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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

#検察庁法改正案に抗議します 

2020-05-10 21:42:01 | 日記

  今年1月、黒川検事長の定年延長を閣議決定し、検事総長になれる道がこじあけられてしまった。そして、検察首脳人事はこれまで政治介入を許さない“聖域”とされてきたのに、その不文律を踏みにじる前代未聞の事態に日本社会は追い込まれている。「今回の件は将来に禍根を残す。ルールを曲げてまで黒川氏を残せば、官邸に嫌われると総長にはなれないという、ご都合主義が罷り通ってしまう」(文春オンラインココより転載)

  昨年12月25日にはIR汚職で東京地検特捜部が秋元司衆院議員を逮捕。“最強の捜査機関”が10年ぶりにバッジを挙げ、息を吹き返したと思ったのに、今は、保釈中だ。この後、どうなるのだろう(IWJのココに詳細)コロナウィルスで人々が目を奪われている間にいつの間にか、忘れ去られてしまうのか。

  省庁の審議官級以上約600名の幹部の人事権を官邸がにぎるようになってから、とんでもない人事が横行。官僚政治にも問題はあったものの、官僚が「国民のために働く」という使命を見失ってしまったかのような、「忖度」がはじまり・・・文書の改ざん、廃棄、何でもありの目を覆うことが起こり続けている。

  赤木さんの遺書が新たに文春から公開され、財務省に森友問題の解明を新たに野党が国会で求めたが、要求は拒否されている。*    

  そして、今日、ニュースで、さらに「聖域の」人事にまで手を突っ込もうとする検察庁法の改正案5月8日から衆議院内閣委員会で審議されたことを受けて、俳優や演出家などの著名人による抗議の投稿が相次ぎ、同じハッシュタグをつけた投稿が10日午後の時点で380万件を超える大きなウネリを起こしていると知った(詳細は、NHKココより)

  演出家の宮本亞門さんは「このコロナ禍の混乱の中、集中すべきは人の命。どうみても民主主義とはかけ離れた法案を強引に決めることは、日本にとって悲劇です」と投稿しているほか、俳優の井浦新さんは「もうこれ以上、保身のために都合良く法律も政治もねじ曲げないで下さい。この国を壊さないで下さい」と訴えています。

  今見たら、Twitterで リツイートを含め470万件になっているとの報道もありました。やっと、多くの人に、今の政権の問題点がみえてきて、大きな波のように人があとから後から立ち上がって来ています。皆さん、おかしい事は、おかしい。声を上げましょう! 

  歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさんや、俳優の浅野忠信さん、ハッシュタグ付きで抗議の意思を示した。「政治の話はいつもはしないけど、これは黙っておけない」「コロナのどさくさ」「国民が感染症で苦しんでいるのに」といった投稿も目立ち、津田大介さんは「深夜にこれほど投稿が伸びるのは見たことがない」と驚きを隠さない。「新型コロナウィルスへの政府の対応は緩慢なのに、『不要不急』にみえる法改正は迅速に進む」とコメントも。

  私としては、ここでいつものように、応援してくれる空のお月様をアップしたいところですが、残念ながら今日は月が雲の上からの応援で写真ではアップできませんでした。でも、月も含め、必ず天が正しい側に味方して、力を貸してくれる! 私は信じています。

  頑張りましょう!!!

  *赤木さんの件も、第三者委員会の公正中立な調査を求めて赤木さんの奥様がChange.orgで署名を求めて(ココで)活動中、50万の目標に対し、今もう少しで40万人になるところだ。こちらにも是非応援を!

   

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緊急)東京都の陽性率がおかしすぎる!!!!!! 続

2020-05-09 14:46:06 | 日記

   さて、先ほど書いた同名のブログ(前編はココから)の続きです。

   再度、東京都が公式サイトに発表した下のグラフ(ココに掲載)を出しておきましょう。5月8日に「陽性率」として東京都が発表したものです。この発表については、NHKのココが良かれ悪しかれ詳しかったので参考にしました。よかったら、そちらも参照して下さい。

   

   右には、陽性率の計算式もあげておきました。さて、前のブログを書いたあと、あれこれ考えて、ようやく東京都の出した「陽性率」のグラフがどうなって出て数字なのかが分かりました。わからなさの原因は、またしても、グラフ下に細かく書かれた(注)でした。

   ※4月9日までは東京都健康安全研究センター、4月10日から5月6日までは東京都健康安全研究センター及びPCRセンター(地域外来・検査センター)、5月7日以降は東京都健康安全研究センター・PCRセンター(地域外来・検査センター)及び医療機関での保険適用検査の実績により算出」

   前のブログでは、なぜ東京都が発表している陽性患者数とこの青地の陽性患者数とが一致しないかが疑問として残っていました。理由はひとつ! 最後の5月7日だけは、「医療機関での保険適用検査」も含まれて、検査全体と感染者数が出せたけれど、それまでは「結果判明日」を基準とするとか面倒な規定があるため、下部組織以外の数字が用意できなかったためでした。だから、(まともな「陽性率」は、今のところは、信頼性のある数字を出せない)というべきだったと、私は思います。本来なら、一般に東京都が発表している全陽性患者数が青で示され、そのためのすべての検査数が明らかにされないといけませんよね。   

   では、どの位の数字がここでは捕まえられていたのか。説明しながら、みていこう。

   分かっていることは、5月1日から7日に東京都の下部組織、保健所(東京都健康安全研究センター)での陽性患者として見つけたのは、(最後の5月7日分には「医療機関での保険適用検査」が入っているが)・・・NHKのココの説明に書かれていたように「5月1日から7日までの1週間に陽性と判明した人の平均である22人を、同じ期間に検査した人の平均292人で割って、7.5%と算出」とあったことから、逆に計算していってみる。すると、この7日間に、22人x7=154人の陽性者を292人x7=2044人の検査の中からみつけたということが分かる。

 

   この間の、東京都の発表した陽性患者数は、5月7日が23人だったので、これを全て加えて620人。実際に発表された陽性患者数は、この1日~7日の間で620人いたのだから、つまり(東京都の発表はたった感染者数の25%のことで、7.5%という数字をはじき出した)だけの数字だったということになる。

   オリンピック延長が決まった3月24日以降は、この検査数における保健所系と「医療機関での保険適用検査」の比率はどんどん医療機関の方が増大する傾向にあった。それが、このグラフの最後の1週間は、保健所の3倍数の陽性患者の割り出しを保健所以外の民間が担っていた。ということが分かる。

   実は、前に書いた東京都のグラフをみて、医療機関の方はGW中はお休みかと誤解してしまっていたが、とんでもない間違いだったようだ。下の表にあるように、5月1日~7日保健所は1825件、民間機関は保健所の2倍を軽く超える4776件の検査をしてくれていたのだ。みんなが休んでいる時にもかかわらず心から感謝致します。(民間医療機関の検査に携わった方にGWは働いてなかったような印象を与えたのに、東京都は謝罪したのでしょうか?)

         

5月1日~2日はスクロールが画面上できず、同一画面では表現できませんでした。オリジナルのグラフのココの「>テーブル表示」をクリックしてご覧下さい

    さあ、ここまで考えて、考えねばならないことは、検査数が保健所の検査だけで、この陽性率を出したことが、この陽性率にどういう意味を与えるかということだ。それは、保健所の場合は濃厚感染者をクラスターから追跡して検査をするのが特に最初は主流でした。だから、陽性率を低くした可能性もあるし、逆に濃密な長時間接触のケースでは高かったかもしれません。一方、最近は感染路不明の人が多くなっているといわれています。それが、調子が悪くなり症状を持った人が不明者として検査する場合が多いと、陽性率が高くなるのかもしれません。

    ともかく、保健所を通して検査を受ける人と、民間の「医療機関での保険適用検査」を受けた人の性質の違いが、きっと陽性率には大きく作用してくると思われます。数字の意味について、保健所なら説明してくれる可能性はありますが、民間にはできないでしょう。民間にはだから、同一対象に対する入院後の複数目の検査の方が多く行われるのではないかと想像していますが、それも統計上で示された事がないようで、少なくとも私にはわかりません。ただし、5月7日の合計数が1715件だったのに、グラフの棒線は710件あたりにあるように思えます。ということは、その差の1000件は入院後や退院時の検査に回されたのかも知れません。推測ですが・・・。

    不明なことは、どの統計でも多いです。と言うわけで、今回の陽性率の発表は、データ数がすくないことから、これを収束に向けて経済活動を緩めたりする結論をつけるのには、あまりに不十分な資料にしかならない事だけは確かだと分かりました。検査というのは、前に東京では結果がすぐに出ないと言われていました。となると、今感染者数が、50人を切ったりしているのは、休みで検査の処理はやっていたが、受入れ数が少なかったとか、あれこれの理由もあるかもしれません。これから来週に入ると、ぐっと感染者数が増えてくるかもしれません。まだ、来週が始まってみないと油断禁物です。

    大事なのは、その説明が報道でなされていたか?ということです。「何だか、山を越したようにみえますね。調査はどうだったのでしょうか」以上に踏み込んだコメントは聞きませんでした。でも、それで報道といえるのでしょうか?

    ところで、私は、8日の加藤大臣の記者会見での「(37.5度4日の)目安ということが、相談とか、あるいは受診の一つの基準のように(とらえられた)。我々から見れば誤解でありますけれど…」の発言に、心から怒りを覚えたのですが(これについては、ココなどを参照にしてほしい)みなさんは、どう思いましたか?  誤解なんていうなら、それをしっかり解く行為をし続けていたのか、厚労省のHPをどうして変更しないで放置してきたのか、問いたいです。いまそんな弁明をするなら、大臣としての怠慢の責任をこそ取ってほしい!

    都知事の陽性率の説明にしても、いったい、都知事の説明で何人の人が、この陽性率の意味や信頼性、データの持っている問題がどこにあるのかが理解できたのだろう?数字が、一人歩きしてしまわないのか?しかも、気の緩む方向へ。 

    常に、日別のコロナウィルス感染者数の数字や検査数の言い方も、「実施件数」「実施人数」「検査能力」などの言葉が巧みに使い分けられて、人を惑わせてきた。この政権では「検査能力を高める」という約束が重ねられ、「検査能力が伸びている」と言われた。だが、実施件数は、能力の半分も活かされずにきた。そして、今なお1万件の検査数を超えたことすらない! 

    よく見えれば、NHKのココが紹介したように情報量としては多かった。しかし、正直情報の詳細は伝えられていたが、情報を垂れ流しているだけ。それが何を意味しているのか、どれだけこのデータに信頼性が持てるのか?そのコメントがまったくなかった。これを「報道」といえるのだろうか、疑問が非常に残った。

    とにもかくにも、加藤大臣は結局首相と同じで、37.5度4日の目安の運用で「ていねいな説明」などをしてこなかったこと。国民の誤解を解く努力どころか、誤解を与えたことに痛みを感じない人だったのは、弁明する表情でよく分かった。このブログで以前取り上げた仁坂和歌山県知事との人間としての差は、歴然である。彼は、1人の人の命で悔しさと怒りを訴えていた。

    人の命を預かる政治をしているのだ。数字をならべるだけで、それについて説明をすべきところで手を抜くリーダーは失格だ。語りかける言葉や様子をみていれば、リーダーとして相応しい説明をしているか、分かるはずだ。

    あなたの選んだ人が、約束と違った行動をしていれば、文句をいうことも大切だろう。

    東京都の保健所からの感染者数の数字に、これからは、日々医療機関の数字も載るようになるのだろうか?当然、正しい陽性率をだせないで、判断するようなリーダーは、リーダー失格だろう。

    読み取れるデータは、詳細で、分かりやすく、面倒な注意書きがないものがいいに決まっている。データの注意書きが多いか少ないかでも、そのデータを出す「自治体の力量」が見てとれそうだ。

    世の中、隠すのではなく、情報を公開していくことの重要性も、統計を見てきてよく分かった。

    情報を隠そうとする人たちが 正しいことをしている可能性は、低い!

    これは単純で絶対の真実だ。この常識を、国民は 全員で 共有すべきだ。

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緊急)東京都の陽性率がおかしすぎる!!!!!!

2020-05-09 10:00:04 | 日記

   昨日の東京都の統計を開いて、私は絶句した。何で絶句したかというと、下のグラフをみて絶句したのだ。5月8日に更新された東京都の検査件数! そして、再度並べて掲載したのが、その前日にでた同じ東京都の検査件数。

    

 よく見て下さいね。5月6日に発表したグラフから、突然1日でこのグラフが変容していたのです。しかも、数字が一挙に、過去に遡って過激に検査件数が跳ね上がっている!!!! さあ、どちらが嘘なのでしょう?

    私は、このブログのココで「GW感染者数は、PCR検査数と合わせてみないと!」と書いて、5月6日も110件しか検査をしていないことを書き疑問を投げかけました。 110件は緑の濃い色で書かれています。濃い色ということは、グラフの上に「健康安全研究センター及び医療機関が保険適用で行った検査件数の合計」と説明されています。この公表された数字をみて、私はブログを書いたのです。

 それが、「昨日発表のグラフには、誤りがありました」の訂正もなく、薄い緑は「医療機関などが行った件数」とグラフの表示も変えられた上に、おまけに、昨日の確定した合計数と公表したものを平然と覆して、「>テーブル」のところを開いてみると、110件は「健康安全研究センター実施分」でしたと平然と報告されていました。そして、そこに5月6日は399件の検査が「医療機関が保険適用で行った検査件数」として数字が書かれ、グラフも合計と思われる509件あたりになっている。

  こういうの、人間にも誤りがあると言って、謝罪もなく許される世の中にいつなってしまったのでしょう。しかも、これは 人の命や、生活に係わっている情報ですよね。

 まずは、この1点で私は東京都の統計に対する姿勢に不信感をもち、怒りすら感じました。そして、さらに追い打ちをかけたのが「東京都はPCR検査『陽性率』を初めて公表」のニュースです。NHKニュースのウェブのココを参照します。

都が8日から公表をはじめた「陽性率」とは、その日に行われたPCR検査で、陽性と判明した人数を、検査した人数で割って算出したものではありません。都は、その日までの1週間に陽性と判明した人数の平均を、その日までの1週間に検査した人数の平均で割って「陽性率」を算出しています。たとえば、7日の「陽性率」は、5月1日から7日までの1週間に陽性と判明した人の平均である22人を、同じ期間に検査した人の平均292人で割って、7.5%と算出したということです。検査した人数には、すでに感染が確認され、入院している患者の陰性を確認するための検査は含まれていません」

 私は、ここでさらに呆れて絶句するに至りました。7.5%の陽性を5月1日~7日まで陽性と判明した人の平均である22人???!!! おいおい、22人が平均であるわけがないだろう。この国は狂ったのか?東京都がそう発表したとしたら、東京都が狂っているし、NHKがそれを書くのも狂っている!!! 東京都が発表している、5月1日~7日の陽性患者数はなんだったのか?

  5月1日~7日は、陽性患者数の表を東京都発表のものから下に転載するが、下に表示しきれなかった5月7日の23人を含め、1日たりとも165人を23人を最低にしているのに、22人が平均になるわけがないだろう。小学生の算数で分かる。下の表は東京都で今も掲載を続けている数字だ。これまでの報道も、この数字を流してきたのは、多くの人が記憶していることだ。

  

  日本人の学力低下極まれり?しかも、もし5月1日から7日までの感染確認の分母になった検査数が平均292人の方が正しい数字だとしたら、それはそれで、私がずっと予想してきた怖い警告の正しさを示しているではないか!!! 東京都の検査実施数がいくら1400件になったとか豪語しても、やはりそれは、新規にコロナウィルスに感染した人には使われていなかったのか!と思えた。

  さて、調べてみて、やっと、NHKの言った数字がどこからでてきたのか 分かった。東京都のココから見られた。

 

  目を疑った。陽性者数の青い棒グラフ。あれっ???東京都の陽性患者数とあってない!!!少なくとも、5月1日から4日はこんな低いところになっている訳がない。確かにこの統計をみると、棒グラフが高くなっている5月7日の陽性患者数70人ほど?あとは、限りなく低くゼロになっているところも。平均22人。これまで発表してきた上の表との差を説明もしないで、この数字を出す東京都の神経はどうなっているのだろうか???

  いつものように、お定まりの注意書き「※速報値として公開するものであり、後日確定データとして修正される場合があります」とあるが、都がこれまで公表してきた陽性患者数は、PCR検査で分かった患者数ではなかったのか?陽性患者数がなんでこんなに低いのか、即刻それを都の発表の時に問い糺した報道関係者がひとりもいなかったのだろうか? 説明している報道もない。NHKのは、数字を並べているだけで、説明も、疑問に感じた様子も無い。報道って、いったい何だ!!!!

  あまりの不明点の多い統計。皆さんは、こんな数字を平気で東京都が発表すること。それをNHKが批判も疑問もなく垂れ流して、一人歩きしたらどうなるのだ。

  陽性率以前は31.6%になっていたが、いまは7.5%に落ちている?いつの間にか、陽性患者数の発表では1日~7日は620人÷7日=88.6人 それが、どうして????1日平均22人の怪 

  私は、義務教育も受けて、文明国にいると思って生きてきましたが、何だか、日本はいつの間にか魑魅魍魎が跋扈している国になっているようです。

  こんな数字、どうやって信じられますか? この7.5%。自分が発表してきた感染者数とも違う陽性患者数を使って計算した、7.5%で大阪に負けずに早く経済活動を再開したいとしたら、皆さん どうなるかは分かりますよね。報道も、垂れ流しするだけの報道を信じてはいけないこともわかりますよね。

  とりあえず、緊急にこのおかしさをお伝えして、詳細検討はさらに追って掲載します。

 ** 続編で、陽性患者数がなぜ発表と違う人数になっているかが分かりました!ココで続きをご覧下さい。

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金星と星たち。そして、月

2020-05-08 23:01:28 | 惑星・天体ニュース

   今日は、暗くなって外を見ると空がとても良く晴れていて、星が見えていた。夕食もそこそこに西空のよく見える駐車場へ行ってみた。すると、昨日より星がよく見えているぅ~!  

 <2020年5月8日19:52>

  金星が結構もう低くなっていたが、金星の上には昨日と同じぎょしゃ座の星が小さくみえ、ちょっと右に下手くそながら描いてみたが、冬の大三角と、双子座の2つの星も見えていた。いいなぁ~。ぎょしゃ座の星もしっかり5つ見えていたが、今日は省略。

  空の天頂近くを見上げると、北斗七星が 何か空で大きなものを すくいとろうとしているように見えた。そのひしゃくの柄をのばして行くと、うしかい座のアルクトゥルスが明るく光っているのが見えた。さらには、目を南の地平線へと下におろしていくと 乙女座の明るい星スピカも見えた。

  

  都心と言うほどではないけれど、そこそこ家のある地域の我が家付近では いつもはこんなに星は見えない。

  そして、家に戻ってテレビを見たり、今夜は何だかいろいろなメールや電話をもらって楽しく忙しくしていたら、いつも私が(月がでているよ~)と教える友人の方から、「今夜もお月様が綺麗ね。なんだか見ていると平和よね」とLINEが届いた。「あっ、まだ今日はみてな~い!」と返事を書いて 覗いてみると、月はもうすっかり電線や誰にも邪魔されないところで、「遅いじゃないか」と白い顔になって私を見下ろしてきた。

  「ごめんごめん」といいつつ、写真を撮ったが、もう白いお月様だったのに、自分好みに黄色にしてしまった。

    

   ちょっと、嘘っぽいです。でも、実は、上にだした星座立ちにしても、ちょっと星が見えやすいように加工しています。今のデジタルは、本当に便利ですよね。

   このような加工したりすることができないと、私も今のような天体の楽しさを知らずに日々を送っていたかもしれません。デジタルカメラで、ズームや、連写や、色や、加工が易く気楽にできるようにしてくれた技術者の方たちに、心から感謝します。特に私は三脚を使わないで写真を撮るので、手ぶれまでも抑えてくれる機能には、本当にお世話になっています。

   私の今の相棒は主にNikonのCoolpixB500ですが、すっかり仲よしですよ。

   

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GWの感染者数は、PCR検査数と合わせて見ないと!!!

2020-05-08 00:57:31 | 日記

   東京の陽性患者数がゴールデンウィークになってから激減! 各局のコメンテーターが、「減ってきているように見えますが、油断はできません」と口をそろえ、小池知事も「検査の問題もありますが・・・」と小さい声で言いながらも同様に「ここで安心はできません」と訴えたが、どうも歯切れが悪い。 以前から、私はこのようなことになることを懸念して、再三 (東京都のように圧倒的に人口に対して検査数の絶対数が少ない所では、検査数の少ないことを一緒に説明すべきだ!)と伝えてきた。なぜなら、日別陽性患者数のみを伝えていくなら、検査の限界によって陽性患者数が低く出て、人々の誤解を生む危険性が高い。それが、外出自粛の緩みとなって、感染拡大を進めるとの心配が大きいからだ。

   ちゃんと説明できないなら、日別陽性患者数ではなく、必ず右肩上がりのグラフになる累積患者数を出すべきだとも書いてきた。でも、日別陽性患者数の山が下りに入ったようなグラフがGW中ずっと報道で出され続け、前述のように「下がって来ているように見えますが~」コメントが繰り返されてきた。

   ということで、下の左が東京都の日別陽性患者数だが、右に、私が一緒に見せるべきだと主張している検査数のグラフを並べてお見せする。

    

 今日の陽性患者数は何とたった23人。そして、GWの間は4月28日112人と3桁になった後は、ズッと2桁で、しかも減り続けている。

 では、検査のグラフを見てみよう。検査数はずっと同じにやっているのに、陽性患者数が少なくなっているなら、陽性率が下がっていて安心といえる。だが、グラフを見比べれば一目瞭然。検査数の下がり具合と、陽性患者数の下がり具合はシンクロしている。同じになっていると言うことは、検査が行われなかったから、陽性患者数も下がっているだけなのだ。

 検査が少ないのが、検査を必要としている人(コロナ感染の自覚症状がある人、感染者と濃厚接触の疑いのある人など)が少なかったからならいい。問題は、検査態勢がGWで検査の方のお子さんが保育園や学童が休みなどで人員不足などで検査受入れが絞られ、その結果 陽性患者数が減っていた場合だ。

 検査は、前回から、うすい緑色になっていると医療機関が保険適用で行った検査数の分が入ってなくて少ない時があった。でも、今日発表のは濃い緑になっている。下に、ちょうど5月3日のをだせば、分かりやすそうだ。

 5月3日の548件は、この時、薄い緑だった。ところが、右上の表では濃い緑になっていて、548件のままになっている!? つまり、医療機関が保険適用で行った検査数がゼロだったようなのだ。つまり、GW中は、東京都の公的検査機関の「健康保険研究センター」の検査だけしか稼働しておらず、民間検査機関は休みだったと推測されるのだ。再度、今日のも出して並べてみるので、比べてみてほしい。最後の5月5日110件の棒線まで濃い緑になっている!!! 

  

  しかも、この検査件数には、これがまた詳細データがなくわからないが、新規の患者以外の入院患者や入院患者の退院のための検査、自宅待機者で検査の必要になった人などの検査が含まれている可能性が大きい。つまり、GW中は、よほどの緊急性・重篤と思われる人しか、新規の感染を疑われる人の検査しかできなかったのではないか?

  となると、陽性患者数は減っているのではなく、検査ができなかったから減っているだけという怖い数字といえる。つらいのに検査が受けられず拒否された人はいなかっただろうか? GW中だからと医療機関が少ないので手控えた人もいるかもしれない。常に休みや大量の検査を受入れた後に検査受け入れが減少し凸凹とするこのグラフのGWの怖さ。

  これから、このグラフが急にまた検査が再開されて、急激に上がって来る可能性もある。さらには、上のグラフをみて気が緩んで3密の行動をして、クラスターを生じて、検査ができなかった以上の悪影響をもたらす可能性もある。そうなると、大きな山を、この2週間後あたりに作り出す可能性はないか?心配だ。

  因みに、政権与党である自民党。気の緩み方は、大丈夫だろうか?

  5月7日の産経新聞のココをみると、何と4時間以上にわたる、新型コロナウイルス対策本部の会議を行っていたそうだ。熱心にして下さっていると感謝すべきというか、これは国民には3密を訴えている与党として恥ずべき「有言不実行」というべきか。まあ、ココをクリックして写真をみて判断してみて下さい。

  国民にお花見やイベントを禁止したリーダーが、奥様が仲間とお花見をしていたことを指摘され、レストラン内だったので、問題ないと国会で弁明した首相。ことによって、この会合に、首相はあの小さいマスクで出席されていたのでしょうか。

  勿論、私は、私のこの怖い推論が、外れてくれることを心から願っています。満月のパワーは強いので、今もお月様に「コロナウィルスの災いを早く取り去って下さい!!!!」とお祈りしました。

  だから、このブログを読んで下さった方は、是非、東京や全国の陽性患者数のGW中の減少に気を緩めることなく、これからも外出自粛、3密を避ける行動をしっかり続けて下さるように、心からお願い致します。

  自分たちの命を守るには、リーダー頼みにしている訳にはいかないようです。模範は、私たち自身が行動で示す。そういう気持ちで、自分たちの足下から、できることをやっていく。自分の住む首長と、しっかり市民が自分たちの力を発揮して、この難局を乗り切りましょう。仁坂県知事や吉村府知事のように、正しいと思ったら英断してやっていかないと、失われた命は2度と戻らないのです。

追伸) 正直、驚きを隠せません。連休明けて、その翌日5月8日に東京都が、この記述の前提になっている統計の数字を訂正の謝罪も説明もなく、グラフの形式を変えた上で検査数にすでに入っているかのようなグラフを書いていたのに、突然「医療機関が保険適用で行った検査件数」を加えて表示を出しました。その上、陽性患者数として今も公表している数字とは違う低い数で「陽性率」を出した統計を新たに昨夜発表しました。発表している都知事の顔はどうもパッとしませんが、それは嘘をついたり、ごまかしているせいか? 報道に事実を明らかにしてもらいたいと期待しています。

    東京都の修正については、ココで書きました。

 

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願いを叶える満月パワー

2020-05-07 21:37:03 | 惑星・天体ニュース

  満月が上ってきた。今日の月の出は18:17。夕食を作って、テレビを見ていたら、「月が上っていますね」とテレビで言うので、思わず外に出てみると、公園の木の上と電線の間にちょうど月が真っ黄色の顔で姿を見せたところだった。

    

   印象では、もっと黄色で、もっと大きかった。

      こんな風に・・・。

     

    木からしっかり抜け出したところで写真を撮ると、丸いお月様が何ともいい色に撮れた。今日は、きっと天気もよく、明るく目立つので多くの人が眺めていることだろう。満月のお月様だ。満月の月は海の波をも大きくするほどの強いパワーがある。お祈りをして、叶えてもうらおう。「この世界を、みんなが幸せで、苦しむ人のいない世界にして下さい」

    そうそう、反対側の西の空の金星も、1日の惑星案内で書いたように だんだん低くなってお別れ間近だ。今の内に写真に収めておこう。そう思ってカメラを構えて写真を撮ると、金星の上に小さな星が輝いているのに気づいた。誰だろう?

    星が今日は 結構 見えていそうだ。誘われるように、西に開けた駐車場へ行ってみた。

     

    ああ、満月もいいけれど、こっちも素敵な星景色だぁ~! 昨日の雨の後の水たまりもいい感じだなぁ。

    金星がきらきら輝いていた。そして、やっぱり金星の上には小さな星が見えていた。さらに、広い空でみたら、右の上には明るいカペラまでみてた。スマホを取り出して、「星座表」で調べてみる。金星の上に小さく光っていたのは、ぎょしゃ座のエルナト。ぎょしゃ座の星が、さらにカペラ、メンカリナンも見えていたのだ。残り2つの星が見えれば、金星の右上に大きなぎょしゃ座の5角形が揃ったのだが・・・。

    金星の右上に。ちょっと、どこに見えるか下に印をつけた写真を加えてみよう。

   

   1.金星 ぎょしゃ座の星(2.エルナト 3.カペラ 4.メンカリナン)

   写真には撮れなかったが、この左には、プロキオンと、双子座のポルックスとカストルも見えていた。星も楽しめた素敵な夜だった。満月の日は、星は主役の座を月に明け渡してしまうけれど、月から目をそらせば、明るい星がいくつかみえそうですよ。私のみた金星や冬の星座はもう沈んでしまったと思いますが、月だけでなく星たちも輝いて見えるはずですよ。

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夜中ひとり向き合った月

2020-05-07 10:23:31 | 日記

  最近雨が降る時には、けっこう豪雨注意がスマホに入る。昨夜も豪雨注意の警告がスマホに流れた。日本は穏やかな温帯気候に属していると認識してきたが、何やら最近の雨は土砂降りが多く、亜熱帯地域の雨に似ている気がする。おまけに雷が鳴り続けた。登録しているooopppqqq164さんが雷をyoutubeにアップしたという知らせがPCの端にでたので覗いてみると、ココで見られる美しいと思わず思ってしまうド迫力の雷の映像が見られた。

  とても、月など見られまいと、昨夜は ほとんど外を見ていなかったが、外を覗いてみると、稲光が微かにしても、ooopppqqq164さんのような雷はみられそうになかった。返って、この後に月がでてくるかもしれない?

  つい、月を待ちながら友人に長文のメールを書いたりして、さらにお風呂に入って、そろそろではないかと外を覗いてみた。

  雲だらけで月の気配がない。う~ん、さすがに雷雨の後は無理かなぁ、と思いつつ空を眺めてぼんやりと過ごしていた。

  すると、静かに月の気配が漂い、私の正面の空に、ぼんやりと微かに明るくなりだした部分があるように感じられた。「そこにいるのね。お月様でしょ?」「・・・・・」「急がなくてもいいわよ。ちゃんと分かって待っているから」

        <2020年5月7日00:50>

      「本当に、そこにいて出て来てくれそうね」「あれ?声かけながら、信じていなかったの」

      「・・・・」

         <00:50>

      間違いのないお月様の輪郭が現れてきました。「おお~っ!」

 <00:51> <00:52>

 

      凄い雷雨の後でも、本当にお月様が出て来てくれました。この後、雲の中をかき分けて出たり入ったりしたお月様が、最後にみせてくれたのが、こんな姿でした。

     <00:57>

    そうでした、5月7日19:45、今日の夜に出てくるお月様が満月なんですね。

    今朝はややひんやりしていますが快晴です。みんな、今日からの仕事や学校はどうなったのかなぁ~。私の仕事はどうなるのかな?連絡待ちです。

    

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信じて待っていたら月が!

2020-05-06 10:21:26 | 惑星・天体ニュース

  いろいろな悪いことがあっても、きっと信じて努力を重ねれば、いつか解決する。私はずっとそう思い、今もそう思っている。みんなが、自分たちの場所で努力を怠らずに続けていけば。

  そして、その確信を、月がいつも後押ししてくれる。どんなに雲がたくさんあって月が見えそうにない夜。それでも、空を時間がある時に、覗き続けていると・・・

   

   奇跡のように、月が顔を覗かせてくれている瞬間に出会えた。

   写真を撮って、「みんなが苦しむことなく、早くこのコロナウィルスの災いから抜け出せますように!」とお願いすると、「その願い、受け取ったよ~」といいつつ、月は目の前で消えていった。

       

     信じていれば、そして、自分の努力を怠らなければ・・・

  

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東京都と大阪府の統計比べ!

2020-05-05 17:34:57 | 日記

  昨日の吉村大阪府知事のテレビでの話を聞きながら、大阪の検査について初めて調べてみて驚いた。東京都の統計のページと、大阪の統計のページは何と見かけがとてもよく似ていたのだ。さらに調べると、他県のでも「○○県の最新感染動向」と調べると、似通った統一したイメージの棒グラフ出てくるようになっていた。これ、いつから始まったのだろう?

  そもそも、最初に私が「PCR検査数が少ないって、実際の数字は?」と疑問に思い、厚生労働省の統計を見始めた時は、全国総数を見ても、個別の都府県には注意を払ってはこなかった。東京都の件数に注目したのは、大都市東京で(220件しかPCR検査実施可能件数がない!)と知った4月上旬からだ。だから、このような統一イメージのグラフ公表が、いつから始まったのかは知らない。だが、本来なら、統計というのは最初から全国でこのように行われるべきだったろうと思う。

  まずは、どんな統計のことを言っているのか、お見せしてみよう。

    

  青地のグラフにしているのが、大阪だ。赤字のグラフにしているのが、愛知県。明らかに、同じソフトを使って、それぞれにカスタマイズしているのが分かる。そもそも、この統計の出る前の画面イメージが「大阪府」「愛知県」の字が違うだけで共通だ。きっと、これは厚生労働省がソフトを作って全国に送ったのだろう。

  さて、どうして今日、大阪をみてみようと思ったかというと、岡田春恵教授がTBSのNスタで、大阪府が出した「大阪モデル」という外出要請・休業要請の解除基準についてコメント。大阪を凄く褒めていたからだ。

  吉村知事が基準にした「4つの解除基準」の特に「PCR検査における陽性率7%未満」について説明。

  <大阪は早くから検査数が非常に多く、検査数も他の県では 同じ人が複数回受ける検査が検査数に含まれていたり 分かりづらい。だが、大阪はそれがはっきりしていて、「陽性率」という時に、検査の絶対数の分母がしっかりしている。大阪では、検査が「お医者さんが必要出あれば検査ができる体制になっている」という意味でも、信頼性がある。東京ではまだ十分その体制になっていないが、大阪では結果も早くでるのもいい>など、極めて高評価だったのだ。これまでも、感じてきたが、関東向けの放送なので、コメントする機会がなかったと言っていた。それで、その検査統計をみてみようと思った訳だ。

  さて、では早速、その検査数を出してみよう。大阪と東京で比べてみる。

    

  青が大阪だ。実にスッキリしている。緑は東京都だ。なんだか(注)が、いっぱいだ。

  あっ、でも東京も、グラフの様子を変えましたね。「医療機関が行った保険適用分」が加算されていない所の棒線は、色が薄くなっている! 日々、進化させている? でも、ホントに分かりづらかったのだから、良かった。

 (注)の「毎週金曜日に、前の週の木曜日から当該週水曜日までの日々の検査数を反映」というのを見落とすと、検査数が随分低いと誤解されるグラフだった。でも、あいかわらず(注)「同一の対象者について複数の検体を検査する場合あり」とある。 そうなんです。これについては、すでに私も主張していたのですが、このやり方では、ひとりで退院までに10回以上も検査した人がいるという東京では、いくら検査件数が1000件以上でも検査の実態が見えない。つまり「新規感染者のために何件検査されたか」という検査数が分かってないと、「陽性率」は意味をなさないのだ。

  検査人数というのが東京都には、検査件数と別にあるが、実はそれも(注)が多くて扱いづらい不明点が残るもの。それに対し、大阪のはあまりにスッキリしていて、びっくりだった。(注)がゼロだ! あまり何も書いてないので、逆にこれが、岡田さんが賞賛した「新規感染者に使われた検査件数」と断定できなそうだと思えた。でも、もしこれが新規感染者のための数字なら、確かに、東京の「新規感染者に使われた検査件数」より大阪の方が多いかもしれないと思えた。

  ただ、大阪のこの統計を探すのは、ちょっと苦労した。大阪府のHPの「新型コロナウィルス感染症について」のページの、下の青地で記したところをクリックしないと出てこず、昨日1回偶然に見つけたのに、今日になったら見つからず、再度見つけるのに苦労した。

 

 東京都の方が、矢印のある「新型コロナウィルス 感染症対策サイト」の所をクリックすると見つけられたので、分かりやすかった。

 そして、これは、もしかしたら、私が最初に(この統一したフォームでいろいろな県がHPにアップするようになったのが、だいぶ時間が経過してからだった?)という推測が正しいことの証左とも思えた。というのも、県独自の統計を取っていて、最初は厚生労働省に問われて報告をしていった。HPも、だから最初は違う表を出していた。後から、統一フォームがきたので、それは小さく後付けでリンクをつけた? まあ、推測ですが・・・。

 でも、さらにその証拠と思われることがある。

 最初の頃、全国の検査実施件数とか、記者や国会で質問を受けるたびに、加藤大臣の答えがすっきり出なかった。その時、「自治体に数字を、お願いしてあげてもらわないといけないから」とその答えのもたつきの弁解をしていたのを、youtube かニュースで見た覚えがあるのだ。それは、びっくりしたので印象に残っている。中央官庁の厚生労働省が全国からしっかり統一基準で、これからの施策を決める統計すら「お願いして、数字をあげてもらう?」と、その発言をいぶかしんだ。

 それで、統計を見始めて、さらにそれは確信に近くなってきたのが、例えば下の表だ。上のような統一フォームで表現して報告され、HPにも全国で挙げられていたのなら、下のような「つぎはぎだらけのような、不統一な統計」を、報道資料の隅に出さないといけないような恥ずかしい真似などしないはずだ。

 下の表をみてほしい。

 ※で数字を集めるのに統一基準や足並みがそろわず、千葉は、神奈川は、大阪は、東京は~~~と数字の違いに細かい説明がされている。足並みがそろっていなかったのだ。中央官庁が、中央官庁の体をなしておらず、数字すら「お願いして出してもらい」、統一フォームを作って数字が並べられるようになったのは、3/20前後???と思われる。オリンピック延期が決まった少し前? 何か、検査に対する政府のやる気のなさは、オリンピック前に感染者数を挙げたくなかったのでは?といわれるのも、この辺の数字と重なっているのではと、あくまでも推測だが、やはり疑われる。

  報道の人や、有識者などが、今回の検査の問題点の検証の際には、是非調べてほしいものだ。       

       

    そう、上の表にも「大阪の検査人数」の数字が出ていたので、大阪のここで報告している「検査人数」と大阪府のHPにあった「棒グラフの検査件数」とが一致するか、上の表の累積数から日別数をはじき出して、4月27~30日を比べてみた。 上の表からはじき出した大阪の「検査人数」(括弧内は、大阪の棒グラフの検査件数)27日443(392)、28日419(503)、29日387(685)、30日779人(639件)だった。数字は、厚労省に報告したタイムラグ(?)と考えれば、合計数は、2028人(2219件)で大きな違いはなさそうだった。

    ところで、政府の指針より県民の命を救うために検査を敢行し続けてきた和歌山県知事のメッセージがココに載っていたので、ご紹介しておこう。熱があって身体の不調を訴えていたのに、一度も医者に相談に行かなかったひとり暮らしの方が、亡くなった状態で発見された事を悲しむと同時に、悔しさと怒りのこもったメッセージとなっている。

政府が言っていた風邪のような症状が出ても、4日ぐらいは自室で様子を見ていて、医者にかからないようにという専門家の見解です。きちんとした対応の出来ている和歌山県や他の大部分の県の県民に向かってまで、4日間は自宅待機が望ましいなどと言わなくても良いではありませんか。和歌山県の推奨システムは、時々テレビ和歌山で紹介されるか、2月末日に私が「この点だけは国に従いません。」と発言して、一時テレビでよく取り上げられたとき以外はほとんど紹介されません。ひとり暮らしでテレビを見て情報を取っていたかも知れないこの方が、もしも国の専門家の意見に素直に従って医者にかかることを控えて、急激に悪化したのだとしたら本当に気の毒で涙が出ます。とともに大いに怒っています。
 今からでも遅くありません。国の専門家は、まだそんなにコロナが蔓延していない県の人々は風邪を引いたら、クリニックなどにかかっていただいていいですよ、その上で和歌山県のようにこれは怪しいとクリニックが判断する人については、保健当局に頼んでPCR検査をしてもらって下さいと言い直すべきではないでしょうか>(県HPココより)

   県民の命を守るために、保健当局の人と努力を積み重ねてきた仁坂和歌山県知事のこの言葉が、胸に響きました。和歌山の検査基準は、下記のようです。

  1. 風邪症状や、37.5度以上の発熱が続く
  2. 強いだるさや息苦しさ
  3. 原因不明の肺炎疑い
  4. 1又は2に加え、味覚・嗅覚異常又は消化器症状(下痢・嘔吐)
  5. その他、医師の総合的な判断 

「37.5度以上の発熱が4日続く」という制限の過酷さ。自宅待機をさせられる過酷さは、「医療崩壊を避けるため」という名の「医療放棄が起こった」と私は思う。しかも、検査数が能力まで活用されなかった原因を、保健所にあるかのような言い方も今回の会見(5月4日)にあったが、保健所の方たちは今も必死で仕事をしてくれているのだ。

 全国の保健所の人たちが、やむを得ずこの「4日ルール」で多くの方の検査を拒んだ形になった。だが、保健所の方たちは頑張ってくれて感謝すべきだということも強調しなくてはいけない。

 問題は政府の政策にあるのだ! オリンピックで1000万人の人が集まるなら、なおさら感染症対策も準備しておくべきだったのに、国立感染所の予算を増強するどころか、ずっと削減し続けてきた誤り! さらに、余っている病床が全国にあるのを削減する政策が進められてきたのはご存じだろうか? しかも、その削減推進のための予算が、今回の予算にそのままそっくり残されていることを!!!

 野党の森ゆうこが先日、国会で首相に質問し「公的病院の病床数の削減に644億円。なんでいまさらやるんですか! 支離滅裂ですよ! どうやって地域の医療提供体制を充実させようかというときに644億円もかけて、ダウンサイジングですか。中止してコロナ対策に使ったほうがよっぽどいいじゃないですか! 」と追及したのに対し、首相がどう応えたか。是非ココから見ておいて下さい。まだ、コロナウィルスの収束の目処もたたず、第2波や、冬でまたという話もあるなかで、こんなリスク管理のなさ!!! 

 文書改ざんを非難されると文書を残さず、作ったら速やかに廃棄することを解決策とする政権を「他の政権より良さそうだ」と選ぶのは危険すぎる!!!

  正直、私は、最近「政府」という言葉がよく分からなくなっている。誰が、日本の政治を動かしているのか?

 「官僚主導」から、「政治主導」へと変化した今。上級官僚は人事権を握られて士気も、「公僕」意識も喪失? それなら政治家が、国民のためにどんどんリードしてやってくれるかと思えば・・・

 「検査能力は上がって来たのに、実施件数があがらない。だから、私も検査がスムーズにいくようにとお願いしてきたのです」と他人事のように首相が言う。誰にお願いしたの?厚生労働省に? スムーズにいくように、考え、予算を組み、実行されるようにリードするべき人は誰? 

  国会の答弁も、「質問が提出されていない」と文句をいう首相や大臣。準備するのは、官僚。大事な昨日の会見でも、ペーパーを読み間違えて、中小企業のための給付金を「早ければ8月から」と言って、誤りに気づかない。言葉が空をすべっているからだろう。国民の痛みを感じているなら、もっと違った目をし、話し方も違うはずだ。

  今日もまた関東には大きめの地震があった。国民の命をどう守ってくれる人を選ぶのか。仮想の敵のために武器の大人買いをする人、自分の選挙区のためにお金を惜しまない人、お友達には力強い味方になる人、嘘をいとわない人、この地震国で福島原発の大惨事を知っていながら、原発を廃炉にしてくどころか再稼働させる人・・・そんな人を選ぶ???

  静岡県の補欠選挙で与党が圧勝したことで、下村自民党選対委員長は「政府のコロナ対策が評価された」と胸を張っていたそうだが、とんでもないことだ。こんな時期に選挙をして投票率が34.1%で、そんな風に考える自民党に、静岡県民はどんな思いをもっただろうか。

  まさか、そんな政権が選ばれ続ける日本が、これからも続くのだろうか???

  初めての日本人感染者が出てから4ヶ月!!!今は、仁坂県知事のように、政府の動きが間違ったり遅ければ、県民のために自分の責任で優先順位を誤ることなく行動できる人。そういう人が、次々あとに続くことが大事だ。

  ドライブスルー検査をいち早く3月に始めた新潟に続き、4月に鳥取、大阪、愛知と自治体の方が独自にスタートを切って、厚労省が後から追認するに至った。それと同様に、自治体がもう中央が動かない間に市民のために動き出す。マスクも消毒液も待ってないから、布マスク自作。異業種の企業が防護服を作ったり、酒造会社が消毒液を作ったり、独自に工夫して動き始めた。中央政府の無策を目の当たりに、非難していても始まらないと諦めて、市民や企業が、自分たちのできることから対策に乗り出した人々の努力で、今がある。

  政府が無策なら、市民や自治体、私たち自身ができることを知恵をつかって勇気をもって動かしていく。それが大事だ。

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雲が出始める前にお月見ぃ

2020-05-04 19:38:15 | 惑星・天体ニュース

  雲がけっこういっぱいでしたが、夕方になるとさらに雲行きが怪しくなってきました。どうにか、明るい内に雲の隙間から月が顔を覗かせてくれたら~と時々空を眺めていたら

       

    お月様が、雲の波にもまれながらも白い顔で浮かんでいるのを見つけちゃいました。

   「お~い!雲が何だか多いのね。早めに1回会えてよかったぁ」

    この後、暗くなったら本当に雲が張り出してきて、これはもう会えないかな?と思ったら・・・

              

     もう1回、夕食後にこんな美しい光のベールに包まれたお月様が1瞬 顔を見せて覗かせてくれました。

     今夜も夜中までずっと空にはいるお月様ですが、雲の奥からまた顔を出してくれるかどうか?

     コロナウィルス対策で自粛は今月末まで続くことになりました。でも、実際のところ、医療の現場はどうなっているのでしょうか?「検査をしたくても、できない」という状況は解消されてきているのでしょうか?

     検査数が確かに増えてはきているようですが、新規に感染した人が受ける検査の数の絶対数がしっかりあって、医者が必要と思った患者をPCR検査することができていなければ、感染者はみつけられず陽性患者数は増えないと思えます。

     滞留して、重症化したりする患者が増えて来れば医療現場は大変です。そのへんの状況が数値的に捉えられる統計がみつかりませんが、専門会議の人にはそれがしっかり掴めていて、その上で政策をきめているのでしょうか。そこが、心配です。

     今日は、偶然つけてあったテレビにイチローが登場!NHK「イチロー最後の闘い

     イチローのデビュー当時から、引退、そしてその後の自宅での様子まで、40分近い番組でしたが、以前みた場面もあったので、何回か節目で放送してきたものを編集した映像のようでした。でも、最後のイチローの家での引退後のインタビューは、イチローをずっと支えてきた弓子夫人と愛犬いっきゅうも出て来て、イチローの言葉も沁みましたぁ~。見られてよかった。イチローが、引退はアスリートにとって死を意味するけれど、「死ぬときは笑って死にたい」と願ってきたこと。

     彼としては、最後をヒットを放って終わりたかったと思うけれど、それは叶わなかった。でも、20分もの間客席に残ってイチローがグラウンドに戻ってくるのを席をたたずに待ち望んでコールを続けた満席の日本の観客。それに応えて再び球場のグラウンドに立った時、自分を包む大きな人々の歓声に、心から笑ってマウンドを降りられたというイチロー。

     あなたは、本当にたくさんのことを私たちに伝えてくれました。心から感謝します。あなたの打った4367安打の1本1本が、私たちの心に勇気を与えてくれました。そして、私たちも私たちの安打を打ち続けられるよう、頑張ります。

     NHKさん、いい番組をありがとうございました。

     そして、お月様にも、「あなたと一緒にイチローを応援できて、楽しかったね」と声をかけました。イチロー最後の日は、満月でした(ココから)   

      

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