統一教会と自民党の関係、岸田首相は本気で解決などしたら収集がつかないと思ってか、<内閣改造・自民党役員人事をすると表明した。8日の臨時党役員会などで一任をとりつけ、10日に踏み切る見通しだ。人選の過程で宗教団体の世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係を点検すると明言した。新たに起用する閣僚や副大臣に関し「国民から信頼される行政をする観点から当該団体との関係をそれぞれ点検し明らかにしてもらう」と述べた。問題があれば「適正な形に見直してもらうよう指示する」と話した>(ココから)ようだが、つまり、<内閣改造・自民党役員人事以外の人は個人の問題で党としては何もしない。しかも、党として徹底的に点検するのではなく、個人が自分から明らかにする。見直して下さいとそれを聞いて自分は指示する。処罰は考えていない>いっているように聞こえる。
宣伝や団体の信用を増すことに加担したと思われるのに、それで信じてしまい、被害が拡大したかどうかは問題にもしないし、痛痒を感じていない!それだけは、この発言で明らかなようだ。
そして、ここで気づいたのが、山下貴司衆議院議員。2018年7月の教団の集会「復興祈念・2018孝情文化ピースフェスティバル in OKAYAMA」に、同じ自民党の逢沢一郎、北村経夫と共に来賓として出席し、加藤勝信は秘書を代理出席させたうえ祝電を送ったと分かった。法務大臣になったのはこの集会の後だが、山下貴司は来賓として出席し、祝辞まで述べたようだ(ココから)。北村氏や相澤氏は認めているようだが、山下氏のコメントはまだみつかっていない。
実は、2020年7月に現政権を歴代法務大臣一覧から振り返るというブログを書いて、多くの人に読まれてきたが、その時はこの山下貴司氏については「在任11ヶ月。特に記載なし」としていたが、追記をしておかなくてはいけなそうだ。
それにしても、何という政党なんだ。<たくさんの組織、団体からの要請があり、全てを把握している訳ではない><利用できる者は、利用する。(それのどこが悪い)>という呆れた党だ。自分たちの信念がないのか、信念が統一教会と一致する?
<統一教会とは、気づかなかった>と弁明した政治家には、それなら名前の変更を許可した当時の下村文科大臣に責任があると、彼を強く非難して辞任を要求するのが正しい対処の仕方ではないか? 青山繁晴さんの発言から判断しても、皆知らなかったはずがない。
さあ、今日も月が昇ってきた。
お月様、恥ずかしい政治家達に、自分の犯した間違いをはっきり反省し公表する勇気を与えてあげて下さい。このまま、嘘をついて再びこの国民への裏切り行為が見過ごされたら、日本は立ち直れないほどにもっと酷くなる。自民党に自浄能力がまだ残っているなら、これが最後の絶好のチャンスです! このまま、うやむやにしてやり過ごそうとしている岸田さんではダメです。
自浄していこうとしている青山繁晴さんのような議員に、残るまっとうな人々がどんどん立ち上がって力を集結するようでなかったら、もうダメです!徹底的に自民党内のうそ・ごまかしの膿を出せるひとたちが出てくるなら、私は大歓迎するのですが・・・。
一方で、まだ現政権を支持すると言っている半数の国民の人に、この事実のもつ危険性を徹底的にもっと明らかに分かるように示してくれるマスコミに、どうぞもっと力を与えて下さい。
そして、正しい方向へ、日本を導こうとする人々に、力を与えてくれる月が今日も昇っています。
今日の日付の間は沈まない月です。どうぞ、前に一歩踏み出そうとするあなた。空に月を探して勇気をもらって下さい。