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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

一昨日の木星と月は、今夜はどうなった?

2022-10-10 21:05:29 | 惑星・天体ニュース

   今日は、晴れ時々雨といった天気でした。そして、月が出る頃には空がどうにか晴れて、月がやや薄雲がありましたが、姿を現してくれました。

      

      この時は、木星は見えなかったのですが、時間が経つとさらに晴れて、木星も見つけられました。

         

       今日は、満月だったのですが、もう18:32の時にしても、右上が微妙に欠けていました。それもそのはず、満月になったのは、今朝の5:55でした。

       さて、木星の位置で思い出しましたが、これから時間が経つと、この木星と月の位置はどう変化していくと思いますか? 

       実は、アップしませんでしたが、昨夜は木星どころか月も見られなかったのですが、10月8日から9日に日付が変わった時は雲は多かったものの、月と木星の写真を撮れました。

       

    そして、この約6時間前、前回お見せした月と木星を再登場させてみましょう。

    「今夜の月は木星と仲良し」なんてタイトルにしたのに、時間も書き忘れていましたが、下の写真、雲に囲まれながら、月の左に輝いている木星が見えました。

        <2022年10月8日18:46>

     さらに、もう一枚、この2つの写真の間に撮った写真もありますよ。

         

        月の最初18:46に左にいた木星が、約2時間半後の21:22には月の左上にいき、さらに約3時間後には月の真上にきていたのです。面白いですね。さて、これをヒントにすれば、今夜の8時半に見た最初の月と木星も寝る頃には様子が変わっていくことが予想できますね。 上手く写真に今夜撮れるかわかりませんが、分からないという方は、今夜の空を見上げてみませんか?

        では、今日も無事に1日を終えられたことに感謝して。明日もいい1日になりますように。

追伸)

 分かりやすく、復習に並べてみました。

 

 

  同じ大きさにして、場所も揃えたら、もっと分かりやすかったのですが・・・。

  

 

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110メシエ天体制覇したlayout3さん(ゴールを目指すこと)

2022-10-10 10:20:35 | 惑星・天体ニュース

    七夕の7月7日生まれの友人が、私と国はちがうが南半球に住んだ経験から「南半球だと、月の欠け方が反対だったわね」と話したひと言から、(太陽が、南半球では北回りだった)のは、家も北向きが明るいし気づいて生活していたけれど、6年もいたのに月についてはまったく無頓着で気づかなかった~と驚き、月にとても興味が湧いた。住んでいた頃は、子育てに忙しくて、今のように月をしっかり見る暇もなかったかもしれないと振り返りながら、以降、私の月を見上げる習慣が始まったように思う。

    それが、さらに熱を帯びてきたのは、地球の裏側で活躍するイチローの応援に月パワーを送ろうとしたことも大きかった。だが、それ以上に、天体のことについて無知だった私を、すてきな天体写真で魅了してくれ天体の世界へさらに導いてくれたブログサイトを書いている方々との交流も、大きかったと思う。

    このブログにも度々登場する「銀河鉄道の月」のブドリさん(今は、「銀河鉄道の月Ⅱ」に移行)の影響が1番大きいと言えるが、ブドリさんのサイトから繋がった「熱狂的阪神ファンのスターな日常」(今は残念ながら休眠中)のいっこーさん、そして「煙草と珈琲とお月様」のlayout3さん、「悠々遊きまぐれ写真館」の悠々遊さんなど・・・それぞれの個性溢れる天体情報が宇宙への扉を様々に開いてみせてくれた。

    そして、その中の「煙草と珈琲とお月様」のlayout3さんが、このたび、110メシエ天体制覇の快挙を達成された!とブログの9月26日(ココ)でアップしていたのが、今日のタイトル。

    私の今日のタイトルをみて、110メシエ天体について知りたいと思った方は、是非「煙草と珈琲とお月様」の2022年9月26日までを直接ご覧になって下さいね。お月様も「ど・アップ」ですごい映像を届けてくれているし、天の川の写真や、望遠鏡を使わない私には無縁のメシエ天体の写真もよくアップして下さっているブログ。私は特に、天の川や惑星の大写し、月の写真にいつも目を惹かれてきました。

    でも、まさか、そのメシエ天体110の制覇を目指していたとは全然知らなかった。

    しかも、<2016年に初めて天の川を撮影し、その暮れに先代の赤道儀と反射望遠鏡を購入その後2017年夏にIR改造デジイチを買って、秋から本格的に撮影するようになりました。メシエ天体を全く知らない状態でしたので、バイブルブックで事前にチェックしながら「メシエ天体制覇」を目標にやってきました>とのこと。素晴らしい写真にずっと何十年も天体写真を撮って来た方だとばかり思っていたので、びっくりでした。

    『メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド』というメシエ天体110個を天体写真家の中西昭雄氏が撮影した写真ですべて網羅したビジュアルガイドブック本に、写真が撮れるたびに、付箋を貼り「撮影した日」や「撮影地」などを記録していたそうで、「ゴールが見えていたから、頑張れた」とlayout3さん。

    実は、私も見る度に同じように「撮影できた日付」と「撮影地」を書き加えてきたものがある。『バードウォッチングを楽しむ本』。ただ、こちらは天候のみならず、相手が生き物なので、生息地もあちこちで、あまり旅行機会のない私の記録はなかなか増えていかず、制覇は夢のまた夢だ。でも、撮影できるたびに、少なくとも1歩1歩はゴールに向けて近づいていくのは、私の場合も間違いない。

    「ゴール」といえば、最近私がよく持ち出しているSDGs(Sustainable Development Goals )。リンクを張ったのは、外務省のページだが、そこでは、SDGsを<2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。>と説明している。

     国連サミットで7年前に加盟国の全会一致で採択されたとあるが、そこには当然、ロシアも米国も中国も日本も、そして、北朝鮮(1991年 9月17日加盟)もその採択には賛成した

     誰一人取り残さずに持続可能な世界を目指すとした約束は、まずロシアによって破られた。約束を破ったロシアがウクライナへの侵攻を始めたのは、ウクライナが西側のNATOに加入して、自国への脅威が高まるのをどうにか防ぎたいという意図だったようだ。結局は、現在、敗戦色が濃くなり、ウクライナだった4州をまっとうと言えない強行なやり方で投票でロシア併合が決まったと宣言、ザポリージャ原発は脅しの道具に使い、砲撃がまた繰り返され外部電源を一時喪失する騒ぎとなっているようだ。しかも、プーチンは、核兵器使用をほのめかすまでになっている。これからどうなるのか不安いっぱいだ。

     北朝鮮は、過去にない程に様々なタイプのミサイル技術を磨き上げ発射実験を繰り返し、日本の政府は都合のわるい統一教会問題から目をそらしてもらいたいために、「軌道分析結果から、迎撃の必要がないと判断した」ミサイルであるにも関わらず、間違った情報を出したところを含め日本の特定地域にJアラートを出して、国民の警戒心を掻き立てる。これで、忘れてほしいことから目をそらした上に、自分たちが進めたい国防強化にまっしぐらに進めると思っているのではないか。

     まったくもって、SDGsとはかけ離れた方向に世界が7年で移ろっている。そして、唯一の被爆国で、平和憲法をもっている日本も、その流れの中で、これまでの平和主義をかなぐり捨てようとしている。

    「抑止力」がなくなることに怖れをなして自分たちも「抑止力」を強めることが、どんな未来を人類に保障してくれるのか。7年前に加盟国の全会一致で採択された人類が掲げたSDGsのゴールを、いまだに政府も、マスコミもこの現在の状況と切り離して考えているのか、きれい事を言い続けているが、その根本精神が何なのかを取り戻して全世界が本気で交渉を繰り広げない限り、人類に未来はない。

     自分たちが「抑止力」をもって安泰としようとするなら、それはロシアもNATOの拡大を恐れて安泰を目指しているのだし、北朝鮮が核を持って「抑止力」としたいと思っているので、まったく同一線上の思考ではないか。

    「自分たちだけの安泰」を求める思考を世界がどう断ち切るかが、SDGsだったのだし、核兵器禁止条約なのだと私は思う。核兵器を持つ安保理事国が拒否権をもって核を保持し続け、他国の核兵器を作ることを非難することが、そもそも間違っている。

    SDGsに従い、核兵器保有国は、監視機関を整備し、核軍縮に一刻も早く着手すべきだったのだろう。貿易で交流が盛んで互いによりかかりあっていた世界情勢の内に、その努力を怠ってきた世界。ここにいたって、また冷戦や軍拡競争に向かうのか? 

     今一度、SDGsのGOALを取り戻していく道に強く働きかけていくのか、それとも軍拡の道を選ぶのか、日本はどちらの道を行くべきか。 私は、自然災害、地震災害、敵国に攻められる前に自滅の可能性が大きい日本の進むべき道は、軍拡ではないと確信する。日本は、大地震や自然災害に原発事故も重なって、すでに国土や、人々の豊かだった生活を失った国だ(阪神・淡路大震災、東日本大震災と福島原発事故の災害、熊本地震、各地の大雨、地震被害・・・)、そしてそれは、明日にも起きることを、忘れないでほしい。日本が、どんな地震国なのか。下の図をみて考えてほしい。

     気象庁の「地震発生の仕組み」を読んでみれば、仮想敵を恐れて軍拡に走る前に、日本は大地震での被害を考えて備えることの方が重要なことは一目瞭然だと思うが・・・。

     世界の主なプレートと地震分布

      

  

 

 
 

    

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