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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

今日は月が丸1日沈まない日です!?

2021-04-19 22:44:57 | 惑星・天体ニュース

   「お~っ、お月様。今日は、天気でうれしいなぁ。こんなに早くから逢えちゃって」「快晴だよね」

    どんな月だったかというと、急いでいて何と今日は写真を撮っていませんでしたっ!しかも、いまになってそれに気づいたというお粗末。でも、大丈夫。今夜のお月様は今日の間は沈まない日なのです。「え~っ!?」って思いましたか。本当です。国立天文台の「今日のこよみ」をご覧にいれましょう。

         どうですか? 

  太陽は5:04に出て、18:17に沈みますが、9:39に出てきたお月様の「月の入り」は、ーー:--  とブランクになっていますね。今日は、月は丸1日沈まないというか、沈んでいた月が朝のぼってきて、日付を超えた明日4月20日になってから沈む。ただ、それだけなんですけれど・・・。でも、初めて見ると「何じゃ、こりゃ???」ってビックリしますね。

  さて、慌てずに用事をすべて終えて帰宅してから、ゆっくりとお月様と顔を合わせて写真を撮りました。

       

       昨日よりさらに半月に一段と近づいているお月様。明日の15:59に上弦の月になります。

       今日は、快晴と思っていたら、星は昨日のようには見えませんでした。少し薄雲があるようでした。昨夜は月の下に火星がいて、冬の星座に囲まれて、空でパーティーが行われているようでしたよ。

  

   <2021年4月18日19:32> 昨夜も乗せた国立天文台の図をみると、見えている星がどれか分かりますか?18日だったので、月の位置は丸の位置ではなく、月が地球の周りを回っているので出る時間が遅れ、同じ時間にみると前日よりはこの図では高いところにいます。

   明日は、さらに高い位置に。そうして、月はどんどん昇る時間が遅れていって、南やがて東へと同じ時間に見ると見える位置が変っていきます。さっきも書いたように、月が地球の周りを回っていなければ、いつも星や太陽と同じように、こんなに日々動いたりはしないのですが・・・ほぼ28日に地球の周りを1周しているので、月って凄いですよね。地球の4分の1の半径の月が、そんなスピードで移動している!

   でも、考えれば、地球は1日に一回り自転しているのですから、もっと凄い? いやいや、1年かけて太陽の周りを1周する大旅行をやり遂げているのも・・・と宇宙の惑星たちの動きを考えはじめると、その壮大な動きに、思わず眠れなくなりそうです(笑)

   ちょっと横道にそれましたが、見比べて頂くと・・・月の直ぐ下のやや右寄りに見えているのが「火星」。その右やや下の写真の端っこ近くにみえているのは、「ぎょしゃ座の星」と分かります。となると、月の直ぐ近くにうっすら見えている星や、その左の明るい星は、「乙女座の星たち」。そうなると、さらに、左下の明るい星が「オリオン座のペテルギウス」で左隅に仲良く並ぶ「オリオン座の3つ星」も見えているのが分かります。良い天気でした。冬の星座たちも、どんどん沈むのが早まってきて、季節はどんどん初夏へと移って行ってます。

   そして、今日のオマケ。いま、上の写真を撮ってから4時間半が経って夜中の12時になってしまいました。ちょっと外に出て、まだ沈んでいないお月様を見に行ってきました。

   ちょっと電線に引っかかってしまっていたのを、電線に引っかからないように工夫して、うまく撮って来ましたよ。地平線に近づいて月が白色から私の大好きな暖か味のある卵の黄身のような色に変化してきていました。

       

   「お月様、おやすみなさい。ねえ、そういえば、今日私が忘れそうになっていた集会のことを、思い出させてくれたでしょ。あれは、お月様が教えてくれたのでしょ。有難う。感謝します。いま、ここの下にポスターを掲げておくね。いつも、私を支えてくれて有難う」

    忘れかけていたのは、この下の映画のお知らせです。この受賞歴の凄さ。実は、この自主上映が5月5日に千葉県の柏市であるのを忘れかけていました。この同じ監督の映画をみて感動し、是非見たいと思いながら忙しさに忘れそうになっていたのを、月が思い出させてくれるきっかけを今日私にくれたのです。自主上映なので、いまもう公開されている所がほとんどないようなので、関東でも千葉寄りに住んでいる方でないと見に行けないと思います。お近くの人は、是非 見に行ってみませんか?

    でも、DVDでもうamazonでも買えるようです(ココから)。さらには、本もamazonで売られていました(ココから)。そして、本も、下の「証言 沖縄スパイ戦史」という本の帯を見て頂いてもわかるように、第7回城山三郎賞受賞(角川文化振興財団)、第63回JCJ賞受賞(日本ジャーナリスト会議) それだけでなく、第20回石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞 草の根民主主義部門 大賞(早稲田大学)と高い評価を得ていました。

    映画2018年に公開されていて、本は2020年の集英社新書版なので、映画と本とどちらが先かは分かりませんが、本でも、自主映画でも、DVDでも、この多くの評価をみて「知らないでいてはいけない」という強い思いが湧き上がってビンビン伝わってくるように感じられました。正直、まだ本を読んでおらず、映画もこれから見るので、私からは伝える言葉はこの映画に関してはまだありません。

   ですが、「沖縄」「福島」に象徴されるような、私たちがそこに起きた事実を見過ごしたら、将来の日本に大きな禍根を残す事実があること。それだけは、私には2011年以来、痛いほど分かって来ました。だから、絶対に目をそらさない。学んでいこうと思っています。過去から学ばない人間に未来はない。同じ過ちを犯す。ミャンマーで、どうして自分と同じ国民を、自分の給料はその人たちの税金から出ているはずなのに、どうしてそんな国民を国軍兵士が銃で撃って殺せるのか。ミャンマーの報道をみていると、疑問に胸が張り裂ける思いです。どうして、人間が人間を殺せるのか! この「沖縄スパイ戦史」は、沖縄の闘いで何が起こっていたのかを、たくさんの証言の声に耳を傾け記録しているようだ。amazonでの本の評価も圧倒的に五ツ星に近い。

    なぜ、この本がマスコミやテレビで騒がれなかったのか。私が知らないだけだったのか? あなたは、ご存知でしたか? それも考えながら、私は映画を見てみようと思います。この圧倒的な、高評価を信頼して、この三上智恵さんの力で沖縄戦で何があったのか、教えてもらいませんか?私は、この監督の映画を気づけば2本すでに見てきましたので、この賞を与えた多くの人々の声も合わさり、心から評価を信頼しています。

    

   

    

   私は絶対に忘れない。「沖縄」と「福島」を! 戦争の過ちと、原発事故の過ちの取り返しが付かないことを身に沁みて感じているから。繰り返さないためには、絶対に過去を忘れず、そこから学び取っていかなければいけない。人間は愚かで、同じ事を繰り返してしまう。

   ミャンマーで、香港で、中国で、北朝鮮で、ロシアで、もちろん日本でも・・・世界のあちこちで起きている不条理の数々。それを自分に火の粉が降りかかるまで他人事とみていては、遅い!手遅れになる! 

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皆さん、月が天頂近くにもう見えていますよ~!

2021-04-18 17:17:22 | 惑星・天体ニュース

     昨日は、どう逆立ちしてもお月様が見られない天気でした。でも、今日は晴れていて、月は早くから太陽を追いかけて8:46から出ているので、これだけ晴れていれば・・・と月をずっと探していましたが、雲がお邪魔虫でずっと隠して逢わせてくれませんでした。

     でも、ふと、気づくと「な~んだ、いないと思っていたら、そんな空の高いところにいたんだ。もっと南の空をさがしちゃってた」「昨日雨で逢えなかったから、勘が狂った? でも、一昨日もけっこう空の高いところを通っていたんだよ」「お月様は、太陽と違って出るところがどんどん変って行くから、見過ごし易くてぇ~~~~」

     ベランダからやや乗り出して上をみたら、白い三日月が笑っていました。

    

   外にでて、まだ眩しい太陽を右の木に「ちょっと影をかしてねぇ」と言って隠してもらって、ほらっ、お月様が見つかりました。

   真上にいるということは、距離は近くなっているはずなのに、目でもカメラで撮っても天頂付近にいるお月様は、小さく遠くに見えている感じがします。目の錯覚なのでしょうか? 

   

   ズームしてみると、ちゃんとうっすら海の場所も見えていますね。な~んだ。三日月と言うよりはいつの間にか半月に近いお月様になってしまっていました。

   今日は、これから天気がよくて、まだ夜23:55まで沈まないお月様です。あなたも、西に徐々に移動して行くお月様をどこかで見つけてあげて下さいね。夜暗くなってからだと、昨日雨でみられなかった火星と月の大接近を1日遅れですがまだ楽しめるかも知れません。

     

    上の画像をクリックすると、国立天文台の「月大接近の大接近」のオリジナル解説もあるので、是非読んで見て下さい。昨日はアフリカからインドシナ半島にわたる地域では、月が火星を隠す「火星食」となったようですね。探しましたが、インド語のライブしかみつからなかった。全然何言っているか、分からなかった(汗)途中に英語も入っているけど・・・

    今夜見ると、火星が月からぶら下がった宝石のようにみえるかな? もう少し火星が明るい時だったらもっとよかったけど、暗くなって月を見るときは、探してみましょう。

   さて、今日はオマケに1枚、いまあちこちに見られる黄色いバラ。モッコウバラです。綺麗ですね。我が家でもトンネルになっています。

      

 

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1週間ぶりにお月様と再会できました

2021-04-15 21:22:34 | 惑星・天体ニュース

    最後にお月様に逢ったのが4月7日の未明。それ以来、1週間もお月様に逢えず、もう窒息状態? つらい1週間でした。これでもか、これでもか、と仕事でも家庭でもパンチを食らい、ボロボロ。徹夜をしたり、うんざりしたり、がっくりしたり。

    そして、今日は逢えるかと、夕方を楽しみにしていたのに、空は雲でいっぱいに。でも、いつの間にか月はもう月の入りが21:08になっていました。ということは、太陽が沈んでもチャンスはありそう。暗くなってから、時々西空を眺めていたら・・・

    雲がびっしりと思っていたのに、月明かりが見えていました。細い月なはずなのに、お月様が頑張ってくれていたんです!

    「お~い、お月様、しばらく逢えなかったから、今日は逢えるかとさっきから待っていたのよ~~~」

    <2021年4月15日18:52>

    こんな静かな佇まいで、そっと雲の奥から微笑んでいくれたお月様でした。「あ~、久しぶりに逢えたね」

   「大変そうだったのは、知ってるよ。でも、見えなくてもちょっとは応援していたんだよ。雨でずぶ濡れにもならなかっただろう?」

   「確かに。ちゃんと見守ってくれていたから、どうにか乗り越えられたんだね」

    雲の中に今にも隠れそうなお月様でしたが、東京の友人に「お月様見える?」と聞いてみたら、「ぼやっと、見えてる」という返事。実の話、こちらのお月様も決してすっきりお月様ではありませんでした、カメラで撮るとそれなりにシャープな顔を見せてくれました。

     

     そして、さらに時間が経つと、こんな飛び切り明るい笑顔を見せてくれました。「あ~癒やされたぁ===。お月様、力をもらえたよぉ。ありがとう」

    今日は、大事にしている4つ葉のクローバーにも元気をもらいました。

   

   わたしが、忙しさに忙殺されて庭の植物にもしっかり目をやらない間に、こんなに身体を持ち上げて葉をいっぱいに太陽に開いて背を伸ばしていました。その上さらに、こんな白いお花を咲かせてくれていました。

       

       蕾も、4つ葉のクローバーも、いくつも見つけました。さあ、幸せがみんなのところに届きますように。ミャンマーにも、香港にも、ウイグルにも、中国にも、北朝鮮にも・・・世界の人々、日本の人々に平和で安全で、笑顔でいられる幸せが届きますように。

さあ、新しい月とのお付き合いのはじまりです。これからしばらくは、夕方、日が暮れると月がぽっかり西空に姿が浮かび上がります。月がどんどん存在感を増して太くなってくるので、だんだん明るくても見られるようになりますが、ここ数日は夕陽が沈む頃から西空に月を探してみましょう。   

    

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渡辺かづき先生とのレッスン182

2021-04-11 15:04:35 | ピアノ

          藤井英一さんの練習本「ステップアップ・ジャズピアノ」から。前回”BLUE MOON” を弾いてみたところ、先生から「あれっ?跳ねないのはどうも違和感がある」とのお話があり、今回は跳ねて弾いている演奏をyoutubeで聞いたりして、跳ねて弾いてみました。

   先生から、「やっぱりこの方が自然ですね」ということで、私がつっかえて弾いたりしたことより、耳慣れたリズムで弾いたことで、あっさりOKになってしまいました。

   次は、藤井さんの編曲のガーシュイン・イン・ジャズから新しい曲に進んで”Somebody Loves Me"。今回は2回目で、後半も弾いてきました。長い、6ページにわたる曲。しかも、ジャズっぽいアレンジでアドリブ部分は特に細かい音や難しいリズムも入っています。だいぶはまって練習をして、曲のリズム感とか、音のイメージはできていたので、結構止まらずに、雰囲気で押した感じで最後まで全6ページ通して弾いてみました。 先生としては「細かく言えば問題はありましたが、言い出しても・・・(切りがない?)。でも、だいぶジャズっぽさが出てきましたねぇ」との感想。「左手の入りが正確でなかったりはあると思いますが、右のリズムは保てるようになってきたので、左はいい加減なところで・・・」と私が言うと、先生は「そうですね。たとえば、Dの出だしのは、ターッタ、タッタッなのに、違ってましたよ」と、右手のリズムのとり間違えを聞き逃さずにすかさず、指摘。「これ、他の場所にもありましたから」「あっ、本当ですね」恐れいりました。でも、これ以上頑張っても難しいかもしれないので「卒業」に。

   3曲目は今回で3回目となる、先生のオリジナル曲"Spark of Life" (CD ”A Brand New Days"に収録)の難曲。まずは、前回から、カウントがおかしいと先生に指摘されていたI4(イントロ4)のところを最初に確認。弾いてみて「合っていましたか?」と聞くと、「大丈夫ですよ」とのことで、心を強くして、最初から弾いてみました。あちこちとヴァリエーションがある上に、繰り返して戻るところが、楽譜が6枚になってしまっていたので、大変で(汗)、繰り返し場面になるたびに中断してページをもどしぃ・・・バタバタ。さらに新しく、前回は楽譜のままにしてアドリブで弾かなかったところも、今回はアドリブをはめようとしたので、さらに大変なことに・・・スピードがそこで落ちてしまったり、とぎれたり(苦笑)。でも、最後までどうにかどうにか辿り着きました。疲労困憊気味のわたしに、「ずいぶん形になってきたんじゃないですか。この曲は大変ですよね」と先生。と言うわけで、あっけなくこれも、とりあえず、これ以上の上達は無理そうだしの「卒業」へ。

   と言うわけで、今回のレッスンは、うまく弾けているわけでないのに、サクサクと授業が進みます。そして、とうとう最後の1曲。先生が即興演奏をそのまま収録したCD ”INNER GARDEN"のPART1。前回先生が前半まで模範演奏をしてくださったのに、はじめて挑戦です。その前半部分だけにしようと思ったのですが、この曲は即興というだけあって、音も静かに本当にゆっくり始めても、途中で気持ちが乗ってくれば、譜の中身をそっちのけに、気分に合わせてなにげに先に進めて弾いて、途中集中が途切れそうになったところで、音を急に静かにゆっくりにして最後まで弾いてしまう。というそんな弾き方ができる曲になっているので・・・練習の時も、途中半分で終わるのが中途半端な気がして、結構最後まで後半はかなり自己流でいい加減ながら、弾いて練習していました。

   そこで、弾き始めてみたら、やはり途中で止めるのが忍びなく、最後まで弾いてしまいました。「後半は、全然書かれた譜の通りではないのですが・・・」というと、「これは、譜の通りに弾くのが正解というわけではないので、自由に弾いていいんじゃないですか」と先生。そんなお墨付きをもらっちゃうと、本当に自己流になってしまいそうですが、それでいいとのこと。これまでの他の曲とは勝手が違いすぎますが、何だか楽しそうです。と言うわけで、これも修正もとくにされず、次回へ。

   あれあれ、いつもは1時間のレッスンが、気づけば50分もせず、今回は終了してしまいました。弾き直しをほとんどしていないからですね。でも、何だか、ずっと弾いていたし、もうちょうど出し切った感じでレッスン終了。

  次回は、最後の自由に弾いていい、”INNER GARDEN"のPART1をどう仕上げてくるかが、楽しみになりそうです。

 

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今日最終日・「もやい展」船堀タワー

2021-04-08 09:46:24 | 知ろう福島のこと

   今日(4月8日)の17時まで無料公開中の「もやい展」 <3.11から10年語り紡ぐ命の連綿>、昨日夕方見てきました。

   中筋純さんを中心に芸術家が多数集まり、4月1日から都営新宿線船堀駅の目の前のタワーホール船堀1階のギャラリーで作品展示とパフォーマンス(昨日は大ホールを使ってのショーもあった)などにより福島の思いを多くの人に伝えようとするイベントだ。

   ギャラリーの展示や記録映画その他、2時間ほどかけてしっかり見てきました。

   

    中筋さんの写真展でよく登場するチェルノブイリ汚染地域に残りたくましく生き続けているお婆ちゃんの写真。今回はそれはなく、新宿の展示以来、見に来た人たちのたくさんのメッセージものせて、私たちに「福島のことを忘れていないか?」と私たちに問い続けているこの目の展示が入り口正面で待っていました。

    目の中には、福島双葉町の入り口に掲げられていた「原子力、明るい未来のエネルギー」の看板が写っていて、目は、標語を子どもの時に作った男性の目を中筋さんが撮った写真です。

    今回は「もやい展」ということで、たくさんの芸術家が集っての展示。以前の「もやい展」とはメンバーも違う人も多いようなので、未知の世界に足を踏み入れる感じでした。

    印象深かった作品のいくつかをご紹介します。

    除去した汚染土を入れるフレコンの袋が天井からいくつか吊り下げられており、その中に顔を入れてみると・・・・

    

    (人間が愚かにも住めなくしてしまった地の上に、それでも美しく輝き続けている)という思いを抱かせるような、美しい天空の星たちが光っていました。あの原発事故の後、人工的な光が止まり、夜空には星空が広がって見えたといいます。小さな鈴が自由に鳴らせるように置かれていて、その鈴の鎮魂の音が開場に響いていました。

    

    絵本作家の鈴木邦弘さんの作品です。福島の絵本を何冊も出版されていて、その原画絵が展示されていました。子どもにもしっかり(福島で何が起こったのか、そして今それがどうなっているのか)を伝えたい。非常に丁寧なタッチで、犬を主人公に、その気持ちが見事に表現されていました。

    「いぬとふるさと」という絵本を買って帰ってきましたが、この方の作品はamazonや本屋さんでも手にいれられると思います。上の作品は「紅」から。「楽園」という絵本も印象的な絵がたくさんありましたが、売れ切れていました。中筋さんの写真と鈴木さんの絵本では、伝わってくる味わいが違うモノだと思いました。もちろん、どちらも大切で、どちらもいい! 他の作品でも、本当にそれを感じました。

    

         

    この作品に、今回は一番心を惹かれ、長く前にいたように思います。金原寿浩さんの作品と思うのですが、デフォルメされた日本地図の上に、浮かんでいるのはなんだろう?死の灰のようでもあり、人々の無念の思いが浮かんでいるようでもあり・・・その浮かんでいるバルーンには、家や牛や、故郷の風景がそっと映されていて・・・長い間佇んで、何度も何度もこの絵の前に戻ってきては、この絵の伝えるメッセージをしっかり受け止めて返りたいという思いにかられました。

    一番度肝を抜かれたのは、とても小さいこの作品でした。

            

       私だけでなく、この展示室に入って右を見ると、この馬に目がいくようになっていました。突然目に飛び込んでくるこの作品のインパクトは、相当なものです。私だけでなく、他の人で思わずドキッとして声をあげる人もいました。そんな何かを持った作品でした。

       私たちが作り上げた(無反省に原発の電気を贅沢に使った生活)の犠牲になったものの姿に思えて、思わず生きものたちにゴメンナサイと謝らなければならないという気持ちになりました。 人だけでなく、動物も、昆虫も、植物も、水も、土も汚し、取り返しのつかないことをしてしまった私たち。それなのに、なかったことにして、まだ(安全を満たせば原発の再稼働?!)

       安全をどう満たすつもりなのか・・・・

       芸術作品たちからの訴えに心を揺すられて先へ進むと、それまでとは違う展示もありました。科学的に安全ということへの疑問をしっかり投げかける活動をしている人たちの展示でした。この展示会場の周辺でも、表面とか適当な放射能検査で誤魔化せば低い値で済むらしい。でも、ちゃんと測定してみると・・・というのを実際に参加者を募って、周辺で検査した結果が公表されていました。

         

       詳細は、是非これを機会に、展示は今日が最終日ですが、「みんなのデータサイト」から見て下さい。全国31の市民放射能測定質が参加している団体のようです。原発から10年。でも、放射能は10年などで消えるような生半可な物質でないことを胆に命じて忘れないようにしないと。そんな活動をし続けている方たちがいることを、心強く思いました。

       ここには全て書き切れませんが、写真家の中筋純さんの作品については今回ほとんど触れませんでしたが、こんなに多くのひとと力を合わせて一緒に届けようとしてくれていたメッセージ。しっかり受け止めて、これからも(福島事故をもう2度と原発事故を世界の中に生み出さない)大きな力にしていく手伝いをしたい!と思いました。

       帰りにもう一度、最初の「目」の所の展示に立ち止まって、私が最初の頃にこの目の写真を見て書き入れたメッセージを見つけました。(*今は、もうメッセージに埋まって書き込むようにはなっていません

   

     「目にみえないものが1番大切で、1番怖いものだと思う」と書いたのですが、その最後の「う」の下に線が一本書き加えられ、「え」になっていました。「「目にみえないものが1番大切で、1番怖いものだと思え」 誰がいつ書き加えてくれたのものか。一本の線が、私の思いをさらに力強いメッセージに変えてくれていました。ありがとう! 

     ひとりの力は弱いものだけれど、「もやい」の心で、人々が力を加え合って進めば、今より素敵な世界が私たちの未来に広がっていく! そう信じて、これからもやっていきたいと思いました。

     どなたかこのブログを読んで行ってみようと思った方がいたら、今日の5時までです。

もやい展のfacebook はココから。動画も含む「もやい展」のページはココから、展示を終えてもみられると思います。

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木星と土星と月の三角関係?

2021-04-07 21:31:26 | 惑星・天体ニュース

    昨日は、4月1日の「今月の惑星」で「(朝起きるなら、月もいる)私のお薦めは6日、7日、8日の3日間です」と書きながら、お月様がうまく建物に邪魔されずに見えていただけで「やったぁー」という感じで満足してしまったので、今日は木星と土星も見つけようと思っていました。そして、今日も・・・またもや自然に目が覚めて、ベランダへ。

    すると、月がしっかり見えたのですが、やや不安定。

  

    とうやら、周囲を雲に取り囲まれている様子で、雲が邪魔するようになってきたので、パジャマのままだと寒くて1度退散。再度身体を温めて挑戦すると・・・

              <4月7日4:34>

      20分ほどで雲がだいぶどいてくれていて、左の木星と、右の土星の間に潜り込んで三角をお月様が作っているのが見えました。

     「わぁ~、思ったように三角が見られちゃったぁ~。粘って起きてみてよかったぁ」ということで、目標にしていた3ショットが撮れたので、安心して眠りにつきました。

     でも、ちょうど睡眠の真ん中で1度起きたせいか、昼間はどうも眠くて調子が今ひとつでませんでした。でも、仕事帰りに楽しみにしていたところがあったので、どうにか頑張りました。どこへ行ったか別項目で書きますね。

     ご存知の通り今夜はもうお月様はのぼりません。もう明るい空になってしまっては見つけられない「未明のお月見」の時期になりました。明日も、できれば上のような5時前に起きてお月様に会いたいと思います。ということは、今日は早く寝るので、今日行ったところのアップは明日かな?

     今日も1日無事に過すことができたことに感謝して。明日もいい1日になりますように!

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今は、朝に会う「おはよう、お月様!」

2021-04-06 09:19:28 | 惑星・天体ニュース

   今は、月には夜会えない。さすがに夜更かしの私も、もう月が出るのを待っていられない。月の出る時間が夜中だからだ。今日の月の出は2:19でした。

   そして、寝ていた私が目を覚ましたのは・・・4時! 早すぎますね(笑)でも、自分で目覚ましをかけて起きたのではなく、そっとお月様が優しくそっと起しにきてくれたようです。ふ~っと目が覚めて、枕元のスマホを見て(お月様が、起しにきてくれたのかなぁ?)と思って、アプリのコンパスを開くと、空に昇っている三日月の絵の表示が、月のいる方向を教えてくれていました。結構南寄りでもう結構見えている時間のようです。

   そっと起き出して、カメラを見つけてベランダへ出てみると・・・暖かな色をした三日月が、「お~い、起きて来てくれたんだね」と機嫌のよさそうな声で挨拶を送ってきました。「呼んでくれたのね。良かったぁ、家から見えるところで会えて。良い時に呼んでくれたのね」

   「そうそう、外に着替えて出るのは大変だろうからね」お月様は、起こし方にも、なかなか気を配ってくれていたようです。

    

    元気の出そうな、黄色味を帯びたお月様です。でも、写真を撮ったあとは、もちろん再び布団の中へ。これで、お月様にも逢えたので、安心して寝坊できそうです。

    ぐっすり寝て、朝ドラの音で起き出して、今日は捨てるゴミもないので庭の水まき。空は晴れているものの、薄雲と大きい白い雲があって、お月様は南空のどこかにいるはずですが見つからなそうでした。でも、寝ぼけた目もだんだん目が覚めて、空の色にも慣れてくると、建物ギリギリの場所に、白い丸味のある弧が見えました。今日、2度目のお月様です。

    「おはよう。また、会えたね。お月様」「おはよう。今日も良い天気になりそうだよ」

    

    今日の月の入りは12:17。まだまだ、月は沈みませんが、今は結構低い空を移動しているので、見送ってもらうには建物とか邪魔がいっぱいあるので、こちらが月の姿をみつけるのは難しそうです。 我が家のベランダから見たお月様も、もうしばらくしたら、建物の中に入ろうとしていました。

    今日も、頑張ろう。さあ、あなたのこともお月様が見守ってくれています。元気に、今日も1日元気で過しましょう。   

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寝坊した私を、月が待っていてくれたっ!

2021-04-04 21:35:59 | 惑星・天体ニュース

   昨夜は結局かなり遅くまでパソコンに向かって仕事。月が見える時間になってしまっていました。

   でも、月はまったく姿を現してくれず、朝は起きられないだろうなぁ~と思いながら寝たら、予想通りに起きられませんでした(苦笑)。

   起きたのは、8時半近く。月の入りは10:12です。空を見ると、雲が多めながら、雲の間に青空も少し見えた状態。家から西空低くはよくみえなかったので、とりあえずカメラを持って、西に開けた駐車場へ向かいました。まず、(こりゃ無理そうかな)と思いながらも、月のいそうな方向を見て1枚写真を撮ったのが、下の1枚。結構、雲がいっぱい(嘆)。

               

      お月様の声が、全然聞こえてきません。どこかに、白い半円になった位の弧が見えないかなぁ~と探しましたが、・・・皆目どこにいるか分からず・・・太陽の光が邪魔して月がみつけづらいのかもしれないと、太陽の光が目に入ってこない場所に移動。そこに、しばらくじっとしながら空をみて目を慣らしてみました。

      さらに、携帯を取り出して、本当に見ている方向に月がいるかを、アプリの「コンパス」「STAR CHART(星座表)」で確認。もう少し南寄りかなぁ~と見る方向を合わせながら、それでもみつからず。辛抱強く、雲が少しずつ動いているのを眺めながら、どこかにお月様が出てこないか待ってみた。

     すると、微かに丸い弧が雲と雲の間に見えた気がした。「ねぇ、お月様が見えた!? お月様なんでしょ?」

     何枚か写真を撮ってみたが、撮れた画像に月が写っているかは、屋外の明るいところでは確かめるのが難しい。まして、下のように微妙な色合いで微かにしか映っていない月のことだ。でも、見失ったりしながらも、目ではしっかり月の弧が見えた! 雲の上辺りを何枚も写真に撮ってから、帰宅。半信半疑ながら、そっと順に画像を確かめてみました。すると・・・

    

   何と辛うじて、お月様が写ってくれていました。どこにいるか、分かりますか?8:47の最初の写真では、真ん中の細めの雲と、上の太い雲の間にうすく白く見えていました。 8:48の方では、写真のかなり右隅の方に月が写っていました。こちらの方が見つけやすいでしょうか。下の日付の「4」と08時の「0」の数字の間を上に見て行くと、雲の上に見えているのですが。心の目で見ないと見えないでしょうか(笑)

   こういう沈む前のお月様は見つけるのも苦労しますが、「ちゃんと見えているのに」と思いながら、ハッキリ見えるように撮るのがまたひと苦労です。編集して見えるように工夫を凝らしても、クリアな画像にするのは難しく、お見苦しかったかもしれません。

   でも、今朝もお月様にどうにか会えました。「お月様、待っていてくれて有り難う!力をもらえました」

   おかげで、めげそうになることが、今日もいっぱいありましたが、無事に夜まで頑張ってこられました。

   日本のコロナ対策も、オリンピック問題も、ミャンマーのことも、香港の問題も、なかなか解決に向かうことなく悩ましい事ばかりですか、お月様から月パワーを頑張る人々に是非送ってほしいです。私も、すべてが正しい方向に進むように応援しています!!!

   そういえば、この後、お月様のほかにも今朝はいいものをみつけましたよ。

    

   イチジクの実がついていました。長いこと実が付かなかったので、諦めていたら去年小さい実がついて、食べられるほどにはなりませんでしたが、また今年も実を付けていました。しかも、去年よりいっぱい。 これって、この木が生きている、元気な証拠ですよね。

   嬉しかったです。一緒に頑張ろう!と思えました。

   今日も無事に過ごせたことに感謝して。明日もいい1日になりますように!!!

 

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真夜中に月に呼ばれた

2021-04-03 15:04:31 | 惑星・天体ニュース

    昨夜は、今日主人を医者に早い時間に連れていかないといけなくて、早く寝た。月に逢えないまま寝ることになるかなぁ~と思いつつ、1回外にまで見に行ったが逢えなかったので諦めかけた。でも、お風呂に入って寝る直前にベランダから外をみると・・・お月様が、隣の建物に隠れそうな低い位置から辛うじて私に「お~いっ」と声をかけているのに気づいた。     

       

      「ビックリ!もう、諦めて寝るところだったのよ」「間に合ってよかったぁ~。今日も大変だったんでしょ」

      「まあね。心配してくれるお月様がいるから、頑張っているよっ。いつも有り難う!」

          

      お月様は、最後にここまでようやく出てきてくれた後、雲の中に消えていきました。これだけ逢えたのでも奇跡のよう。お月様に感謝して寝たところ、ふと目が覚めたのは時計を見るとまだ3時半過ぎ。

     (おやおや、これはどうしたことかな。さっきの出会いが中途半端だったから、お月様がしっかり出てこられたので呼んでいるのかな?)そっと起き出して外に見に行ってみると・・・。

              

       さっきとは確かに全然違うスッキリ顔のお月様が南空に堂々と立ち上がった姿で私を待ってくれていました。

      「お~っ、凜々しい姿ね、お月様」「今度は雲から離れてすっきりだろう」

      「本当に、きれいに撮れたよ。有り難う。でも、これで朝にはあえそうもないかなぁ。おやすみなさい」

       何ともきれいなお月様に逢えたところで、私もぐっすり寝られ、朝起きてみると雲がびっしり。思った通り、お月様に朝は会えませんでした。

      さあ、今日はもう月が今日の日付の内には上らない日となりました。日付が4月4日に変った0:30に月が上ってきます。

      これからは、「朝にお月見をする時期」に突入です。といっても、まだ数日は上のように、存在感のあるお月様なので朝が快晴ならば日の出前のとんでもない早朝に起きなくても、青空の中のお月様に会えるかもしれません。

      今日は結局1時半過ぎまで医者にいましたが、主人の検査結果も悪くなくひと安心して帰宅できました。

      コロナ感染がまた広がってきているようですが、病院は以前の活況を呈していて、必要な人はためらわずに病院に通うようになったように思われます。それにしても、病院の医師たちはもうワクチンをしているのかわかりませんが、患者側は病院の入り口で検温をして平熱の人だけとはいえ、(無症状のコロナ感染者)がいる可能性がゼロではないのに、アクリル板の衝立もないまま診療していました。銀行もスーパーも不特定多数の接客をしなくてはならない職業の人たちは、今は かなりアクリル板で遮断して保護されるようになってきているのですが・・・。医療関係者の方にはそれが仕事の性質上脈を取ったり、血圧をはかったりなど難しいのかもしれません。皆様、どうぞ健康に気をつけて頑張って下さい。皆様の努力と献身に心から感謝しています。

  ところで、余談ですが、3月末に書きそびれていた話を一つ。

  宮本亜門が3月28日の『真相報道バンキシャ!』(日本テレビ)で「炎上覚悟で言います」と、オリンピック開催に対し「皆さんのやりたい気持ちはわかるけども、誰が開催にNOを言うか。やはり日本が勇気を持ってNOということを期待したい」と表明した。勇気ある発言だと思った。東京では感染が広がる恐れを示す感染率1.2が出ている。聖火ランナーが走り出し、否応なしにオリンピックへと国民をもっていこうとするこの時に、しっかり発言できるムードは大切だ。長いものに巻かれず冷静に情勢を判断できることが肝要!と思いました。

  実はこの話、更に書くと、宮本亜門さんはもう「正直に生きる覚悟を持った方」だということも、炎上覚悟で話した理由にあったのではないか?と思いました。朝日新聞(2019年10月6日)で読んだのですが、「がん体験は命の勲章。後遺症の尿漏れも、受け入れています――。今年5月に前立腺がんの手術を受けた演出家の宮本亞門さん(61)は、経験を明るく語り」・・・というところで知ったのですが、宮本さんは死を身近に感じながら、生きる意味をきっと強く意識して日々をすごしているのでしょう。  さきほどの続きに「ずっと尿漏れがあります。店でパッドを選ぶ時が、つらくてね。できるだけ人目につかないように選んでいても、そういう時に限って『サイン下さい』って言われて、パッドの陳列棚の前で記念撮影も求められたりして。えっ? 今? って、さすがに恥ずかしかった。でも今では、それも含めて生きることなんだなと受け入れちゃってます。照れている場合じゃなく、真剣に研究して、今ではパッド研究家」と自分のことを語っていました。

  凄い方だなと思いました。

  本当は、人間も、命あるモノはすべて皆同じ。癌になっていようがいまいが、生きるモノの命は限りがある。それを知って何が大切かを知っている人は、忖度だ、自分の利益だ、自分の国のためだ~などという考えよりもっと奥の「この命をどう活かすことが自分の生きている間にすべきことか」ということを考えて1日1日を必死に生きていくはずです。 お金の意味も、名誉の意味も、そう考えていれば、違ってくるはず。

 「一病息災」という言葉があるけれども、病は人に多くの場合そういう気づきをもたらす効果を持っているから、こういう言葉があるのかなと考える時がありますが、「一病」を体験したり持ったりしなくても、<(人は、生まれた時から命のカウントダウンが始まっている存在なのだ)ということを、日々に感じて生きる人が増えていけば、世の中はもっと正しい方向へ確実に向かっていけるだろうに~>と私は思います。

 ねぇ、お月様。

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夜遅く、ひっそり月が上ってきた

2021-04-01 23:43:36 | 惑星・天体ニュース

   今夜の月は11時近くなっても、見えませんでした。東に開けた公園にいけば見えたかも知れませんが、家で仕事をしながら待っていたら、ひっそりといつの間にかこんな素敵な色を纏って空で私を待ってくれていました。

   

    「お月様、こんばんは!!!」「こんばんはぁ~」

    「随分と南寄りにのぼるようになってきたのね」

    「そうだよ。ちゃんと見に出てこないと逢えないところだったよ」

    「今日は人間が嘘ついても、笑って済むエイプリルフールだったんだ。だから、子ども達や友達に嘘メールを送るので忙しくてね。ごめん、ごめん」

    「それで、皆、楽しく笑えたの?」「うん、ホントに騙されてしまった友人がひとりいて・・・それから、子ども達は毎年だから、わざと騙されたフリをして返事をくれたり、『今年もエイプリルフールかぁ』と言ってきたり・・・」

    「笑える嘘がいいよね」「そうなの。今は、笑えない嘘を、政治家が平気で国会で言う時代になってしまって、それこそすっかり笑えない日本になって来ちゃったの」「困ったモノだね」「お月様、本当に困っているのよ。だから、これからも力を貸してね」

    さあ、夜更かししているあなたは、部屋の窓からお月様はみえますか?見えなかったら、もしかしたら隣の建物や木の中に隠れてしまっているのかもしれません。冬の太陽のように、空の低い場所にいるお月様を、よかったら高い場所とか、南に開けた場所に行って探してみて下さい。きっとお月様と、たのしいお話ができるはずです。

    明朝の8:26まではお月様、まだまだ空にいます。朝も逢えるかもしれません。

    今日も無事に1日を過ごせた事に感謝して。明日もいい1日でありますように。

    お月様、明日の朝も会えるといいなぁ~。それまで、おやすみなさい。    

   

コメント (2)
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