その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋探偵(銭金10)

2013-05-24 12:49:39 | 夢屋探偵

『いい夫婦 今ではどうでも いい夫婦』
サラリーマン川柳の第1席である、この句にいたく感激いたしました^^;
「これは銭金の問題じゃねぇ…男の意地だぁ~!!!」などと叫び続けましても、愛し愛されたと思い込んでいた若き男女も、今ではお互い良いオッサンとオバサンであります。「私がおばさんになっても 泳ぎにつれてくの~♪」などと森高千里さんが歌えば、重い腰を上げて「たまに海にでも行ってみますか?」などと応えるかも知れませんが、我が家のオッカーが海に連れて行けなどと万が一言ったとしても、それは海鮮丼でも食べますか位の感覚であり、水着姿を想像することなど絶対にないと言い切れます^^;
ニュースリサーチによれば、婚約指輪のお値段は月給の3ヶ月分などと言われたものでありますが、今では20万円以下、月給1ヶ月分程度という答えが過半数を占めるそうであります。そうですねぇ、今となっては指輪にお金を掛けるより、新婚旅行にでもお金をつぎ込んだ方が良い思い出になるだろうし、「おかあさん!あの麦わら帽子(指輪)はどこへ行ったのでしょう?」などと、映画『野生の証明』の古いCFのフレーズを思い出しながら、本当にあの指輪はどこへ行ったのだろうなどと考え始めると、悲惨な結末しか見えないような気がして恐ろしくなってしまいますよ。
そう言えば、10年程前に香港マカオを旅行して、マカオの政府公認宝石店なるお店を紹介され、少々後ろめたい私は「ルビーの指輪」を購入したのでありますが、ハハハ、これが何と3級品でありました。(商札が意味不明な200,000-などと表示されていると、当然、日本価格で20万円相当と勝手に思い込み、値切って4万円程度で買ってくるのだから当たり前と言えば、当たり前の話なのでありますが…。)まぁ、日本に来てから台座に使ったプラチナの代金の方が高かった位ですから^^;
オヤジの心のやましさが造りだす喜劇ではありますが、お金じゃないんだよと言いつつ、お金で普段の不誠実さを許してもらおうなどと考えた浅はかさでありますよ。ちなみに、政府公認の宝石店という触れ込みは、一体何だったのでしょうかねぇ?

コメント
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