台湾料理「儂來餐廳」(ノンライツァンティン)
場所は、MRT「行天宮」下車。
「行天宮」及び「康華大飯店」からも近い当店は、2008年に「台北餐館評鑑優質餐館」に
選ばれたこともある名店。
店舗は2つあり、利用を申し出ると指示されたのは入口の小さな店のほう。
情報によると、当店のシェフは数々のコンテストで輝かしい受賞歴を持つ方なのだとか。
正直、2店舗とも気負いのない外観だったのは意外だった。
店内も同じく、椅子はカバー掛けされ、各卓にはテーブルクロスが敷かれているけれど、
どことなく庶民臭が漂っている。
案内を受けたのは通路の先、右手の角テーブル席。
テーブル・セッティングは、取り皿、小碗、箸(ホルダー付き)、レンゲ、紙ナプキン、茶杯。
着座後、日本語が併記されたメニューをもらい、中国茶はポット出し(茶葉なし)。
また使い捨て紙おしぼりが皿にのせられてセットされた。
メニューを見ると、鮑粒佛跳牆が1200NT$で提供。
高級スープを予約なしで、このお値段でいただけるなら嬉しいな。
ですが、予算もあるので、現実的なところではこちらの湯類になるのかな。
料理は、まず当店の人気TOP10から1品チョイス。
また、ドリンクメニューがないため、例によってスタッフさんをつかまえ
「ビール!ビール!」を連呼。しかし、はじめ、もってきてくれたのは常温の台灣啤酒(金牌)。
瓶の蓋を開ける前に触らせてもらえたので、思わず眉根が寄った。
すると察知した店員さんが冷えているビールに変えてくれました。ありがとう!
白斬雞腿(茹で鳥モモ)250NT$
TOP10からのチョイス。酸味のあるキャベツとニンニクの効いたタレ付。
スープに漬け込み茹でたという、健やかな鶏肉はむっちりとしてジューシー。
肉の旨味を存分に味わえるものですが、2人ではボリュームが多い。
(ノブロー) ニンニクだれが合うで、これにつけてごっちゃんになると、
食の失速を遅らせることができるで。
烏魚子炒飯(カラスミチャーハン)250NT$
お腹が一杯になってしまう前に、当店の看板炒飯をいただこうとオーダー。
カラスミはつまみにもなりますしね。
米は長粒米ではないし、具材はたまご、ネギ、鮭のほぐし身が少量。
シンプルな鮭炒飯の上に焼いたカラスミをカットし、後のせした感じで、
ネット情報ではここに松の実がかけられているということでしたが本日は欠席。
いただいてみると、過度な期待をしてしまったことに気が付く。普通に美味い。
(レンタロー) オラ達の隣の日本人のお客さんも注文してたな。名物だで。
他の卓に出ている1品料理を見ると全体的に多めなので、2人ではとうてい食べきれない
と判断し、食事はこれまで。
台灣啤酒(金牌)は計2本注文し、
買單は、合計680NT$。 1人当たりでは、340NT$。レジにて支払う。
比較的リーズナブルな値段からも料理が取り揃えられ、ボリュームも望める良心店。
当店の利用は、ある程度の人数で向かうほうが、断然楽しめると思う。
さて、私達はこのあと、送迎車の時間まで「李炳輝足體養生館」でのマッサージタイム。
この部分と松山国際空港は省略し、明日はお土産の鳳梨酥を記録し、
旅行記を終えたいと思います。
儂來台菜餐廳
台北市中山區民生東路二段147巷11弄1號
TEL 02-2505-0891
営業時間 11:30~14:00、17:00~21:00
無休