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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

冬の星座たちの後に、月が獅子座のレグルスを連れていました

2022-03-15 20:20:54 | 惑星・天体ニュース

    今朝は小雨が降っていましたが、その後は傘を持っているのが恥ずかしいぐらいに晴れました。病院の日だったので、お月様が大変だろうと天気にしてくれたのかと思い感謝しました。

    午後、もうお月様はでているかな?と外に出てみると、青空の中にこんなに丸くなったお月様が姿を現していました。

    

     「今日も、守ってくれてありがとう」

      夕飯を終えてベランダにでると、南空に星がたくさんみえました。庭に出て上を見上げるように撮ってみると・・・

     

     オリオン座、その左に冬の大三角などの星たちが賑やかに集まって輝いていました。

     月は?というと、この冬の星座に遅れて、これからようやく南側に移動してきたところでした。

         

        月は獅子座と蟹座の間にいて、月の下に獅子座のレグルスが明るく見えていました。

           

     クラゲかな?パシュートのヘルメットかな?という感じのお月様ですね。

     毎日流れるウクライナの戦闘のニュース。民間の住宅や病院、学校などへのロシアの砲撃のすさまじさには目を疑い、胸が張り裂けそうになります。なんで、同じ人間がこんな行為をできるのか。第2次世界大戦の反省から、<国際の平和と安全を維持すること。 人民の同権および自決の原則の尊重に基礎をおいて諸国間の友好関係を発展させること。 経済的、社会的、文化的または人道的性質を有する国際問題を解決し、かつ人権および基本的自由の尊重を促進することについて協力すること>として設立された国際連合。

     最近は「核兵器禁止条約」を締結させたり、SDGsを積極的に推し進めてきたり、人間も少しずつ前に進んでいっているように思えていたのに、ウクライナの停戦にむけて大きな役割を果たせていない。

     以前から、問題視されていた、安保理が抱える最大の問題点。<大戦の戦勝国で核保有国でもある米英仏中露の5大国が常任理事国を占め、拒否権を独占してきたこと>が、「足かせ」となり、ロシアが平然と自分の正当性を主張して、国連軍としてロシアを止める行動がとれない。国連の無力を露呈してしまった。こんな非人道的な虐殺行為が、許されるはずがないのに・・・。

     今日は、NHKクローズアップ現代で「ウクライナの声」というのをみたが、この映像が前ロシア人民のテレビでノーカットで放映されればいいのに! と心から祈った。

     さて、私には、気になることが一つある。私は、このような戦争の映像をみると、戦中の日本軍が他国を蹂躙した歴史を思い起こす。そして、「2度と戦争を繰り返してはならない」と思うのに、周囲にそう考えない人がいることだ。彼らは、逆に勇ましく「だから、日本も自衛力を高めていかないといけない」と私とは反対の発想に流れるのだ。

    <過去の戦争の話を反省することは、国を守り愛する心を奪ってしまう。過去の戦争を「侵略」戦争とすると愛国心を奪うからとごまかして正当化>しようとする人たちにそういう発言が目立つ。

     もちろん、ウクライナが自衛のために闘うことを応援している。愛国心は大切にすべきだ。だが、だからと言って、「自国を守るためには中国や北朝鮮の脅威がある中で、日本も武装しなくては」という人たちに、私は大きな声で反対する。その道を選択すれば、隣国に脅威を与え、軍備増強のいいわけを与え強化されるだけだ。

     今、私たちが目指すべき道は、<自国の狭い利益でなく、世界に共通の問題を持続可能な地球のために一緒に解決していくこと>だ。<国連は、常任理事国を解体して、すべての国が平等に尊重し合い、地球規模の問題に取り組むべき時なのだ!>

     自国の利益に閉ざされた思想をもつ国の指導者は、コロナや貿易で、いかに密接に世界が手を繋いでやっていかなくてはいけない時代にいるかが見えていないのだろう。自国だけコロナ対策をしても、コロナは簡単に収束できない。どこかで大量な感染者がでれば、そこでウィルスが変異して、波のようにまた広がり出す。貿易も平和を維持して協力していかないと、どの国も損害を被る、寄りかかりあう関係にどの国もいるのだ。それを、しっかり肌で感じて生きることこそが、平和への道だ。

     私は、プーチンの支持が今高くなっているというロシアも信じがたいが、嘘やごまかしにまみれ、金にまみれた選挙で選ばれた長期政権が日本で支持され続けているのも信じがたい。日本の今を、まるで泥船のように感じている。国会で数々のあきれ果てるような答弁(財務省の文書改ざん、桜を見る会の名簿破棄など)が罷り通り、通常なら倒れるはずの政権が、いまだにその子分によって続けられているのを、子ども達に対して恥ずかしいと思う。

     日本人はうそ、ごまかしをいつから平気で許す国民になったのか・・・。

     どうして、中選挙区だった頃は派閥がけん制し合いながら切磋琢磨があり、それなりにまともな政治をしていた保守党が、小選挙区になったら自浄作用がまったくない情けない保守に成り下がってしまったのか。「日本は平和で、自由にものが言えて素晴らしい」と思っている人がいるようだが、「自分たちの国はほんとうに大丈夫か?」という視点も、しっかりもってほしいと思う。

     オリンピック開幕の時、ウクライナの人たちも、ロシアの人たちも、こんな戦争が始まると知っていただろうか? 日本だって、いつ泥船がとんでもない行動にでるか・・・世の中は一寸先は闇だ。第2次大戦は、世界恐慌の後に起こっているのだ。 

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