これから干すんですけど…
「ずいき干し」「芋がら」と呼ばれる山形県名物の「納豆汁」には欠かせない食材であります。里芋の茎の皮を剥いて食べる習慣など、何でも食べてしまう山形県民の特質かと思っていましたが、商品としては徳島県、石川県、三重県、奈良県、大阪、千葉県産と各地の物があり、果ては韓国産、タイ産の物まであるようですから食材としては全国区のようであります。まぁ、現代人が好んで食べるかどうかは別としてでありますが…^^;
ただし、「ずいき」の下拵えとして、酢で煮て和え物にして食べる。あるいは、夏の食材ですと言われると違和感を感じてしまいます。山形県での里芋は、その気候風土から「芋煮会」に代表される秋の食材であり、生の「ずいき」など味噌汁にして食べるものなら、喉はイガイガ…フゥ~!!!という状態に成ることを知っているから。(シュウ酸カルシウム結晶によるもので、里芋を剥いていて手が痒くなるのと同じ現象です。)だから、「芋がら」は冬の食材…干したものを、水やお湯で戻して納豆汁に入れる。これが『夢屋国王』の常識の限界であります。「芋がら縄」といって、縄状に編んだものを味噌で煮しめたものを野戦の食料としたという史実もあるようですから、何らかの形で食べていたことは間違いないようですけれど。
北海道上の国町を流れる「天の川」で採れた石…
流れ星に祈るように願いをかけ手で触れれば幸運が…
話題は大きく変わって、画像は函館市五稜郭商店街に飾られていた「不思議な石」であります。何が不思議なのか良く分かりませんが、効能書きを拝見すると、願い事を念じながらこの石に触れると幸運が訪れるとか…願い事が叶うから不思議なのか、通常では産出されないような材質の石が出て来たから不思議なのか…「どうか、不思議な理由を教えてください。」と願って触れて来ましたが、今のところ答えが返って来ておりませんけど^^;
まぁ、細かいことは気にしない。このところの曇り空で、果たして「ずいき」は思い通りに乾いてくれるだろうか?そっちの方をお願いしてくれば良かったかなぁ~。