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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

渡辺かづき先生とのレッスン207

2022-10-27 16:18:49 | ピアノ

          物事は、時に基本に戻ると先にすすむ力になる。ということで、前回から初心に返って、以前途中で放り出してしまっていた「ステップアップ・ジャズピアノ」の教本に戻って、基本勉強を再び始めたレッスン。まずは、前回に弾いた「ブルー・ムーン」を丁寧に、説明にあるように、跳ねないで、3連符で指定している所のみ忠実に3連を感じて弾くように~練習して、弾いたつもり・・・(苦笑)

   やや、怪しいところもあったようですが、弾き直すと「ちょっと怪しげなところがありましたよ」と指摘があったところを弾き直し、どうにかOKに。

   さらに、1歩進めて次の曲「朝日のごとくさわやかに」もお披露目。これは、でも凄く難しい曲で、何と出だしに8分休符があってから最初の音が出るという「ンチャ~」の「ン」が無音の出だし。しかも、さらに、他の箇所では、休符のあとの8分音符があって、次が伸ばす付点四分音符が続く。3カウントで跳ねるの指示のある譜で、これをどう弾くのかが難し~~~い。

   先生にお尋ねすると、「これは楽譜をもっと簡単にした方が親切かも~」と言って書き直して下さり、それを聴きながら、なにか聞き覚えたあるような気持ちになりました。そうだぁ~。今回途中の続きから再開したのですが、その前に、跳ねる弾き方の基本が載っていた5章がしっかり頭に入っていたら、弾けたはずでした。いけない、いけない。もっと前に戻るべきだったかも知れません。これは、次回も弾いてれんしゅうすることにしました。

   そして、最後は、渡辺先生アレンジのカーペンターズ*の"I need to be in love with you"をアドリブも入れて弾きました。これは、以前にも弾いたことがありました。そして、今、振り返って調べてみたら、3回目でした(苦笑)認知症?でも、まあ、2016年と2017年のことですので、5年ぶりに弾いていた・・・ということで、まだ、軽症?

    そして、思ったようには弾けませんでしたが、でも、振り返って2016年には分からなかったコードが細かく変化させて編曲している場所の意図がだいぶ読み解けるようになってきたということ。D →Dm ときたら F♮、A → A7 ときたら、G♮の音を出したいんだな。ここのフレーズはこのコード進行だから、どの音を響かせたいのかということが、飲み込めてきました。

    アドリブをしっかり音符にしておかないと弾けなかったのが、すこし譜を見間違えて音を外すこともまだありますが、音を外したのがすぐ自分で分かるところまでは進んできたようです。ところで、先生にこの曲弾くのは音の変化が多くて大変でした。特に黒鍵が多かったし~と嘆くと。先生があっさり「これは、原曲に併せているから基音がAになっているけれど、自分で弾くときはもっと単純にFを基音にすれば楽なんですよ」とのこと。なるほど。でも、私はFの音にこの楽譜から変換するのがまた大変なんですけれど・・・。

    そういえば、音大卒のピアノの友人は、いとも簡単にコーラスの伴奏でキー音を変えても即座に演奏していたのを思い出しました。まあ、黒鍵の多い楽譜だったのに、頑張ったということで、先生も音は分かってきたようだから、あとは、馴れですね」と言って下さり、ミスタッチは多々ありましたが、次は他のモノを弾いてくることに。

    そして、そして、このレッスンの最大のお楽しみの時間で~~~す。先生が歌姫たちといっしょのライブでどんどん新しいアレンジを作っているのを知ったので、その中からピアノのソロでも弾けるものを、とりあえず4曲候補をあげて下さった中から「オリビアを聴きながら」の譜をお願いしていました。

    そして、模範演奏!!!

    譜はたったの1枚。メロディーとコードのみです。先生の模範演奏は、いつも通りのきらびやかさ。この譜と音楽との差を、私がどの位まで埋められるかが勝負どころです。練習するのが楽しみです。

     *先生のアレンジがとても素敵なカーペンターズのシリーズは、CD”Every Moment in Love"として、amazonでも買えます。ご興味のある方は、是非どうぞ。カーペンターズを最高のアレンジで仕上げてある珠玉のCDだと私は思っています。

 

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