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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

2021年4月の惑星

2021-04-01 09:13:53 | 惑星・天体ニュース

   いやいや、早くも季節は春たけなわ。もう4月になりました。ということは、もう2021年も4分の1が過ぎてしまったということのようです。さて、それでは、今月も惑星のご案内前に、前回の月の巡りのおさらいから。

   

    結構、2月中旬から3月にかけての月の巡りもよく見えていたと言えますが、3月1日にアップした2月の巡り、2月1日にアップした1月の巡り、元旦にアップした12月の巡り が、3ヶ月連続で軽く「3段構えのラインナップ!(脅威の晴天続き)」だったことから考えると、これは少ないくらいに思えてしまいます。というのも、下弦の月以降が何とも寂しい。勿論、雨もなくては自然の大いなる恵み。うっかり「天気に恵まれませんでした」と書き始めたものの、そんな言い方はできません。

    そして、火星がプレアデス星団や冬の星座と共に快晴の時には楽しませてくれたものの、惑星たちが未明の空に行ってしまい、寝坊の「夕方惑星観察派」の私としては、それにつけても、先月はやや楽しみが少なかった気もします。では、気を取り直して、今月の惑星です。

   水星:ひとこと。見られません。水星はタダでさえ小さくて見づらいので・・・残念ですが、諦めましょう。

   金星:去年の明けの明星として未明に輝いていた金星がそろそろ夕方の空に戻ってきます。といっても、まだ、焦らない、焦らない。これから年末にかけて、嫌というほど夕方で1番星となってみられますから。まあ、5月6月からかなぁ~~~。

   火星:ちょっと地球から遠ざかり寂しげ。大接近とかの勢いがないので、写真映えもイマイチ。でも、肉眼で見つけられます。4月17日に月と火星が接近。その前後の日も月のそばに赤い星が見えたら火星と思っていいのですが、ココに国立天文台が見え方をアップしてくれています。でも、この図で期待を膨らませ過ぎると予想より暗い星と思われてしまうかもです。でも、冬の星座のそばですから、たくさんの星が見えるので月だけでなく、この前後は他の星も火星と一緒に忘れずに楽しみましょう。

   木星・土星:何だか、去年からどんどん接近してとうとう前後を入れ替わって、今もなお並んでペアで行動している「木星・土星」。今は、未明の空でこんなようすです。木星・土星はこのブログを見て下さっている方はご存知のように木星がとても明るいので木星をみつけ、土星をそばにみつけるのはとても簡単で、夜空で私たちをずっと楽しませてくれました。ところが、朝に移動してからは、朝寝坊の私にはほとんど逢えていません。まだ、見えても低い空だということもありますが、朝がこれから明るくなるのがどんどん早まります。5時前、いやもっと早く起きないとみられない・・・となると、普通の早起きの方もなかなか楽しみづらい状況へ(嘆)

   というわけで、今月、私のお薦めは6日、7日、8日の3日間です!

    

    上の国立天文台の美しい画像をご覧下さい。これなら何だか無理しても起きてみたくなりませんか?

    お月様大好きな私も、お月様と逢うために、この期間だけは5時でも起きます!!!

    と言うわけで、今月も惑星は月がそばに寄った時に月と一緒に楽しむ。そんなことになりそうです。

    昨日から今朝、雲がいっぱいでお月様には逢えませんでした。今日の月の出は、22:14。どんどん月の出が遅くなっています。我が家では23時を過ぎてやっと月が見えて来る感じです。夜更かしして月に会うか、早寝して翌朝の出会いにかけるか・・・そんな「朝のお月見への移行期」に入って来ました。

    明朝8:27(関東)まで沈まないので、満月すぎの存在感いっぱいの月は快晴の青空なら見つけられる十分みつかるはず。これからしばらくは、夜更けと朝のお月見を一緒に楽しみましょう。    

   

   

   

   

コメント
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