少し空気に春の暖かさが感じられるようになったと思ったら、今年も3月。ツグミやメジロにも先日出会えました。
そして、個人的な話では、2月の惑星の予告を書いていた頃には予想もしない展開が我が家にはあって、そんな中のほんの少し残された時間の中で、今回はこの「3月の惑星」を書いています。日本の人口の多くが高齢化し、本人もしくは家族に介護の必要な老人や病人を抱えている今日。我が家も、もともとだいぶ前から例外ではありませんでした。そして、先日、とうとう本格的介護生活に突入?! 介護保険を受ける申請を出しました。
そんな日々を、月が静かに見つめて私がちゃんと判断できるように見守ってくれ、友人や家族も力を添えてくれています。みなさん、有り難うございます。うまく乗り切れるように頑張ります。
まずは、どうにか恒例の前回の月の巡りを纏めました。
冬らしい晴天に恵まれて、しっかりお月見を楽しむことができました。ありがとう、お月様ぁ~!
そして、「今月の惑星」です。最近のブログで朝に金星と火星、月がそこに加わって素敵な風景を見せてくれたことを書きましたが、残念ながら今日は細い月が最後に見られるかと期待しましたが、見られませんでした。明朝3月2日はさらに難しそうですので、3月2日がこの上の月の巡りの最後になりますが、上に2月28日で締め切り、公表しました。3月3日が新月となります。
水星: すでに、朝の低い空に水星をみつけた人がいます(「銀河鉄道の月」のココを見せてもらいましょう)。早朝の日が昇る前、東の地平線近くまでがよく見える場所で、目に見えるかどうか、双眼鏡やカメラのズームなどで捉えられる水星を捕まえられるようです。ただし、春になってきたので、空気が冬のようにはいきません。肉眼ではとても見つからないと思います。
金星: 肉眼でも、向こうから飛び込んでくるほど明るい金星。未明の空で「明けの明星」と言われ、東空で1番明るいので、すぐ金星と分かるはずです。3月20日に向けてさらに見やすい位置にきます。早起きさんは、楽しんで下さい。
火星: 未明に、見つけやすい金星から、目を落とした下にいた火星ですが、これからだんだん位置が変わり、3月後半には金星の横に並びます。明るい金星に火星や土星を見つけましょう。
木星: 太陽の方向にいるのでみられません。
土星: 土星も現われ始めています。どんどん下旬に向けて見やすくなり、28日、29日は、上のような賑やか光景が未明の空で楽しめます。特に、この28日29日は細い月も加わるので、寝坊の私も起きて大集合を見ようと思っています。
残念ながら、夕方以降の夜には、目で見つけられる惑星はいない寂しい3月ですが、未明は惑星達がどんどん賑やかに太陽の昇る前の空で集まります。早起きできる時は、ちょっと東空を眺めて金星を目印にその時の他の惑星の位置を「今日のほしぞら」などを参考に探してみましょう。
お月様、どうか地球が平和を取り戻すことができますように、ウクライナの人々や虐げられたり、苦しみを感じている人たちに平和とやすらぎの時をお与え下さい。