27日・水曜日、午前中はまだ高速道の一部の区間が通行止めになってはいるものの、土曜日からの寒波は峠を越えたとの情報に、比較的海沿いを走る糸島から唐津を経由する道路を通って帰ることにした。
朝、自転車で研究室に向かうくるみさんを見送った後、近くの「ナガタパン」で朝食をとった。ここも「筥崎とろろ」同様、町屋をそのまま使った店だ。求めたパンを店内で食べられるようになっている。
女房どの共々、ミックスサンドを求め、サービスのコーヒーと一緒にトレイに載せ2階への階段を上り、目と鼻の先の筥崎宮を眺めながら出来立てのサンドイッチを頬張った。
ナガタパンを出た後、せっかくだからと筥崎宮へ参拝に上がった。
筥崎宮でお参りを済ませ、気持ちもすっきりしたところで、いよいよ久しぶりのわが家へと159を走らせた。
西九州道がかなり延伸している。唐津までは雪害の名残もなく、快適なドライブが出来た。ところが、北波多・南波多に入ると路肩にはまだかなりの残雪が見られ緊張を強いられた。
しかし、伊万里に入ると普段と全く変わりなく走行ができた。ただし、問題は国見峠だ。
ネットの情報では国見峠はチェーン規制中だった。だが、車内の温度計では外気温が7,5℃もある。すでに通れるようになっているかもしれない。行ける所まで行ってみようと上り始めた。
しかし中腹辺りまで来たところで、前方に軽乗用車とトラックが続けて停止しているのが認められた。
わだちの部分は雪が解けてアスファルトが見えているのだが、路肩と道路中央部には積雪がある。頂上近くの橋を渡らなければならないことを考えるとこれ以上進むのは危険だと判断してそこでUターンすることにした。
国見への登坂路の始まるところまで戻り、右折して西有田を回り、佐世保を通って佐々に出るつもりだったが、三河内インターまで来ると50㎞の速度制限がかかっているものの高速道に乗ることが出来た。
結局、福岡から3時間かけて我が家へ無事到着することが出来た。
無事、帰宅した旨をグループラインで報告すると、代表して有紀さんから「長い滞在になったね。おつかれさまでした。」と返ってきた。
有意義な「生活発表会」参観であった。