先週の金曜日で私塾の夏期講習会が終了した。日中の厳しい暑さは依然として続いているものの、いつの間にか蝉時雨は止み、代わって虫の音が聞こえている。
翌土曜日、三柱神社の秋季例大祭「おくんち」の打ち合わせ会に出席した。またいくつかの新たな喜びに出会えた今年の夏が過ぎ去ろうとしている。
昨日、お姉ちゃん天使のさりちゃんから葉書が届いた。そこには、おじいちゃんとおばあちゃんとゆきちゃんとくーちゃんの顔が描かれてあった。さらに緑色のクーピーペンシルで何やら記してあった。さりちゃんのお母さんの注釈によると、おじいちゃんとさりちゃんはおうちでちゃんとお勉強していますと言いながらそれを書いていたという。
8月の夏真っ盛りの頃、3歳を前に、さりちゃんは1人でおじいちゃんとおばあちゃんの家に2泊もした。夜になりお母さんが恋しくなったさりちゃんは、教室で塾生に見守られながら私に抱っこされたまま眠りについたものだった。おそらくは、その時のことを思い出していたのだろう。
さりちゃんと女房どのと私は、この夏大冒険をした。