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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

2024年6月の惑星

2024-06-01 08:35:01 | 惑星・天体ニュース

   さて、梅雨に入っていきそうな雰囲気ですが、まずは晴れの多かった5月の月の巡りから見ていきましょう。

  

   とはいえ、5月の巡りとはいうより、半分以上は4月なのでした。現在は、まだこの後の月の巡りの最後の未明の細い月の時期まっさかりです。ただ、5月31日の朝も月はみられず、まだ最後見られるかどうか。朝の天気次第です。

   先月は、ことによって、惑星とはまったく出会えなかった珍しい月でしたが、今月はどうでしょうか。いつものように順に見ていきましょう。

   水星:朝の東空低くにいますが、月の後半は西空低くへ移動。どちらにしても見るのは難しいでしょう。

   金星:見かけの位置が太陽に近いので見るのは難しいでしょう。

   火星: 6月3日明け方の東空で細い月と並んでみられるかもしれません。火星も1等星くらいに明るくなってきています。下の図のように近くに接近した月と、土星と見られるかな? 晴れてくれますように。日の出の1時間前というのが問題です。4:26が日の出ですから、3時半起きしないと!!!無理かな(汗)

  月が火星に接近 2024年6月3日 日の出1時間前 東京の星空

      木星:なかなか見えてきませんが、下旬になると明け方の東空に見えるようになってきます。2等星の明るさですが、日の出がまだ早いし、これからどんどん見頃になるので焦らずに待ちましょう。

      土星:さきほどの火星の図の時の土星の位置。6月3日に忘れずに天気だったら見ておきましょう。書いたように、未明が半端ない夜中みたいな時間なので、土星をみるために起きる人は少ないでしょう。間違って起きた時は土星が見えるか南東の空をみてみましょう。そうそう、真夜中に昇ってくる土星ですが、月末の27~29日には、月が近づきますので、夜中でも見る価値ありですね。東の地平線まで見られる場所をみつけておけば、日付が変わった後なら、どうにか見られるでしょうか?

       月が土星に接近 2024年6月27日から28日 1時頃 東京の星空

      と言うわけで、なんせ夏至が6月21日ですので、未明の惑星を見るのに3時半起きは辛すぎますね。月が起こしてくれたら、見ることにしましょう。何しろ梅雨ですので、目覚ましで起きて天気が悪くてがっかりの確率高いので・・・。先月よりは良いとは言え、過酷な惑星観察の月となりそうなので、私は、月が起こしてくれたら起きてみようかな~と思います。

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