今日は、先生の予定もあり3週間でのレッスン。さぞかし上手くなっている?ところが、なかだるみあり、いろいろで、"Twilight blue" "Being Peace " などのアドリブ譜をもらったものは、思ったほど練習がいかず・・・練習曲のボサノヴァと先生の曲の2つのみ持参して練習へ。
まずは、ボサノバから。「ジェット機のサンバ」 誰でも聞けば知っている曲です。ただ、本の編曲が悪くて、かなり練習はしましたが、いまひとつ乗り気になれない感じでした。まあ、なんの曲を弾いているかはわかる程度のあたりで~
先生「これは、かなりひどいアレンジだなぁ」ということで、私のひどい演奏に文句を言って直すという必要も感じない様子。
パズルのような裏表に音が入るところなどを、間違いがないかの確認はしたものの、終了。
そして、先生が前回弾いてくださった”Twilight Blue" "Being Peace" のアドリブ部分を少しは弾いてはきましたが、練習を十分してこなかったこと。「この前のプラネタリウムでのコンサートで聞いた"Being Peace"のCの最後のところ。楽譜で私が弾かせていただいたのと大分弾き方が違ってきているので、できれば弾くのを動画で撮らしていただいて、アドリブとその部分をもう1度弾き直した~~~い」と逆に先生に弾いてもらいたいとお願い。
先生が、「違いませんよ。もとの楽譜と全然同じに弾いているけれど~」
「いえいえ、絶対違ってます。どこが違うかはわからないので、是非この部分だけでいいのでお願いします」
「でも、僕としては同じなんだけれど。微妙にどんどん弾いているうちに確かに変わることはあるとは思うけれど・・・」と違う違わない問答の末。
「そうかなぁ、じゃあ、コンサートの演奏は僕も自分で確かめたかったから、どう違うかとりあえず聞いてみますよ~」とのお返事をいただきました。
先生は、たくさんのいい曲を作り、たくさんCDにしているのに、私が楽譜をいただく時に先生に弾いて頂くと、レコーディング以来初めて弾いたなんて言葉で驚かされるほど、過去の曲より新しい曲へと気持ちが向かっている方。だから、星空コンサートを録音したCD-ROMを先生に手渡したのですが、先生が自分の弾いたものを振り返ることはないだろうと思いました。
でも、星空コンサートにいらっしゃれなかった奥様が聞きたいだろうと思ってのCDプレゼントでした。
それが、こんな形で役に立つなんて~想定外。自分のために役立っちゃいました。
先生が、"Troubadour"の私が挫折した部分も楽譜起こしをして次のレッスンぐらいには渡せるかも~と約束してくださったことで、先生にへぼ生徒ゆえにご迷惑を多々かけることになってしまいましたが、よろしくお願いしま~~~~す!
さあ、だんだん未知の音楽分野へ突入。ジャズっぽいリズム感、身につけられるでしょうか。1歩ずつ頑張ります。
そして、今日のメインディッシュ、先生の曲"Unknown Saga"。この曲は、哀愁をおびた曲。前回、先生に模範演奏をしていただいて、とても難しそうに思ったのですが、スピードを控えてゆっくり弾いても違和感がなかったので、スピードを落として練習。弾き慣れてくると、Bの深みのある左の和音の響き、だんだん右のメロディーが高音部に上昇していくと、こちらも気持ちよく(つっかえはしますが)スピードがのってくる感じで・・・
完璧には弾けないまでも、曲のイメージがつかめてきました。さて、1球入魂ではありませんが、今日は練習の曲以外はこの曲と決めていたので、心をこめて弾きました。
「1回目でこれだけひければ、いいんじゃないですか~」
「音も間違っているところはなかったですよ」
「強いて言うなら、Bの後半の右のメロディーを出していく。最初の方も、中の装飾音が目立たせずにメロディーが流れる意識をぬかないようにするといいですね」
「正直いって、Bの最初の装飾音が和音の響きが気に入っているんですよね~。つい大きくなってしまっていました」ということで、Bの部分は小指のメロディーに意識をしっかりもって弾き直し。
今日はあとに曲がないので、弾き直しを数回して矯正。先生も「今弾いている内にすでに大分直ってきていますね」と言ってくださいました。
よ~し。あとは、練習のみ。
そして、新曲を何かいただけないかとお頼みすると・・・。なかなか、楽譜があっても残る曲がジャズアレンジが多く、私の譜の読み取りではリズムがなかなかうまくいかない予感の難曲ばかり。先生が「残っているのは、楽譜があっても僕が譜を書かないと弾くのが難しいのが多いんですよねぇ~」と嘆息交じりに一言。
「先生のカーペンターズのアレンジ曲は、先生の弾いている時の楽譜は、先生がアレンジしたコードになっているんですか?それとも、オリジナルコードだけど、先生のアレンジにしているのですか?」とど素人質問をぶつけてみました。
「それは、ぼくのアレンジコードになってますよ。カーペンターズはそう大きくは違っていませんけどね」
「じゃあ、是非この前のコンサートの時のカーペンターズの楽譜お願いしま~~~す」
「ああ、それもいいかもしれませんね」ということで、あっさり交渉成立。
その上、日曜にコンサートを終えたばかりで、楽譜がすべてそのままファイルに残されていて、あっという間に楽譜がでてきました!
「これは、コンサートの時の音を録音しているから、弾かなくていいんだよね」
「ああ、確かにそうですね」と言いかけて・・・・「ああ、先生だめだめ。先生がどうやって弾いているかを動画にしていないから、コードと音からだけではとても無理です。弾いて動画に撮らせて頂かないと~~~~」
ということで、いつも通りに弾いていただくこともできました。
私の目の前で、コンサートのままの音が再現されていきます。そうか、こんな風な指使いで、こんな風に先生は弾いていたんだぁ~。驚きの連続。
私には、すべてを真似することはできそうにないので、先生の弾いている中で可能なレベルに簡素化して弾くことになります。
アドリブ部分までも弾いていただき、すっかり演奏会そのものの演奏。この時間が、レッスン受ける生徒の特権、至福の時間なんです。
さあ、次のレッスンまで、また頑張るぞ~~~~!
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