
横浜中華街、上海路の広東料理「翠鳳本店」(スイホウホンテン)
不完全燃焼のためか連日ですが、上海蟹目当てに来店(訪問日は10月21日)
(ノブロー) 中華街では、蒸し蟹は、よう食えるけんど、酔っぱらい蟹となると
作るのに時間がかかるで予約の店が多いだ。
だで、予約なしに酔っ払い蟹がごっちゃんになれる店は限られてくるだな。
(フクタロー) ここんちは、数に限りがあるけんど、酔っ払い蟹やってるだよ。
店先で酔っ払い蟹を出していただけるかをお店のお姉さんに確認。
「すみませーん、酔っ払い蟹 まだ残りありますか?」
「大丈夫ですよ、どうぞ」
よかったあ♪ 1階テーブル席へ着席。
卓上には、醤油、酢、辣油、胡椒、からし、爪楊枝、ペーパーナプキン。
着席後に、取り皿、小皿、割り箸(横置き)と冷たいタオル地のおしぼりが
直置きされました。
上海蟹の紹興酒漬け (雌)@2310
断然ビジュアルが良い!これこれ♪待っていましたよ
内子も味噌もたっぷりだ。
よく見ると紹興酒の漬けだれには、山椒の実が入っており、甘さも控えめ。
上海蟹そのものの旨味が活かされています。 このタレは美味い!
がっしりとしたハサミ、カニスプーン、ガラ入れ、茶碗とレンゲも出してくれた。
惜しい!これでフィンガーボウルがあれば完璧だ。
(タクロー) ええ感じの酔っ払い蟹だでな。
(レンタロー) 翠鳳本店さんでは、1週間くらい漬け込むらしいで。
だで、ふらーと来て今回は運よくありつけたけんど、安全策で確保しとくには
1週間以上前からの予約が必要だでな。
ビール(キリン)中瓶@630から始めましたが、こうなると次は紹興酒。
実は、お店のお姉さんから
「甲羅に味噌を少し取っておいて紹興酒を入れて飲むのも美味しいですよ!」
というアドバイスを受けたのです。つまりは、甲羅酒(≧∇≦)♪
甕出し紹興酒(冷)、デカンタ@2100
上ずみ、真ん中、下から選べるので、【真ん中】でお願いしました。
ワイン用の脚のついたグラスを出していただけました。
さて、甲羅酒はどうだったかと言うと、もちろん美味かった。
以後、酔っ払い蟹をいただくとき、試してみる価値はありそう。
上海蟹のスチームあえ@2310
女の子(メス)です。カメラ目線もキュートでしょ。
蟹の身をつけるあっさりとしたタレも用意されましたが、味を見ただけで使用せず。
上海蟹の甘みをそのままダイレクトに味わうのだ。
身もしっとりして、スチーム加減もお上手です。
HPを拝見したところ「翠鳳本店」は1986年創業。オーナーシェフの店。
家具は、高級中国家具「華梨」
1階はテーブル席のみですが、2階はお座敷(30席)と円卓テーブル(14席)が
完備されているとのこと。多目的に使えそうです。
また、当店はペットと一緒にお食事ができることで有名。
私たちが「酔っ払い蟹ありますか?」とお聞きしたときは、レジ近くの椅子にお店の
にゃんこがくつろいでいたのですが、「蟹・カニ!!」とうるさい私たちに見切りをつけ
プイとどこかに行ってしまいました。
途中には、わんこ連れのお客様も来店。
しつけがきちんとしているので、店内にいる間、一度も吠えなかったんですよ。
しかし、飲食店に動物がいるということで、中には敬遠される方もいらっしゃるかとは
思いますが、今回いただいた上海蟹は質も良く上出来でした。
お会計は、2人で、上記お料理とお酒で合計7350円。 明朗会計 ばんざい!
上海蟹しかいただいていませんので、
横浜中華街満足度数というより
上海蟹満足度数は、★★★★☆ とってもお気に入りです。
※お店のお姉さんのお話によると、上海蟹の紹興酒漬けはお姉さんのお父さんが
漬けていらっしゃるとのことです。
翠鳳本店 (スイホウホンテン)
神奈川県横浜市中区山下町189
TEL 045-662-6410
営業時間/ 11:00~21:00
定休日/ 月曜日 *月曜日が祝祭日の場合、翌日振替休日