その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋探偵(銭金6)

2013-05-17 12:29:44 | 夢屋探偵

「これは銭金の問題じゃない。男の意地じゃ~!」
と言ってはみても、私やっぱりお金が大好きです^^;
お金は大好きなのですが、お金の方が私のことを好きではないらしく、また、お金が好きそうな場所や匂いを嗅ぎ分けることが出来ないので、中々お金に近づくことが出来ないのであります。いやいや、お金とはお金持ちが好きなのであり、お金はお金の有るところが好き…つまり、お金は貧乏人には近付かず逃げて行くことだけは解っているのでありますけれど…。
さて、巻頭画像は庭のツツジでありますが、エヘヘ、昨年撮影した画像であります。寒い毎日が続いていると言いつつ、昨年画像をUpしたのも5月17日であり、今年もまた同じようにツツジが咲いております。少々違うと言えば、休日に雨が続いたお陰で庭の雑草がすごいこと。お金は近付いて来てくれませんが、雑草だけは頼まなくても生えてくれるのであります。いや、むしろ、除草剤などお金をかけないともう負けてしまいます。背負い式の除草剤専用の散布機が壊れてしまい、買わなければいけませんが、これまたお金がかかる。しかし、このお金を惜しむと雑草は梅雨時には手におえない状態になってしまうのであります。
必要なものが手元から逃げて行き、不必要なものは向こうからやって来る。けれども、幸せは逃げて行き、不幸は頼まなくてもやって来るなどと考えてはいけません。幸せに気付かないだけで、貧乏人には貧乏人なりの幸せがあるはずで、不幸と思っていることも、意外にそれ以上の不幸を抱えながら頑張って生きている人たちもいる。気持ちの持ちようで幸と不幸の尺度は変わってしまうものなのであります。ああ、私から逃げて行かないお金を探すことにしましょう…。

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夢屋探偵(銭金5)

2013-05-16 12:40:10 | 夢屋探偵

「これは銭金の問題じゃねぇ…男の意地だぁ~!!!」
と叫んでみても、やはりお金は木になる(?)、気になるものであります。
寒い寒いと文句を言っていたのに、昨日の「山形県高畠町」の最高気温は何と沖縄県を超えたそうであります。こうなるとお百姓さん(いや、この場合、大規模農家と表現すべきでしょう。)の作業も今までの遅れを取り戻すが如く、急ピッチで進められるのであります。『夢屋国王』の自宅にある『善助さん』ちの田んぼには、恐らく今年購入したと思われる8条植えの田植え機が持ち込まれました。息子が運転する田植え機は、追肥と一発除草剤も合わせて散布できる優れものであります。すごいスピードが違いすぎます^^;
銭金の問題じゃないなどと言ってはみても、大規模化と機械化の波に太刀打ちしようなどと考えることがおこがましいのでありまして、やはり田んぼの方は撤退する時期を考える必要があるのかもしれません。『ヒサオちゃん』のコンバインや乾燥機が壊れたら、まぁ、田んぼの作付は人頼みにするしかないだろうなどと、田植えをする前から撤退の時期を考えるオヤジであります。
そんな時、『夢屋国王』はクワと水糸を使って「ネギ」を3畝ほど植え付ける。もう自家消費分では消費しきれないほどの量になることは明らかなのでありますが、畑が草だらけになるよりはマシだろうと植え付ける。天気予報は夕方から雷雨…案の定、直径1cmほどの「雹(ひょう)」がポコン、ポコンとトタン屋根を打ち付けながら落ちて来ました。ウッフッフ、最高気温が高かろうと、こうして雨を予測して「ネギ」の植え付けを終了しました。これで水かけの必要もなし…『夢屋国王』は「天」を味方につけ、資金不足を補うのでありましたとさ。(ホントかなぁ?)

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夢屋探偵(銭金4)

2013-05-14 13:09:02 | 夢屋探偵

「これは銭金の問題じゃない。男の意地じゃ~!!!」
などと大見栄を切ったとしても、結構、私、銭金で動いてます^^;
さて、寒い寒いと言ってはいたものの、沖縄では平年の3日遅れで梅雨入りしたとか…ちょっと待ってください。こちら…というより、私んちの田んぼには、まだ水が来ていないのですけれど。土側溝で末端にある我が家の田んぼに水が回って来るためには、水上の水田に水が回り、水上で水が必要にならなくなってからでないと水がやってこない。2年前に既に経験していることなので、今、水が来なくても、あの時ほど慌てることはありません。(経験とは、こうして丈夫な胃袋を作っていくのであります…とは言うものの、あの時は水が来なくてオロオロとしていたのであります。)
一度、腹をくくってしまうと大胆になるというか、鷹揚になるというか…それでも、代掻きを済ませ、田植えを終わらせないうちは落ち着かないですよ。(これホンネ^^;)
朝仕事で田んぼを見回り、水がまだ来ないことを確認して、今日もしょうがないと帰ってくる…今日はお昼からお休みをいただいて、畑の耕運でもしようかと思うのであります。

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夢屋探偵(銭金3)

2013-05-13 12:33:53 | 夢屋探偵

「これは、銭金の問題じゃない。男の意地だぁ~!」
ということで、本日のお題は『銭金3』…ようやく、リンゴの花が咲き始めました。昨年の画像を使ってますから^^;ほとんど、同時期に咲いたようであります。寒い寒いと言いながらも、早い農家は例年どおり田植えを行っております。『夢屋さん』ちは、春作業は人様の機械(トラクター)と苗次第なので、確実に一週間はずれ込んでおります。それでも、慌てないあわてない。慌てたところで、機械も苗も無いのだから始められない。畑は…週末の雨で、また耕運の時期を逃してしまいました。
まぁねぇ、今のところ、売り物(商品)を栽培している訳ではないので、今年はのんびりと取り掛かってみようと思います。昨年は、春先からのスタートダッシュを決めたものの、秋には息切れし、その疲れが今も抜けないような気がするから^^;
ノラ猫(♂)は、ようやく春の恋の雄叫びを始め、田んぼのアマガエルもようやく聞こえるようになりました。少しずつ例年のペースに戻っているような気がする。あとは、『夢屋さん』の春眠が暁を覚えるようになればしめたものなのですが…。

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夢屋探偵(銭金2)

2013-05-10 12:51:26 | 夢屋探偵

「これは銭金の問題じゃない。」
「いやいや、銭金で解決できるのであれば…」
ということで、昨日、家に帰ると「角2」の封筒がテーブルの上に置いてありました。JT…日本たばこ産業株式会社からのアンケート調査依頼の封筒であります。「たばこを止めたのに何故?」(というよりも、休んでいるだけなので大きいことは言えませんが^^;)JTでは、喫煙する方もしない方にもアンケートをお願いしておりますという説明書きでありますが、まだアンケート内容を確認しておりません。
そのことよりも、なぜ私のところにアンケート用紙が届いたのかが不思議であります。ダイレクトメールであれば、大学の同窓会名簿などから住所が流出している可能性があるのですが、街角アンケートにも答えない一市民になぜアンケート用紙が届いたのでしょうねぇ…JT関係であれば、自動販売機を利用するときに必要な「タスポ」から住所を使われたかという推論も成り立つのでありますが。
まったく見ず知らずのところから、DMが届いた場合、名簿データの利用が考えられるのでありますが、これを取り締まる法律は無いんでしょうしょうねぇ…ということは、自分も趣味や年齢階層別、地域別の名簿を作成すれば(このようなアンケート調査に利用できる条件限定ができる名簿)お金を得ることができるはずであります。がしかし、大量にこうしたデータを個人が集められるわけもなく(こうして諦めた段階でこの野望は失敗に終わっているのでありますが)パンピーはパンピーの暮らしをするしかなくなるのであります。
さて、JTのアンケートでありますが、提出すれば何がしかの謝礼が頂けるのではないだろうかなどと、下世話な思いに駆られ封筒の中身をチェックすると、ありましたよ「粗品」が…図書カード1,000円分であります。JTさんから、なぜアンケートが届いたのかという薄気味悪さよりも、図書カードをゲットできたというしょうもない満足で、笑顔になる、最近、金回りの悪い『夢屋国王』でありましたとさ…おしまい。

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夢屋探偵(銭金1)

2013-05-09 12:40:57 | 夢屋探偵

「これは銭金の問題じゃない。」などと大見得を切られる方が多いのでありますが、銭金で無かったら一体何なのだと問われると「男(女)の意地じゃ~!」と答えるのでありましょうか?銭金の問題じゃないと言いながら、物事の本質を辿って行くと銭金に結びつくことがほとんどであります。両親の介護や財産分与、田畑の管理など田舎の長男夫婦には、プラスの遺産よりもマイナスの遺産を与えられることが多いのであります。
山形県はひとり当たりの所得が低いから同居率が高いのに、世帯当たりの可処分所得高は日本一などと、目先を変えた統計(数字的マジック)を駆使されると喜んでしまうのであります。もうひとつの褒め言葉は、山形の女性は勤勉である…共稼ぎ率が高い…つまり、旦那の稼ぎが安いってことなんですけど。
銭金じゃないと言ってはみても、いえいえ実は銭金ですと断言したい。「額に輝く労働の汗は美しく、新鮮な収穫物は農作業の疲れを癒してくれる。この感激は、体験した者にしか味わえない喜びなのである…。」誰が言ったか知らないけれど、額に汗するよりは、エアコンの効いた部屋で読書でもしていたい。慢性的な腰痛は、体験した者にしか味わえない苦しみなのである^^; きれいごとは言わないようにしよう。畑や田んぼで収入が上がれば後継者も増えるし、暑い日盛りにも作業に精を出すのであります。中国の野菜は〇△ないなどと言っていられるのも、お金が回るからであって、安い米しか買えない人々は、倍以上の値段のコシヒカリに手を出そうとは思わないだろう。
ああ、何とかなぁ…お金にならないかなぁ…銭金の問題と開き直りながら、銭金を得る方法を考え出したいのでありますが今年も同じことを繰り返す毎日…銭金を生み出すにはよそ様と違ったことを手掛けなければならないのであります。それにしても、頭が硬くなってしまっている…トホホ。

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夢屋探偵(占拠3)

2013-05-07 12:53:19 | 夢屋探偵

皆さま、有意義な連休を過ごされましたか^^;
『夢屋国王』の場合は、連休後半戦のお約束事…お百姓さんをしておりました。水田に元肥(化成肥料)を散布し、トラクターで耕起、水田の畦畔に除草剤を散布して荒れた水路を掘り起し、尻水口(排水路)を土留めして、あっという間の4日間でありました。今年は寒くて一週間ほど作業が遅れているでしょうか…気力が出ないとか、疲れたなどと言っていられない…毎年お決まりのお仕事…ひと冬、グータラしておりましたが、遂にヤル気スイッチが入ったようであります。(かなり、腰にきてますけれど…)
さて、この冬『第2次越冬隊員』を送ることを断念した『第2サティアン』の扉を開けてびっくり…床の一部がネズミに食い破られ、ネズミにしては大きなウ〇コの山…秋に収穫した青豆やギンナンを床下から引っ張り込んで、ひと冬、酒池肉林の乱交パーティを開いていたようであります。国王は、ため息をつきながら、彼らの乱行の跡を片付けております。(これが占拠)彼らの乱交は床に留まらず、カーテンにスピーカーのコード、タネ類をありとあらゆるものを齧っておりました。残念ながら、冬の寒さに負けてしまった報いであります。パーティを開いたならず者は、のうのうと快適な冬を過ごし、持ち主は乱交の跡片付を命じられる…この恨みは何時か晴らしてみせますよ^^;
畑にはカワラヒワやヒバリが戻り、ちょっとばかり気が早く代掻きを終えた水田ではカルガモが泳いでおります。また、一年の始まり…今年は、少しだけ手抜きをして楽を考えよう…スタートから手抜きしている『夢屋国王』であります。

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夢屋探偵(占拠3)

2013-05-02 12:53:25 | 夢屋探偵

公共交通機関を利用して、酒を酌み交わし、狂声を発して電車を占拠してしまうなどということは、紳士がやることではない。(団体旅行の場合は、結構、車中の迷惑行為をやってしまうオジサンたちですが…)だから、『夢屋国王』の愛車『ボロクソワーゲン』で『夢屋組』の酔っ払いを送り届けることは、国王の品位を保つ上でも重要なお仕事なのであります。(単なるアッシー君…死語か?でありますけれど^^;)
さて、長井市の久保桜は、東北地方に良くある征夷大将軍「坂上田村麻呂」伝説や八幡太郎義家伝説のように、やはり、田村麻呂が手植えしたなどという逸話が残っている桜であります。昨日の花盛りの方向を違えて見ますと、チェ・ジウが出演した映画「連理の枝」のように2本の木にも見えますが、通説によれば、江戸時代あたりに野宿をした者が、胴の部分を焼いてしまったなどという伝承も残っているらしい。公共機関を占拠するのも、桜の祠を占拠するのも、やはりどうしようもないオジサンが存在したようであります。
そんなことをふと思いながら、この春、新居を求めた『夢屋組』のY君宅を訪れ、奥さんにお茶など出していただきながら、新居を拝見…オジサン4人でこれまた占拠。厳つい男たちなど見たこともないお嬢ちゃんが、恥ずかしがって出て来ない…話題が尽きたところで、当日お目当ての食堂で一杯…まだ、陽の高い5時前から、花見の宴の開始であります。
陽が高かろうが、二日酔いだろうが、お酒を飲むとすべてを忘れてしまうのがオジサンの特権であります。国王が飲めないことを良いことに、日頃の鬱憤が噴き出すのでありますが、ここは無礼講ということで…実は、この二日後、無礼講などと言っていられない「占拠」に遭遇してしまうことになるのでありまして、明日から連休は後半戦に突入するのであります。

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夢屋探偵(占拠2)

2013-05-01 12:59:03 | 夢屋探偵

連休初日、諸般の事情により少々遅めの開催とはなりましたが、この4月から出稼ぎ先『夢屋組』に加入した新人君の歓迎会と花見の宴を兼ねて、山形県長井市で宴会を催すことなっておりました。長井市と言えば、第3セクター方式で運営されている「フラワー長井線」を応援するために、JR高畠駅から長井線の長井駅まで電車の中で勝手に『お花見宴会列車』を仕立てよう…利用客増に一役買おうなどと、宴会幹事はよそ様の迷惑も顧みず、ちょっとだけお花見の旅を企画したのであります。ええ、『夢屋国王』も公共交通機関を占拠する『迷惑オヤジ』のひとりに加わる計画でしたが、花粉症か酒の飲み過ぎか…最近、お酒を飲むとジンマシン(どうも身体がかゆくなってしまうのであります。)…きっと、肝臓にダメージを受けているに違いない…医者嫌いでありますから、今回はハンドルキーパーを買って出たのであります。(禁酒^^;)
13:58分高畠駅発…組員を送る『夢屋国王』でありますが、次の駅(JR赤湯駅)で約30分の待ち合わせがあると聞いて、計画を一気に変更…組員は赤湯駅までJRを応援し、途中、長井市伊佐沢の「久保桜」を見ようじゃないかと、国王の『ボロクソワーゲン』を赤湯駅に向けたのでありました。
巻頭画像は、「久保桜」の最も良くお花が見える方向であります。樹齢1200年とも言い伝えられるこの桜は、平成の大手術を受け、樹勢を回復する措置が採られておりますが、中央部分(幹)は、不定根(ヒゲ根)を出すためにミズゴケが埋め込まれているとか…老木・古木の域を超えた『ご霊木』クラスの桜とも思えますが、いやはや、その姿は痛々しい限りであります。
願わくば樹勢が回復し、枝振りは40アールに及んだという往時の姿(少々無理な気がしますが)が取り戻せたらなどと思うのであります。取りあえず公共交通機関で飲酒し、他の乗客の皆様にご迷惑をおかけしなかったことだけが救いでありますが、今頃、桜の話題ですかって…あなた!今年はホント寒いんですよ^^;

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