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横浜中華街、上海路の本格台湾チマキ専門店「ちまき屋」
浜マーケットからの移転で、現在の場所でのオープンは2012年8月。
(上海路は)先日訪問した謝甜記さんの「工場直売所」と「廣翔記 本館」さんの間。
通りには控え目ながらもスタンド看板がでていますので、小路に入ります。
すると上記のような案内が張り出されていますから、矢印に従い直進。
店は民家を改装した造りで、1階の小窓で商品を買い求めることが出来ます。
美味しいチマキがいただけるという評判で横浜中華街でも注目株。
メディアでも多く取り上げられ行列を覚悟で向かいましたが、
平日のためか小窓まですんなり到着。 ツイてるぞ!
右手の呼び鈴を鳴らすと窓が開き、人当たりの良い店長さんが笑顔で接客応対。
HPで拝見した小林成明氏、ご本人です。
ちまきはお一人様1個。
これは、現在予約分で店頭品薄状態。より多くの方にお渡ししたい、という店の意向なのだ。
窓越しに、店長さんはチマキの食べ方を教えてくれる。
先代である台湾出身のお母様の味を継承した当店のちまきは、
台湾南部の"茹でるちまき"。 従ってお湯で温めるだけだという。
「え??」 目を丸くして、聞き直した。
「はじめての方は、お湯でというとびっくりされることが多いんですよ」 と店長さん。
これは、ちまきにじっくりと水分を含ませたいからとのこと。
蒸し器は固くなるので厳禁だそう。
「わかりました。ありがとうございます」
そう答えると、店長さんは、赤い紙包みの中にちまきと三つ折りパンフレット等を入れ、手渡してくれた。
台湾肉粽
ずっしりと重量感のあるちまきは、レギュラーサイズ1個450円。これから“入浴”いたします。
醤油味のもち米の中に、豚角煮・椎茸・干し海老・ピーナッツ。
これらは、細部にわたり仕事がなされている様子。
茹で時間は8分。オススメは13分。
少し長く茹でることにより角煮がとろけて一層おいしくなるとのこと。
沸騰したお湯にドボーン! 無事に茹であがってちょうだいね
祈るような気持ちで待つこと12分。
お湯から取り出し水気を飛ばし、笹の葉を開きました。
おお!問題なく温められたよう。 しっとりとして、湯上り美人。
(コウタロー) 塩茹でピーナッツが外側からも確認でけるだ
大きめの角煮はごろんと1個。脂部分がプルプルといい塩梅でとろけてくれています。
期待に胸を膨らませ、口に含むと、もっちりとしたもち米の濃すぎない味つけに
干し海老や椎茸の風味、角煮のコク、茹でピーナッツの食感が見事に調和している。
このバランス感は妙妙たるもの。
レギュラーサイズ1個は220gほどと、ボリュームはありますが、
それを感じさせず飽きのこない美味しさ。
食べ終わったあとでも、すぐにまた恋しくなる、素朴で温かみのある好感度の高い味わいです。
私にとって、定期的にいただきたいテイクアウトには、蒲田の「上海わんたん」さんが
あげられますが、当店も同様にこの1品で勝負できる他では真似のできない手作りのチカラ
を感じました。 断然、おススメ。 美味しかったなあ。
きっと私もまた、購入させていただくことでしょう。
ちまき屋
神奈川県横浜市中区山下町186
TEL 050-7522-3635
営業時間/11:00~18:00
定休日/ 月曜日
http://chimaki-ya.com/index.html
※横浜中華街、ちまき満足度4.2~5.0