昨日、すでに統一教会と自民党の関係を知る資料篇を書いて、たった一人の例外(青山繁晴)の他、自民党に自浄能力が欠如しているのではないかと書いた。
そして、なんでコメントがこんなにないのかと疑問に思っていたら、昨日(7/31)になって、旧統一教会と閣僚や自民党議員との関係が次々と明らかになっていることについて問われ「社会的に問題になっている団体との関係については、政治家の立場からそれぞれ丁寧に説明をしていくことは大事だと思う」と語ったことがわかった。
こんな大問題なのに、自分から積極的に言ったのではない! 驚いて、直ぐに対処をするのでなく、知っていたということだろう。しかも、党としての問題はない???!!! 「それぞれの問題」なので、「それぞれ」が答えればよいという呆れたことを言っているのに仰天した。
そうだ、岸田首相は自分の派閥の吉川氏のパパ活問題も、本人が自民党を離党したらそれ以上のことは何もせず、比例区で当選したのに、議員であり続ける事に苦言もなにもいてない。個人任せ? 長期政権のまずいことは「個人の責任でしっかり説明すべきことだ」でごまかすことを、ことここに及んでも続けるつもりなのだ。
この言葉、プレイバック!プレイバック!
みなさん、この言葉は自民党の常套句です。忘れている方、復習してみましょう。
菅原経産大臣の公職選挙法違反の時も、本人が閣僚を辞任したことで済ませ、「本人に説明責任がある」といいつつ、とうとうウヤムヤで、秘書も本人すらも認めているのになぜか東京地検特捜部は菅原を不起訴処分。そのまま離党も議員辞職すらしないまま。翌年、東京第4検察審査会が、公選法違反容疑で不起訴(起訴猶予)とされた菅原氏を「起訴相当」(詳細はココから)と議決して流れが変わってから、やっと離党、議員辞職。そういえば、「任命責任は私にある」と言った当時の首相は責任とりましたっけ??!!!
IRの秋元議員の時も同じだった。秋元が離党をすると、「もう党員でもないのでコメントは差し控えたい」「国会議員一人一人が(職責を)自覚して、政治活動に取り組んでいくことが大事だ」などの声ばかり(詳細はココから)。だから、本人はリゾート施設事業を巡る贈収賄事件で有罪判決を受けたのに、控訴して議員辞職は任期の最後までせず、ただ、世間の目は許さず去年の衆院選には出馬しなかった。(詳細は、ココから)。
どこまで、この言葉で国民は許してしまうつもりでしょうか?テレビで、「問題は宗教ではなくて、旧統一教会の実態なわけで、岸田総理コメントされましたけど、僕ははっきり岸田総理が先頭に立って旧統一教会との決別宣言、旧統一教会の被害者の皆さんの救済宣言をすべき段階に入ってると思いますけどね」と訴えたアナウンサーがいたようで、立派です!
これをちゃんとしないということは、この前も書いたように、自民党議員には98人関係していた議員がいてトンデモナイことになる。菅原大臣の時も秋元議員の時も同じ、自分たちもやましいところがあったりする。言い出したら、きっと党が崩れてしまう。だから、こんなコメントでごまかすしかないのではないですか? みなさん、しっかり見ていて下さい。この問題も、ウヤムヤにして、党として説明責任や実態究明をしない。処分もしない、何もしないとしたら、どれだけ中が腐っているかということですよ!!!!
お月様、洗いざらい吐き出してもらうのに手を貸してください。
岸田首相も、首相になった後は、「桜を見る会」も「学術会議任命問題」も、何も手をつけず、つけられず(?)、何もしない。これからも、 何か問題があれば「それぞれ丁寧に説明をしていくこと」。説明できなくて離党すれば、その後は自分の派閥のパパ活の吉川議員のやり方を貫き「離党されたあとのことは、・・・」でホッカムリ?
国民の皆様、いい加減に長期政権に決別しましょう!!!! もし、これまで、あなたが長期政権に票を投じてしまってきたなら、この問題では、スルーせずに、自分の票を投じた人に、しっかり党として自浄作用がまだ残っていることを示してくれと伝えましょう。