「お~っ、お月様。今日は、天気でうれしいなぁ。こんなに早くから逢えちゃって」「快晴だよね」
どんな月だったかというと、急いでいて何と今日は写真を撮っていませんでしたっ!しかも、いまになってそれに気づいたというお粗末。でも、大丈夫。今夜のお月様は今日の間は沈まない日なのです。「え~っ!?」って思いましたか。本当です。国立天文台の「今日のこよみ」をご覧にいれましょう。
どうですか?
太陽は5:04に出て、18:17に沈みますが、9:39に出てきたお月様の「月の入り」は、ーー:-- とブランクになっていますね。今日は、月は丸1日沈まないというか、沈んでいた月が朝のぼってきて、日付を超えた明日4月20日になってから沈む。ただ、それだけなんですけれど・・・。でも、初めて見ると「何じゃ、こりゃ???」ってビックリしますね。
さて、慌てずに用事をすべて終えて帰宅してから、ゆっくりとお月様と顔を合わせて写真を撮りました。
昨日よりさらに半月に一段と近づいているお月様。明日の15:59に上弦の月になります。
今日は、快晴と思っていたら、星は昨日のようには見えませんでした。少し薄雲があるようでした。昨夜は月の下に火星がいて、冬の星座に囲まれて、空でパーティーが行われているようでしたよ。
<2021年4月18日19:32> 昨夜も乗せた国立天文台の図をみると、見えている星がどれか分かりますか?18日だったので、月の位置は丸の位置ではなく、月が地球の周りを回っているので出る時間が遅れ、同じ時間にみると前日よりはこの図では高いところにいます。
明日は、さらに高い位置に。そうして、月はどんどん昇る時間が遅れていって、南やがて東へと同じ時間に見ると見える位置が変っていきます。さっきも書いたように、月が地球の周りを回っていなければ、いつも星や太陽と同じように、こんなに日々動いたりはしないのですが・・・ほぼ28日に地球の周りを1周しているので、月って凄いですよね。地球の4分の1の半径の月が、そんなスピードで移動している!
でも、考えれば、地球は1日に一回り自転しているのですから、もっと凄い? いやいや、1年かけて太陽の周りを1周する大旅行をやり遂げているのも・・・と宇宙の惑星たちの動きを考えはじめると、その壮大な動きに、思わず眠れなくなりそうです(笑)
ちょっと横道にそれましたが、見比べて頂くと・・・月の直ぐ下のやや右寄りに見えているのが「火星」。その右やや下の写真の端っこ近くにみえているのは、「ぎょしゃ座の星」と分かります。となると、月の直ぐ近くにうっすら見えている星や、その左の明るい星は、「乙女座の星たち」。そうなると、さらに、左下の明るい星が「オリオン座のペテルギウス」で左隅に仲良く並ぶ「オリオン座の3つ星」も見えているのが分かります。良い天気でした。冬の星座たちも、どんどん沈むのが早まってきて、季節はどんどん初夏へと移って行ってます。
そして、今日のオマケ。いま、上の写真を撮ってから4時間半が経って夜中の12時になってしまいました。ちょっと外に出て、まだ沈んでいないお月様を見に行ってきました。
ちょっと電線に引っかかってしまっていたのを、電線に引っかからないように工夫して、うまく撮って来ましたよ。地平線に近づいて月が白色から私の大好きな暖か味のある卵の黄身のような色に変化してきていました。
「お月様、おやすみなさい。ねえ、そういえば、今日私が忘れそうになっていた集会のことを、思い出させてくれたでしょ。あれは、お月様が教えてくれたのでしょ。有難う。感謝します。いま、ここの下にポスターを掲げておくね。いつも、私を支えてくれて有難う」
忘れかけていたのは、この下の映画のお知らせです。この受賞歴の凄さ。実は、この自主上映が5月5日に千葉県の柏市であるのを忘れかけていました。この同じ監督の映画をみて感動し、是非見たいと思いながら忙しさに忘れそうになっていたのを、月が思い出させてくれるきっかけを今日私にくれたのです。自主上映なので、いまもう公開されている所がほとんどないようなので、関東でも千葉寄りに住んでいる方でないと見に行けないと思います。お近くの人は、是非 見に行ってみませんか?
でも、DVDでもうamazonでも買えるようです(ココから)。さらには、本もamazonで売られていました(ココから)。そして、本も、下の「証言 沖縄スパイ戦史」という本の帯を見て頂いてもわかるように、第7回城山三郎賞受賞(角川文化振興財団)、第63回JCJ賞受賞(日本ジャーナリスト会議) それだけでなく、第20回石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞 草の根民主主義部門 大賞(早稲田大学)と高い評価を得ていました。
映画2018年に公開されていて、本は2020年の集英社新書版なので、映画と本とどちらが先かは分かりませんが、本でも、自主映画でも、DVDでも、この多くの評価をみて「知らないでいてはいけない」という強い思いが湧き上がってビンビン伝わってくるように感じられました。正直、まだ本を読んでおらず、映画もこれから見るので、私からは伝える言葉はこの映画に関してはまだありません。
ですが、「沖縄」「福島」に象徴されるような、私たちがそこに起きた事実を見過ごしたら、将来の日本に大きな禍根を残す事実があること。それだけは、私には2011年以来、痛いほど分かって来ました。だから、絶対に目をそらさない。学んでいこうと思っています。過去から学ばない人間に未来はない。同じ過ちを犯す。ミャンマーで、どうして自分と同じ国民を、自分の給料はその人たちの税金から出ているはずなのに、どうしてそんな国民を国軍兵士が銃で撃って殺せるのか。ミャンマーの報道をみていると、疑問に胸が張り裂ける思いです。どうして、人間が人間を殺せるのか! この「沖縄スパイ戦史」は、沖縄の闘いで何が起こっていたのかを、たくさんの証言の声に耳を傾け記録しているようだ。amazonでの本の評価も圧倒的に五ツ星に近い。
なぜ、この本がマスコミやテレビで騒がれなかったのか。私が知らないだけだったのか? あなたは、ご存知でしたか? それも考えながら、私は映画を見てみようと思います。この圧倒的な、高評価を信頼して、この三上智恵さんの力で沖縄戦で何があったのか、教えてもらいませんか?私は、この監督の映画を気づけば2本すでに見てきましたので、この賞を与えた多くの人々の声も合わさり、心から評価を信頼しています。
私は絶対に忘れない。「沖縄」と「福島」を! 戦争の過ちと、原発事故の過ちの取り返しが付かないことを身に沁みて感じているから。繰り返さないためには、絶対に過去を忘れず、そこから学び取っていかなければいけない。人間は愚かで、同じ事を繰り返してしまう。
ミャンマーで、香港で、中国で、北朝鮮で、ロシアで、もちろん日本でも・・・世界のあちこちで起きている不条理の数々。それを自分に火の粉が降りかかるまで他人事とみていては、遅い!手遅れになる!