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渡辺かづき先生とのレッスン209

2022-12-09 10:48:42 | ピアノ

           何だか、ずっと家にいながらも、なかなかじっくりと自分のことに取り組めない日々。そんな中で、ピアノは私にとって、心が安らいで、自分の中に少しでも向上していると音を紡ぎながら寛げる時間です。お月見もですけれどもね・・・。

   さて、指が追いつかないほど難しい曲に挑戦し続けた後、前回からは一転、初心に戻って「ステップアップ・ジャズピアノ」の教本のCD10 の”Day by Day"から、ゆっくり弾ける自分にとっては簡単なはずの練習曲を弾くようにした私。簡単な曲で完璧に弾けるどころか、前回のレッスンでも、音の置き方。跳ねるか、音をしっかり抑えるか・・・などで、先生から「スタッカートの印がついても、音符の長さは四分音符ですからね」とのこと。「テヌートはそれを目一杯の長さで弾くイメージで」 と注意を受けて、基本をまた学び直しとなっています。

    そして、今回も。

    弾いたのは「ス・ワンダフル」でした。私が好きなガーシュインの有名な曲です。でも、アレンジはシンプル。まずまず、練習して、大きな難関はないので、普通に弾きました。すると、先生が「これ、アレンジが面白いですね。メロディーを下で弾いていますよね。わかります?」「あれっ?そうですか? 分かりませんでした」(苦笑) 「ほら、この下がメロディーです。だから、右手の弾き方をもっと抑えて、左のメロディーラインがでるように意識しないと」

   「はぁ~~~なるほど」 素人の怖さ! 曲全体のイメージを持ってなくて楽譜をみたままに、構想なしで、タダ弾いてしまっていたようです。どこが飾りで、どこを耳に残るように弾くのか。「なるほどぉ~~~~」

    やり直し。メロディーを意識して、右と左のバランスに注意。フ~ゥ。納得。

    次は、先生アレンジのカーペンターズの”Sing”。 先生のカーペンターズのピアノのカバーCD”Every moment in Love" に収録されているアレンジですが、イントロが1,2と2つあるのですが、最初のイントロ1が凄く好きで、でも、よく聞き取れず、何をどう弾いたらよいのか、先生に伺ったら、CDを聞き直して、ちょっと調べておいて下さることになったものです。

    私が、CDで聞き取れたのは、最初の出だしだけ。でも、出だしはキー音がE♭出ないみたいで~など前回話し、今回先生が、どんなイントロの構成になっていたか、教えてくださることになっていました。すると、「あれは、リコーダと使おうと思ったらE♭の基音だと吹きづらかったので録音時にキー音を変えて簡単にしていたみたいでした」とのこと。「だから、CDは、簡単になっているのを、この楽譜のママのE♭のキーでやるなら、イントロ2と同じで(E♭/B♭ とその後のA♭m/B♭ )とを繰り返しながら、右手では、そのコードにあった音階から適当に弾いたら大丈夫ですよ」とのこと。

    そこで、そうは言っても、どんな雰囲気で弾けばいいかを、模範演奏をして頂きました。(とても、先生のようには行きそうもないし、CDがキー音が違うので、真似られるかどうか・・・汗)。でも、チャレンジあるのみです。ヒントを頂いたので、次回までに頑張ることに。

    そして、Singの歌部分の演奏の方は、前回よりはスムーズに弾けました。

    次は、先生アレンジの「オリビアを聴きながら」。前回弾いて、もうちょっとスムーズに弾けるようにということ、ゆっくり弾くこと。楽譜通りでなくてよいので音楽的に弾くこと。をこころして、弾きました。「まあ、だいぶ良くなったのではないですか」の感想を受けて、(完璧は期待できない、そこそこでOKということに。

    最後に、実は、カーペンターズのCDが聞き直したらどれもイントロが素敵で、イントロを全部解明しながら弾き直してみたいと思うようになり、Sing に続いて”Super Star" を練習してきたのを、お披露目。

    ゆったりと、静かに、あわてずに弾きました。どうにか大きくは外さずに弾けました。そして、これもイントロが印象的なので、弾いてみたいので、次回までには、自分で練習してみようと思うと伝えると、「僕も、CDで聞き直しておいてみますよ」と先生も、言って下さいました。

    カーペンターズのこの先生のCD”Everymoment in love"は、勿論、もとのカーペンターズの曲の魅力もありますが、先生のアレンジ、特に出だしのイントロが本当に魅力的です。先生がひとりで全部の楽器を演奏して、多重入力で全て作り出したというのも聞き逃せないポイントのCDです。amazonでも買えるようなので、興味が湧いた方は是非!

    そして、”Super Star"の歌部分について、1カ所だけ、私が大事な音を落としていたとして、先生に「これじゃあ、歌詞の最後がはまらるべき音がなくなってますよ」と言われてしまいました。びっくりして、修正しましたが、それ以外は、まずまず音の間違えはなかったようでした。次は、イントロにもチャレンジする予定。Sing のイントロと共に、しばらく、イントロの勉強が続くことになりそうです。

    さて、これでレッスン終了という感じになったのですが、一応「オリビアを聴きながら」が修了になったので、次のアレンジ曲の新譜をいただくことに。

    「”Dancing Queen"があるけれど、歌のメロディーが書き込んでないんですよね。楽譜は伴奏の所だけなんです。それでもよければ、今回あげておきますので、後で、メロディー部分はやることにしましょうか」と先生がおっしゃるので、初めて伴奏の楽譜をゲット。ことによって、”Dancing Queen"の曲はしっているので、歌詞を覚えて、弾き語りに挑戦しますか(冗談/苦笑)

    でも、いつも、伴奏はどうやって弾いているのか興味津々だったので、偶然ながら、伴奏のみヴァージョンゲットはお楽しみに。しかも、伴奏を模範演奏して下さることに。アドリブ部分もあり、けっこう長い演奏に。

    先生らしい、メロディーがないと不思議な伴奏。おもしろそうです。本当に歌いながら練習してみようかな。楽しいレッスンになりました。先生、いつも有り難うございま~す。    

    

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