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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

2023年8月の惑星

2023-08-01 21:14:16 | 惑星・天体ニュース

    暑いです。今年の暑さは尋常でない暑さの気がします。暑くて、「外での運動を控えるように」「必要のない外出は控えるように」と言われているので、散歩の習慣がせっかく身についてきたのですが、中断しています。それでも、お月見は昼にでている時も、忘れずに続けてきました。快晴続きで、お月見の可能時間が、ここのところは特に長かったです。

    さて、まずは最近の月の巡りを振り返ってみます。

    

     こんな具合でした。実は、今、うっかり、先月7月1日に出した「6月の巡り」の写真を間違えて、最初にアップしてしまいました。暑さに頭がやられてしまったか、疲れが溜まっているか・・・こんな時、しっかりミスに気をつけないといけないですね。アップしてすぐに気づいたのでみてオカシイと思った方がいたかも知れませんが、そんな方がいたら、ごめんなさいです。 

    さて、今月の惑星です。

    水星:10日には、頑張って夕空の水星としては高めの所の見える位置にはいますが、それにしても西空の低いところで、見づらいです。

    金星:夕方の西空に圧倒的な存在感で1番星を務めてきた金星も、沈む時間は早まるし、とうとうお別れの時がきたようです。今度は、朝の日の出前の東空で楽しめるようになるので、これまで夕空で楽しませてくれたことに感謝して、9月に朝の空で楽しめる時まで待ちましょう。

    火星:どんどん地球から離れて見えづらくなっています。

    木星:水星、金星、火星がどれも楽しめなさそうな雰囲気の中・・・木星は、朝の空で明るく見えます。でも、未明って大変です。8日9日には、月がそばにいるので、夜中過ぎでも私は見るつもりですが、夜中に起きて木星を見ようという人は、たぶんいないかも~。

    土星:8月にお薦めできるのは、土星だけですね。夜、東空からまずまずの時間にもう見つけることができそうです。8月2日頃からは、お月様が近づいて、土星を見つけやすいです。3日は下の図のように、かなり近いです。さらに下に29日30日と土星に近づく満月の図を転載しましたが、なんと他の惑星が楽しませてくれない分、8月は2回満月が土星に近づいて楽しませてくれます。特に月末の土星は明るく観望期なので、望遠鏡で輪っかなどみたら楽しそうですね。8月の始めに月と撮った写真と、月末のツーショットと、土星の明るさに違いを感じられるでしょうか?比べてみたいです。 

 

    月が土星に接近 2023年8月2日から4日23時頃 東京の星空

    月が土星に接近 2023年8月29日から31日21時頃 東京の星空

   8月の惑星は、土星だけぇ~とちょっと寂しげですが、夏休みの頃のお楽しみペルセウス座流星群、今年は期待できるという噂なので、13日前後に楽しんでみましょう。21時頃から流星が出現し始め、夜半を過ぎて薄明に近づくにつれて流星の数が多くなると予想されます。最も多く流星が見られるのは、14日の夜明け近く(東京では3時台、以下同じ)と考えられ、このときに空の暗い場所で観察した場合の流星数は、1時間あたり30個程度と予想されます(国立天文台のココから)とのことです。私は、正直、あまり我慢強く流星のために頑張るタイプではないので、天気がよくて流星がたくさん見られたとわかったら、動画とかで楽しめば満足してしまいます。

   頑張る方は、下の画像クリックで、国立天文台のサイトに飛べますので、詳細を読んで、是非挑戦してみて下さい。こんなに派手にみえるといいですね(笑)

     ペルセウス座流星群と放射点 2023年8月13日、14日午前3時頃 東京の星空

 

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