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『百姓』は本来蔑称ではない。
山菜は、家族で美味しく頂いて、余剰はご近所のスーパーに出品してみることに…さて、出掛けようとしたところに、高校時代の同級生『サダやん』がふらりとやって来た。どうやら退職記事を新聞で見て、心配して来てくれたらしい。(彼の方こそ病気もあって、その予後を心配しているのはコチラの方なのでありますが^^;)気の置けない友人であり、退職に至った状況や現在の暮らし向きなどをお話しましたけれどね。スーパーでは、出品数が少ないせいもありますが、出す物は総て完売。他者との重なりを避けながら、地元消費者の買い物動向を見定めている最中であります。
結構、カーボン質が詰まってました。
野焼き用の灯油バーナーの調子が今ひとつで、ダメ元で分解掃除をしてみることにしました。量販店の小売価格が19,800円(現品限りで9,800円だったような…。)買い換えてもそれまでではありますが、現金支出は極力抑えたいところですから^^;
結果は上々…元の勢いを取り戻しました^^;
『百姓』という言葉を蔑称のように捉える方もおりますが、本来は天下万民を指す言葉であり、百の姓があるとおり、百の生業が存在する。様々な「業(わざ)」を持っているのが『百姓』であり、農に特化した者は「農業」の呼称で呼ばれるだけと勝手に思い込んでおります。手先が器用であったり、器具の基本構造さえ見切ってしまえば少々の修理は可能で、時には配管工や土木作業員にも変身するのでありますよ。(修理が上手くいったので、少々鼻息が荒い^^;)
さて、本業の「農」は…寒暖の差が激しい今年は、育苗が上手く行きません。期待のスナップエンドウは萌芽したものの、ナメクジの被害で風前の灯火…播き直しであります。約3週間の期間がパーでありますなぁ…そんな被害に対応するというか、副産物としての山菜類が意外に好調であります。今まで、見向きもしなかった「ウルイ(オオバギボウシ)」が売れる。「タラの芽」も売れる。「タラ」の木の根は地表近くを縦横無尽に走り、想定外のところから幼木が出て苦慮しておりましたが、売れると分かれば、規則正しく並んで頂いて(増殖して)さらなる売上確保を目指そうなんて考える。生物は生き残り戦略として、バリエーション(変異)を持っている…『夢屋農園』は狭いながらも、気候変動に対応できるバリエーションと「業」を備える必要があるのかも知れませんなぁ。
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