その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

美女とジジィ…

2025-02-23 06:26:00 | 巡礼

ひよどりの こぼし去りぬる 実あかき(蕪村)

 「ヒヨドリ」は、留鳥または漂鳥として国内では一般的に見られるとされていますが、オラが在所では秋から冬に良く目にしますなぁ…。エサとしては、果実や花の蜜を好むとされているようですが、暖地では畑のキャベツやブロッコリーなども被害を受けているようであります。エサが無いのである…我が在所では総て雪の下であるから『おやじぃ』は、秋にイチジクの食害を受けた以外は被害を知らない。今年は、カボチャを玄関脇に放置していたら「腐った」…オッカーは「何とかして」と文句を言うのだけれど「それはヒヨドリが啄んだ結果である。」と説明したら、それからは「片付けて…」とは言わなくなりましたよ。さすがに、オッカーにも野生動物に対する一片の「憐みの情」というものが残っていたようであります^^; 小さな「坊ちゃんカボチャ」が3個あったのだけれど残るは1個…与謝蕪村が俳句に残したように、「こぼし去りぬる」場所には『ヒヨドリ子ちゃん』がお礼にでかい「う○こ」を置いていく…皮を食べれば暗色の、そして実を食べれば黄色の「う○こ」を見ている『おやじぃ』は変わり者?冬の食生活を調べるには「う○こ」も重要なアイテムなんです^^;


朝は「ふわトロオムライス」でスタート…

 さて、思ったほどの雪の量ではなかったけれど、土曜日の朝も除雪作業からスタート…昨日の『バァさんB』宅では、さらに屋根の雪が落ち、おバカ息子が雪を道路に押し出してしまって道幅を狭めている。(捨て場所が無いことは分かるのだが…)『余計なお世話』が大好きな『おやじぃ』は道を拡幅するために、トラクターショベルで運んであげた。堆雪場まで運んでいたら、今度は主(先輩)を無くした空き家で、娘の『Sみ』が玄関先まで『道付け』をしている…「Sみ~!トラクターで除雪してやるから車どかせぇ~!」などと、さらに『余計なお世話』を始めている。隣の親爺も窓から顔を出して、家の駐車場に車を止めろと誘導している^^; 「Sみ~!いい女は得だなぁ…ジジィが鼻の下を伸ばして手を貸してくれるから。」などと冗談を言いながらね。「スケベ心」…バカ言っちゃいけないよ。我が娘と同じ年頃の娘が独りで空き家を管理しているから『もごさい(かわいそうな)』だけである(笑)


「ホトケノザ」…残念!これも「ナズナ」だった^^;

 はてさて、こうして貴重な1時間と高価な軽油を浪費してしまいました^^; それではハウス周りの排雪作業を…なんて思っていたら、『おやじぃ』が外に出ると吹雪く、『団結小屋』で様子見をして、晴れ間を見て外に出ると吹雪くの繰り返しであります。「こんな日は、神さま仏さまが『今日は休みなさい』と言っているに違いない。」と自分に都合よく考えて、身体を休めることにしましたよ。『おやじぃ』の見込みでは、今日(日曜日)を乗り越えれば、『居座り寒波』をやり過ごすことが出来ると踏んでいる、だから出来る休息日でありますけれどね…。
 夕刻、お決まりの晩酌は「缶ビール」ひと缶で限界…BS放送では、「美女と野獣」のアニメ映画が放映されていた。『美女(シロ♀)とジジィ』がソファーベッドで寝ていたら、晩ご飯も忘れて眠り込んでしまいましたよ。ハウスで見つけた「ホトケノザ」候補のふた株は、白い花が咲いて「葉の形状が違うだけ」のナズナでしたよ。そうそう簡単に発見できるものでもない。日々、発見できることは、自らの体力が落ちている…「老化」の二文字だけ。降り続く雪もいつかは止むけれど、「年経る(ふる)」ことは止まることがないようであります(笑)


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