「元祖 とりもつラーメン」の看板が…
節分に恵方巻を食べる…元々、関西の風習もCМ効果で全国的な行事になってきた感もありますが。昨日、家に帰ったら「炒り豆」の小袋と小さな鬼の面がコタツの上に置かれていた。『おやじぃ』が鬼役ではかなわないから、当然、牙を持った毛むくじゃらで四つん這いの妖怪『柴犬コウ♀(本名:さくら)』に鬼役を命じた。しかし、妖怪に豆(魔滅)をぶつけている画像などUpしようものなら、動物愛護団体からクレームが入るだろうし、この妖怪は豆(魔滅)を美味しそうに食べてしまうから、『鬼退治』にならないのでありますよ。ましてや、我が家では「鬼子母神」を祀っているから「鬼は外!」などと言ってはいけない。我が家では「福は内、福は内!」と声を発する…そうそう、我が家には一人を除いて「鬼」など存在しないのでありますよ^^;
冗談はさて置き、節分の行事を調べていたら、徳島県三好市では『銭貸し』なる妖怪が節分の頃に出没するらしい。さらには、栃木県日光市のお寺では、『福銭貸し』という正月行事があるらしく、全国でも『種銭(たねせん)』を貸してくれる社寺仏閣が存在するらしい。基本は、翌年に「倍返し」する慣習のようである…いくら善行を積んでも、お返ししないとよろしくないことが起こると言われれば、お返ししなければなりますまい。人の世ならば、「利息制限法」にいう上限金利を大幅に上回っている『悪徳金融業者』ということになるのだけれど、宗教・伝統行事ですから…。(冗談ですけれど^^;)
「アンパンマン」にも著作権が…
幼稚園のラッピングバス、画像のあんぱんと幼児に人気のある「アンパンマン」でありますが、決して『著作権フリー』ということではなく、イメージアップにつながる(または、訴えがイメージダウンにつながる。)ということで、著作権保有者が訴えないだけらしい。
はてさて、『良き事、悪しき事』が混在する世の中でありますが、『借りる時の恵比須顔(地蔵顔)、返す時の閻魔顔』などとも申しまして、お金の貸し借りに関しては、人は仏にも悪魔にも変容するようであります。こればかりは、借りる側だけのお話でもなくて、『貸す時の恵比須顔、未返済時の閻魔顔』とどこぞの金融機関もまた、景気さえ良ければ仏となり、景気が悪くなれば、取り立ても悪魔の所業になりますわなぁ…。誰もが『踏み倒す』ことを前提に、お金を借りている訳でもないのだけれど。
正義の味方「アンパンマン」は、お腹を空かせて泣いている子どもが居れば、自分の顔を千切って食べさせてあげる…自分の力が無くなってしまうのに。(そこまでして、お金を貸してくれる人は居ないと思うけれど…ジャムおじさんが、また顔を作ってくれるという前提ありきだわ^^;)徳島の『銭貸し』なる妖怪も、日光市の『福銭貸し』をしてくれるお寺も、節分(年越)を境に、また一年励みなさいという「戒め」が込められているのかも知れない。
「がんばって子育てをして、後から倍にして返してくれれば良い。」悪徳金融業者より、政府の方が悪徳な金融業を営んでいるような気もしてきたけれど…気のせいかなぁ(笑)