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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

正しい市民の声で、社会を変える!!! 

2020-05-21 10:26:28 | 日記

 市民の声が、正しかった。全くもって正しかったことが、文春オンラインで黒川氏が賭け麻雀を外出自粛の時期にも続けていたことが発覚して、より鮮明となった。こんな人を「適材適所」といいつつ、前代未聞の解釈変更で定年延長させた政権の間違いが、白日の下に明らかとなった。

 黒川定年延長や検察庁法改正案については、ANNnewのココで良くまとまっていたので、繰り返さないが、文藝春秋オンラインのココで、ざっと黒川氏の経歴を振り返っておきたい。

 「2011年8月、法務省官房長に就任し、その明くる12年12月、第2次安倍政権が発足。以来、官房長として16年9月まで5年以上国会対策を担い、さらに19年1月まで2年あまり、事務次官として省内の事務方トップを務めてきた。官房長として3年10カ月、事務次官として2年4カ月の合計6年あまり、黒川は安倍政権を支えてきたといえる」。この間、安倍政権は数々の不祥事に見舞われてきた。官房長時代の14年経産大臣の小渕優子、16年経済財政政策担当特命大臣の甘利明の事務所不正経理。事務次官時代の17年・18年の森友学園国有地取引や加計学園の獣医学部設置を巡る政権を揺る事態。加計学園では文科大臣の下村博文の裏献金疑惑、森友学園では財務省の役人の公文書改ざん発覚。ことに森友事件では、市民による背任容疑の告発を受けた大阪地検特捜官邸による霞が関の官僚支配が指摘されてきた。 これらの事件は、いずれも検察が捜査に乗り出しているが、捜査は政権中枢どころか議員本人にも届かなかった。事件で黒川自身がどう立ち振る舞ったかは、必ずしも明らかではないが、これが「安倍政権の守護神とあだ名」される理由と推測されている。

  そして、そんな「守護神」を、政権が異例の閣議決定で定年を延長したのが今年1月。その前代未聞の暴挙への国会での野党の追求に対して、政権側が森法相の飛んでもない発言を含め、「重大かつ複雑困難事件の捜査・公判に必要な」「適切に有能な方を適材適所で選んだ」という理由にならない法解釈変更の弁明が、すべて誤りに基づいていることが分かった。

  ステイホーム期間中も、じっと家にはおれず、しかも法違反を問う立場にありながら、長時間にわたり3密の部屋で、しかも違法なかけ麻雀?(文春オンラインココから)

  週刊文春のお陰で、今回もこれでまた、この政権下で繰り返されてきた「『適材適所』の選び方の杜撰さ」が明らかにされた。間違った選択の責任を取るといいながら、いったいこの間違えにいつ責任をとってくれるのか。そろそろ、この政権を選び投票してしまった国民も、現政権の姿が見え、あいそが尽きてくれる時ではないか。

  公明党においては、下記のように新聞にも書かれているように、公明党支持者から抗議が相次いでいるようだ。安保法制以来ずっと強行採決に忠実にお付き合いしてきた公明党。その公明党も、「小さな声を聞く力」を選挙で誇示してきたのなら、組織に上にあぐらをかいてはいられなそうだ。以前は野党として平和憲法を守り、市民の生活を守ると言ってきた公明党だ。あまりにも、自分たちの賛成して進めてきた方向が、おかしな方向になっていることに目を覚ます時がやってきたようだ。

  国民の丁寧な説明もせず、森友・加計問題、桜を見る会などめちゃくちゃを続け、を防衛予算も増大させてきた自民党と分かれてまっとうな道を進むべき時だろう。野党時代の態度との違いを思い出せば、どうして恥ずかしくならないのかを、私はずっと不思議に思っていた。でも、沖縄県での学会員によるデニー知事への支持。参議院選挙の時の野原候補へのたくさんの投票をみて、創価学会の変化は感じていた。核兵器禁止条約の批准など、いち早く賛成に回りそうな党だったのに、創価学会インターナショナルという国際組織は動いたのに、日本での動きがまったくないことにも違和感を感じていた。

  自民党にしてもそうだ。自民党の中でも、以前は派閥があっていろいろな議員がいた。ところが、最近、自民党内でまっとうな意見を言う人は、抹殺されたり、退けられ、閣内に入ると反原発だった人も、何だかいつの間にか国際感覚まで失った人に変貌したり・・・。だから、自民党員の中でも、まともな議員や支持者の方たちには、しっかりここで現政権と袂を分かってほしいと思う。

  公正で正直な、国民の生活を大事にする政治を求めて、行動を開始してほしい。それができない自民党なら、もうお終いだろう。今でも、自民党の支持者が他の党に比べて圧倒的に多いようだが、自民党議員に投票したからと言っても、たぶんすべての現政権の政策を支持して来たわけではないだろうと思う。今回の検察法改正案でもそうだったように、自分の選んだ政権でも、おかしな政策をしたら、声をあげてこその民主主義だろう。

  下に、公明党の支持者達が執行部へ批判の声をあげたという記事を転載させてもらった。このように、しっかり自分の投票した議員に意見を伝え、正しい市民の声で、政治が正しい方向に進むように、自民党の支持者の人たちも声をあげてほしい。今は、議員も住所や、連絡先を公開しており、党にも意見を簡単に送ることができる時代だ。自分たちの声を届けることが大事だ。そして、自分たちの声を聞き入れない議員や党とは、さようならをする時だ。

  日本社会を動かしていくのは、1部のエリートや、歴代政治家の子孫ではない。日本は、国民主権・民主主義の国なのだから。

            

   検察庁法は「廃案」ではなく、「見送り」だったことを、私たちは忘れない。3権分立を揺るがすような改正案には、国民はこれからも一致団結して注意をしていこう!

   元検察庁OBから、黒川氏が「なぜ閣議決定で自分の定年延長がされた時に、固辞しなかったのか」という声がでていた。それまでになかった解釈を閣議決定で覆すような違法性が漂う定年延長。それを受入れる事がもそもに、自分の生きてきた法の世界に唾するような行為ではないか。元検察庁の矜恃をもったOBからはそう見えたのではないか。

   今回の賭け麻雀を常習で長年し続けてきたこと。さらに週刊誌を読むと、平気で駐輪禁止のところに自転車をとめている黒川氏の写真も掲載されていた。注目されている時期でもこの無頓着で行われ続けた法遵守の精神の欠如。

   自民党内には、これで黒川問題は解決しやすいとみる向きもあるという。とんでもない間違いだっ! 国民は今、検察庁の動きにさらに注目している。黒川氏を起訴し、当然ながら保釈中の選挙汚職の菅原、河井議員、IR汚職事件の秋元議員。そして、何よりも森友・加計問題、桜を見る会、すべての問題がどう裁かれていくか。たくさんの国民の目がみている。社会が国民の望むような社会になるか。勝負はこれからだ。

   黒川氏の辞職が許されるか、懲戒免職かにも注目だ。検察庁のあり方そのものを、そして政権の対応も、しっかり見ていこう。

   自殺した赤木さんの遺書によって新たな事実が明るみに出たのに、恥じることもなく再調査をしないと言い張った麻生大臣。さあ、森友問題も終わってないことを、国民は政権に思い出してもらいましょう!(毎日新聞ココから。署名はココから)

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今、テントウムシの幼虫があちこちで~

2020-05-19 00:44:28 | 日記

   外出自粛が続いていますが、ちょっと庭や散歩の時に栗やドングリ系の木やふとした所を注意してみると、テントウムシの幼虫が結構みつかります。テントウムシの幼虫、丸いテントウムシとはこんなに様子の違う姿をしていますよ。

     

      この幼虫が蛹になりかかっているのを見つけて、いま羽化するのを観察しています。それは、アジサイの葉の上に見つけたので「アジサイの君」と名前をつけました。ところが、今日は、何だか早くも羽化しそうかな?と思われる別の蛹を見つけたので一緒に観察することにしました。

      そして、この「新人君」は、私の予想以上に早くも羽化。うかうかしている間に、私が食事の用意や夕飯を食べている間に羽化してしまっていました。

     

    4つの星が今 浮かび上がって来ているところです。このテントウムシの詳細については、写真ブログのココココを見ていただくと、テントウムシの蛹が予想外の面白いスクワットのような動きでをする面白い動画と共に楽しんで頂けます。

    と言うわけで、それは写真ブログに譲っておいて、この日記ブログの方では、思いがけなく自分としてはお気に入り写真が撮れたので、お披露目させていただきま~す。テントウムシの羽化した後の抜け殻です。ご覧下さい。

       

    右の黒い姿が、抜け殻なのですが、一瞬見ただけではまだ中に蛹が生きているように思えました。形が崩れていなくて、まるでマジック! この小さい蛹の中から、殻を壊さずにどうやって出てきたのだろう? 本当にここから出てきたの? 

    不思議さに思わず明かりに透かしてみたら、微かに裂け目が見えました。何気なく飛んでいるこんな小さなテントウムシにも、こんな神業があって誕生しているのですね。

    今の季節なら、どこかで最初にお見せした幼虫がじっと動かなくなり蛹になりかかっているのを見つけられると思います。子ども達と、この命の素晴らしさを一緒に味わってみませんか?

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夜更けに猫たちとみた三日月

2020-05-17 11:21:06 | 惑星・天体ニュース

   昨夜は、このひとつ前のブログを書いたり、友人に宛てていくつかメールを書いていて世が更けた。もう、月が出ている時間だ~。

   そう思って、外を見てみたが、雲が結構あるようだ。でも、しばらく目が慣れるのを待って空を見上げていたら、木星が、次に土星が雲の切れ間から顔を出した。それなら月も見えるのではないかと再度、目を凝らして東の低い辺りをじっとみているのだが、月は陰すらみせない。

   まあ、いいかぁ~。お風呂でゆっくりしてから、外をみると、少し南空はすっきりしてきて、木星と土星が並んで見えた。「コンパス」という以前も紹介したデジタル方位のアプリで月の位置を確認する。私の予想より月は東にいるようだ。東に開けた公園まで、スプリングコートをひっかけてカメラを提げて出てみた。

   途中でチラリと、「お月様?」と思える姿が見えた。「やっぱり」足を早める。まるで、恋人に逢い引きにいくみたいだなぁ(笑)

       輪郭が分からないが、最初の印象そのままだ。

   「こんばんは~お月様。逢えるような予感がしていたよ。さっき、星達が見えていたから」

       輪郭がわかるような設定で撮り直す。これで、ひと安心。

    じっくりお月様が出てきてくれるのを待つ。雨の後だから地面がぬれているが、寒くはないので気にせずしゃがみ込んでカメラを構える。すると、じわじわ周囲に生き物の気配が・・・鳴いたりしないのが不思議だが、4匹の猫が私のそばに集まってきた。

    「君たちも素敵な月夜には寝られないの? 皆でお月見?」

    猫たちも静かに月夜を楽しんでいるようなので、再度お月様にチャレンジ。高い空が晴れてきていて、見上げると夏の大三角が天頂に大きく広がって見えた。

     

    お月様は、地平線近くに漂う雲の中で光っている。目を南へと空の道を辿って見ていくと、火星がいた。さらに南に見上げていくと、土星そして木星が仲良く並んで見えた。ちょっと下手くそな字だが、月・火・土・木と並んでいた。この後太陽がでて、夕方に金星が見られたら、曜日を構成する7天体が水星を覗いて1日の内に見られることになる。水星が、太陽のそばにいて見られないのが残念だぁ。

   さてさて、猫さん達と一緒に星を楽しんでいたら、お月様も雲から顔を出してくれた。

    

  誰もいない夜の公園。新聞配達の方達はもう新聞を入れていってくれた後だ。平和だなぁ~。

  「仕事を失っている人、休まざるをえないでいる人が、早く楽しく働ける日が訪れますように。大変な思いをしながら、日々働いている人たちには、安心してゆっくりと働ける環境を。そして、昨日の意見書の『正しいことが正しく行われる国家社会』がしっかり実現できる日本になりますように」 静かに、お月様に向かってお願いしました。

    最後に猫さん達を登場させようと思ったのですが、夜更けにフラッシュは不粋なので、止めておきました。代わりに、ちょっとモナリザ風に静かな微笑みをたたえて私に応えてくれたお月様をアップしておきます。きっと、お月様は私たちの願いを叶えてくれるっ!

      

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検察庁法改正に反対する元検察OBからの意見書を読もう!

2020-05-17 00:43:56 | 日記

  検察庁改正に反対する松尾元検事総長、清水元最高検検事、堀田元法務相官房長らからの森法務大臣あての意見書の全文が、ココで読めた。是非、ひとりでも多くの方に読んでほしい。

  是非とも読んでもらいたいので、下に朝日新聞に掲載されていた「意見書の要旨」もアップしておいた。ともかく、意見書は格調高く、素晴らしく、大切な話をたくさん含んでいた。と言うわけで、今日の主眼はこれを全文でも下の記事でも読んでいただくこと。

  余計な口を挟むのはやめようと思う。ただ、新聞の下に、私が読んで何を思いだしたかについて、参考にしていただければと思うことは書き足してみた。最後まで読んでいただければ、さらに有難い。

           

  私が注目したのは、まず意見書の3番のところ。上の記事では「首相の姿勢について」で語られていた部分だ。

「(2月の黒川氏の定年延長の閣議決定は、)内閣による解釈だけで法律の解釈運用を変更したいという宣言であって、フランスの絶対王政を確立したルイ14世の言葉として伝えられる『朕は国家である』という中世の亡霊のような言葉を彷彿とさせるような姿勢であり、近代国家の基本理念である三権分立の否定にもつながりかねない。17世紀の高名な政治思想家ジョン・ロックはその著で『法が終わるところ、暴政がはじまる』と警告している。心すべき言葉である

  ここを読んだ時は、2016年、2018年など数回にわたって国会で総理大臣は行政府の長でしかないのに、「私は立法府、立法府の長であります」と言ったことや、2015年安保国会での党首討論で「我々が提出する法律についての説明はまったく正しいと思いますよ。私は総理大臣なんですから」という発言を思い出した。

  また、2019年の「桜を見る会」のあいさつで、皆さんと共に政権を奪還して、7回目の『桜を見る会』であります」とあいさつ。連立を組む公明党の山口那津男代表も参加しており、公明党の山口代表をはじめご来賓の皆様、お忙しい中、こんなにたくさんの皆様、足を運んでいただきました(中略)今回の桜を見る会、64回目ですが、山口さんや皆さんと共に政権を奪還してから、7回目の『桜を見る会』となりましたとまで言ったそうだ。「各界において功績・功労のあった方々を各省庁からの意見等を踏まえ幅広く招待」(8日、参院予算委)し、慰労するのが趣旨である。思想・信条や支持政党は関係ないはずだが、あいさつを聞く限り、まるで安倍後援会や自民党の集会のようにふるまって問題となった(ココから)。検察定年延長問題より、ごまかし棚上げにされているこの「桜を見る会」の問題こそまた俎上にあげるべきだろう。国民の税金を使って、自分の支持者かりを集めたことを、あいさつが露呈しているではないか。

  まさに首相は「朕は国家である」と勘違いしている。そして、(この誤りを許してきたのも、ただすのも私たち国民だ)と思った。

  さらに、最後の方の、意見書では5番のところ、記事では「あるべき検察の姿」として書かれた中の部分だ。

特捜部が造船疑獄事件の時のように指揮権発動に怯(おび)えることなくのびのびと事件の解明に全力を傾注できたのは検察上層部の不退転の姿勢、それに国民の熱い支持と、捜査への政治的介入に抑制的な政治家たちの存在であった」

検察が萎縮して人事権まで政権側に握られ、起訴・不起訴の決定など公訴権の行使にまで掣肘(せいちゅう)を受けるようになったら検察は国民の信託に応えられない」

「正しいことが正しく行われる国家社会でなくてはならない」

「関係者がこの検察庁法改正の問題を賢察され、内閣が潔くこの改正法案中、検察幹部の定年延長を認める規定は撤回することを期待し、あくまで維持するというのであれば、与党野党の境界を超えて多くの国会議員と法曹人、そして心ある国民すべてがこの検察庁法改正案に断固反対の声を上げてこれを阻止する行動に出ることを期待してやまない

  この意見書は森まさこ法務大臣宛ではあるが、私たち国民にも宛てられ、希望を託されているのだ。しっかり受け止めたい。

   #検察庁法改正に反対します

*(追伸)youtubeのIWJの動画で、ちょうどこの意見書の中心的役割を果たした元最高検察庁検事 清水勇男氏を岩上安身氏がインタビューしている動画が掲載になりました。登録不要で誰でもココから視聴できます。IWJ(インディペンデント・ウェブ・ジャーナル)は、市民に根ざした報道をしてくれています。

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♪ 昨夜のお月様にはお供が3人・木星と土星と火星 ♪

2020-05-15 16:07:06 | 惑星・天体ニュース

 昨夜のブログでも1回お月様をおみせしましたが、実は、昨夜のお月様にはお供が3人いました。ただ、夜遅くなってしまっていたので、もうほとんど朝と言ってよいほどだったので、加工をしなくてはいけなかったので掲載を諦めて寝てしまいました。

 という訳で、まずはお月様と3人のお供の写真から。

  <2020年5月15日3:48>

  1.火星、(月) 2.土星 3.木星 です。木星はさすがにめちゃくちゃ明るいです。土星と火星もみえるにはみえたのですが、カメラでズームして、調整してしっかり見えたっ!という感じでした。仲良く揃って上ってきて、揃って南空に出てきたところを写真に捉えました。このあと、もう4時過ぎには太陽が昇って見えなくなったと思います。

    

昨日のお月様のアップは、夜中ですが、もっと早い時間に撮りました。昨日も1枚はすでにアップしましたが、カメラの設定で印象がちょっと違って撮れていますが、左の色が現実に近かったかな。この時間では、月も少しもやっとしていて、惑星は木星しか見られませんでした。

   さて、来月には部分日食がみられるのをご存じでしょうか。今日はちょっと時間があって、部分日食について調べていました。そうしたら、youtubeでとてもいい動画を見つけてしまいました! 自分だけで楽しむのは勿体ないので、その中で気に入ったものを、ここでご紹介しますね。

1番 すみません、これは実は日食とは無関係ですが、大西宇宙飛行士の案内で宇宙旅行気分が味わえます。ISSから、地球を一緒に見下ろす体験ができる動画です(JAXA:提供)。

2番 日食を巡る事象を、こんな素晴らしい映像で見られたことに感動! 宇宙の広がりや大きさが目からうろこがとれるように感じられました。これは、下にスクロールしながら見て下さいね。(中日新聞:提供)

3番 地球を中心に「太陽の通る道」、「月の通る道」という感じに説明するところがちょっと地動説風で、私としては「?」と思えましたが、太陽と地球が重なるという不思議さは非常に理解しやすいともいえます。(国立天文台:提供) 

4番 これは、日食の基本をしっかり勉強できるサイト(キャノン:提供)

5番 日食の現象を、地球からではなく宇宙からみたらどう見えるか(アストロアーツ提供)

私の1番印象深かったのは、2番の中日新聞のでしたが、さあ、あなたのお気に入りはどれでしょう。部分日食は来月6月21日(日)です。家族でそろって見られること、日本全国でみられることなどがイイデスネ。

それにしても、今日これらの動画を見ながら、動画の美術やテクニックが素晴らしいのに驚きました。こんな映像が無料で見せていただけるなんて、有難い世の中になったものですネ。

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PCR検査の統計は、信じられるか

2020-05-14 21:02:13 | 日記

  正直言って、今回、検査の数字が簡単に知ることができる統計があまりに少なかった。報道でも、感染者数は報道されるものの、検査数へのコメントが非常に少なかった。そこで、厚生労働省のHPや東京都の発表している数字を素人ながらに追いかけてきた。

  そして、統計を見ながら感じたことは・・・

  1)厚労省の公表している統計数字は累積の数字が多く、日別で都府県別に検査数を出している統計が少なく不便なこと。しかも、グラフに表したりすることがなく、不親切(→厚生労働省の統計は、数字を見せづらくすることにこそ力を入れているように思えた)。

  2)地方からあがってくる数字が統一した基準によって行われないために、注意書きが非常に多く、数字が不揃いで、読みづらい(→厚生労働省が、国のトップとしての統率力を発揮してなかった証左ともいえるだろう)

  3)途中から、表記を数回変えて、統計の項目も変わったりした(→ こういう時の準備がまったく想定されていなかった?オリンピックという疫病が入る可能性もある祭典の前に、無防備だったと推測された)

 例えば、検査に関する統計のトップページの表で見てみよう。

 (表1)  (表2)

 実は(表1)の前にも2回ほどすでに変更されてきた表だ。それが、やっと3月下旬からは左の(表1)のような表がスタートし、しばらく続いていた。日別の変化は(括弧)の数字で前日との増減を表しただけ。基本は、累積した数しか表示されていない。実に、不親切な表だ。それまでの日別推移を見たいと思えば、自分で過去のデータをいちいち取り出して並べてみないと 分からないのだ。よほど時間のある人しか、そんなことはできない。

 しかも、5月10日からは、(表2)のように変えられた。有症状と無症状の人、確認中とあった項目が、10日からはなくなった!

 正直言って、「確認中」という数字が多すぎて、下の入院状況の表でも「症状を確認中」が入院治療を要する人の半数となっており、(ずいぶん中途半端な表だな~)という印象だった。まるで、(厚生労働省が、実態把握ができていない証左)のようにもみえた。だから、その項目を取り去ったのだろうか?

 さらには、「入院待機中のもの」という数字もあったのが、5月10日以降は なくなってしまった。最近は、各地で陽性だが入院病床が不足しているので、貸し切りホテルとか、軽症で自宅待機などバリエーションが生まれたが、それをどこの数字にどう振り分けているのかも不明だ。

 随分ざっくりした表にしてしまったものだ。しかも、注のコメントが多くて・・・。取りあえずは、首相が「新たに陽性になった方の数と、退院者の数を比べると参考になる」とか言っていた数は、これで拾える。この新しい(表2)では(陽性者数が+104 で 入院治療を必要とする人が-52、退院または療養解除となった者の数が+166)

 どう見るか? 陽性者の「症状の有無」が分からなくなったから、これでは 病院が楽になるのか、大変になるのかが読み切れない。やはり項目を削ったのでデータが不足になる。 

 さて、さらに、以前も書いたが、もっと知りたいと思ったら、必要と思われる資料は、この上の表からず~~~~っと下にスクロールして、「国外のコロナウィルス発生状況」の長い長い表の下まで行って、下記のようなタイトルだけ出されている(参考資料)をクリックして開けなければならない。

 (参考1)(参考2)

何だか、こちらも、5月10日をすぎてからは、項目が少なくなっている。勿論、時々しか発表しない統計というのも存在する。だが、それにしても少なくなった印象だ。残念だが、今回は、減ってどうなったかの詳細検討をする時間がない。

でも、「帰国者・接触者相談センターの相談件数等」というのは、実態を知る上に重要な気がする。よかったと思う。以前出したことがあるが・・・大きい表なので、関東があるあたりまで出してお見せしよう。

 (表3)

読めるように大きくするのは、無理そうだ。

 この(表3)では、各都府県別に

「帰国者・接触者外来相談センター(全相談件数)」

「帰国者・接触者外来相談センター(症状などの相談件数)」

「帰国者・接触者外来受診者数」

「PCR検査実施件数」 

 の4項目について、日別に数字が記されている。

 この「帰国者・接触者外来相談センター」と窓口を通さないと、ほぼ3月末までは検査を受けることができなかった。だから、検査数というのが、いかに絞られていたかが、この表で ひと目でわかった。窓口に電話してから検査に辿り着くには、相当大変だったことが分かる。

 コロナウィルスに感染している不安を抱いた(症状の相談をした人)の数の大半が、受診や検査にスムーズに行けるようでなければ、陽性率の数字を信じろと言われても難しいだろう。

  5月14日の最新の統計を上に転記したのだが、見ると千葉は4月27日まで、東京・神奈川などは5月7日までの数字しか出ていない。なんで検査の数字をもらうのに、そんなにも時間がかかるのだ!? 厚労省が中央省庁でありながら、周りをリードする力に欠けているようだ。

  東京都の4月28日~5月7日までの10日間で(症状で相談してきたのが1日平均ほぼ1000人→受診できたのが140人→PCR検査できたのが120人。それ以前は、ざくっとみて1800人相談して→140人受診→PCR検査が100人とかの印象だ。ということは、少しは改善してきているといえる?

  しかも、もう一つの4月後半から「国内における新型コロナウイルスに係るPCR検査の実施状況」(5月14日版)をみると、これも正確な数字は5月10日までしか分からないのだが、連休辺りから、厚生労働省の統計や、東京都の統計で最初は外されて見えていなかった「民間検査会社の医療機関から直接受託した分」というのが、1日多めの時は3000件を超えるようになってきている。

  ということは、以前は保健所が中心で受診や検査に辿り着けなかった人は、検査もできなかった。だが、今は、そこでダメでも、それも改善され始め「民間検査会社の医療機関から直接受託した分(医療機関→民間検査)」で検査してもらい、陽性でも治療してもらえているかもしれない。何か、少し安心できる状態になっては来ているようだ。自治体や地域の医師会などの努力のおかげだろう。

 「収束にむかっている?」「医療の現場に少し落ち着きが出ている?」とテレビで言っているのを、信じてもいいのかもしれない?

  死者数が最近以前に比べて2桁の数字がよく聞かれるので確かめてみた。残念だが、これも日別死者数のグラフは、どこをみてもなかなか見つからなかった。そこで、上の(表1)の死亡数をデータから取り出して傾向をまとめてみると・・・ずっと1桁だった死者数が徐々に上がりだし、4月中旬から少しずつ2桁の日がみられるようになり、4月下旬にはとうとう毎日10~20人の死者が続くようになった。そして、連休中には、さらに10~34人と増えていき、連休明け辺りからは少し下がってきた。でも、今も2桁の日が続いていたりしている。今日は、若いお相撲さんが亡くなった。今は1日に10~20人の死者数というところだ。

  下にあるグラフは東京都の出したもの。東京都はグラフが多い。分かりやすい。さて、最近東京都が出し始めた「陽性率」のグラフだが、陽性率が、予想より少ない気がするが、どうなのだろうか?  *ただ、このグラフは、東京都独自でなく、他の自治体と共通フォームのようだ。

   棒グラフが5月7日の以前が、7日以降に比べて 低い数字に留まってみえるのは、(医療機関→民間検査会社)の数字が確定できないためか入っていないため。

   それこそ(表3)の東京の「帰国者・接触者外来相談センター」を通して検査に辿り着けた人たちの人数しか現してないのだから、このとき陽性率が高いのは、(相談→受診→検査)とふるいを2回通して検査した人は、重症化して緊急、もしくは接触や帰国者と、感染確率の高い人だったのでは?という気もする。

   そういえば、上のグラフの感染者数が、テレビで言っていた感染者数より極度に少ない理由が不明だったのでNHKに問い合わせてみていた。最近になって、「都が新たに発表することになった陽性率は1日ごとの陽性判明者の数を基に算出した数字で、5月1日から7日にかけての日々の陽性判明者は以下の通りとなっています。▼1日:21人▼2日:17人▼3日:30人▼4日:7人▼5日:8人▼6日:4人▼7日:69人 という数字だった。一方「東京都が毎日発表している感染者の人数は、その日までに都が区市町村の保健所から報告を受けた人数で、その日だけでなく前日や前々日に確認された感染者も含まれています」との返事だった。教えてくれたのは有難かったが、でも、この説明だけでは、まだよく分からなかった。

   「陽性判明者というのが、東京都の保健所の検査での判明者ということで、東京都の感染者発表はもっと人数がたとえば(▼1日:165人▼2日:158人▼3日:91人▼4日:87人▼5日:58人▼6日:38人▼7日:23人)と多かった。その差は、どこから来たのかというと、「保健所には、他の民間検査会社などからも連絡が入るので、その合計の感染者数だったということか?」と思えるが、確証はないので、再度問い合わせてみようと思っている。

    それにしても、この棒グラフが低い部分の「民間検査会社の陰性確認を除外した検査の数字」とか、そこで分かった陽性判明者数も入れて計算しないでおいて、こんな風に比較するのは、乱暴ではないかと私は思う。現実を知るためには、もっとしっかりしたデータが必要だろう。

    ああ、ここまで辿り着いても、不明なことがいっぱいの日本の検査の統計。実に嘆かわしい。

    しかも、話がそれるが、東京都の感染者数の数字が100人漏れていた話を、ご存じだろうか?ココから見られるが、「一度端末に入力したものを手で書き写して都に報告していた保健所もあってミスが起きた」らしい!手書きして報告とは、私たちはいつの時代にいきているのだろう?

    でも、今日のニュースでも、マイナンバーになったのに、カードの失効や引っ越しすると暗証番号が変わる?などで市役所に手続きに来る人が集まって「3密」になっているとかやっていた。何だか、日本って、こんなに統計も、電算化してもアナログから離れられないお粗末な国だったのかと、がっかりが続く。

    施策の決め方も国会でしっかり説明もできない大臣が続き、それでいて説明責任を果たさないままの強行採決。それが、最近はすっかり常態化してしまって、国会もボロボロだ。質問しても、答えにならない答えしか返ってこず、論議が進まない。ごまかし、はぐらかされる国会軽視が平気が続けられている。自民党内にもこのやりとりの酷さに批判を言う人も現れた。検察幹部の定年延長を可能とする検察庁法案について「国民のコンセンサスは形成されていない」と自民党泉田議員がTwitter投稿したという。ところが、なんとも速やかに彼を法案を審議する内閣員会から外してしまったという自民党(ココから)。自由にモノも言えない党が、国会で答えをはぐらかし続ける。これは民主主義ではない。国会にいる議員全員が「国民の代表」という意識が、この政権には欠如している。自分たちだけが代表との誤解が甚だしい。

    マスクは妊婦用の分の不良品の回収で8億円かかるというし、そもそも、「ユースビオ」とか「シマアトレーディング」とか、聞いたこともなくマスクも扱ってなかった業者がこのマスク輸入にかかわっていたという話が何とも不可思議すぎて、また大きな問題になってくるかも?週刊文春とか、また雑誌でじっくり取り組んでほしい! 最近は、特にテレビは突っ込みが1部の番組を除いて、非常に甘い。政府発表の言葉を右から左へ垂れ流して伝えるのをわたしは「報道」と言わないと思う。

    こんな情けないことが続く日本。それでも、奇跡的に他国で見られるような大量の死者が出ている中で、2桁で収まり、合計も700人に満たない日本。これは、コロナウィルスの押さえ込みに成功しているといえるのだろうか。本当にそうなら、それは市民ひとりひとりの犠牲と努力の賜物だ! 私たち市民が、これからも頑張っていくしかない! 

追伸)今日(5月14日版)の厚労省の統計を見たら、これまで見てきた「新型コロナウィルス陽性者数とPCR検査実施人数(都道府県別)」がなくなって、「各都道府県の検査陽性者の状況」というのに変わったようです。

  (表4)  (表5)

   (表4)と、(表5)では、(表5)の方が内容が増えているが、注意書きが少なくなっているものの、逆に数字が連続性を失っていないのか? (統計って、こんな風にすぐに変えていくものなのか?)と、頭が痛くなってくる。しかも、累積の数だけの表示なのは、相変わらずだ。

    さらに、今日は、久しぶりに新しい「PCR検査の1日あたり実施可能件数(都道府県別)」(5月11日時点)が発表されていた。

    ただし、東京都は、相変わらず1日235件の能力だ。ここずっと変わっていない。4月27日の前回が全国合計4990件。今回が5186件も、ほとんど変わりがない。検査体制の1日2万を目指すと政府はいつも言い続けているが、どこをどうして実現するつもりだろう?検査の道は、本当に開けてくるのだろうか?

    先ほど、全国のPCR検査実施件数の統計も調べてみたが、連休明けの5月7日からみても、相変わらず少なく7~8000件しか実施がない。まだ、1日1万件の検査が行われたことは、日本には1度としてない。もっている検査能力を、フル活用したことすらないのだ!

    あまり希望に満ちた材料は見あたらないので、やはり楽観は禁物というべきだろう。少なくとも、政府が滞りなく次のステップのために準備をしてくれているという妄想だけは、抱かない方がよさそうだ。

    マスクも結局お金ばかり無駄に使って、届かない。みんなが手作りして、もう用は足りてきている。次は、ゴミ袋で医療用防護服が作れるという動画がココにあったので、それを作って医療崩壊にならない小さな力になれるか、やってみよう!

    3Dプリンターのある方はフェースシールドをお願いします。

   *下は、各地の保健所の実施可能検査数の新しい表だ。

   

   ああ、今日も嘆きながら、検査の統計をみていたら、月が上ってきた。さあ、「お月様、私たちに力を下さい。嘘をつかない、私たちに力を下さい」

 

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夜更けにお月様とひとり遊ぶ

2020-05-14 11:56:48 | 惑星・天体ニュース

  昨夜は早寝をして、4時頃に惑星と月が並ぶのを見ようかな~と思っていたのですが、夜更かし。

  寝る前に、結構もう逢えたりして~と思って外を覗くと、月の黄色い姿がぼんやりもう浮かんで見えた。でも、雲が相当厚いらしい。風が強いらしく、勢いのある雲の中を月が雲に隠れたり出たりを繰り返す。わかるだろうか、下が欠けたり、真ん中が欠けたり、ほぼ見えなくなったり・・・ そのたびに、「わぁ~、もうちょっとだったよ、お月様頑張って。あ~っ、それじゃ頭がちょ切れているよ」とため息交じりにわたしが声をかける。「頑張っているんだよ~っ」とお月様も息を切らしてこたえる。

      

   やりとりをしながら、「もう、諦めてねようかなぁ」と言っては部屋に入り、ぬれた頭を拭いたり、水分補給をしたり。また、「ことによって、お月様が出ているかな?」と覗きにでてみたり。そんな繰り返しを何回かしている内に、一瞬、ハレの姿を撮らせてくれた。

           

     「最高です!満足しましたっ。おやすみなさ~い」と寝ることにしました。

      ところが、温かくなって蚊が夜中にブ~ン! 何時かと思って時計をみると、4時過ぎ。これは、お月様が呼んでいるのかな?

      眠い目をこすりながら外にでてみると・・・あらあら、やはりもう4時過ぎは明るかったです。他の惑星は見せてもらえませんでした。でも、すっきりと伸びやかな白いお月様が空から、「昨日はかくれんぼが楽しかったね」と笑っていました。

    

  白くなっているお月様の表情を読み取るために、カメラの設定を調整すると、右のようにバックは黒くなってしまいましたが、表情がみられましたよ。アバタも~(笑)

 

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命の囁きが聞こえる中で

2020-05-14 00:30:33 | 日記

  1ヶ月以上の外出自粛を経て、久しぶりに仕事に復帰しました。まだ、非常事態宣言は延期されているので、まっすぐ仕事に行き帰宅するのですが、それでも、いつものこの季節にみているものにしばらくぶりにカメラを向けながら、心が浮き立ちました。

  ツバメがいつの間にかもうヒナが孵って、並んで顔を覗かせていました。

   (写真をクリックすると、他のツバメ情報も見られます)

  どんぐりの花が咲いて、いつものようにテントウムシの幼虫が育っているのをみつけました。

     

     

    職場の昼食スペースは狭い給湯室の中のテーブル。6人前後が一緒に食べるようになるので、いわゆる「3密」。マスクを取っての食事はゆっくり落ち着いて食べたい。同僚達と溜まった話をしたい気持ちは山々ですが、しばらくは我慢。飲み物を買って、お弁当をもって、昼食をひとりで公園へいって食べるようにしています。恵まれていることに、そばにいくつか公園もあるようなので、天気もよいので昨日は初めてのやや遠い公園に足を伸ばしてみました。

     ベンチにぽつぽつ座っている人はいますが、平和そのもの。

   のんびりと木陰のベンチに腰をかけ、日射しを浴びてゆっくりと昼食。あ~、正解でした。人は、こういう静かで穏やかな時間をもたないと心がしぼんでしまいますね。ムクドリがチュルチュルいってあちこちを飛び回る声も聞こえます。

   人の幸せは、静かに自然の中で、すべての人が穏やかに共に暮らせることではないでしょうか。自分だけの名誉やお金のためにあくせくして手に入れる幸せって、どんな幸せなのでしょう。

   今日の糧をおいしく食べることができたこと、自分の納得できる仕事を続けていられること、身体が健康であること、などなど、自分が恵まれていることに感謝しながら、ゆっくりと自然の中でひとときを過ごしました。

   日本の憲法の前文を思い出しました。

 「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ」

   戦争の惨禍を経て日本が手にした憲法。日本人は平和を愛し、自分たちだけでなく全世界の人々と共に幸せを追求していこうと誓った。この理想を全力をあげて達成していこうと、この憲法で誓った。いったい、この中のどこに「軍隊」「国軍」などの文字を加える余地があるのでしょう。世界の中で苦しんでいるひとがいたら、互いに手を差しのばしていくことでしか、皆が「ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する」方法はないだろうに。「奪いあえば失い、分け合えば余る」。

   世界の生産力は、もう十分なところに行き着いていて、奪い合わなくても公平に分け与え合って、余るような水準にすでに達しているのではないでしょうか。それなのに、富の分配が偏っていて歪んだ社会では、争いが絶えることがない。

  人間の幸せは、公園の片隅でちいさな昼食を何にも脅かされることなく、静かに鳥の声を聞きながら取れること。「この小さな幸せを、世界の人がもれなく持てるように、みんなで努力すること」。それが、自分の小さな幸せを、いつまでも続ける保証となるのに。

  銃口を突きつけ合って幸せが訪れると思う人は、どのような顔をしてそんな馬鹿なことをいえるのか、鏡で自分の顔を見直さないといけない。きっと、鏡に写った他人に向けた銃口は自分に向けられている。

   

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昨夜も夜更かしでお月様とデート

2020-05-13 20:03:51 | 惑星・天体ニュース

   昨夜は、23:39。夜更かししていたので、1時近くでお月様に会って寝るつもりでいました。ところが、月の出を1時間過ぎて、しかもわざわざ東に開けた場所まで会いに行ったのに、お月様には会えませんでした。仕方なく、まず寝る支度をして(だめかな~)と外を見ると、奥の建物の上に、ひょっこりと顔を出したお月様に思いがけず、ばったりと逢えちゃいました!   

 <2020年5月13日1:13>

    ちょっと薄ら雲のベールをまとっているお月様でした。「わぁ~、会えないかと思っていたっ!こんばんは」

    「僕は、約束をけっこう守っているんだよ」「出てきてくれて、有り難う!」

       

  ほら、こんなに低いところにお月様はいたのです。15° 位? もしかしたら、私が見に行った時はまだ建物の陰だったのかも知れませんね。「それにしても、驚くほどに低いところを動いていたのね。もっと高いところを通っている時のほうが、逢いやすくてうれしいかな~」

  「上から見るばかりじゃ、みんなの様子が見られないからね。時には、低いところを通って横からも覗かせてもらうのさ」「そうだったのか。じゃあ、太陽が低い所を通る時も、みんなの事を覗いているのかな」「そうだと思うよ。僕は、太陽くんのように人に気づかれることはないけれど、昼とかに学校とか君たちが仕事しているところを覗いたりしてることあるよ~」「そうなんだね」

  「あっ、お月様、今日は誰かそばにいるのね」「気づいた?木星くんだよ。ほんとは土星くんが近くにいるんだけど、雲でみえないかな」

  「明日の朝、太陽が出てくる前に起きれたら、火星くんと皆で並んでみせてあげるよ~」

   お月様がお薦めしてくれたのは、下のような惑星が並んでみせてくれる姿のことですよ。

            

    もうお月見もさすがに夜中に待ってみるのは大変です。朝型にしないとですね。

    ただ、夜明けが早いので新聞配達さんくらい早くないと、惑星達と並ぶ姿はみられそうにないです。上の時間は4時ですね。日の出が4:38ですから、4時でさえ ぎりぎりかもしれません。

    賑やかで、楽しそうだから、頑張って起きてみますか?30°と低い位置に並んでいるので、家の窓から無精をして見ようと思っても難しそうですね。思い切って、ちゃんと着替えて外に出て南に開けた場所に行けば、春の星・フォーマルハウトもご褒美にみられるかも知れませんね。

    今夜はおもいっきり早寝して、新聞やさんの音で起こしてもらいましょうか? 

 

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寝静まった夜に上った月

2020-05-12 00:34:29 | 惑星・天体ニュース

   さあ、月の上って来る時間がすっかり遅くなって来ました。

   今日は、22:48が月の出。みんなが寝静まった頃に、そっと屋根の上を抜け出して顔をそっと見せてくれるお月様。いつものように夜更かしをした私が、そっと外を覗いてみると・・・なんとこのお月様は随分と低いところを移動していくつもりらしく、隣の建物の影に隠れてしまおうとしていました。

   「お~い、お月様! 隠れてしまうの?」

   「そうだよ。だって、僕のことを忘れて、何か他の事に夢中になっていたじゃないか」

   「ごめん、ごめん。今、行くから待っていて」

   雲も出ているようなので、慌ててカメラを抱えて外にでます。でも、案外すぐに姿をみせてくれません。とうとう東に開けた公園まで辿り着くとやっとお月様が姿を見せてくれました。

   でも、あまり機嫌がよくないのか、スッキリとした顔を見せてくれません。

   

   「ねえ、雲から出てきてくれないかなぁ~」「そうだねぇ」「お願いだからぁ~」

   声をかけて、雲から出てくるのを待ったのですが、なかなか出てきてくれず・・・急いで飛び出したので、外は寒くて身体が冷えてきました。風邪をひかないように、諦めて今夜は引き上げることにしました。

   なぜって、このお月様は今のぼって来たのですから、実は明日の朝も天気が良ければ、朝もゆうゆう寝坊しても青空の中で会えるお月様なのです。

    

    もしかしたら、もう少し後できれいに雲が晴れてくれるかも知れませんが、今夜は慌ただしい逢瀬の1枚をアップして、おやすみなさい。そして、うまくしたら、皆さんも明朝 早起きした方も寝坊した方も、天気がよければ探して見て下さい。きっと、沈む前のお月様をみつけられそうです。

    「その時までには、機嫌を直しておいてね。お月様」

コメント (2)
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