今日もいい天気になり、夕方昇ってきたお月様にしっかり逢うことができた。
雲がなく、月が小さいけれど青空にしっかり見えたが、気が付いた人はどのくらいいただろうか。最近、天気予報でも月や天体の話題を言うようにはなったが、青空の中の月や未明の月については気づかない人がおおいのではないだろうか。
でも、こうやって月を見る習慣がつくと、人は月に見守られながら日々を送っているのだと感じる。そして、時の流れを月の満ち欠けで日々確認できる、月はとても有り難い存在だと思う。
昨日は、クラゲ?パシュートのヘルメット?と書いたが、今日は急に満月に近づいた感じがした。
夜見る月の印象は、青空の中の月とは別人格だ。クレーターのでこぼこで立体感を感じられる月だが、明後日18日には満月になり、きっと急に「お盆のように丸い」扁平な円にみえるだろう。
愚かな人間の争いを静かに見下ろし見守る月に対して、今日の暖かさでこれまで気づかなかった花たちが一斉に咲き誇っている地上は、これまた人間の醜い争いとは無関係に、静かに生きる喜びと幸せに溢れていた。
人間は、どうしてこのように静かに命をまっとうしていくことができずに愚かさを彼らの前に露呈してしまう存在なのだろう。
自然に学ばない愚かな人達の心を、月と花たちが諫めてくれますように。