その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

燃える想いを受け止めて^^;

2025-01-10 06:13:49 | 巡礼

雪の降らない地域の雪景色ならともかく…

 何でまた、山形県内でも最も積雪量の多い「大蔵村肘折温泉」の『絵』を使うかねぇ?確かに、青森県酸ヶ湯温泉の午前4時の積雪量378㎝、山形県肘折温泉、同195㎝…ウソではない、事実である。事実ではあるけれど、それによって市民生活に何か影響があるのだろうか?つまり~『絵面』が欲しいのよねぇテレビは^^;
 我が在所だって、昨日は半日除雪作業に追われ、夕刻から今朝にかけて、また30cm以上の雪が積もっている。除雪作業は今日もこの地で生きて行くために必要最低限の作業なのである。だから、カメラを向けられても「降ったねぇ。」「困ったねぇ。」と応えても「助けてください。」という言葉は誰も発しないでしょう^^; せいぜい、道路除雪の除雪車が大雪の影響で遅れたら「早よ何とかせい!」と町の建設課に『応援メッセージ(決して苦情とは言わない^^;)』が届く位でありますよ。これもまた「自然災害」なんですよ。けれど、黙々と雪を運び、必要なだけの足場を確保する。それが、雪国の日常なはずなんですけれどね。だから、今朝は除雪作業途中の一服の様子から(笑)


そろそろ出荷しなければ…でも雪が…

 さて、そんな雪の一日だから愛人『シロ♀』は、『団結小屋』に閉じ込められ、少々ストレスが溜まっている様子であります。というか、「目やに」を付けたまま、不要不急の外出は避けてシュラフの中で眠っている。(『お花摘み』だけは別ですが^^;)雪国で、雪の景色は当たり前だから(酸ヶ湯の映像を観たら比較にならない…『シロ♀』の「目やに」程度の量だもの^^;)敢えて「ヨモギ」の画像を巻頭に持ち出し、春に萌え出る「ヨモギ」について考えてみた…。「よく繁り四方に広がる。」から「四方草」と書いて「ヨモギ」とか、「春によく萌える。」「(葉に蝋質があって)よく燃える。」から「善萌草」「善燃草」とそれぞれ書いて「ヨモギ」と読む説などさまざまあるようです。(何だよ、昔から言葉遊びかね^^;)


買い出しにも行かないから「なべ焼きうどん」な!

 はてさて、不要な外出は避ける…今日も除雪をしなければいけないから、ブロッコリーやキャベツの出荷もしたいけれど、体力は温存しておきます。そうそう「ヨモギ」…お灸の「もぐさ」、古語では「さしも草」という呼び名もあったようである。百人一首第51番歌…藤原実方朝臣の歌に「かくとだに えはやいぶきの さしも草 さしも知らじな もゆる思ひを」という歌があるとのこと。現代風に訳せば『伊吹山のさしも草みたいにさぁ 私の心は燃えちゃってるのにぃ~ 貴方はぜ~んぜん気付いてくれないもんねぇ~』なんてところかな^^;
そうかぁ、「なべ焼きうどん」じゃ食えないけれど、一昨日の残りの「目刺し」がまだ半分残ってたんだ…乙女心は、言葉に発する前に気づいてやらねばならない…『おやじぃ』は無骨者ゆえ、そういう気持ちに気づけない男なんですと開き直る。うず高く積もった雪を前にして、「春まで消えない雪はない。」とまた開き直る。「目刺し」は「開き」じゃないけどな(笑)
さあ、町の除雪車が来たようであります。戦闘開始!

 

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