今日は結構余裕をもって、3週間あったので練習もしっかりしてレッスンに向かいました。
1曲目は、この前から始めた「ギロック、ジャズスタイル・ピアノ曲集」から2曲目の"THE CONSTANT BASS" ちょっと左手のスタッカートの使い方が分からないので、途中で切って先生に「ここの弾き方は・・・」と聞きかかると・・・
「いやいや、ゆっくりあとで説明するから最後までまずやってみて」というので、最後まで弾いてみると、先生が「いや、なんだか、恥ずかしいんだよね、こういうの」と笑っています。「???」
「スタッカートは、Light staccato throughoutとあるように、最初が特にスタッカートというのでなく、同じにconstantbass という通り、ベースが弾いている感じに跳ねるのではなく、淡々と弾いていればいいんですよ」「あと、この右手のチャチャが、もっと軽く、最初のチャが弾いている時大きくなってるけど、軽くチャチャって感じでいれる」というので、弾き直してみました。
でも、先生の反応は、「やっぱり恥ずかしいなぁ」「?」
こういう、「チャチャは、今はジャズではもう使わないんですよね。だから、聞くと何とも~~~~。少しならまだいいけれど、これ連続で来てますからね」
ということで、「ギロックはいい編曲も多いんだけれど、これはどうも」ということで、「それなら何か代わりになるおすすめは?」ということになりました。そして、先生がみつけてくださったのが、「オスカー・ピーターソンのジャズ・ハノン」2nd edition 。
どれを弾くかは、最初はやさしいので自分で弾いてみて試してみることに。
で、本番です。
まずは、”Unknown Saga" から。今回が4回目。先週問題となった、メロディーラインがしっかりでてないというのは、OKをいただきました。盛り上がるべきBの部分で、微妙にミスタッチをして盛り上がらなかったのも、弾き直しをさせて頂いたらどうにかうまく弾けて「まあ、いいんじゃないですか~」のお言葉を頂戴しました。わ~~~~い!
そして、次は、かなり問題部分を修正して臨んだ"Trouvador". 1回ギブアップして、先生が譜をもう1回その部分を書いてくださって、再挑戦の2回目。 どうにか、70点くらいのできで最後まで弾き終えると、首をかしげている先生。
「最初からまず行ってみましょうか」 イントロのみもう1回。
「ここは今度は、大丈夫でしたね」。
そして、進んで行って、結局「ンタタータッタター」の部分が、やはり今回も問題に。
「そこを跳ねて弾いているけど、その部分は跳ねちゃおかしいんですよね。跳ねずにここの部分だけは、やはり楽譜の通りに<・タタタ・タ、ター>で弾き直しましょう」
となって、数か所ある同じ部分を修正。次回、再度練り直してくることに。
ジャズって、なかなか楽譜にしにくい感覚的なところがあるようです。難しい。
そして、"Unknown Saga" の代わりに「何か曲をくださ~い」とお願いして、いただいたのは"Sing"。
カーペンターズの曲を先生が編曲して弾いているCDがあるものです。とてもかわいい、タタタタータタタという装飾音が入るアレンジです。
予想外にその装飾音は右手でメロディーを弾きながら、内声で弾いているとのことで、弾いていただきながら「難しそう!」
先生の弾いているのは「ため息がでるような、素敵な音」なのですが、聞きながら「弾けそうにないか?」というため息が漏れてしまいました。
でも、この装飾音が、とても気に入っているので、がんばるしかないですね。
次回のレッスンは、相変わらずの″Trouvador"の微妙な問題部分の解決と、初挑戦のオスカーピーターソンの譜と、先生の”Sing”アレンジとなりました。楽しいような、怖いような・・・。さあ、どこまで行けるかな????
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