄ニラと炒めたもの。

粗挽きの黒胡椒が効いています。香菜使いも上手く、シンプルなのですが

根本に中国料理を感じさせてくれるのです。

エビ

衣をつけて揚げた海老を甘辛ソースで絡めたもの。

運ばれてきたとき、すごく良い香りがしました。

このソースは、チリソースのような味わい。

マイルドですが蜂蜜のようなコクがあり辛さも爽やかだ。

品の良い大人のエビチリという感じでしょうか。 素晴らしく美味いCrown04

写真を撮っていたので、食べるのが少し遅れたところ、マダムが大慌てで席に

いらして「これは衣がカリカリのうちでないとダメよ!」とご指導を受けました。

(ノブロー) マダムに叱られただか。

(みに) 違うわよっ。教えてくださったのよ!

(寝太郎) みにが席を外した時、マダムがまたオラーズに声かけてくれたよ。

この子たちもお風呂に入ったりするのかって(笑) 

(タクロー) ノブ、おめ、口のまわりが、くわんくわんなんだべ。

(ノブロー) あっ・・・・(汗)

細切り牛肉の薄皮巻き(2人分)

コース料理で前菜と細切り牛肉の薄皮巻きのみ、2人分一緒のお皿で出されています。

こちらは自分の好みで巻ける仕上げ参加型タイプね。

甜麺醤で味付けをし炒めた牛細切り肉は、ぷりぷりと弾力あり。

これを北京ダック風に、ネギ、キュウリとともに薄皮に包んでいただくのですが、

薄皮の味が、また秀逸。

粉の質が良いのか、風味もあって程よくしっとりしている。

いや、やはり一番は料理人の腕なのでしょうね。

担々麺

予約時に、〆は担々麺でとお願いしてありました。 

連れは当店のスッキリ旨味系担々麺は未経験。

まずはこれを試してもらおうという考え(親心?)からです。

炸醤肉(肉そぼろ)、青菜、刻みネギ。 麺は縮れ麺。

当店の担々麺は四川料理店などで味わえる担々麺とはベツモノ。

ダシの旨みが活かされ芝麻醤は強く前面にでてこない。

連れは醗酵系の酸味を感じたようで、ひょっとしたら冬菜が入っているのでは

ないかという所見。 深みのあるダシに焦がしネギのような油の香りとコク、そして酸味、

すべてにおいて絶妙にバランスが良いのだ。

連れのメモを見ると「うまいーー!なるほどーー!感動!」の文字。

良かった♪これで「中華日和」の担々麺シリーズも進んでくれることを願おう。

デザート

マンゴープリン、ココナッツミルクのブランマンジェ、黒ゴマアイス。

自家製ではないかと推測。

黒ゴマアイスは、黒ゴマのペーストが固まっていて舌触り滑らかなものではありません。

しかし、香りは濃厚で味わいも水々しく、素朴ですが好感が持てました。

(ノブロー) 今年の上海蟹の大トリは、孫さんとこの!だったわけだ。

(タクロー) オラたちツイてたでーー。今日来れてよかっただな。

(レンタロー) タク、オラ「中國名菜 孫 六本木店」のトップの写真飾ったで♪Usisi

(ノブロー) レン、調子こくでねえ。孫さん中華は、おめに譲らんでーーー!!Ikaru

利用時間は、2時間30分ほど。

私達はコース予約でしたので退店をせかされる面はありませんでしたが、

通常ランチでお越しのお客様の場合には、混雑の具合、お食事の進行状況をみて

お声をかけられていたようでした。

Hand01お会計は、2人で、

上記お料理とお酒(追加は、紹興加飯酒 甕出し一合@1,050など)で合計24,381円

中国人シェフ孫さんの作る大陸的なエッセンスを加味した独自の新中華は

日本人シェフが作りあげる中華の世界観とは、繊細さが違います。

天才肌の特級厨師ならではのセンスの良さと技量が光る。

中国料理満足度数は、★★★★★ 特別です。 必再訪(*^・^)ノ

 

中國名菜 孫 六本木店    

東京都港区六本木7-6-3 喜楽ビル B1F

TEL      03-5785-3089

営業時間/ 11:30~15:00 17:30~23:00

定休日    年始

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