チャイニーズレストラン「ロードチャイルド」 (Road Child)
場所は、関内駅と馬車道駅の中間ぐらい。
関内駅から向かうと北口を出で、国道16号沿いに本町方面に進行し、弁天通三丁目を
左折した道沿いの第22フジビル2F。
「ヌーベルシノワ醐杜羽」さんの並びに位置するのだが、同店が表に目立つ看板が
置かれているのに対し、当店はよくよく注意していないと見逃す可能性あり。
というのは、このあたりは、クラブ街。当店もクラブが多く入ったビル内に位置している。
関内エリアに住む友人との利用だが、彼女もこのビルに入っているとは思わず迷ったぐらいだ。
階段を上ると、店の前には、フードメニューなどを掲示した看板。
扉も秘密めいていて、引くのに勇気が必要。フリー客は入りづらいと思う。
足を踏み出すと、客席は正面のL字型カウンターに7席設けられ、
その後ろには、4人掛けのテーブル席が1卓と小体な造り。
当店は最近のトレンド、カウンタースタイルで創作中華を提供してくれるダイニング。
早い時間帯、店を切り盛りしていたのは、マスター1人。
いま風なメンズで、ファッショナブル。料理人と言うより、オサレ系バーテンダー。
テーブル・セッティングは、ランチョンマット、レンゲスプーン、箸置き、箸(縦置き)、灰皿。
当店は全席喫煙可。
アップテンポなBGMが流れるスタイリッシュな店内。
入口に近いカウンター席に指示を受け着座。この位置だと、残念ながら厨房の様子はわからず。
窓から覗くグリーンとネオンの灯りがアダルトなムードを演出する。
タオル地のおしぼり(直置き)をもらい、メニューを広げ、
まずは、キリン一番搾り@700を注文。料理はアラカルトで。
大根の甘酢漬
お通し的なものになるのかな。最初に登場。
ホタテ貝山椒ソース@1,000
肉厚のホタテはレアで提供。
山椒の痺れるような辛さはなく、素材そのものの味を楽しむことができる。
よだれ鶏@1,000
香菜、大根、人参がトップを飾り、盛り付けも華やか。
鶏は、しっかりと歯応えを伝え、ナッツを散らした濃厚な麻辣ソースが味のポイント。
担々麺@1,000
取り碗ももらえた。
青菜、ナッツ、白ゴマ、炸醤肉(肉そぼろ)。
スープは2層、上の赤い層をスプーンでのけると粒々の白ゴマがスープと一体となって現れた。
口をつけた瞬間に、不覚にもむせて咳き込んでしまう。
ニンニクも効いて想像した以上に刺激的な辛さ。中ぐらいの太さの麺と合う。
「辛くないと美味しくないんです」とマスター。ワイルドだ。
確かに、辛いけれど後を引く旨さ。辛いもの好きさんには嬉しい味だろう。
食べ進めると、後半にはしょっぱさも感じたが、これもすぐに順応できた。
来店されるお客様を見ると、マスターの友人らしきオサレな男性客から、女性客、
遅い時間帯になるとクラブのお姉さんやそのお客様など様々だ。
お酒の種類も豊富で、
この日はほかに、ワイン(ボトル)@3,600とグラス紹興酒(3年)@650を数杯注文。
お会計は、食べログ10%OFFクーポンを活用し、
1人当たり5,000円(千円未満四捨五入)
なお、予約は、電話が通じなかったため、ネット予約(cena)から申し込んだ。
今回の利用が飯よりも酒、ということもあり、主観的にはBARとしてのイメージのほうが先行。
しかし、料理にも主張が感じられるし、個性的な創作カウンターチャイニーズではある。
料理のチョイス次第では、かなり食事も楽しめるかも。 実は、少し期待している。
ロードチャイルド (Road Child)
神奈川県横浜市中区弁天通3-37 第22フジビル 2F
TEL 045-323-9819
営業時間/ 月~金 17:00~2:30(L.O.2:00) 土 17:00~2:30(L.O.2:00)
定休日 日曜日 -店舗情報「食べログ」より-
※中国料理満足度数は、3.5~5.0