今夜は快晴とはいかず、それでも月が姿を見せてくれました。
最初は、まったく月が出ているはずなのに月影すら感じられず、まだ低いところにいるのかと、うろうろ。
でも、ダメなので、しばらく自転車に乗りながら諦めて最初に見に行ったいつもの東にやや開けた公園にいくと・・・
「あっ、そこにいたんだお月様!」、最初に見に行った時には見られなかったお月様が、厚い雲の奥から「ここにいるんだけれどね」といる場所を教えてくれました。でも、なかなか姿がはっきり見えてきません。
これは、焦点があってないのではなく、本当に、こんな風に見えるのがやっとという感じのお月様でした。それで、しばらく眺めて待っていましたが、諦めて帰宅しました。
ニュースでは、今日は沖縄は台風で大変で、関東でも雷がなったりし、これからも天気が悪いと言っていたので、このまま今夜は月をみることは難しいかな?と思っていたのですが、それでも諦めずに時々覗いていたら・・・
<21:40>
お月様が、今度はしっかりした輪郭を見せながら、雲の中から顔をみせてくれました。
「ガンバレッ!!!」と声をかけると、雲の中を泳ぎながら、姿を少しずつ見せてくれましたがっ・・・
「これが、今日は限界ですぅ~~~~」とお月様。8月2日3:32に満月になるお月様。つまり、このまま真夜中に満月になるお月様。確かに欠けているところがない姿でした。
今夜も会えてよかったです。
実は、最近「発達障害」について勉強をしていますが、人間の感情には凸凹があり人それぞれとは思ってきましたが、今は、「発達障害の人が見ている世界」(岩瀬利郎:著)を読みながら、すごくこれまで見えなかったことが見えてきた気がしてきました。
普通の人を「定型発達」と書いているのも、なるほどと思いました。
<人間、「自分の当たり前が、誰にとっても当たり前だ」と思うのは勘違いなのだ>と気づくべきなのかもしれません。ジェンダーにしても、受け入れられない人が毛嫌いした言い方をしたり、差別したりすると逆に非難を浴びる時代にようやくなってきましたが、わたし自身も、まだ自分の「当たり前」に捕らわれてきたのだと思えてきました。
<自分の「当たり前」という眼鏡を通して見ると、他の人を理解し損ねてしまい、大切なものを失ってしまうことがある>ということ。<自分にとっての「当たり前」だけが全てではないと知り、それを疑う気持ちを忘れずにいること。そして、素直に自分以外の人の世界を覗いて知ろう、分かろうとする心が大切なのだ>。そんな風に思えてきました。
ここまで書いて、同意を求めようと外をみたら、月がすっかり雲から抜け出して、こんな風に微笑んでくれていました!
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