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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

今宵も快晴で月がきれい!

2022-10-01 19:32:11 | 惑星・天体ニュース

   今宵も快晴でした。月が明るい内から今日は見られました。 

    

    堂々たるモノです。白い弧でしっかり月だと見えるお月様になっていました。

    夕方には、もう蠍座に遅れてゆっくり昇ってきた月がひとりで静かに空に浮かんでいました。

     

    そして、今日は、帰りがけに東の空に昇ってきた木星がどれだけ明るいか皆様にお見せするために写真に撮ってきましたよ。

      

    ちょうど電線や木の上にでてきたところの木星です。ちょっとした雲や木立からは、光が漏れて木星がどこにいるか分かりそうなくらい明るいです。

    今日も、北側の空低くをISSが通過していくのが、かろうじて見られました。4日、5日に向け、イメージトレーニングできましたか? スペースシャトルでISSに行った頃は、機体が大きいので望遠鏡だとISSが大きく見えたといいますが、クールドラゴンでは変化はないでしょうね。

   そうそう、「おまけ」をアップするのを忘れていました。またもや、今年3・4回目になるのですが、先日アゲハチョウがまたやってきているなと思ったら、例の我が家のベランダの小さなレモンの木にまた卵を産んでいったようで、木がつるつる禿げになっていて、ちょうど幼虫の黒ちゃんが黒い服を脱いで緑の姿を現したところに出くわしました。ちょっと栄養不足で小さめでしたが・・・

  

  上の青虫は同じ個体です。下のような鳥の糞に模したような黒白の幼虫服を脱ぎ捨てたところを見つけたのですが、脱ぎ捨てた後、脱いだ服を食べ始めました。これは、確か、卵から出た幼虫も、卵の殻を食べるのをみたことがあります。

  事ほどさように、自然には無駄がない。持続可能な生き物たちに脱帽。SDGs(持続可能な開発ゴール)は、人間が考えたのではなく、人間が自然から学んだモノなんですね。

  

 

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2022年10月の惑星

2022-10-01 09:00:00 | 惑星・天体ニュース

       いつも、月初めのこの惑星の記事を書く時には、(わぁ~もう1ヶ月が経ってしまったのか。早いなぁ~)と思うのですが、今回は、もう1年の4分の3を過ごしてしまったことに唖然とする感じでした。いやはや、年賀状の案内はポストに入るし、彼岸花は色あせて栗の季節が到来しました。外ではもうセミの声はほとんど聞かれず、秋の虫の声が・・・。

  「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり」ですね。

  でも、憂いていても仕方ないので、前回の月の巡りからご覧にいれますね。けっこう見られているともいえますが、正直なところ、例えば、9月12日あさと書いたのは、実は前日の月を朝見た月で、9月12日に出てきた月ではなかったり、ややごまかしもあるので・・・ちょっとdoubt?

   

        さて、では、今月の惑星をみていくことにしましょう。

    水星:10月9日が西方最大離角となって見やすくなります。今日の夕方のような好条件に恵まれれば肉眼でもみられるかもしれません。

    水星が西方最大離角 2022年10月6日から18日 日の出30分前 東京の星空 東京での日の出時刻 6日 5時39分 9日 5時42分 12日 5時44分 15日 5時47分 18日 5時50分

    金星:夕方の空に移動中なので、今月はみられません。

    火星:夜遅くになると昇ってきて、明るくなってきた姿を確認できます。14日には、月が火星に近づいているので、月を見る時に、わすれず火星も楽しみましょう。12月に向けて明るさを増してきて「赤く」感じられると思います。冬の星座も見逃さないように。

    月が火星に接近 2022年10月14日 23時頃 東京の星空

    木星:明るく夕方の空に東から昇ってきて驚かされます。昨日も実は月を西空で見て帰ろうとすると、東空にギラギラしている木星をみつけ、あまりの明るさにあっけにとられました。これからの夕方の東空で、明るい星をみつけたら、間違いなく木星ですよ。

    土星:木星ほどは明るくありませんが、土星も肉眼で見つけられます。夕方の空で月を見るとき、5日から9日にかけては、月の位置から土星をみつけてみましょう。秋の星座では明るい星があまりありませんが、土星と明るい木星、5~9日にかけては月にも助けてもらって探すと、地平線近くに秋の唯一の1等星・フォーマルハウトも見つけられそうですよ。

    月が土星、木星に接近 2022年10月 4日から9日 21時頃 東京の星空

    さあ、こんな風に、今月は惑星の水星・木星・土星が夕方の空で楽しめます。夜更かししたり、または夜中に目を覚ました時は、火星や冬の星座がお薦めです。

    また、天体ではありませんが、昨日お伝えしたように、4*日の国際宇宙ステーションへの若田さんの出発のニュースが流れるのに合わせて国際宇宙ステーションをちょうど見頃となります。それを見る時には、「そうだ!」と思い出して、惑星やフォーマルハウトも忘れずに探してみて下さいね。

*最初は4日といっていましたが、ハリケーンの接近で6日に延期になったようです(10月2日追記)

    国際宇宙ステーションの見え方は、JAXAの「#きぼうをみよう」のサイトで確認しましょう。地域によって、見える時が違いますので注意して下さいね。

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